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さあ、旅に出掛けましょ♡
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凛は急激にお腹が空いてきました。
この見たこともない美しい果物、お味はいかが…
美しい果実を手に取ります。光の加減でレモン色の果実は時折銀色に輝きました。思わずほお、と感嘆の息が漏れます。宝石にも似た美しい果実は柔らかく、すこし爪の先を引っ掛けるとすぐに瑞々しい果肉が顔を出しました。皮が向けるとより強く甘い香りが漂います。
ごくりと喉を鳴らしました。引き寄せられるように口元へ持っていき、凛は思わず一口齧りました。
クラクラするほど甘い香りに反して甘酸っぱく瑞々しい果実は、思いのほか乾いていた喉にするりと溶けていきました。透明の果汁が凛の華奢な指を濡らしたので、あかい舌を伸ばして舐め取ります。ちいさな舌が果汁を掬うたび、凛の喉はどんどん乾いていきました。一口、また一口…凛は貪るように果実を齧り、気が付けば種と皮だけを残して全て凛の腹へと収まったのでした。
食べれば食べるほど喉が乾いて仕方がありません。凛は次にあかい果実を手に取りました。てっきり林檎かと思っていましたが、手に取った果実は触れるだけで形が変わってしまうほど柔らかく、こちらは煮詰めたはちみつのように甘い香りがします。指の間を流れる果実もはちみつのように金色でとろとろと流れていきました。舌で掬ってみると、とろりと濃厚でありながらも案外あっさりしています。凛は果実が崩れてしまう前に急いで皮を剥きました。あかい実の皮を剥くと、中からは雪のように白い果実が顔を出しました。とろりとした果実が止めどなく凛の指を濡らし、乾いた喉を誘います。
凛は躊躇いなく果実を齧りました。
あっという間に皮と種を残して、凛はうっとりと息を吐きました。
「ああ…美味しかった。おなかもいっぱい」
満足した凛は口の端に付いた果汁を舌で舐め取って、そうしてまた蓮が待つ南に向かって足を踏み出しました。
しかし、歩けど歩けど景色が変わっている気がしません。まるで同じところをぐるぐる歩いているような…
急に怖くなってきました。蓮には道は一本だけだからと教わりました。確かに歩けそうな道は一本だけです。でも…さっきもこの鮮やかなお花の横に、黄緑色の果物が落ちていたような気がします。おかしな蔦が木に絡みつき、真四角を作っているなーとさっきも思ったばかりです。手のひらの半分ほどしかないトカゲみたいな動物も、うさぎの穴みたいな木の影も、確かに見た記憶があります。ネコジャラシみたいな雑草が塀のようになって揺れているのも知っています。嘘みたいにあかいキノコの大群もさっき見ました。小柄な凛の背丈ほどのキノコで、ちょっと怖いと思ったから、間違いではありません。
背中がぞわりと冷えました。小走りになり、ついには走り出しますが、やっぱり景色は変わりません。ネコジャラシが頭を垂れて走り抜ける凛の頬を撫でました。見た目に反して猫の毛ほどの柔らかさで、ふわふわの部分が40センチほどもあります。初めに見た時は、柔らかくて触ると気持ちよくて、それに猫の尻尾みたいでかわいいなと思っていましたが、だんだん不気味に見えてきてしまいました。
走れど走れど景色は変わりません。巨大なあかいキノコが樹液のようなものをとろとろと零して道を汚し、おびただしいほどの瘤を作る長い蔦は凛の走る道の邪魔をし、緑色のトカゲみたいな動物はちいさな舌を出しています。まるで森全体が凛を嘲笑っているかのようです。
ぜいぜいと息を切らせて走る道の右側に、赤い屋根のお家が見えました。
誰かいるかもしれません。凛は縋る思いでそちらに向かって走りました。
赤い屋根の家までの道はあのネコジャラシみたいな草が生い茂り、怖々と歩く凛の頬や髪を撫でていきます。夢のように柔らかな太ももにも絡まったり、白くて細い首を掠めたり、まるで意志を持って凛の柔肌を撫でているようでした。成長途中のちいさな肩をさわさわと撫で、儚い鎖骨をそろりと撫であげる植物に、凛はなんだかおかしな感覚を覚え始めました。心做しか息も上がっているようですが、凛は走ったせいだと思い込むことにしました。そうでなければ、太ももを撫でていくネコジャラシに、おかしな声が漏れるはずがないのです。頬に流れる汗を拭い、凛はただまっすぐに家を目指しました。
茂みを抜けると広いお庭が広がっていました。
柔らかな芝に置かれたベッドよりも大きなテーブル、ひとつも揃ってない椅子、ティーセットとケーキやお菓子。ケーキはどれも食べかけで、毒々しい色をしています。大きなテーブルの真ん中には、凛がさっき貪ったあかい果実と黄色い果実が山のように置かれていました。
背もたれが半分に割れてしまった椅子に、背の高い帽子を被って欠けたティーカップでお茶を飲んでる男の人がひとり。それも椅子にお行儀よく座っているというのにステッキを振り回しています。言うなれば、異様でした。
帰り道は知らないかもしれませんが、方向くらいなら知っているかもしれない。凛はバクバクする心臓を抑えて声を掛けました。
「あのぅ…」
ひとりでお茶会をしていた男性は、凛に一瞥もくれずに笑いました。
「おやおやアリス。迷子かな」
決して悪い人には見えませんでしたが、凛はびくりと体を震わせました。その単語にいい思い出がありません。凛の頭にはあの不気味な双子が過ぎりました。凛は慌てて首を振りました。
「いいえ!あたし、アリスじゃないです。凛と言います」
「へぇ。まぁ名前なんてなんでもいいさ。それよりきみは果実を口にしたね?」
「え?」
男性は飲んでいたティーカップを放り投げました。ティーカップは予想通り空中で弧を描き、地面に落ちて痛々しい音を奏でました。
可哀想なティーカップを全く無視した男性は勢いよく椅子から立ち上がると、ステッキを振り回してテーブルの上に乗りました。踊るような仕草を見せ、テーブルの上に山ほど置いてあったあかい果実に、容赦なくステッキをずぶりと刺しました。たちまち甘い香りが立ち込めて、男性はにやりと笑いました。
「あまーい匂いをぷんぷんさせてるよ。ふふっ悪い子だねアリス。あの果実は…」
クスクスと意味も分からず笑い出す男性に恐怖して一歩下がります。しかし何故か足に力が入らず、尻もちをついてしまいました。
「痺れるでしょう。あれは女を引き出す魔法の果実…おいしかったかい?あまかったかい?」
くすくすくすくす。
男性がテーブルから飛び降り、背の高い帽子を投げ捨てました。
笑いながら一歩ずつ、確実に近付いて来ますが、足どころか体の力がどんどん抜けていって立ち上がることができません。ただただ体を震わせました。
「おやおやおやおやまるで可哀想な子ウサギのようだねぇアリス。怖いことなどなにもないよ。さあこっちへおいで」
「いやぁっ離して!」
腕を取られ、ずるずると引きずられながらテーブルの傍へと引っ張られていきます。真っ白いワンピースは草で擦れて汚れてしまいました。
「お茶会には甘いお菓子が必要だよ。そうは思わないかいアリス?」
「やっ…なにするの…」
「怖いことなどなにもないと言っただろう。さあお茶会の続きをしようじゃないか」
細身の体のどこにそんな力があるのかと聞きたいほどに、軽々と凛の体を持ち上げてテーブルに横たわらせました。指先がじんじんと痺れ、眠る直前のように体が動きません。
「さあてアリス。オイシイお菓子作りには、下ごしらえが必要だよね?そう思わない?」
男性はひとりでおかしそうに喋り続けます。凛は逃げようと試みましたが、体は全く言うことを聞きません。指先を動かすことも叶いませんでした。
なすがまま、ワンピースは首元まですっかり捲り上げられてしましました。人前で肌など見せたことなどない凛は、恥ずかしくて泣きそうです。
そんなことお構いなしでテーブルの上に立って笑う帽子の男性は、ご機嫌にはちみつのようなものを凛の体にとろとろとかけました。
「ふああっやっ…なにっ…」
「あったかいでしょう?気持ちいいでしょう?果実の甘い蜜は催淫効果絶大だよ!さあアリス、かわいい声を聞かせてねぇ」
ミルクポットに入った暖かい粘着質の液体を、高い所からとろとろと。真っ白い凛の体は瞬く間に金色の液体に染まっていきました。
幼気な胸の双丘へと落とされたそれは、僅かな傾斜を滑ってテーブルへ流れていきます。粘着質な液体はじっくりと肌を滑り、凛は腰を捩りましたが思う様に体が動きません。とろとろと落ちる液体は、ついに凛の可愛らしい乳首をとらえました。高い所から落とされるそれは、緩く叩かれているような感覚で、そんなことをされたのは初めてです。戸惑い、くすぐったくて、でも体は言うことを聞きません。美しいソプラノが庭に響きました。
「ああアリス。なんてかわいい声を出すの。もっと聞かせて」
「あっんん!やめっ…!」
「やめないよ。だってアリス、きみはとっても悦んでるよね」
「ちがっ…!」
うっとりと目を細め、顔を覗き込みます。凛は顔を背けようとしましたが、それすらも叶いませんでした。
「こーんなに顔を真っ赤にして。涙がとっても似合うね。息も上がってすっかり欲情してる女の顔だ」
恥ずかしくて泣きたくて、全く抵抗できないことが悔しくて。ぼろぼろと涙が耳の横を通り過ぎていきました。しかし絶対に声を上げて泣くものかと、凛は唇を噛みました。
「ああかわいい。いじめがいがあるよアリス。さて、食べ物は柔らかいほうが美味しいっていうのは世界の常識だよねぇ。肉を柔らかくする方法は?」
舌なめずりをする男性に、凛は恐怖しかありません。やめて、離して。目で必死に訴えますが、男性は細めるばかり。
「揉むのがいちばん」
高いところから落とされるとろとろの液体は、快楽という感情をまだ知らない凛にも心地よいものでした。舌なめずりを隠そうともしないその男性は、凛に覆い被さるように膝を付きました。ごつごつした両手がまだ幼い双丘に伸び、無遠慮に鷲掴みます。はちみつのような金色の液をたっぷり落とされた柔らかな乳房はごつごつした男の手によって簡単に形を変えていきました。時にぎゅむりと力いっぱい掴まれますが、滑って逃げていき、そうして段々と熱を持ち始めます。ぬるぬると滑るちいさな丘は、硬いパン生地でも捏ねるように乱暴に揉みしだかれました。
「どうだい?気持ちいいでしょう」
「わ、かんなっああっ」
「ふふっ、とってもかわいらしいねぇ。乳首が天を向いてるよ。ピンク色のかわいい乳首だねぇおいしそうだねぇ」
「ああっやっそんなとこっ!」
「きもちいいねぇ?アリスのろり乳首、すっごくかわいいねぇ」
「あっ!あっ!」
体はもうずっと前から痺れているけれど、頭まで痺れていくような感覚に、凛は戸惑いを隠せません。胸の先を摘ままれ、滑って逃げてまた摘ままれて、その度に体に電気が走るようです。無骨な人差し指と中指の股にかわいらしい乳首を挟み込まれ、ごちゅごちゅと粘着質な音を立てて揉みしだかれる乳房に、凛の足の間からはとろりと熱いものが伝いました。
「あはは!見てよアリス。甘い匂いに釣られて来たみたいだよぉ」
何かが草の上を這っているような音が響きましたが、どうにも頭がぼんやりしていて、きちんと認識することができません。
「ああアリス。催淫効果は抜群みたいだねぇ。この果汁、とっても気持ちいいでしょう?果実の効果は絶大!ああよかったねぇ気持ちいいねぇ?アリスのまんこからいい匂いがするよぉ~」
しゅるりしゅるりと音を立てて何かが近付いて来ますが、顔を向けることも逃げることもできません。
「おいしい蜜を飲みたいんだってさ!ああっ言ってる傍から!」
「あああっやだぁなにこれ!やっ!やっ!」
蛇のような生き物。体は真っ白く、ぼこぼこと突起がたくさんついていて、なんの容赦もなしに凛の体を這い始めました。それも、数はたくさん。にゅるりにゅるりと体を這うおぞましい感覚に凛はついに耐えられなくなり、声を上げて泣きました。
しかし、どこかにあまさを含んだ泣き声です。凛は催淫効果のある果汁を無骨な男の手によってじっくりと肌に塗られ、散々なまでに快楽を引き出されて敏感になってしまったのです。
白蛇のぼこぼことした突起は柔らかく、肌を撫でながらじっくりと動き、長い舌が乳首を捕らえました。柔肌にたっぷりとかけられた果汁を残さず舐め取るように、薄い舌が体中を這います。一匹の白蛇が、ぱんぱんに勃起した凛のちいさな乳首を捕らえました。敏感な乳首をひと舐めされ、凛の足の間からはまたとろりと熱いものが流れます。流れた熱い蜜を、別の白蛇が長い舌を使って丁寧に舐め取りました。また別の白蛇は、反対側の乳首を捉えます。長い舌でぎりぎりと勃起乳首を締め上げて、ちゅこちゅこと音を立てて扱きます。薄い舌が両方の乳首に絡まる感覚に、凛はどうしていいのかわからず、只管にあまいソプラノを響かせました。
その間にも首筋から腰から、じっくりと蛇が撫で上げます。
「あはは!かわいいよぉアリス!気持ちいいね?乳首気持ちいいね?」
「やらあっああっあ!とってぇ!やめてぇ!」
「嘘だよねぇ。ほうら、乳首がこんなに勃起してるじゃないか。かわいい顔してとってもいやらしいねぇ?かわいらしい勃起乳首をもっと扱いてもらいなよ」
「あああっ!そんなっ!あああっ!」
ちゅこちゅこちゅこちゅこ。人におっぱいを見られることすら初めてなのに、乳首を扱かれるなんて考えたこともありませんでした。しかし催淫効果は本当に絶大なようで、幼気な体にもはっきりと快楽が見えています。ぷっくりと勃起した乳首に、真っ赤な蛇の舌が絡まって、果汁を絡ませて扱くそれは止まりそうにありません。
「アリス…ここもこんなにとろとろだ。ここには果汁をかけてないのにおかしいねぇ?」
「ああっ!」
男性は凛の足を無理矢理開かせると、手にしたステッキで、色が変わったクロッチ部分を突きました。
「あっ!あっぅぅ!」
「きもちいいかい?こんな風にクリトリスをぐりぐりするのはどうだい?
「やあああ!なにそこ!やめてぇ!やらああああ!」
「ああ、怖がらなくても大丈夫だよ。とっても気持ちいいでしょう。もっと気持ちよくなっていいんだよぉ…ぐりぐりしてあげるから」
「はああっああっ!やっああ!あああ!!」
勃起乳首は白蛇によって扱かれ、ショーツの中で必死に主張を見せる幼気なクリトリスをステッキによって無慈悲にほじられます。凛の足の間からは泉のように愛液が溢れました。それを見逃す白蛇ではありません。我先に舐め取ろうと、凛の足の間に白蛇が群がりました。ちゅこちゅこちゅこちゅこ。グリグリグリグリグリグリ。ぺろぺろぺろぺろぺろぺろ。卑猥な不協和音が凛のかわいらしい悲鳴を引き出します。
一匹の白蛇が終ぞショーツの中に潜り込みました。
「ひっ…!?やめっやあぁっあんっああ!」
まだ毛の一本も生えていない、嘘みたいに柔らかな媚肉を縫い、白蛇の薄くて柔らかな舌が這いずり回りました。
普段は媚肉に隠れている隙間にも、白蛇の薄い舌が入り込み、どろどろに溶けた割れ目にも丁寧に舌を這わせます。果汁ではないどろどろの甘い愛液がべったりと付着した成長途中の薄いびらびらの裏も、距離が短い蟻の戸渡りにも、女の子の大切な穴の周りにも、おびただしい数の舌が無遠慮に這いまわります。
その間にも、ショーツの上からでもぷっくりと主張する可愛らしいクリトリスを、帽子の男はステッキでぐいぐいと押し込み、とんとんと叩き、捻じ込むようにぐりぐりと押し付けました。
蛇の舌は凛の幼気な下半身だけではありません。ビンビンに勃起した右側の乳首の根元をギリギリと舌で締め上げ、ひょっこりと顔を出したかわいらしい乳首の天辺を別の白蛇がぼこぼこの胴体で擦り上げます。左側には三匹の白蛇が集まりました。長い舌を鞭のようにして交互にぱしぱしと勃起乳首を叩き上げます。
「きゃああんっあっあ!やめっああっ!」
指の一本すら動かせない凛は、ただひたすらに喘ぎました。ちいさな体は痙攣し、連動して愛液の量を増やします。喜んだ白蛇はより激しく舌を動かし、男はステッキを振り下ろします。
「いやあああっっ!!ああっあんあああんんん!!!!」
攻撃は一向に止みません。凛のいじらしく必死に勃起したクリトリスは男のステッキでばしんばしんと叩かれ、おびただしい数の舌が媚肉をやさしく舐め上げ、乳首は左右ちがう責め方です。
こんなふうに三点攻めをされ、凛はもがくことも出来ずに嬌声を上げました。
──ぷしゅっ…
ショーツの隙間から液体が零れました。
「あはは!乳首攻めとクリ攻めでイってしまったんだねアリス!いいね最高だよ!!」
「ふあああっもっやめぇぇあああ!」
「最高!たまらない!…あはは、僕も久々に興奮してきたよ!ああアリス!なんておいしそうな匂い!たまらない!」
男は狂ったようにクリトリスを打ちました。初めて絶頂を知ったちいさな体はがくがくと痙攣し、限界を訴えています。慰めるようにショーツの中をやさしく舌が這い、乳首を限界まで締め上げていた舌は、今度はちゅこちゅこと粘着質な音を奏でながら扱き出しました。
「ああっやめてぇぇああっあっあっ!叩かないっれぇああああ!らめなのぉっおっぱいきもちいぃぃのぉぉ!!」
パンパンとステッキでクリトリスを叩かれ、二回目の絶頂を迎えました。イったばかりの凛の体は痙攣が止まらず、口からよだれが零れました。それでも三点責めは止みません。美しく不思議な森は、卑猥な不協和音が木霊しました。
凛が3度目の絶頂を迎えると、あまい愛液を腹いっぱい舐め取った白蛇は、凛の体から離れていきました。初めてのことなのに三度も絶頂し、混乱する凛を他所に、男は凛のびしょ濡れになったショーツを丁寧に脱がしました。
「さて…下ごしらえは完璧さ。ふふっとってもいい匂いになった…美味しそうな匂い…」
「も…やめて…」
すっかりかすれた声で弱弱しく懇願する凛を無視し、男は凛の両膝の裏にステッキを宛がいました。そのまま持ち上げると、自力では指の一本も動かすことができない凛は、されるがままに赤ん坊がおむつを替えてもらうような恥ずかしい恰好になってしまいます。
「やだっやだあああ見ないでぇぇぇ!!!」
こんな恥ずかしい場所を晒されたことなどありません。死にたくなるほど恥ずかしくて力の限り叫びました。
凛の必死の叫びに、男は耳を閉ざしました。それどころか、男は意気揚々と蜜が滴るその場所に顔を埋め、思い切り吸い上げました。
「あああああ!!!!」
「……んくっ…ああ、おいしい…なんてあまい…」
「やああっっなめっなめないでよぉぉ!あああっ!あああっ!」
蛇の薄くて柔らかくて、やさしい舌とは全く違います。ぬらぬらと舌を動かし、分厚い舌が無遠慮に凛の未発達な足の間を往復します。舌先をかたくして必死に勃起するちいさなクリトリスを弾き、溢れた愛液を思い切り吸い上げ、穴の周りを舐め回しました。無骨な指で媚肉を掴み上げると、皮を被ったちいさなクリトリスがひょっこりと顔を出します。今まで誰にも見られず、ひっそりと皮の中に隠れていたクリトリスが怯えるように震えていました。
「…あぁ…アリス…たまらないよ…」
うわ言のように呟く男は、真っ赤になってがちがちに勃起し、震えるクリトリスをぱくりと銜えました。
「ひあっ!やめっやあああ!!!!」
じゅるじゅると耳を塞ぎたくなるような音と、あまいソプラノが響きました。これ以上ない程に勃起したクリトリスは男によって更にきつく吸い出され、雀躍して愛液を噴射します。
そんなところを舐められ吸われ、まだ気持ちいいという感覚よりは意味が分からないといった凛はただただパニックになって叫びました。
でも体はしっかりと快楽を確実に刻み込まれていきます。もっと舐めて、もっと吸ってと言わんばかりに小さな穴が収縮して、クリトリスがこれ以上ないほどに勃起して震えていました。
「アリスのまんこすっごく小さい…入るのかな…」
「っっ~~~~!!!!」
いきなりの感覚に目を見開きました。
男の無骨な小指が、ちいさなおまんこにずぶずぶと入っていったのです。
どろどろに溶けた凛の穴は、男のふしくれだった小指を簡単に飲み込みました。
一度抜いて、そうして指にべっとりと付いた愛液を舌で舐めて見せます。
「ふふっおいしい。アリスのマン汁はやっぱり極上だよねぇ」
べろべろと小指を舐める男を見て、凛はもういっそ死にたいとさえ思いました。
こんな恥ずかしいこと、もう止めて…。
そう思っているのに、体は一切の刺激がなくなって寂しいと訴えていました。たった今指を入れられたところがきゅんきゅんと疼きます。勃起したクリトリスも、触ってほしくて泣いています。
「初めてだよねぇ?さすがに可哀想だから、さっきのを使おうね!」
「…?」
それはもういい笑顔で、男はどこからか、大きなシリンジを取り出して見せました。
「いああああっ!あああっ!」
「まだまだ。アリスのためさ。がんばって」
「もっあああ!やめぇぇぇあああっ!!」
シリンジに入った金色の熱い液体が、凛のぐしょぐしょに濡れそぼったおまんこに注入されていきます。
あの果汁をミルクポットごと温めたものでした。テーブルの上にあった果実は全てシリンジの中へ収められ、それでもまだミルクポットに半分くらい入っています。
全部入ったところで一旦引き抜きました。
「出てしまっては勿体ないからね。栓をしようね」
「ふあああああ!」
凛の意志とは関係なくびくんびくんと跳ねる体を男が無理矢理制し、卵型で紐付きの金属を凛の小さなおまんこに押し込みました。
それからティーカップに入った液体をシリンジへ吸引しました。
「今のはさっきと同じ、催淫効果のあるやつね。それからこれは…麻酔の効果がある花の蜜だよ…僕ってなんて優しいんだろうねぇ感謝してよアリス!」
「あああっ…あああっ…」
凛はもう男性の言葉が聞こえていないようです。お腹の奥に直接入った催淫剤のせいで、おまんこがびくびくと痙攣し、捻じ込まれた金属を奥深くまで咥え込もうとしています。
「あはは!処女のくせにこんなもの突っ込まれてヨガってるなんて!アリス!最高だよ!!!」
「あああああああっっッッ!!!」
奥深くに入った金属が、一気に引き抜かれました。
白目を剥いて絶叫する凛のそこは、何の液体かもはや分からないものが盛大に噴射されました。
そうして間を置かず、麻酔効果のある蜜を痙攣するおまんこへ一気に注入します。
それすら敏感になりすぎた凛の体は大喜びで、再び液体を噴射させ、男性の手をびしょびしょに濡らしました。
「あははははは!!!アリス!!!僕を受け入れるんだ!!!!」
「ぃぃあああああっっやああっあああっ!!らめぇええっああっやめっぬいてぇぇやめっああああああ!!!!」
熱くて太いものが一気に小さなおまんこの中へずっぷりと突き刺されました。
麻酔の効果があったせいか、痛みよりも快楽のほうが強い凛の体はがくがくと痙攣し、喉の奥から声を振り絞って絶叫しました。
細い腰をがっちりと掴み、がつがつと腰をぶつける男性の目も虚ろです。
もう何度男の体液をお腹の奥に注がれたのか分かりません。凛のおまんこの中へ大量に注入された催淫剤は、男にも直接影響していたせいで、絶倫となってしまったのです。
ミルクポットには、まだ半分もあの果汁が入っています。男は凛のちいさくて未熟なおまんこに、がちがちに怒張した太いペニスをずっぷりと奥に突き刺したまま、細いシリンジに果汁を吸わせました。
「はあっはあっアリスっ…かわいいアリス…」
男は手探りで、凛の小さなおしりの窄みを探り当てました。そうして遠慮という言葉を全く忘れてしまったかのように、シリンジごとずっぷりと奥まで突き刺しました。。
「あ"あ"あ"っ…あ"ぁぁぁ!!!!」
仰け反って叫ぶ凛の声に、男のペニスは更に嵩を増して凛を苦しめます。愛液で滑る凛の小さなおしりの窄まりは、細いシリンジを奥まで簡単に飲み込んでしまいました。焦点の合わない男は、凛の小さなおしりの奥まで入ったシリンジをぐっと押さえつけると、中の液体を一滴残らず一気に直腸へ注入しました。
小さな凛のおまんこには凶暴な肉棒をずっぷりと咥え込み、おしりの穴には催淫効果絶大の熱い果汁が一気に注がれ、凛の意識はぶつりと途絶えてしまいました。
「ああっ…アリス…これで最後だよ…ちゃんと受け止めてね…」
「もっらめあのっ…あああっ…ああっ…」
凛のほうはもう、獣のような声しかでません。もう何度目かもわからない、熱い液体がお腹の奥へ注がれ、漸く元気を失くしたペニスが凛の中から出ていきました。
「はぁっ…はぁっ…最高っ…アリス…ずっとここにいなよ…」
もう返事もできません。ぱっくりと開いたおまんこからは、白い液体がだらだらと流れていました。
どれくらい時間が経ったのでしょう。凛はベッドの上で目を覚ましました。
体を起こすとあちこち痛みます。腰もだるいし、お腹の奥がまだタポタポしています。部屋の中を見渡してみても、男性の姿はありませんでした。
体の痺れはもう残っていないようで、動かすことができました。
「早くここから逃げなきゃ…!」
軋む足を無理矢理動かして、急いでベッドから降り、一歩踏み出しました。
とろりと足の間に温かな液体が零れました。
それは大量に注がれた男性の精液でした。
「…っ…ひどい…こんなことって…」
泣き出したくなるのを堪えて、凛は怠い体に鞭打って無理矢理走り出しました。
太陽を目印にすればいいと、何故気が付かなかったのだろう。凛は数時間前の自分を呪いました。太陽は北へ行きません。だから方角的に南へ南へと進んでいたつもりでしたが、はたと足を止めました。
そういえば、おかしいのです。
凛はあの帽子の男にこっぴどく犯され、その後ベッドで眠っていました。多分、すごく深く眠っていたのです。だから蓮と約束をして小屋を出てから随分時間が経っているはずなのです。
それなのに、太陽の位置が全く変わっていませんでした。
「南って、こっちのはず…?赤い屋根の家を背中にして走ってきたから、あっているはず…
あれ、あのお家、見つけたときは右にあったっけ?それとも左…?」
さっと血の気が引きました。
もしかしたら今来た道は、南に向かっていないかもしれない…。
凛はへなへなとその場に座り込んでしまいました。
知らない場所で、迷子…
それも人を、蓮を待たせている…
凛はあの美しい男性──蓮の優しい眼差しを思い出しました。
一目で好きになったと、あの時はっきりと自覚をしたのです。だからこそ蓮を信用したいのです。きっと蓮は待っていてくれる…助けてくれると言っていた蓮を。蓮に、会いたい。凛の思いはひとつです。
そうは言っても進む方向が合っているのか、凛はすっかり自信を失くしてしまいました。どこかで誰かに会っても、またあの帽子の男性のような人だったらいやだし…と、凛は足を進めることが出来ません。
ふと茂みを見ると丁度休めそうな岩があったので、少し休むことにしました。
影になっていて、ひんやりと気持ちがいい岩の上で、大きく息を吐きました。鬱蒼と茂る森の木々がさざめき、火照った頬をやさしく撫でていきました。
ここは本当にどこだろう。どうしてみんな、あたしのことをアリスと呼ぶのだろう…
分からないことだらけです。
それに…
思わず膝を擦り合わせました。
あの帽子の男性と…
温かい粘着質な液体。
蛇に捏ねまわされた両の乳首。
足の間をステッキで刺激され、熱した果汁を直接、人の目が初めて触れた場所に注がれて…それも大量に…
「んっ…」
思い出すと体が火照ってしまうのを、いけないことと知りながらも止められません。
凛はワンピースの裾をきゅっと握りました。
初めてだったのに、知らない人だったのに。
──気持ちいいと思ってしまったのはきっと、あの可笑しな液体のせい…
とろりと蜜が溢れ下着が濡れるのを感じながら、凛は自分の胸に手を置きました。
蛇の舌は柔らかくて薄くて、それで…
「……いけない、こんなこと…。早く蓮のところに行かなきゃ…」
声に出して自分を制しますが、凛の手はまるで別の人に操られているようにワンピースの上から胸を弄ります。
慎ましい双丘は先ほど散々までに嬲られ、その感覚をはっきりと覚えていました。すぐに期待した乳首をが悦んで薄いワンピースの生地を持ち上げました。
「はあっ…ああ…」
自分で乳首を摘まみ上げ、捏ねまわし、熱い息を吐きます。無骨な男の手がこの柔らかな丘を無遠慮にこねまわし、白蛇の舌がぎっちりと締め上げ、ぼこぼこの胴体でごりごりと擦り上げられ…。凛の頭の中はその事でいっぱいです。ワンピースの下から一生懸命主張するちいさな乳首を摘み、きゅっと力を入れてみました。
「あっ…!」
お腹の奥がきゅんと疼きます。とろとろの愛液が腰掛けた岩に染み込んでいきました。
刹那、背後でがさりと音がしました。飛び跳ねんばかりに驚いた凛は慌てて振り返りました。
「……?」
そこにはさっきと変わらない景色があるばかりです。
ふと我に返った凛は、暴れる心臓を抑え込むようにワンピースを握り締めました。
こんな恥ずかしい所、誰かに見られては本当に死んでしまいたくなるかもしれない…
火照った頬を両手で包み、はしたないことを…と自己嫌悪に浸ったその瞬間。
「え?っっきゃああああ!!??」
何かに腕を掴まれたと思ったら、あっと言う間に万歳の形で拘束され、小さなその体は宙に浮いてしまいました。
「なにっ!?やだやめて!離して!」
足をブラブラさせて抵抗しましたが、その足すら捉えられてしまいました。
足に絡まったものを見ると、それは木のツタのようでした。
まるで意思を持ったかのようなそのツタは、凛の細い体にしゅるしゅると巻き付いて、抵抗を一切封じてしまいました。
そうしているうちに、にゅるりと粘着質な液体を纏った花が触手を伸ばしてくるのが視界に入ります。
「なにっ気持ち悪い!やめて!来ないで!」
艶やかな色の触手は何本も伸びてきて、凛の体に巻き付きます。
太さも長さもまちまちで、しかしどれもびっしょりと液体を纏っていました。
ふわふわのワンピースは簡単に捲り上げられ、自分で弄ったせいで勃起した乳首目掛けて触手が伸びます。
「やめて…ほんとにやめて…」
制止も空しく細い職種は、その長さを活かして乳首を撫で上げました。そろりそろりと長い時間を掛けて撫であげられる感覚に、凛は目を見開いて啼きました。細い首の周りにもしゅるしゅると蔦が絡みつき、しかし首を締めることはなく、べたべたの白い粘液を首に垂らしていきます。妙に暖かな粘液でした。甘い匂いもします。粘土が高く、首をじんわり温めているような気がして、凛は気持ち悪さに叫びました。
しかしここは森の中。叫んだところで助けなど来ません。蔦は粘液を肌に伸ばすように、凛の柔肌を執拗に撫でていきます。
何十とある細い蔦のうち半分くらいが凛の柔らかな太ももに絡みつきました。どれもこれもみな白い粘液を纏い、あたりは甘いにおいに包まれました。にちゃりにちゃりと音を立て、蔦はじっくりと凛の柔らかな太ももを締めていき、凛の足はだんだんと大きく開かされていきました。
「やめっ…やめてぇっ…!」
下着を履いていない凛は、幼気な割れ目がぱっくりと開いてしまうほど大股開きにさせられ、泣きながら必死に足を閉じようともがきます。しかし、一ミリだって閉じることはできません。それどころか愛液に濡れそぼる傾らかな媚肉が外気に晒され、熱を持ち始めたクリトリスがびくびくと震えていました。散々までに男の精液を注がれた秘密の穴からは、薄いはちみつ色の液体がだらだらと零れます。果汁と愛液、それから男の精子が混じりあった粘液が、凛の真っ赤に染った股の間からダラダラと零れ、あたりは異様なにおいが漂いました。
そんなことには構わず、にちゅにちゅと音を立てる一番太い蔦が凛の股に向かって来ました。太い蔦の先端には、何故か切れ目が入っています。
そりそりと乳首を撫でられ、頭がぼんやりしてきた凛は、思わず仰け反って叫びました。
「やあああっ!あついっ!やめてぇ!」
太い蔦の先端が限界まで開き、ぶしゃああ、と白い粘液が凛のおまんこに噴射され、凛は必死に身を捩りました。粘土の高い液体は凛のいじらしいおまんこから全然滴ってくれず、火傷をする手前くらいの温度を保ったままです。大股開きでは逃げ場もなく、謎の熱い液体がもう一度噴射されました。その粘液をじっくりと浸透させるように、細い蔦が動き出しました。
「あああんっああ!やああっ!ああ!ぁぁっやめっんんん!!」
にちゃりにちゃりにちゃりにちゃり…。柔肌を執拗に撫で付ける蔦はだんだんと形を変え、瘤が出来たり平たくなったり、大きく開かされたおまんこを擦り上げます。一メートルはあろうかと思われる平たい蔦は、凛の割れ目を的確に擦り上げて粘液を伸ばしていき、細い蔦や瘤つきのものは太ももや乳首にまで伸びていきました。
凛は自分では到底得ることができなかった激しい快楽に背中を反らせます。
にゅるにゅると好き勝手に滑り、鬱蒼とした森に猫の声が響きました。
それとは別の触手が背中からまわり、慎ましい胸の膨らみを強調するように絡みついて締め上げ、下から這ってきた触手は、柔らかくて細いふとももをじっくりと撫で上げて絡まりました。
「ああんんっ…あっやめっ…!」
すっかり快楽調教されてしまった乳首は、凛の心とは裏腹に、もっともっとと強請るように更に勃起します。応えるように触手が更に速度を上げて、糸のようなものを吐き出して勃起した乳首をきゅっと締め上げました。
「ふあああ!」
きゅん、きゅん、と引っ張られ、可愛らしい乳首が不自然に伸びます。
太い触手が喘ぐ凛の口へと無遠慮に入ってきました。
緩く回転したり、口の中をピストンしたりと好き勝手に暴れまわり、間を置かずして今度は口の中にあの熱い粘液を、これでもかと吐き出します。
いきなりの出来事に凛は思わずその液体を飲み込んでしまいました。
「う゛っげほっ…!はあっ…ああっ…はあっ…」
飲みきれなかったものを吐き出して、必死に酸素を取り込みます。
とても甘い、はちみつに砂糖を入れて煮詰めたような粘液でした。それから、飲み込んでしまった粘液は、胃までも熱くしてしまいました。
凛が必死に咳き込んでいると、凛の柔らかなおまんこをぞりぞりと擦り上げていた蔦がそっと離れていきました。
すると、いきなり刺激を失くしたおまんこが、突然激しく疼きだしました。
「いやあっ!なにこれっあああっあっやっ!」
一刻も早く、何でもいい!なにか!刺激を!
「やっああっ!おねがっ触ってっ!触ってよぉ!」
大きく開かせて固定された足の間からは甘い匂いを放って蜜がダラダラと滴り、クリトリスが痛い程勃起しています。
今の今まで激しくおまんこをすり上げていたあの平たい蔦は、死んでしまったかのように凛から離れた場所で止まっています。おまんこに二回も噴射された熱い粘液は、さすがにもう温度を無くしていました。
外気に晒されて一気に冷やされ、激しく疼きだしたそこには、一切の刺激がなくなってしまったのです。
さっきの蔦でもなんでもいいから、あたしのおまんこごりごりして!
凛の恥ずかしくて悲痛な叫びは、全く聞き入れてもらえません。相変わらず触手は乳首をきゅんきゅんとひっぱるばかり、太ももに絡まった細い触手はナメクジみたいな速度で撫で上げるだけ。
大きく開かせているので膝を擦り合わせることもできません。
お腹をびくびくと震わせて愛液をダラダラと零し、凛が泣き叫びました。
しゅるり…
細い触手が一本、首筋を撫で上げ、それから鎖骨へ下がってきました。
もしかして、気が狂いそうなほど疼いてるおまんこに…触ってもらえるのかも…!
期待に期待した足の間はもう大洪水です。腰を揺らし、舌を出して必死に願います。
ツタは臍を擽りました。
疑似セックスのように臍を擽り、窪みに入り込んでちゅこちゅこと音を立て、ピストンのような動きを見せました。
「ちがっ…もっと下…おねがいっおねがいぃっ!」
泣きながら懇願し、腰を振ります。
きゅんきゅんと引っ張っていたツタが、ぬめるあまりちゅぽんと外れました。
「ああああっ!」
いきなり捻り上げられたかのような両乳首に、頭の天辺から雷をうけたのかと思うほどの快楽でした。それでも臍の愛撫は止まりません。
ぐいぐいと入り込み、粘着質な音をわざと立て、煽りに煽って凛を焦らします。
「あっああああっも、おねがっ…おかしくなっ…おかしくなっちゃうっ…!!」
あのツタが欲しい。あの男性の、太くて硬いものがごつごつとお腹のおくを叩きつけたように、あれで…
もう頭がおかしくなりそうです。勃起したクリトリスが限界を訴え、おまんこはどくどくを脈打っているのが自分でもよくわかりました。だけどツタは臍から離れてくれません。
「おねがいぃぃっ!」
必死に懇願しました。
焦らしに焦らされ、涎を垂らして泣く凛の願いが漸く叶ったのは、二本のツタが前後から凛の割れ目を隙間なく渡り、ギリギリと締め上げてからでした。
「あ"あ"あ"ッ…やぁぁ"ぁ"っ!!!!」
バンザイのかたちで拘束され、太ももは大きく開かれてがっちりと固定されています。凛の股の間に細い蔦が二本食いこみ、その蔦は容赦なく上へ上へと凛の体ごと引き上げていきました。捩ることも逃げることも叶わないまま、凛はただ涎を垂らして喉を反らせ、餅のように柔らかな割れ目を締め上げられる苦しさに耐えなくてはなりません。どれだけ泣いても喚いても、蔦は全然緩めてくれず、びくびく震える勃起クリトリスを押しつぶしたまま、なんと前後運動を始めました。
「いやあああっやめっやめてぇぁぁあああ!!!!」
チチ、と可愛らしい囀りを零し、青い小鳥が飛び立って行きました。木々がさざめき、捲り上げられたままで何も纏わない凛の体を風がそっと撫でます。
ずちゅりずちゅりと耳を塞ぎたくなるような粘着質な音。前後から蔦が交差し、疼きに疼いたおまんこを擦り上げます。
凛の背中に玉の汗が浮かび、終ぞ叫びながら凛は絶頂を迎えました。
蔦は自分の出番が終わったとばかりにしゅるしゅると元の場所へ戻っていきます。ただし、それは凛のおまんこを容赦なく擦り上げた二本の蔦だけでした。
息付く間もなく今度は真珠のような突起を持った触手がうねうねと足の間を這い、割れ目にぎゅっと食い込みました。
「うそ…やめっ…そんなのでされたら……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」
ぞりぞりぞりぞり…と触手がおまんこを擦り上げました。
たった今絶頂させられた凛のおまんこは、ありえない刺激で簡単に二度目の絶頂を迎えました。目を見開いて絶叫する凛に構わず、ぞりぞりとおまんこを擦り上げます。真珠のような突起がクリトリスを引っ掻き、おまんこを引っ掻き、丸みを帯びていてよくぬめり、大股開きでがっちり拘束されて逃げ道は皆無です。気が遠くなるほどの長い長い往路、同じ時間の復路。一往復するたびに3度絶頂し、休む間もなく擦り上げられ、可哀想なことに、凛はイきっぱなしになってしまいました。
「おや…なかなか来ないなと思ってたら。こんなところで遊んでいたんだね、凛」
がさりと音を立てて茂みに入ってきた蓮は、その光景にあまり驚きもせずにくすくすと笑いました。
凛は蓮の言う通り、触手と“遊んで”いたのです。
海老反の形でがっちりと拘束され、口に太い触手を咥え込んで絶えず熱くて甘い粘液を直接喉に注がれ、乳首には細い触手が何本も絡みついて扱きあげていました。クリトリスには蛭ほどの大きさで、鰐のような細かい歯がたくさん付いた触手に噛まれ、引っ張られ捩じられ、好き放題にされています。小さなおまんこには細いツタを三本も咥え込み、ドリルのように回転したり、それぞれピストンをしたり、三本一気にお腹の奥を叩きつけていました。
小さなアナルは細いツタが1本、奥までずっぷりと刺さっています。ちょろちょろと白い液体が漏れているのが伺えたので、きっと口に絶えず注がれているあの粘液と同じものがお尻にも絶えず注がれているのだろうと容易く想像できました。証拠に、凛は細い体に似つかわず、お腹だけがぽっこりと出ていました。
蓮は凛に近付き、涙なのか触手の体液なのか分からないもので濡れそぼった頬に優しく触れました。
「ふふっ…かわいい。随分と良くしてもらっているんだね。良かったね凛。でもそろそろお腹がはち切れちゃうかもしれないから、助けてあげようね」
凛の目はもう、何も映していませんでした。
この見たこともない美しい果物、お味はいかが…
美しい果実を手に取ります。光の加減でレモン色の果実は時折銀色に輝きました。思わずほお、と感嘆の息が漏れます。宝石にも似た美しい果実は柔らかく、すこし爪の先を引っ掛けるとすぐに瑞々しい果肉が顔を出しました。皮が向けるとより強く甘い香りが漂います。
ごくりと喉を鳴らしました。引き寄せられるように口元へ持っていき、凛は思わず一口齧りました。
クラクラするほど甘い香りに反して甘酸っぱく瑞々しい果実は、思いのほか乾いていた喉にするりと溶けていきました。透明の果汁が凛の華奢な指を濡らしたので、あかい舌を伸ばして舐め取ります。ちいさな舌が果汁を掬うたび、凛の喉はどんどん乾いていきました。一口、また一口…凛は貪るように果実を齧り、気が付けば種と皮だけを残して全て凛の腹へと収まったのでした。
食べれば食べるほど喉が乾いて仕方がありません。凛は次にあかい果実を手に取りました。てっきり林檎かと思っていましたが、手に取った果実は触れるだけで形が変わってしまうほど柔らかく、こちらは煮詰めたはちみつのように甘い香りがします。指の間を流れる果実もはちみつのように金色でとろとろと流れていきました。舌で掬ってみると、とろりと濃厚でありながらも案外あっさりしています。凛は果実が崩れてしまう前に急いで皮を剥きました。あかい実の皮を剥くと、中からは雪のように白い果実が顔を出しました。とろりとした果実が止めどなく凛の指を濡らし、乾いた喉を誘います。
凛は躊躇いなく果実を齧りました。
あっという間に皮と種を残して、凛はうっとりと息を吐きました。
「ああ…美味しかった。おなかもいっぱい」
満足した凛は口の端に付いた果汁を舌で舐め取って、そうしてまた蓮が待つ南に向かって足を踏み出しました。
しかし、歩けど歩けど景色が変わっている気がしません。まるで同じところをぐるぐる歩いているような…
急に怖くなってきました。蓮には道は一本だけだからと教わりました。確かに歩けそうな道は一本だけです。でも…さっきもこの鮮やかなお花の横に、黄緑色の果物が落ちていたような気がします。おかしな蔦が木に絡みつき、真四角を作っているなーとさっきも思ったばかりです。手のひらの半分ほどしかないトカゲみたいな動物も、うさぎの穴みたいな木の影も、確かに見た記憶があります。ネコジャラシみたいな雑草が塀のようになって揺れているのも知っています。嘘みたいにあかいキノコの大群もさっき見ました。小柄な凛の背丈ほどのキノコで、ちょっと怖いと思ったから、間違いではありません。
背中がぞわりと冷えました。小走りになり、ついには走り出しますが、やっぱり景色は変わりません。ネコジャラシが頭を垂れて走り抜ける凛の頬を撫でました。見た目に反して猫の毛ほどの柔らかさで、ふわふわの部分が40センチほどもあります。初めに見た時は、柔らかくて触ると気持ちよくて、それに猫の尻尾みたいでかわいいなと思っていましたが、だんだん不気味に見えてきてしまいました。
走れど走れど景色は変わりません。巨大なあかいキノコが樹液のようなものをとろとろと零して道を汚し、おびただしいほどの瘤を作る長い蔦は凛の走る道の邪魔をし、緑色のトカゲみたいな動物はちいさな舌を出しています。まるで森全体が凛を嘲笑っているかのようです。
ぜいぜいと息を切らせて走る道の右側に、赤い屋根のお家が見えました。
誰かいるかもしれません。凛は縋る思いでそちらに向かって走りました。
赤い屋根の家までの道はあのネコジャラシみたいな草が生い茂り、怖々と歩く凛の頬や髪を撫でていきます。夢のように柔らかな太ももにも絡まったり、白くて細い首を掠めたり、まるで意志を持って凛の柔肌を撫でているようでした。成長途中のちいさな肩をさわさわと撫で、儚い鎖骨をそろりと撫であげる植物に、凛はなんだかおかしな感覚を覚え始めました。心做しか息も上がっているようですが、凛は走ったせいだと思い込むことにしました。そうでなければ、太ももを撫でていくネコジャラシに、おかしな声が漏れるはずがないのです。頬に流れる汗を拭い、凛はただまっすぐに家を目指しました。
茂みを抜けると広いお庭が広がっていました。
柔らかな芝に置かれたベッドよりも大きなテーブル、ひとつも揃ってない椅子、ティーセットとケーキやお菓子。ケーキはどれも食べかけで、毒々しい色をしています。大きなテーブルの真ん中には、凛がさっき貪ったあかい果実と黄色い果実が山のように置かれていました。
背もたれが半分に割れてしまった椅子に、背の高い帽子を被って欠けたティーカップでお茶を飲んでる男の人がひとり。それも椅子にお行儀よく座っているというのにステッキを振り回しています。言うなれば、異様でした。
帰り道は知らないかもしれませんが、方向くらいなら知っているかもしれない。凛はバクバクする心臓を抑えて声を掛けました。
「あのぅ…」
ひとりでお茶会をしていた男性は、凛に一瞥もくれずに笑いました。
「おやおやアリス。迷子かな」
決して悪い人には見えませんでしたが、凛はびくりと体を震わせました。その単語にいい思い出がありません。凛の頭にはあの不気味な双子が過ぎりました。凛は慌てて首を振りました。
「いいえ!あたし、アリスじゃないです。凛と言います」
「へぇ。まぁ名前なんてなんでもいいさ。それよりきみは果実を口にしたね?」
「え?」
男性は飲んでいたティーカップを放り投げました。ティーカップは予想通り空中で弧を描き、地面に落ちて痛々しい音を奏でました。
可哀想なティーカップを全く無視した男性は勢いよく椅子から立ち上がると、ステッキを振り回してテーブルの上に乗りました。踊るような仕草を見せ、テーブルの上に山ほど置いてあったあかい果実に、容赦なくステッキをずぶりと刺しました。たちまち甘い香りが立ち込めて、男性はにやりと笑いました。
「あまーい匂いをぷんぷんさせてるよ。ふふっ悪い子だねアリス。あの果実は…」
クスクスと意味も分からず笑い出す男性に恐怖して一歩下がります。しかし何故か足に力が入らず、尻もちをついてしまいました。
「痺れるでしょう。あれは女を引き出す魔法の果実…おいしかったかい?あまかったかい?」
くすくすくすくす。
男性がテーブルから飛び降り、背の高い帽子を投げ捨てました。
笑いながら一歩ずつ、確実に近付いて来ますが、足どころか体の力がどんどん抜けていって立ち上がることができません。ただただ体を震わせました。
「おやおやおやおやまるで可哀想な子ウサギのようだねぇアリス。怖いことなどなにもないよ。さあこっちへおいで」
「いやぁっ離して!」
腕を取られ、ずるずると引きずられながらテーブルの傍へと引っ張られていきます。真っ白いワンピースは草で擦れて汚れてしまいました。
「お茶会には甘いお菓子が必要だよ。そうは思わないかいアリス?」
「やっ…なにするの…」
「怖いことなどなにもないと言っただろう。さあお茶会の続きをしようじゃないか」
細身の体のどこにそんな力があるのかと聞きたいほどに、軽々と凛の体を持ち上げてテーブルに横たわらせました。指先がじんじんと痺れ、眠る直前のように体が動きません。
「さあてアリス。オイシイお菓子作りには、下ごしらえが必要だよね?そう思わない?」
男性はひとりでおかしそうに喋り続けます。凛は逃げようと試みましたが、体は全く言うことを聞きません。指先を動かすことも叶いませんでした。
なすがまま、ワンピースは首元まですっかり捲り上げられてしましました。人前で肌など見せたことなどない凛は、恥ずかしくて泣きそうです。
そんなことお構いなしでテーブルの上に立って笑う帽子の男性は、ご機嫌にはちみつのようなものを凛の体にとろとろとかけました。
「ふああっやっ…なにっ…」
「あったかいでしょう?気持ちいいでしょう?果実の甘い蜜は催淫効果絶大だよ!さあアリス、かわいい声を聞かせてねぇ」
ミルクポットに入った暖かい粘着質の液体を、高い所からとろとろと。真っ白い凛の体は瞬く間に金色の液体に染まっていきました。
幼気な胸の双丘へと落とされたそれは、僅かな傾斜を滑ってテーブルへ流れていきます。粘着質な液体はじっくりと肌を滑り、凛は腰を捩りましたが思う様に体が動きません。とろとろと落ちる液体は、ついに凛の可愛らしい乳首をとらえました。高い所から落とされるそれは、緩く叩かれているような感覚で、そんなことをされたのは初めてです。戸惑い、くすぐったくて、でも体は言うことを聞きません。美しいソプラノが庭に響きました。
「ああアリス。なんてかわいい声を出すの。もっと聞かせて」
「あっんん!やめっ…!」
「やめないよ。だってアリス、きみはとっても悦んでるよね」
「ちがっ…!」
うっとりと目を細め、顔を覗き込みます。凛は顔を背けようとしましたが、それすらも叶いませんでした。
「こーんなに顔を真っ赤にして。涙がとっても似合うね。息も上がってすっかり欲情してる女の顔だ」
恥ずかしくて泣きたくて、全く抵抗できないことが悔しくて。ぼろぼろと涙が耳の横を通り過ぎていきました。しかし絶対に声を上げて泣くものかと、凛は唇を噛みました。
「ああかわいい。いじめがいがあるよアリス。さて、食べ物は柔らかいほうが美味しいっていうのは世界の常識だよねぇ。肉を柔らかくする方法は?」
舌なめずりをする男性に、凛は恐怖しかありません。やめて、離して。目で必死に訴えますが、男性は細めるばかり。
「揉むのがいちばん」
高いところから落とされるとろとろの液体は、快楽という感情をまだ知らない凛にも心地よいものでした。舌なめずりを隠そうともしないその男性は、凛に覆い被さるように膝を付きました。ごつごつした両手がまだ幼い双丘に伸び、無遠慮に鷲掴みます。はちみつのような金色の液をたっぷり落とされた柔らかな乳房はごつごつした男の手によって簡単に形を変えていきました。時にぎゅむりと力いっぱい掴まれますが、滑って逃げていき、そうして段々と熱を持ち始めます。ぬるぬると滑るちいさな丘は、硬いパン生地でも捏ねるように乱暴に揉みしだかれました。
「どうだい?気持ちいいでしょう」
「わ、かんなっああっ」
「ふふっ、とってもかわいらしいねぇ。乳首が天を向いてるよ。ピンク色のかわいい乳首だねぇおいしそうだねぇ」
「ああっやっそんなとこっ!」
「きもちいいねぇ?アリスのろり乳首、すっごくかわいいねぇ」
「あっ!あっ!」
体はもうずっと前から痺れているけれど、頭まで痺れていくような感覚に、凛は戸惑いを隠せません。胸の先を摘ままれ、滑って逃げてまた摘ままれて、その度に体に電気が走るようです。無骨な人差し指と中指の股にかわいらしい乳首を挟み込まれ、ごちゅごちゅと粘着質な音を立てて揉みしだかれる乳房に、凛の足の間からはとろりと熱いものが伝いました。
「あはは!見てよアリス。甘い匂いに釣られて来たみたいだよぉ」
何かが草の上を這っているような音が響きましたが、どうにも頭がぼんやりしていて、きちんと認識することができません。
「ああアリス。催淫効果は抜群みたいだねぇ。この果汁、とっても気持ちいいでしょう?果実の効果は絶大!ああよかったねぇ気持ちいいねぇ?アリスのまんこからいい匂いがするよぉ~」
しゅるりしゅるりと音を立てて何かが近付いて来ますが、顔を向けることも逃げることもできません。
「おいしい蜜を飲みたいんだってさ!ああっ言ってる傍から!」
「あああっやだぁなにこれ!やっ!やっ!」
蛇のような生き物。体は真っ白く、ぼこぼこと突起がたくさんついていて、なんの容赦もなしに凛の体を這い始めました。それも、数はたくさん。にゅるりにゅるりと体を這うおぞましい感覚に凛はついに耐えられなくなり、声を上げて泣きました。
しかし、どこかにあまさを含んだ泣き声です。凛は催淫効果のある果汁を無骨な男の手によってじっくりと肌に塗られ、散々なまでに快楽を引き出されて敏感になってしまったのです。
白蛇のぼこぼことした突起は柔らかく、肌を撫でながらじっくりと動き、長い舌が乳首を捕らえました。柔肌にたっぷりとかけられた果汁を残さず舐め取るように、薄い舌が体中を這います。一匹の白蛇が、ぱんぱんに勃起した凛のちいさな乳首を捕らえました。敏感な乳首をひと舐めされ、凛の足の間からはまたとろりと熱いものが流れます。流れた熱い蜜を、別の白蛇が長い舌を使って丁寧に舐め取りました。また別の白蛇は、反対側の乳首を捉えます。長い舌でぎりぎりと勃起乳首を締め上げて、ちゅこちゅこと音を立てて扱きます。薄い舌が両方の乳首に絡まる感覚に、凛はどうしていいのかわからず、只管にあまいソプラノを響かせました。
その間にも首筋から腰から、じっくりと蛇が撫で上げます。
「あはは!かわいいよぉアリス!気持ちいいね?乳首気持ちいいね?」
「やらあっああっあ!とってぇ!やめてぇ!」
「嘘だよねぇ。ほうら、乳首がこんなに勃起してるじゃないか。かわいい顔してとってもいやらしいねぇ?かわいらしい勃起乳首をもっと扱いてもらいなよ」
「あああっ!そんなっ!あああっ!」
ちゅこちゅこちゅこちゅこ。人におっぱいを見られることすら初めてなのに、乳首を扱かれるなんて考えたこともありませんでした。しかし催淫効果は本当に絶大なようで、幼気な体にもはっきりと快楽が見えています。ぷっくりと勃起した乳首に、真っ赤な蛇の舌が絡まって、果汁を絡ませて扱くそれは止まりそうにありません。
「アリス…ここもこんなにとろとろだ。ここには果汁をかけてないのにおかしいねぇ?」
「ああっ!」
男性は凛の足を無理矢理開かせると、手にしたステッキで、色が変わったクロッチ部分を突きました。
「あっ!あっぅぅ!」
「きもちいいかい?こんな風にクリトリスをぐりぐりするのはどうだい?
「やあああ!なにそこ!やめてぇ!やらああああ!」
「ああ、怖がらなくても大丈夫だよ。とっても気持ちいいでしょう。もっと気持ちよくなっていいんだよぉ…ぐりぐりしてあげるから」
「はああっああっ!やっああ!あああ!!」
勃起乳首は白蛇によって扱かれ、ショーツの中で必死に主張を見せる幼気なクリトリスをステッキによって無慈悲にほじられます。凛の足の間からは泉のように愛液が溢れました。それを見逃す白蛇ではありません。我先に舐め取ろうと、凛の足の間に白蛇が群がりました。ちゅこちゅこちゅこちゅこ。グリグリグリグリグリグリ。ぺろぺろぺろぺろぺろぺろ。卑猥な不協和音が凛のかわいらしい悲鳴を引き出します。
一匹の白蛇が終ぞショーツの中に潜り込みました。
「ひっ…!?やめっやあぁっあんっああ!」
まだ毛の一本も生えていない、嘘みたいに柔らかな媚肉を縫い、白蛇の薄くて柔らかな舌が這いずり回りました。
普段は媚肉に隠れている隙間にも、白蛇の薄い舌が入り込み、どろどろに溶けた割れ目にも丁寧に舌を這わせます。果汁ではないどろどろの甘い愛液がべったりと付着した成長途中の薄いびらびらの裏も、距離が短い蟻の戸渡りにも、女の子の大切な穴の周りにも、おびただしい数の舌が無遠慮に這いまわります。
その間にも、ショーツの上からでもぷっくりと主張する可愛らしいクリトリスを、帽子の男はステッキでぐいぐいと押し込み、とんとんと叩き、捻じ込むようにぐりぐりと押し付けました。
蛇の舌は凛の幼気な下半身だけではありません。ビンビンに勃起した右側の乳首の根元をギリギリと舌で締め上げ、ひょっこりと顔を出したかわいらしい乳首の天辺を別の白蛇がぼこぼこの胴体で擦り上げます。左側には三匹の白蛇が集まりました。長い舌を鞭のようにして交互にぱしぱしと勃起乳首を叩き上げます。
「きゃああんっあっあ!やめっああっ!」
指の一本すら動かせない凛は、ただひたすらに喘ぎました。ちいさな体は痙攣し、連動して愛液の量を増やします。喜んだ白蛇はより激しく舌を動かし、男はステッキを振り下ろします。
「いやあああっっ!!ああっあんあああんんん!!!!」
攻撃は一向に止みません。凛のいじらしく必死に勃起したクリトリスは男のステッキでばしんばしんと叩かれ、おびただしい数の舌が媚肉をやさしく舐め上げ、乳首は左右ちがう責め方です。
こんなふうに三点攻めをされ、凛はもがくことも出来ずに嬌声を上げました。
──ぷしゅっ…
ショーツの隙間から液体が零れました。
「あはは!乳首攻めとクリ攻めでイってしまったんだねアリス!いいね最高だよ!!」
「ふあああっもっやめぇぇあああ!」
「最高!たまらない!…あはは、僕も久々に興奮してきたよ!ああアリス!なんておいしそうな匂い!たまらない!」
男は狂ったようにクリトリスを打ちました。初めて絶頂を知ったちいさな体はがくがくと痙攣し、限界を訴えています。慰めるようにショーツの中をやさしく舌が這い、乳首を限界まで締め上げていた舌は、今度はちゅこちゅこと粘着質な音を奏でながら扱き出しました。
「ああっやめてぇぇああっあっあっ!叩かないっれぇああああ!らめなのぉっおっぱいきもちいぃぃのぉぉ!!」
パンパンとステッキでクリトリスを叩かれ、二回目の絶頂を迎えました。イったばかりの凛の体は痙攣が止まらず、口からよだれが零れました。それでも三点責めは止みません。美しく不思議な森は、卑猥な不協和音が木霊しました。
凛が3度目の絶頂を迎えると、あまい愛液を腹いっぱい舐め取った白蛇は、凛の体から離れていきました。初めてのことなのに三度も絶頂し、混乱する凛を他所に、男は凛のびしょ濡れになったショーツを丁寧に脱がしました。
「さて…下ごしらえは完璧さ。ふふっとってもいい匂いになった…美味しそうな匂い…」
「も…やめて…」
すっかりかすれた声で弱弱しく懇願する凛を無視し、男は凛の両膝の裏にステッキを宛がいました。そのまま持ち上げると、自力では指の一本も動かすことができない凛は、されるがままに赤ん坊がおむつを替えてもらうような恥ずかしい恰好になってしまいます。
「やだっやだあああ見ないでぇぇぇ!!!」
こんな恥ずかしい場所を晒されたことなどありません。死にたくなるほど恥ずかしくて力の限り叫びました。
凛の必死の叫びに、男は耳を閉ざしました。それどころか、男は意気揚々と蜜が滴るその場所に顔を埋め、思い切り吸い上げました。
「あああああ!!!!」
「……んくっ…ああ、おいしい…なんてあまい…」
「やああっっなめっなめないでよぉぉ!あああっ!あああっ!」
蛇の薄くて柔らかくて、やさしい舌とは全く違います。ぬらぬらと舌を動かし、分厚い舌が無遠慮に凛の未発達な足の間を往復します。舌先をかたくして必死に勃起するちいさなクリトリスを弾き、溢れた愛液を思い切り吸い上げ、穴の周りを舐め回しました。無骨な指で媚肉を掴み上げると、皮を被ったちいさなクリトリスがひょっこりと顔を出します。今まで誰にも見られず、ひっそりと皮の中に隠れていたクリトリスが怯えるように震えていました。
「…あぁ…アリス…たまらないよ…」
うわ言のように呟く男は、真っ赤になってがちがちに勃起し、震えるクリトリスをぱくりと銜えました。
「ひあっ!やめっやあああ!!!!」
じゅるじゅると耳を塞ぎたくなるような音と、あまいソプラノが響きました。これ以上ない程に勃起したクリトリスは男によって更にきつく吸い出され、雀躍して愛液を噴射します。
そんなところを舐められ吸われ、まだ気持ちいいという感覚よりは意味が分からないといった凛はただただパニックになって叫びました。
でも体はしっかりと快楽を確実に刻み込まれていきます。もっと舐めて、もっと吸ってと言わんばかりに小さな穴が収縮して、クリトリスがこれ以上ないほどに勃起して震えていました。
「アリスのまんこすっごく小さい…入るのかな…」
「っっ~~~~!!!!」
いきなりの感覚に目を見開きました。
男の無骨な小指が、ちいさなおまんこにずぶずぶと入っていったのです。
どろどろに溶けた凛の穴は、男のふしくれだった小指を簡単に飲み込みました。
一度抜いて、そうして指にべっとりと付いた愛液を舌で舐めて見せます。
「ふふっおいしい。アリスのマン汁はやっぱり極上だよねぇ」
べろべろと小指を舐める男を見て、凛はもういっそ死にたいとさえ思いました。
こんな恥ずかしいこと、もう止めて…。
そう思っているのに、体は一切の刺激がなくなって寂しいと訴えていました。たった今指を入れられたところがきゅんきゅんと疼きます。勃起したクリトリスも、触ってほしくて泣いています。
「初めてだよねぇ?さすがに可哀想だから、さっきのを使おうね!」
「…?」
それはもういい笑顔で、男はどこからか、大きなシリンジを取り出して見せました。
「いああああっ!あああっ!」
「まだまだ。アリスのためさ。がんばって」
「もっあああ!やめぇぇぇあああっ!!」
シリンジに入った金色の熱い液体が、凛のぐしょぐしょに濡れそぼったおまんこに注入されていきます。
あの果汁をミルクポットごと温めたものでした。テーブルの上にあった果実は全てシリンジの中へ収められ、それでもまだミルクポットに半分くらい入っています。
全部入ったところで一旦引き抜きました。
「出てしまっては勿体ないからね。栓をしようね」
「ふあああああ!」
凛の意志とは関係なくびくんびくんと跳ねる体を男が無理矢理制し、卵型で紐付きの金属を凛の小さなおまんこに押し込みました。
それからティーカップに入った液体をシリンジへ吸引しました。
「今のはさっきと同じ、催淫効果のあるやつね。それからこれは…麻酔の効果がある花の蜜だよ…僕ってなんて優しいんだろうねぇ感謝してよアリス!」
「あああっ…あああっ…」
凛はもう男性の言葉が聞こえていないようです。お腹の奥に直接入った催淫剤のせいで、おまんこがびくびくと痙攣し、捻じ込まれた金属を奥深くまで咥え込もうとしています。
「あはは!処女のくせにこんなもの突っ込まれてヨガってるなんて!アリス!最高だよ!!!」
「あああああああっっッッ!!!」
奥深くに入った金属が、一気に引き抜かれました。
白目を剥いて絶叫する凛のそこは、何の液体かもはや分からないものが盛大に噴射されました。
そうして間を置かず、麻酔効果のある蜜を痙攣するおまんこへ一気に注入します。
それすら敏感になりすぎた凛の体は大喜びで、再び液体を噴射させ、男性の手をびしょびしょに濡らしました。
「あははははは!!!アリス!!!僕を受け入れるんだ!!!!」
「ぃぃあああああっっやああっあああっ!!らめぇええっああっやめっぬいてぇぇやめっああああああ!!!!」
熱くて太いものが一気に小さなおまんこの中へずっぷりと突き刺されました。
麻酔の効果があったせいか、痛みよりも快楽のほうが強い凛の体はがくがくと痙攣し、喉の奥から声を振り絞って絶叫しました。
細い腰をがっちりと掴み、がつがつと腰をぶつける男性の目も虚ろです。
もう何度男の体液をお腹の奥に注がれたのか分かりません。凛のおまんこの中へ大量に注入された催淫剤は、男にも直接影響していたせいで、絶倫となってしまったのです。
ミルクポットには、まだ半分もあの果汁が入っています。男は凛のちいさくて未熟なおまんこに、がちがちに怒張した太いペニスをずっぷりと奥に突き刺したまま、細いシリンジに果汁を吸わせました。
「はあっはあっアリスっ…かわいいアリス…」
男は手探りで、凛の小さなおしりの窄みを探り当てました。そうして遠慮という言葉を全く忘れてしまったかのように、シリンジごとずっぷりと奥まで突き刺しました。。
「あ"あ"あ"っ…あ"ぁぁぁ!!!!」
仰け反って叫ぶ凛の声に、男のペニスは更に嵩を増して凛を苦しめます。愛液で滑る凛の小さなおしりの窄まりは、細いシリンジを奥まで簡単に飲み込んでしまいました。焦点の合わない男は、凛の小さなおしりの奥まで入ったシリンジをぐっと押さえつけると、中の液体を一滴残らず一気に直腸へ注入しました。
小さな凛のおまんこには凶暴な肉棒をずっぷりと咥え込み、おしりの穴には催淫効果絶大の熱い果汁が一気に注がれ、凛の意識はぶつりと途絶えてしまいました。
「ああっ…アリス…これで最後だよ…ちゃんと受け止めてね…」
「もっらめあのっ…あああっ…ああっ…」
凛のほうはもう、獣のような声しかでません。もう何度目かもわからない、熱い液体がお腹の奥へ注がれ、漸く元気を失くしたペニスが凛の中から出ていきました。
「はぁっ…はぁっ…最高っ…アリス…ずっとここにいなよ…」
もう返事もできません。ぱっくりと開いたおまんこからは、白い液体がだらだらと流れていました。
どれくらい時間が経ったのでしょう。凛はベッドの上で目を覚ましました。
体を起こすとあちこち痛みます。腰もだるいし、お腹の奥がまだタポタポしています。部屋の中を見渡してみても、男性の姿はありませんでした。
体の痺れはもう残っていないようで、動かすことができました。
「早くここから逃げなきゃ…!」
軋む足を無理矢理動かして、急いでベッドから降り、一歩踏み出しました。
とろりと足の間に温かな液体が零れました。
それは大量に注がれた男性の精液でした。
「…っ…ひどい…こんなことって…」
泣き出したくなるのを堪えて、凛は怠い体に鞭打って無理矢理走り出しました。
太陽を目印にすればいいと、何故気が付かなかったのだろう。凛は数時間前の自分を呪いました。太陽は北へ行きません。だから方角的に南へ南へと進んでいたつもりでしたが、はたと足を止めました。
そういえば、おかしいのです。
凛はあの帽子の男にこっぴどく犯され、その後ベッドで眠っていました。多分、すごく深く眠っていたのです。だから蓮と約束をして小屋を出てから随分時間が経っているはずなのです。
それなのに、太陽の位置が全く変わっていませんでした。
「南って、こっちのはず…?赤い屋根の家を背中にして走ってきたから、あっているはず…
あれ、あのお家、見つけたときは右にあったっけ?それとも左…?」
さっと血の気が引きました。
もしかしたら今来た道は、南に向かっていないかもしれない…。
凛はへなへなとその場に座り込んでしまいました。
知らない場所で、迷子…
それも人を、蓮を待たせている…
凛はあの美しい男性──蓮の優しい眼差しを思い出しました。
一目で好きになったと、あの時はっきりと自覚をしたのです。だからこそ蓮を信用したいのです。きっと蓮は待っていてくれる…助けてくれると言っていた蓮を。蓮に、会いたい。凛の思いはひとつです。
そうは言っても進む方向が合っているのか、凛はすっかり自信を失くしてしまいました。どこかで誰かに会っても、またあの帽子の男性のような人だったらいやだし…と、凛は足を進めることが出来ません。
ふと茂みを見ると丁度休めそうな岩があったので、少し休むことにしました。
影になっていて、ひんやりと気持ちがいい岩の上で、大きく息を吐きました。鬱蒼と茂る森の木々がさざめき、火照った頬をやさしく撫でていきました。
ここは本当にどこだろう。どうしてみんな、あたしのことをアリスと呼ぶのだろう…
分からないことだらけです。
それに…
思わず膝を擦り合わせました。
あの帽子の男性と…
温かい粘着質な液体。
蛇に捏ねまわされた両の乳首。
足の間をステッキで刺激され、熱した果汁を直接、人の目が初めて触れた場所に注がれて…それも大量に…
「んっ…」
思い出すと体が火照ってしまうのを、いけないことと知りながらも止められません。
凛はワンピースの裾をきゅっと握りました。
初めてだったのに、知らない人だったのに。
──気持ちいいと思ってしまったのはきっと、あの可笑しな液体のせい…
とろりと蜜が溢れ下着が濡れるのを感じながら、凛は自分の胸に手を置きました。
蛇の舌は柔らかくて薄くて、それで…
「……いけない、こんなこと…。早く蓮のところに行かなきゃ…」
声に出して自分を制しますが、凛の手はまるで別の人に操られているようにワンピースの上から胸を弄ります。
慎ましい双丘は先ほど散々までに嬲られ、その感覚をはっきりと覚えていました。すぐに期待した乳首をが悦んで薄いワンピースの生地を持ち上げました。
「はあっ…ああ…」
自分で乳首を摘まみ上げ、捏ねまわし、熱い息を吐きます。無骨な男の手がこの柔らかな丘を無遠慮にこねまわし、白蛇の舌がぎっちりと締め上げ、ぼこぼこの胴体でごりごりと擦り上げられ…。凛の頭の中はその事でいっぱいです。ワンピースの下から一生懸命主張するちいさな乳首を摘み、きゅっと力を入れてみました。
「あっ…!」
お腹の奥がきゅんと疼きます。とろとろの愛液が腰掛けた岩に染み込んでいきました。
刹那、背後でがさりと音がしました。飛び跳ねんばかりに驚いた凛は慌てて振り返りました。
「……?」
そこにはさっきと変わらない景色があるばかりです。
ふと我に返った凛は、暴れる心臓を抑え込むようにワンピースを握り締めました。
こんな恥ずかしい所、誰かに見られては本当に死んでしまいたくなるかもしれない…
火照った頬を両手で包み、はしたないことを…と自己嫌悪に浸ったその瞬間。
「え?っっきゃああああ!!??」
何かに腕を掴まれたと思ったら、あっと言う間に万歳の形で拘束され、小さなその体は宙に浮いてしまいました。
「なにっ!?やだやめて!離して!」
足をブラブラさせて抵抗しましたが、その足すら捉えられてしまいました。
足に絡まったものを見ると、それは木のツタのようでした。
まるで意思を持ったかのようなそのツタは、凛の細い体にしゅるしゅると巻き付いて、抵抗を一切封じてしまいました。
そうしているうちに、にゅるりと粘着質な液体を纏った花が触手を伸ばしてくるのが視界に入ります。
「なにっ気持ち悪い!やめて!来ないで!」
艶やかな色の触手は何本も伸びてきて、凛の体に巻き付きます。
太さも長さもまちまちで、しかしどれもびっしょりと液体を纏っていました。
ふわふわのワンピースは簡単に捲り上げられ、自分で弄ったせいで勃起した乳首目掛けて触手が伸びます。
「やめて…ほんとにやめて…」
制止も空しく細い職種は、その長さを活かして乳首を撫で上げました。そろりそろりと長い時間を掛けて撫であげられる感覚に、凛は目を見開いて啼きました。細い首の周りにもしゅるしゅると蔦が絡みつき、しかし首を締めることはなく、べたべたの白い粘液を首に垂らしていきます。妙に暖かな粘液でした。甘い匂いもします。粘土が高く、首をじんわり温めているような気がして、凛は気持ち悪さに叫びました。
しかしここは森の中。叫んだところで助けなど来ません。蔦は粘液を肌に伸ばすように、凛の柔肌を執拗に撫でていきます。
何十とある細い蔦のうち半分くらいが凛の柔らかな太ももに絡みつきました。どれもこれもみな白い粘液を纏い、あたりは甘いにおいに包まれました。にちゃりにちゃりと音を立て、蔦はじっくりと凛の柔らかな太ももを締めていき、凛の足はだんだんと大きく開かされていきました。
「やめっ…やめてぇっ…!」
下着を履いていない凛は、幼気な割れ目がぱっくりと開いてしまうほど大股開きにさせられ、泣きながら必死に足を閉じようともがきます。しかし、一ミリだって閉じることはできません。それどころか愛液に濡れそぼる傾らかな媚肉が外気に晒され、熱を持ち始めたクリトリスがびくびくと震えていました。散々までに男の精液を注がれた秘密の穴からは、薄いはちみつ色の液体がだらだらと零れます。果汁と愛液、それから男の精子が混じりあった粘液が、凛の真っ赤に染った股の間からダラダラと零れ、あたりは異様なにおいが漂いました。
そんなことには構わず、にちゅにちゅと音を立てる一番太い蔦が凛の股に向かって来ました。太い蔦の先端には、何故か切れ目が入っています。
そりそりと乳首を撫でられ、頭がぼんやりしてきた凛は、思わず仰け反って叫びました。
「やあああっ!あついっ!やめてぇ!」
太い蔦の先端が限界まで開き、ぶしゃああ、と白い粘液が凛のおまんこに噴射され、凛は必死に身を捩りました。粘土の高い液体は凛のいじらしいおまんこから全然滴ってくれず、火傷をする手前くらいの温度を保ったままです。大股開きでは逃げ場もなく、謎の熱い液体がもう一度噴射されました。その粘液をじっくりと浸透させるように、細い蔦が動き出しました。
「あああんっああ!やああっ!ああ!ぁぁっやめっんんん!!」
にちゃりにちゃりにちゃりにちゃり…。柔肌を執拗に撫で付ける蔦はだんだんと形を変え、瘤が出来たり平たくなったり、大きく開かされたおまんこを擦り上げます。一メートルはあろうかと思われる平たい蔦は、凛の割れ目を的確に擦り上げて粘液を伸ばしていき、細い蔦や瘤つきのものは太ももや乳首にまで伸びていきました。
凛は自分では到底得ることができなかった激しい快楽に背中を反らせます。
にゅるにゅると好き勝手に滑り、鬱蒼とした森に猫の声が響きました。
それとは別の触手が背中からまわり、慎ましい胸の膨らみを強調するように絡みついて締め上げ、下から這ってきた触手は、柔らかくて細いふとももをじっくりと撫で上げて絡まりました。
「ああんんっ…あっやめっ…!」
すっかり快楽調教されてしまった乳首は、凛の心とは裏腹に、もっともっとと強請るように更に勃起します。応えるように触手が更に速度を上げて、糸のようなものを吐き出して勃起した乳首をきゅっと締め上げました。
「ふあああ!」
きゅん、きゅん、と引っ張られ、可愛らしい乳首が不自然に伸びます。
太い触手が喘ぐ凛の口へと無遠慮に入ってきました。
緩く回転したり、口の中をピストンしたりと好き勝手に暴れまわり、間を置かずして今度は口の中にあの熱い粘液を、これでもかと吐き出します。
いきなりの出来事に凛は思わずその液体を飲み込んでしまいました。
「う゛っげほっ…!はあっ…ああっ…はあっ…」
飲みきれなかったものを吐き出して、必死に酸素を取り込みます。
とても甘い、はちみつに砂糖を入れて煮詰めたような粘液でした。それから、飲み込んでしまった粘液は、胃までも熱くしてしまいました。
凛が必死に咳き込んでいると、凛の柔らかなおまんこをぞりぞりと擦り上げていた蔦がそっと離れていきました。
すると、いきなり刺激を失くしたおまんこが、突然激しく疼きだしました。
「いやあっ!なにこれっあああっあっやっ!」
一刻も早く、何でもいい!なにか!刺激を!
「やっああっ!おねがっ触ってっ!触ってよぉ!」
大きく開かせて固定された足の間からは甘い匂いを放って蜜がダラダラと滴り、クリトリスが痛い程勃起しています。
今の今まで激しくおまんこをすり上げていたあの平たい蔦は、死んでしまったかのように凛から離れた場所で止まっています。おまんこに二回も噴射された熱い粘液は、さすがにもう温度を無くしていました。
外気に晒されて一気に冷やされ、激しく疼きだしたそこには、一切の刺激がなくなってしまったのです。
さっきの蔦でもなんでもいいから、あたしのおまんこごりごりして!
凛の恥ずかしくて悲痛な叫びは、全く聞き入れてもらえません。相変わらず触手は乳首をきゅんきゅんとひっぱるばかり、太ももに絡まった細い触手はナメクジみたいな速度で撫で上げるだけ。
大きく開かせているので膝を擦り合わせることもできません。
お腹をびくびくと震わせて愛液をダラダラと零し、凛が泣き叫びました。
しゅるり…
細い触手が一本、首筋を撫で上げ、それから鎖骨へ下がってきました。
もしかして、気が狂いそうなほど疼いてるおまんこに…触ってもらえるのかも…!
期待に期待した足の間はもう大洪水です。腰を揺らし、舌を出して必死に願います。
ツタは臍を擽りました。
疑似セックスのように臍を擽り、窪みに入り込んでちゅこちゅこと音を立て、ピストンのような動きを見せました。
「ちがっ…もっと下…おねがいっおねがいぃっ!」
泣きながら懇願し、腰を振ります。
きゅんきゅんと引っ張っていたツタが、ぬめるあまりちゅぽんと外れました。
「ああああっ!」
いきなり捻り上げられたかのような両乳首に、頭の天辺から雷をうけたのかと思うほどの快楽でした。それでも臍の愛撫は止まりません。
ぐいぐいと入り込み、粘着質な音をわざと立て、煽りに煽って凛を焦らします。
「あっああああっも、おねがっ…おかしくなっ…おかしくなっちゃうっ…!!」
あのツタが欲しい。あの男性の、太くて硬いものがごつごつとお腹のおくを叩きつけたように、あれで…
もう頭がおかしくなりそうです。勃起したクリトリスが限界を訴え、おまんこはどくどくを脈打っているのが自分でもよくわかりました。だけどツタは臍から離れてくれません。
「おねがいぃぃっ!」
必死に懇願しました。
焦らしに焦らされ、涎を垂らして泣く凛の願いが漸く叶ったのは、二本のツタが前後から凛の割れ目を隙間なく渡り、ギリギリと締め上げてからでした。
「あ"あ"あ"ッ…やぁぁ"ぁ"っ!!!!」
バンザイのかたちで拘束され、太ももは大きく開かれてがっちりと固定されています。凛の股の間に細い蔦が二本食いこみ、その蔦は容赦なく上へ上へと凛の体ごと引き上げていきました。捩ることも逃げることも叶わないまま、凛はただ涎を垂らして喉を反らせ、餅のように柔らかな割れ目を締め上げられる苦しさに耐えなくてはなりません。どれだけ泣いても喚いても、蔦は全然緩めてくれず、びくびく震える勃起クリトリスを押しつぶしたまま、なんと前後運動を始めました。
「いやあああっやめっやめてぇぁぁあああ!!!!」
チチ、と可愛らしい囀りを零し、青い小鳥が飛び立って行きました。木々がさざめき、捲り上げられたままで何も纏わない凛の体を風がそっと撫でます。
ずちゅりずちゅりと耳を塞ぎたくなるような粘着質な音。前後から蔦が交差し、疼きに疼いたおまんこを擦り上げます。
凛の背中に玉の汗が浮かび、終ぞ叫びながら凛は絶頂を迎えました。
蔦は自分の出番が終わったとばかりにしゅるしゅると元の場所へ戻っていきます。ただし、それは凛のおまんこを容赦なく擦り上げた二本の蔦だけでした。
息付く間もなく今度は真珠のような突起を持った触手がうねうねと足の間を這い、割れ目にぎゅっと食い込みました。
「うそ…やめっ…そんなのでされたら……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」
ぞりぞりぞりぞり…と触手がおまんこを擦り上げました。
たった今絶頂させられた凛のおまんこは、ありえない刺激で簡単に二度目の絶頂を迎えました。目を見開いて絶叫する凛に構わず、ぞりぞりとおまんこを擦り上げます。真珠のような突起がクリトリスを引っ掻き、おまんこを引っ掻き、丸みを帯びていてよくぬめり、大股開きでがっちり拘束されて逃げ道は皆無です。気が遠くなるほどの長い長い往路、同じ時間の復路。一往復するたびに3度絶頂し、休む間もなく擦り上げられ、可哀想なことに、凛はイきっぱなしになってしまいました。
「おや…なかなか来ないなと思ってたら。こんなところで遊んでいたんだね、凛」
がさりと音を立てて茂みに入ってきた蓮は、その光景にあまり驚きもせずにくすくすと笑いました。
凛は蓮の言う通り、触手と“遊んで”いたのです。
海老反の形でがっちりと拘束され、口に太い触手を咥え込んで絶えず熱くて甘い粘液を直接喉に注がれ、乳首には細い触手が何本も絡みついて扱きあげていました。クリトリスには蛭ほどの大きさで、鰐のような細かい歯がたくさん付いた触手に噛まれ、引っ張られ捩じられ、好き放題にされています。小さなおまんこには細いツタを三本も咥え込み、ドリルのように回転したり、それぞれピストンをしたり、三本一気にお腹の奥を叩きつけていました。
小さなアナルは細いツタが1本、奥までずっぷりと刺さっています。ちょろちょろと白い液体が漏れているのが伺えたので、きっと口に絶えず注がれているあの粘液と同じものがお尻にも絶えず注がれているのだろうと容易く想像できました。証拠に、凛は細い体に似つかわず、お腹だけがぽっこりと出ていました。
蓮は凛に近付き、涙なのか触手の体液なのか分からないもので濡れそぼった頬に優しく触れました。
「ふふっ…かわいい。随分と良くしてもらっているんだね。良かったね凛。でもそろそろお腹がはち切れちゃうかもしれないから、助けてあげようね」
凛の目はもう、何も映していませんでした。
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