【完結】もう一度君に蒼空を見せたい〜奴隷オークションで高額な処女地下オメガを買ってしまったので借金返済に追われています〜

夜曲

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永遠の誓い

SS.細長い棒の日2♪*(オメガ視点)

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 ※蒼空が言う“櫂さん”は、ベータ男の事です。ベータ男は慰謝料を貰った後に勇樹に本名を名乗っていて、二人きりの時にはその名前で呼び合っているのですが、勇樹以外には本名を教えていません。
 多分本物の櫂に対する嫌がらせの一種で自分の名前は櫂だと相変わらず言い張るので、蒼空は“櫂さん”と呼ぶことにした様です。呼び方が紛らわしくてすみません。

 また、正吾がブジーを本当に使われてしまう事は無いので、そこは安心してお読みくだされば幸いです。
 私はあんあん言っている筋肉隆々のアルファ受けも好みなんですが…そちらは闇BLの蒼空の父(本物の櫂)の方で書くことにします。

 ――――――――――ーーー

 長短太細様々な棒を見ながら、僕はどれを正吾さんに使おうかなぁ~とワクワクと吟味していた。医療用樹脂でできたそれは色も赤青緑と色々あるし、模様も様々でちょっと可愛い。見ているだけでも楽しくなる。

 これらをアルファに使って勇樹を翻弄している『アルファ翻弄の大先輩』の“櫂さん”が言うには、最初は細いのから慣れさせて、それからだんだんと太いものに代えていくと良いらしい。

 じゃあ、一番最初は尿道に何か入ってくる事に慣れさせるためにこのつるつるの細いヤツで…。二番目は快楽を植え付ける為にこの雫が繋がっている形になっているやつで、ここも気持ちが良い所なんだと教え込んで…。そして最後はこのふっといスパイラル状の突起が付いているやつで、いっぱいシコシコして正吾さんをあひんあひん言わせてみようかな。
 よしっ!この順番でいこう!
 ふふふふふ。楽しいな~。


 僕は、使おうとしている順番にその細長い棒たちを並べ、消毒を開始した。


 僕に両手を手錠で拘束されている正吾さんの方から、強い視線を感じる。
 へへへへ~。今更怖がっても遅いんだからな。手錠で手を拘束したら、もう逃げられないでしょ?
 今日は、今日こそは正吾さんを翻弄して、あんあん言わせてやるんだ!フン!僕は鼻息荒く、手で拳を握り締めた。


 前回は間違えて勇樹に相談してしまったのは間違いだった。だって、勇樹はアルファだもの。同じアルファである正吾さんをどうこうしたいっていう僕の事を応援してくれるわけもなく、良く解らないアドバイスで終わっちゃったんだもの。しかもそれを実際に正吾さんにやってみたら逆襲されちゃって、全然ダメだったし。

 でも、今回は実際にアルファを組み伏せてあんあん言わせている大先輩、“櫂さん”直伝の作戦だ!絶対に上手く行く。

『アルファは力が強いから、俺達ベータやオメガじゃ例え上に乗ったって押さえつけるのは無理だろ?だからまずは道具を使って拘束するんだ。縄は縛るのが難しいから、手錠がおすすめだな。』

 さすが“櫂さん”のアドバイスは的確だ。しかも、持ってないだろうからやるよ。と拘束用の手錠までくれた。

 実際に今正吾さんは僕をこんな強い視線で射ながらも、手が動かないから僕を止める事が出来ていない。順調順調~♪

 消毒も終わったし、いよいよ実践!と僕は一番最初の細めの棒を手にして正吾さんに近づいた。

「しょうご、いつもしょうごっさ…。しょうごが僕の事を気持ちよくしてくれるから、今日はお返しに、僕がすっごく気持ちよくしてあげるね。」

 主導権を握るには、まずは名前の呼び方からだ。時々間違えてしまうが、ちゃんと呼び捨てに出来ているぞ。
 これから僕が目にするであろう正吾さんの痴態を想像して、ついニコニコにこにことしてしまう。


 正吾さんの口にキスをして、怖くないよ大丈夫だよと緊張をほぐしてあげる。いつも正吾さんが僕にしてくれている事だ。これはかなり効果があると身をもって実証済みだ。

『これをアルファに入れる時には、お尻がアルファの顔側になる様にアルファの身体の上に乗って、動けない様にしてから入れた方が良いよ。足側に乗ってもアルファの強力な腹筋と脚だと持ち上げられちゃって意味がないから、胴体に乗るのがミソだ。これを使っている時にむやみに動くと怪我をするからね。』

 はい!さすが先輩です!
 僕は正吾さんのウエストを跨いで座り、恐怖に縮こまっているだろう正吾さんのものに手を掛けた。

 う~ん。でも僕のお尻が正吾さんのお腹の上に乗っちゃったら重くないかな。ちょっと体重を調整した方が良いかな。お尻を少しフリフリする様な形で、正吾さんを抑える位置と体重を調整する。すると、僕はまだ何もしていないのに正吾さんの立派なものが立ち上がった。


 あーー最初は萎えている方が入れやすいって“櫂さん”が言ってたのに。僕、まだなんにもしてないのになんで勃っちゃったんだろう。えーーこれ、どうやったら小さくなるんだろう。えーーどうしよう。

 しかも、僕が今持っているやつじゃ、正吾さんの大きさに合わなくないかな。だって、この長大なものの一番奥まで入れないと意味がないわけで…。

 僕は手にした棒と正吾さんの逸物を比べてみた。ダメだっ!長さが全然足りない!
 もっと長いものは無かっただろうかと思い、チェストに目をやった所でこちらを凝視している正吾さんと目が合った。

 あっ正吾さんが、どう猛な肉食獣の顔をしている。目が…目が怖い。今は手錠で手を拘束していて、しかも僕がお腹の上に乗っていて、全く身動き取れないはずなのに。なぜか僕の方が今にも食べられそうになっているんじゃないかと錯覚してしまう。これが、獲物を前にしたアルファの目だろうか。

「えっとぉ。ちょっと待ってね。もっと長いのが無いか探してみるから。あと、これ勃っちゃってるの、どうにかして納めて欲しいんだけど…。じゃないと入れた時に痛いかもしれないから。」

「じゃあ、一回出させてくれるかい?
 この通り、両手が塞がってしまっているから、蒼空が手伝ってくれると嬉しいな。」


 怖いほどの笑顔で紡がれたその正吾さんの言葉に、僕は素直に確かに!と思った。一回出せばきっと収まるよね。そして、正吾さんは今動けないから、僕が出してあげなきゃねっ!


 僕は正吾さんの上に乗ったまんま、正吾さんの逸物を可愛がることにした。
 長さが足りなかった棒を一旦横に置き、正吾さんの立派なものを両手で上下に擦ってみたり、ぺろぺろと舐めてみたり、口に含んでみたり。でも大きすぎてすぐに顎が疲れてしまう。
 どうやったら正吾さんのこれを出してあげられるだろうかと一生懸命考えていると…。突然、お尻を鷲掴みにされて驚く。

 えっ!正吾さんの手は手錠で拘束したはず。一体だれが僕のお尻を!?と驚いてみてみると、正吾さんが僕のお尻を鷲掴みにして揉んでいた。

「え!あれ?手錠は!?」
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