【完結】会社をクビになったら異世界で追放魔術師に性処理係として拾われました

夜曲

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第一章

*開花

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「ありがとうっじゃあ、動くよ」
 言い切るが早いか。ネオがまた動きだす。今度は先ほどよりも大きなストロークだった。

 陽向の泣き顔かわいい顔を見てしまい、自分が陽向にこんな顔をさせたことが、ネオはたまらなくうれしかった。そう。ネオのドSが開花した瞬間である。

 素股の時も容赦なく陽向の秘筒を追い詰めていたネオのことだ。もとよりそのはあったのだが……。さきほどのぐしゃぐしゃになった陽向の顔を見て、本格的に目覚めてしまったらしい。
 あぁ……陽向の今後の無事が祈られる。

「これはっヒナタの願いっだから。俺がイクまでっ付き合ってもらうね」
 ネオがにっこりと笑ったその顔が、言いようもなく怖く思えるのは、なぜだろう。いつもきれいで優しいと思っていたオレンジの瞳が、まるで獰猛な肉食獣のそれに見えるのは、なぜだろう。
 陽向は背筋をぞぞぞっと駆け上がった危機感を抑え込んで、それでも最愛の恋人に微笑みかけた。

「愛してる」

 途端に降ってきた激しいキスに、更に絶え絶えになりながら。陽向は自分の身体の主導権を手放した。


 一度痙攣した筒内は、先ほどまでよりもフィット感が強まっていた。ネオはその感触を存分に楽しみ、陽向の乱れ狂うさまを恍惚とした表情で見ながら、迷いなく腰を動かす。

『あぁ……世の中にはこんなに気持ちがよくて、楽しいことがまだあっただなんて』

 一緒にいると自ら新しい扉を次々と開いてくれる陽向が愛おしい。短期間でこれほど新しいことを学べたのだから、ずっと離宮に閉じ込められ、閨教育も受けていなかった自分が知らないことはもっとたくさんあるに違いない。次街に出た時には、閨の書を探さねばなるまいなとネオは思った。

「はぁっはっはっはっ」

 最初は大きく声を上げて反応していた陽向が、やがてもう声が出ないほど弱り、室内にネオの吐く息の声のみが響き渡るようになったころ。

「うっ! はぁっふぅ~~」

 ネオの男らしい声と共に、陽向の快楽の責め苦はやっと終わりを告げた。それを見届けてようやく。意思の力のみで保っていた意識を陽向は安心して手放した。


 ここで、一つ良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースは、二回出したことにより、陽向の身体の中の敏感な膨らみはだいぶ小さくなっており、それにより先ほどよりも前立腺に当たる強さが弱まることを陽向が発見したことだ。そして悪いニュースは……吐精することによってその敏感な膨らみがなくなったことをネオに悟られたことが挙げられるだろう。なぜならば、ネオはその敏感な膨らみをかすめるときに陽向がひと際高い声を上げることに気が付いており、明日はその膨らみを探し出して念入りに攻めてみたら、陽向はどんな顔をするのかなと計画しているのだから。
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