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猫遊戯
猫遊戯(ねこじゃらし)3
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瀾が部屋を出ると、また難しい顔をして先程の事を考えていた。
編入の手続きの妨害…。
確かに先程、瀾に言った通り、編入の一つや二つどうと言う事ではないのだが。
一体、誰が何の為に…。
ピリリリリ…ピリリリリ…
途端に乙の携帯が鳴る。
「誰だ?」
乙は携帯を手に取ると、受話ボタンを押し電話に出た。
「Hi, is this Kinoto? It's me, Rialein.」
(もしもし乙?私よ、リアレイン)
電話の相手は聞き覚えのある声だった。
乙が答える。
「Ria? What's the matter?
It's rare to have a call from you.」
(リア?どうした?
お前から電話してくるなんて珍しいなぁ)
「You went back to Japan after you fascinated me without a notice...
You're such a play boy...」
(貴方、急に日本に帰るんですもの
私を魅了しておいて放っておくなんて…
クス…いけない人)
リアと名乗った少女は、まるで弄ぶようにクスクスと笑う。
乙は『ふぅ』とため息をつく。
すると、リアは日本語で楽しそうに話し始めた。
「今、日本に来てイルの。
日本語も勉強したのよ♪」
「…んで、何しに来たんだ?」
「乙に逢いによ」
「…本気で言っているのか…?」
「冗談よ。旅行に来たの。
でも、乙に逢いたいのは嘘じゃないわ」
「…ほぅ」
「それとも日本には、もう可愛いペットの子猫ちゃんでも出来たのかしら?」
乙は不適な笑みを浮かべ、静かにこう答えた。
「OK!すぐ行ってやるよ」
バイクに股がり、エンジンをかけると颯爽と走りだした。
待ち合わせ場所につき、リアの前にバイクが停まる。
「Kinoto…」
「Hi.」
リアは、駆け寄り乙の腕にしがみ付いてきた。
フワリと香水の匂いが鼻をくすぐった。
乙は黙ってヘルメットを渡すとリアは、それを被りバイクの後ろに乗ると嬉しそうに乙の腰に腕を回す。
二人を乗せたバイクは街へ消えていく。
一通り買い物に付き合い、リアの泊まるホテルへ。
部屋に入るなり、リアは乙の唇を求めた。
乙の首に腕を回し、ゆっくり背伸びをすると乙の唇に触れる。
「Kinoto…」
「……」
潤んだ瞳は、絶えず乙を求める。
乙をベッドに誘導し、乙がベッドに腰を下ろすとリアは、乙の膝に股がり再びキスをすると乙を押し倒した。
クールなポーカーフェイスで、見つめられるだけでリアの躰は熱をおび始める。
しばらく逢わなくとも躰は感覚を忘れないものなのだろう。
胸の高鳴りと躰の熱はリンクし、これからの二人の時間をカウントダウンするようだった。
編入の手続きの妨害…。
確かに先程、瀾に言った通り、編入の一つや二つどうと言う事ではないのだが。
一体、誰が何の為に…。
ピリリリリ…ピリリリリ…
途端に乙の携帯が鳴る。
「誰だ?」
乙は携帯を手に取ると、受話ボタンを押し電話に出た。
「Hi, is this Kinoto? It's me, Rialein.」
(もしもし乙?私よ、リアレイン)
電話の相手は聞き覚えのある声だった。
乙が答える。
「Ria? What's the matter?
It's rare to have a call from you.」
(リア?どうした?
お前から電話してくるなんて珍しいなぁ)
「You went back to Japan after you fascinated me without a notice...
You're such a play boy...」
(貴方、急に日本に帰るんですもの
私を魅了しておいて放っておくなんて…
クス…いけない人)
リアと名乗った少女は、まるで弄ぶようにクスクスと笑う。
乙は『ふぅ』とため息をつく。
すると、リアは日本語で楽しそうに話し始めた。
「今、日本に来てイルの。
日本語も勉強したのよ♪」
「…んで、何しに来たんだ?」
「乙に逢いによ」
「…本気で言っているのか…?」
「冗談よ。旅行に来たの。
でも、乙に逢いたいのは嘘じゃないわ」
「…ほぅ」
「それとも日本には、もう可愛いペットの子猫ちゃんでも出来たのかしら?」
乙は不適な笑みを浮かべ、静かにこう答えた。
「OK!すぐ行ってやるよ」
バイクに股がり、エンジンをかけると颯爽と走りだした。
待ち合わせ場所につき、リアの前にバイクが停まる。
「Kinoto…」
「Hi.」
リアは、駆け寄り乙の腕にしがみ付いてきた。
フワリと香水の匂いが鼻をくすぐった。
乙は黙ってヘルメットを渡すとリアは、それを被りバイクの後ろに乗ると嬉しそうに乙の腰に腕を回す。
二人を乗せたバイクは街へ消えていく。
一通り買い物に付き合い、リアの泊まるホテルへ。
部屋に入るなり、リアは乙の唇を求めた。
乙の首に腕を回し、ゆっくり背伸びをすると乙の唇に触れる。
「Kinoto…」
「……」
潤んだ瞳は、絶えず乙を求める。
乙をベッドに誘導し、乙がベッドに腰を下ろすとリアは、乙の膝に股がり再びキスをすると乙を押し倒した。
クールなポーカーフェイスで、見つめられるだけでリアの躰は熱をおび始める。
しばらく逢わなくとも躰は感覚を忘れないものなのだろう。
胸の高鳴りと躰の熱はリンクし、これからの二人の時間をカウントダウンするようだった。
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