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DOLLオークション
DOLLオークション2
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── 一方、夜も更けた頃、とある屋敷のホールには、明かりも少なく、仮面をつけた来客達がこれから行われるショーを待ちきれないかのように騒めいていた。
そんな来客を一瞬で静めたのは、ステージの一筋のライトだった。
「大変長らくお待たせいたしました。
ただ今よりDOLLオークションを始めます。
先ずはこちらになります!!」
仮面を着けた司会者が次々と紹介していく。
「さぁ、お待たせいたしました。
本日のメインDOLLをご紹介いたしましょう」
スポットライトが付きステージの左側が明るくなると、ソファーに横たわり薔薇のつたが身体を伝っている妖艶な少女が照らされた。
そう、それは別館にいたもう一人の少女だった。
「容姿は勿論の事、あらゆる快楽を調教され、どんな要望も受け入れられる完成品でごさいます。
…そして、もう一品」
司会の声に右側が照らされると、そこには大きな鳥籠の中で座った瀾が披露された。
2人の少女に思わず、観客からため息にも似た歓声があがる。
「こちらも容姿はさる事ながら純真無垢で経験も浅い、主の思いのままに色を染められる新作でございます。
要望を全て受け入れるDOLLか、
自分色に調教自在なDOLLか、
どちらも今回の目玉商品です!!
さぁ、Price!!」
司会者の声が止まると観客達は、一斉に落札のサインを送る。
2人のDOLLの好感度と値段は、ほぼ互角だった。
長きにわたる時を経て、やがて2人の落札が決まりDOLLオークションは閉会した。
「……」
会場の片隅にいた若々しいある貴婦人は、DOLLオークションが閉会するのを見届けると観客が会場を後にする前に、席を立ち静かにブロンドの髪を揺らし会場を後にした。
瀾を落札したのは、名のある富豪の主人だった。
しかし、この主人はあまり良い噂をきいたことがない人物だった。
己の欲の為には金と手段に糸目を付けず、ずる賢く。
ちまたでは【ハイエナ男爵】と呼ばれていたのだった。
数日後…
瀾は、内々には内密にハイエナ男爵の屋敷に届けられた…。
※1)小説『アールグレイの月夜 ー双子の妹・輝李編ー』
賞〔傀儡姫〕とリンク
そんな来客を一瞬で静めたのは、ステージの一筋のライトだった。
「大変長らくお待たせいたしました。
ただ今よりDOLLオークションを始めます。
先ずはこちらになります!!」
仮面を着けた司会者が次々と紹介していく。
「さぁ、お待たせいたしました。
本日のメインDOLLをご紹介いたしましょう」
スポットライトが付きステージの左側が明るくなると、ソファーに横たわり薔薇のつたが身体を伝っている妖艶な少女が照らされた。
そう、それは別館にいたもう一人の少女だった。
「容姿は勿論の事、あらゆる快楽を調教され、どんな要望も受け入れられる完成品でごさいます。
…そして、もう一品」
司会の声に右側が照らされると、そこには大きな鳥籠の中で座った瀾が披露された。
2人の少女に思わず、観客からため息にも似た歓声があがる。
「こちらも容姿はさる事ながら純真無垢で経験も浅い、主の思いのままに色を染められる新作でございます。
要望を全て受け入れるDOLLか、
自分色に調教自在なDOLLか、
どちらも今回の目玉商品です!!
さぁ、Price!!」
司会者の声が止まると観客達は、一斉に落札のサインを送る。
2人のDOLLの好感度と値段は、ほぼ互角だった。
長きにわたる時を経て、やがて2人の落札が決まりDOLLオークションは閉会した。
「……」
会場の片隅にいた若々しいある貴婦人は、DOLLオークションが閉会するのを見届けると観客が会場を後にする前に、席を立ち静かにブロンドの髪を揺らし会場を後にした。
瀾を落札したのは、名のある富豪の主人だった。
しかし、この主人はあまり良い噂をきいたことがない人物だった。
己の欲の為には金と手段に糸目を付けず、ずる賢く。
ちまたでは【ハイエナ男爵】と呼ばれていたのだった。
数日後…
瀾は、内々には内密にハイエナ男爵の屋敷に届けられた…。
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