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第一章
*閨辞典
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「解った。服も全部は脱がさないから。少しずらすだけ。
ね? ほんとに少しだけ」
あれよあれよという間にお尻が出る分だけ陽向の下履きが下にずらされて、いつの間に取り出したのだろう。ネオの大きなものが股の間を行ったり来たりしはじめた。身長差から会陰を下から上に押される形での素股だ。迂闊に動いたら、うっかりお尻に入ってしまうかもしれない。
いや、この大きさのものが、ほぐしもしてないでうっかりお尻に入ることはないと知ってはいるのだが、陽向が身じろぎすることで角度が変わり、後孔をかすると変な声が出そうになってしまう。
「いやっんっ」
今まで、正常位でのみ素股をしていたのでネオからは気づかれにくい位置にあった後孔の存在。それがこの機会にネオに露見し、男同士ならここに入れることができるのではないかとネオに発見されてしまうのが陽向は怖かった。ネオは無駄に察しが良いのだ。
いくらネオが優しくとも、陽向を傷つけようと思っていなくとも、かのこれが凶器であることに違いはない。若さゆえの情熱と猪突猛進さとうっかりの三段コラボで、傷つけられたら堪ったものではない。
陽向がひたすらに『野外では感じまい』と、木に縋り付きながらも会陰から前立腺を押される刺激に耐えていると、ネオのいたずらな手が前衣を割り滑りこんできた。
「ひゃっ」
まだ一人暮らしを始めたばかりの頃、自分でピンクローターで開発してみた時には、うんともすんとも言わなかった胸の突起。それが今や、ネオの絶えまぬ開発により、敏感な反応を示すボタンになりつつあった。
「あっあっあっあぁっ」
その感度の研ぎ澄まされたボタンを押される度に、陽向の腰が前後にへこへこと揺れた。
これは陽向の胸から発せられる電気信号が四肢に伝わることによるただの神経反射なのだが、まるで陽向が積極的に動いているかのような反応は、ネオを大いに喜ばせた。
正常位での素股で陽向が動く余地はないが、立ちバックなら陽向の方から動いてくれる。まるで相思相愛に思える行為に、ネオは一層興奮した。
「こうか?」
「いやんっ♡んっ」
左手では胸の突起を摘まんだり、引っ張ったり、爪で引っかいたりといたずらをしながら、右手で陽向の下あごを掬い、舌を割り込ませて狭い口中を嬲る。
びくんびくんと勝手に跳ねる腰に、『これじゃあ僕が野外で誘ってるみたいじゃないか』と陽向の方も気が付き、顔が――頭が茹で上がっていく。これほどまでに嫌という言葉が説得力を失っている状況もなかなかないだろう。自ら腰をへこへこさせておいて、一体何が嫌なのだろうか。
実際、口の中を大きな舌で侵され、胸の突起を絶え間なく緩急つけて刺激され、ネオの長大なものが陽向の会陰から亀頭の下までを摺り上げると。陽向ののぼせた頭では、一度に押し寄せてくる様々な箇所の刺激の奔流が処理できなくなってきた。
更に、ネオの大きな手が耳にかかり、意図せず陽向の性感帯を刺激してくる。陽向の頭はパンク寸前だった。
「んんっ! んっ」
果たして頭に血がのぼっているのか、股間に血を取られて血流が悪くなって何も考えられなくなっているのか。解らないが、ただ、陽向の思考力がだんだんと奪われていっていることだけは確かだった。
陽向は自らお尻を突き出して、ネオの長大なものが敏感な亀頭の下にもっとしっかりと当たる様に調整したが、それでも足りない。
『あぁっもっとしてほしい。もっと決定的な刺激が欲しい。イキたいっ!』
一度茹だった頭では、秋の森の冷たい空気でも、陽向に冷静さを取り戻させることはできなかった。
そして、とうとう。正常位でネオに見つめられながらでは恥ずかしくて手が出せなかった自らの中心に陽向は恐る恐る手を這わせた。
最初は手筒を作り、そこに自身の小さめの中心を入れるだけで良かった。ネオの手技による胸への刺激で引き起こされる陽向のへこへことした腰の動きが、陽向の秘芯を刺激した。
やがてそれだけでは足りなくなり、恥も外聞も捨てて積極的に手筒を動かす頃になって、ネオもその動きに気が付いた。
『そうか。ヒナタのここも可愛がってあげたらいいのか』
コロンブスの卵に気が付いてしまった。
ネオの大きくて温かい手が加勢すると、敏感な陽向の秘芯はあっという間に爆ぜた。だが、素股では少々刺激が劣るネオの方はなかなか達せない。
一度達して敏感になった亀頭の下をネオの長大なペニスで刺激され、陽向のへこへことした腰は、より一層まるで永久機関かの様にへこへことした。
「あぁっあっ! あっあっ! もう、だめ~~~~~~!!!」
陽向の渾身の叫びをBGMに。
その日、ネオの閨辞典にまた新たなテクニックが追加された。
一つ、立ちバックで乳首をいじると陽向が自ら動いてくれること。
一つ、陽向の秘芯を扱きながら素股をすると陽向がいつになく大声で啼くこと。
一つ、陽向がイってからも更に素股と秘芯への刺激を続けると、涙を流しながら腰を動かして喜んでくれること。
一つ、陽向を三回以上射精させると、最後に精液でない何かが噴き出ること。である。
これで陽向は今後は夜だけでなく、今までごまかしてきた朝昼の射精も回避不可能になったことだろう。快楽に負け、一時の気の迷いで支払った代償はあまりにも大きかった。
ね? ほんとに少しだけ」
あれよあれよという間にお尻が出る分だけ陽向の下履きが下にずらされて、いつの間に取り出したのだろう。ネオの大きなものが股の間を行ったり来たりしはじめた。身長差から会陰を下から上に押される形での素股だ。迂闊に動いたら、うっかりお尻に入ってしまうかもしれない。
いや、この大きさのものが、ほぐしもしてないでうっかりお尻に入ることはないと知ってはいるのだが、陽向が身じろぎすることで角度が変わり、後孔をかすると変な声が出そうになってしまう。
「いやっんっ」
今まで、正常位でのみ素股をしていたのでネオからは気づかれにくい位置にあった後孔の存在。それがこの機会にネオに露見し、男同士ならここに入れることができるのではないかとネオに発見されてしまうのが陽向は怖かった。ネオは無駄に察しが良いのだ。
いくらネオが優しくとも、陽向を傷つけようと思っていなくとも、かのこれが凶器であることに違いはない。若さゆえの情熱と猪突猛進さとうっかりの三段コラボで、傷つけられたら堪ったものではない。
陽向がひたすらに『野外では感じまい』と、木に縋り付きながらも会陰から前立腺を押される刺激に耐えていると、ネオのいたずらな手が前衣を割り滑りこんできた。
「ひゃっ」
まだ一人暮らしを始めたばかりの頃、自分でピンクローターで開発してみた時には、うんともすんとも言わなかった胸の突起。それが今や、ネオの絶えまぬ開発により、敏感な反応を示すボタンになりつつあった。
「あっあっあっあぁっ」
その感度の研ぎ澄まされたボタンを押される度に、陽向の腰が前後にへこへこと揺れた。
これは陽向の胸から発せられる電気信号が四肢に伝わることによるただの神経反射なのだが、まるで陽向が積極的に動いているかのような反応は、ネオを大いに喜ばせた。
正常位での素股で陽向が動く余地はないが、立ちバックなら陽向の方から動いてくれる。まるで相思相愛に思える行為に、ネオは一層興奮した。
「こうか?」
「いやんっ♡んっ」
左手では胸の突起を摘まんだり、引っ張ったり、爪で引っかいたりといたずらをしながら、右手で陽向の下あごを掬い、舌を割り込ませて狭い口中を嬲る。
びくんびくんと勝手に跳ねる腰に、『これじゃあ僕が野外で誘ってるみたいじゃないか』と陽向の方も気が付き、顔が――頭が茹で上がっていく。これほどまでに嫌という言葉が説得力を失っている状況もなかなかないだろう。自ら腰をへこへこさせておいて、一体何が嫌なのだろうか。
実際、口の中を大きな舌で侵され、胸の突起を絶え間なく緩急つけて刺激され、ネオの長大なものが陽向の会陰から亀頭の下までを摺り上げると。陽向ののぼせた頭では、一度に押し寄せてくる様々な箇所の刺激の奔流が処理できなくなってきた。
更に、ネオの大きな手が耳にかかり、意図せず陽向の性感帯を刺激してくる。陽向の頭はパンク寸前だった。
「んんっ! んっ」
果たして頭に血がのぼっているのか、股間に血を取られて血流が悪くなって何も考えられなくなっているのか。解らないが、ただ、陽向の思考力がだんだんと奪われていっていることだけは確かだった。
陽向は自らお尻を突き出して、ネオの長大なものが敏感な亀頭の下にもっとしっかりと当たる様に調整したが、それでも足りない。
『あぁっもっとしてほしい。もっと決定的な刺激が欲しい。イキたいっ!』
一度茹だった頭では、秋の森の冷たい空気でも、陽向に冷静さを取り戻させることはできなかった。
そして、とうとう。正常位でネオに見つめられながらでは恥ずかしくて手が出せなかった自らの中心に陽向は恐る恐る手を這わせた。
最初は手筒を作り、そこに自身の小さめの中心を入れるだけで良かった。ネオの手技による胸への刺激で引き起こされる陽向のへこへことした腰の動きが、陽向の秘芯を刺激した。
やがてそれだけでは足りなくなり、恥も外聞も捨てて積極的に手筒を動かす頃になって、ネオもその動きに気が付いた。
『そうか。ヒナタのここも可愛がってあげたらいいのか』
コロンブスの卵に気が付いてしまった。
ネオの大きくて温かい手が加勢すると、敏感な陽向の秘芯はあっという間に爆ぜた。だが、素股では少々刺激が劣るネオの方はなかなか達せない。
一度達して敏感になった亀頭の下をネオの長大なペニスで刺激され、陽向のへこへことした腰は、より一層まるで永久機関かの様にへこへことした。
「あぁっあっ! あっあっ! もう、だめ~~~~~~!!!」
陽向の渾身の叫びをBGMに。
その日、ネオの閨辞典にまた新たなテクニックが追加された。
一つ、立ちバックで乳首をいじると陽向が自ら動いてくれること。
一つ、陽向の秘芯を扱きながら素股をすると陽向がいつになく大声で啼くこと。
一つ、陽向がイってからも更に素股と秘芯への刺激を続けると、涙を流しながら腰を動かして喜んでくれること。
一つ、陽向を三回以上射精させると、最後に精液でない何かが噴き出ること。である。
これで陽向は今後は夜だけでなく、今までごまかしてきた朝昼の射精も回避不可能になったことだろう。快楽に負け、一時の気の迷いで支払った代償はあまりにも大きかった。
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