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皐の母は未婚の母だった。容姿が淡麗だったため、反物名家である古瀬家の旦那様と愛人関係となり、本妻が子を成さないまま亡き後、自然と本妻となった。2人の間には娘も生まれ、母に似ていない皐は可愛がられなかった。
しかし、欧米文化の流入から家の経営が傾き、皐は老舗料亭の女中として奉公に出される(体のいい口減らし)。だが、料亭が謎の火事で消失。自身も謎の体調不良に。路頭に迷った彼女はたまたま通り掛かった小さな神社で雨宿りをしようとした。
そして、あまりの空腹に社にお供えされていた草団子を食べようとしたときに「腹を壊すぞ、この罰当たり」と後ろから声を掛けられる。
後ろを振り返ると和装で銀髪のイケメンが立っていた。
☆あやかしでヤクザな冷徹男 白露×家なし仕事なしのどん底元令嬢 皐。
最初はまったく人間味のなかった白露が、次第に人間の皐のために行動しはじめて……。
「白露様。白露様の式神は私が危険なときしか動いてくれないのではなかったのですか?」
文字数 8,767
最終更新日 2025.02.05
登録日 2025.01.29
低身長男子の佐藤 虎太郎は見せかけのヤンキーである。可愛いと言われる自分にいつもコンプレックスを感じていた。
そんなある日、虎太郎は道端で白杖を持って困っている高身長男子、西 瑛二を助ける。
瑛二はいままで見たことがないくらい綺麗な顔をした男子だった。
「ねえ虎太郎、君は宝物を手に入れたらどうする? ……俺はね、わざと手放してしまうかもしれない」
俺はこの言葉の意味を全然分かっていなかった。
これは盲目の高校生と見せかけのヤンキーがじれじれ友情からじれじれ恋愛をしていく物語
勘違いされやすい冷徹高身長ヤンキーとお姫様気質な低身長弱視男子の恋もあり
文字数 96,101
最終更新日 2025.01.24
登録日 2025.01.16
高校時代、響には三重野という憧れの爽やか天然王子様がいた。一度は告白しようと思ったが、彼に嫌われたくない響は卒業時に埋めるタイムカプセルの中に彼への想いを綴った自分宛ての手紙を入れた。
十年後、そんなことは忘れていてタイムカプセルなんてどうでも良いか、と思っていた響だったが、開封式が始まったあとに中の手紙の内容を思い出し、急いでタイムカプセルを見に走る。
学校に着くと同級生たちは各々の手紙を手にしていたが、タイムカプセルの中に響の手紙は残っておらず、何故か見知らぬ男が彼の手紙を読んでおり、その近くには好きだった三重野の姿があった。
男は三重野の会社の先輩で、宇佐神と言った。彼は響に「この手紙、三重野くんに渡そうか」と脅し、響との接点を無理矢理作る。
果たして、やることなすことサイコパスな宇佐神の本当の目的とは……?
「響くん、僕は君のためなら死ねるよ」
「その愛、純粋で綺麗で重たくていいなあ」
出会いは最悪、だけど……
文字数 94,708
最終更新日 2025.01.24
登録日 2025.01.16
ここは天使と悪魔のお金持ち名門校
聖天魔学園
人間界に位置し、数人の人間たちが
彼らに混ざって勉学に励んでいる
人間たちには一つの特典が与えられていて
天使と悪魔に中等部の三年間
人間だとバレなければ
高等部卒業までの学費が免除される
人間の貧乏少女である白鳥 雪は家族と将来のために
高等部まで無償で卒業したい
全校生徒に教えられているヒントは一つだけ
『人間は女子生徒の中にいる』
天使と悪魔側は人間を見つけたら成績UP
人間側は正体を隠すためなら何をしてもOK
そのために雪が選んだ策とは
……地味な男装をすることだった
「関わりたくないのに
私が生徒会を守る親衛隊隊長ってどういうこと!?」
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無愛想×最強
†東条 晩
toujyou bann
悪魔組1年 生徒会長
「……お前の秘密、俺が絶対に守ってやる」
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ヤンチャ×世話焼き
†京極 闇
kyougoku yami
悪魔組1年 生徒会副会長
「親衛隊なのにオレに守られてどうすんだよ、バーカ」
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爽やか×王子様
†西園寺 光
saionnji hikaru
天使組1年 生徒会書記
「君は僕のお気に入りだからね、離す気はないよ」
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可愛い×腹黒
†伊集院 灯
ijyuuinn akari
天使組1年 生徒会補佐
「ボクが可愛い? キミのほうが可愛いよ」
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意地悪×ミステリアス×年上
†加賀美 炎
kagami homura
悪魔組 教師
「犯罪だってか?
俺に人間界のルールを押しつけられてもな」
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文字数 54,419
最終更新日 2024.08.30
登録日 2024.07.31
中学二年生になったとある日の夕方、主人公Aの双子の姉が川で亡くなる。警察は自殺だと言った。心の整理がつかず、一ヶ月ほど経ってから川に花を手向けにいくA、そこで彼女はとある男の子に「Aちゃん」と名前を呼ばれる。彼は自分をAの姉だと言った。姉が通っていた中学の制服を着るイケメンな彼はどう見ても姉とは違うのにAと姉しか知らないことを知っていて、一つのお願いをしてくる。それには大切な理由があった。
明日、後悔した君は私とさよならをする
それが今日だ
主人公の恋はいまここで終わる
「好きだよ。だから、フってよ中川くん」
私は笑って、そう言った
本当に、本当に好きだった
でも、これでいいんだ
文字数 56,379
最終更新日 2024.08.30
登録日 2024.07.30
私はこの生きづらい世界の中で僕の居場所を探した。
心は男、でも身体は女。穂花は本当の自分を隠して世間の普通に紛れるように高校生活を送っていた。しかし、ある時、不良である高校の同級生、光に罰ゲームで告白される。これは自分を揶揄った罰……、穂花は光に自分の秘密を共有する。光は穂花の話を聞き、真剣に友達になってほしいと言った。光も母親から酷い扱いを受けており、自分の居場所を探していたのだった。これは二人の高校生の葛藤と成長、そして、友情の物語。
文字数 31,140
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.07.30
文字数 43,980
最終更新日 2020.03.28
登録日 2020.03.16
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