アリスと女王

ちな

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従順なネコ

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「きれいにして」

口元に持っていった男根は、萎えることなく管に残ったザーメンをとろりと零しました。
まだまだ固く芯を通すそれを、必死に酸素を取り込もうと開いた唇に捩じ込みます。

「んっあふっ…!」

小さな口に入りきらない蓮の男根を、凛は抵抗もせずに咥えました。止まらない射精で噎せ返りながらも、凛は口を離そうとしません。どろどろの液体が纏わりつく熱い男根に、一生懸命舌を絡ませました。

「いい子だね凛。そう、上手…ああ、いいことを考えたよ」

蓮は凛の口を軸に半回転しました。
小さな凛を体で抑え込むような形になり、凛の喉に深く深く刺さった男根は、無慈悲にもドロドロのザーメンを流しました。必死に嚥下する凛の顔が見たかったのですが、蓮はそれよりももっといい事を思い付いたのでした。

このままあの綿毛で、白と透明でどろどろに溶けた凛の足の間を力いっぱい磨いてやることにしたのです。
綿毛を手に取った蓮は、とろとろに蕩けきった凛のそこを指でしっかりと開きました。
ぷっくりとふくらんだクリトリスも、ぱくぱくとおしゃべりする蜜壷も、お日様の強い光を浴びて蓮の目に晒されました。
真っ赤なクリトリスにそっとキスをして、綿毛を押し付けました。ひくん、と震えるそこを、綿毛の先で静かに撫でてやります。

「ふああああっんんん!」

「だめだよちゃんと咥えてなきゃ」

びんっと足を伸ばして抵抗しようとする凛を体で抑え込んで、徐々に力を加えていきます。

  「ひああっあっ!蓮つよいっあああっ!」

  「うん。強く擦られるの好きだよね?」

クリトリスを中心に、綿毛をいっぱいに使ってごしごしと磨いてやりました。三角の頂点から根元に向かってしっかり磨き上げ、こっちも構ってと泣いて強請る蜜壷もぴかぴかにしてやりました。
ザーメンと甘い蜜が混ざりあって白く泡立ち、凛は体を跳ねさせて悦びました。苦しいはずなのに、凛はお利口にも言われた通りに口いっぱいに突っ込まれた男根にも舌を這わせました。

「はあっ…かわいい…なんてかわいいんだろう」

「んんんん!!!んん!」

白い液体を塗りつけるように、或いはそげ落とすように、蓮は真っ赤になって溶けた足の間、クリトリスからアナルにかけて、丁寧に力いっぱいごしごしと磨いてやりました。

そうして間を置かずして、凛の足が痙攣し出します。
絶頂の兆しが見えたところで、蓮は一切の愛撫を中断しました。

「っ…!?」

急にやめられて、熱を逃がす場所がなくなった凛が、足をばたばたさせてのたうち回りました。口いっぱいに突っ込まれた男根のせいで碌に声も出せず、放てない熱を持て余してしまったのです。快楽の波の先を覚えさせられた体には、あまりにも酷でした。

くぐもった抗議の声を無視し、蓮は目の前にある震えたクリトリスにふっと息を掛けてやりました。

「んん!」

びくんと仰け反る凛の腰に指を這わせます。どうにもできない熱を逃そうと、凛は更に腰を捩りました。

「イきたいね?」

蓮の声も随分掠れてしまっていました。凛はほとんど無意識に蓮の男根に舌を這わせていますから、フェラと呼ぶには少々物足りなさを感じました。蓮が腰をぐっと押し付けると、苦しそうな呻き声が聞こえます。

「返事はどうしたの?」

ぐっぐっと腰を押し付け、凛の喉を刺激します。嘔吐いて噎せる凛は、返事などできそうもありませんでした。

ふうふうと苦しそうな呼吸を聞き、蓮はクリ磨きを再開しました。

「あああっもっやああああ!!」

思わず口を大きく開けて仰け反ると、蓮は逃すまいと腰を押し付けて凛の喉に男根を突き刺します。嘔吐く凛を無視し、ばきばきに勃起したクリトリスを丹念に磨き上げました。
とめどなく溢れるカウパー液が喉の奥へ直接流れ込み、凛は激しく噎せました。
可哀想と思う心と、可愛らしくて仕方がないと思う心が交差して、蓮はぞくりと身を震わせます。泡立つ体液でぬめるそこを再び開き直しました。白く泡立つ体液の隙間から、真っ赤なクリトリスが恥ずかしそうにちょこんと顔を出しているのが見えます。ザーメン臭と甘い蜜が混ざりあった匂いは、その辺の雑草すらゆらゆらと揺らすほどでした。
綿毛の先で白い泡を少し避けると、血色のクリトリスがひょこりと現れます。卑猥なコントラストは蓮の理性を崩しました。
思わずごしごし力強く磨き上げてしまうのは、最早自然だったと言って正しかったのです。
あまりの強烈な刺激に暴れる凛の体を押さえ付け、蓮はひたすらにクリトリスをぴかぴかに磨き上げました。
体重をかけて押さえつけているにも関わらず凛が激しく暴れるので、蓮はぴかぴかに磨き上げたクリトリスを平手で打ちました。

「んんんんん!!!」

喉の振動が蓮の男根に直接伝わり、蓮は思わず奥歯を噛みます。

「ん、凛それとってもいいね…もっとして」

「んんんん!!」

ぱんぱんとリズミカルにクリトリスを叩くと、苦しいのか首を左右に振りました。連動して揺れる男根は、深く刺さった凛の喉から抜け落ちることはありません。

「ああとってもいいよ…凛、僕出そうだ」

「んー!んーー!!」

このまま出されればどうなるのか、意識が朦朧とした凛は、そこまで考える余裕はありません。不意に蓮がそのままピストン運動をはじめ、逃げ場を失った凛はくぐもった叫び声を上げて、大きな声で泣きました。

「んんー!!んんんーー!!」

「ああ、いいね…とってもいいよ、出すよ凛っ…くっ…!」

どぶん、と白濁液が爆発しました。溺れる凛は呼吸ができなくて、目を白黒させて喘ぎました。

「早く飲まないと窒息しちゃうよ」

喉から抜く気はない蓮は、クリ磨きを再開させます。今度はクリトリスをぎゅっと指で押しつぶし、先端を丁寧に磨きました。

「んんんーっんんー!!」

文字通りザーメンに溺れる凛は、突き刺さる男根のせいで上手く飲み込むことが出来ません。尋常ではない量に、顔中をザーメンまみれにして必死に鼻から呼吸しました。勿論鼻にもべったりと粘度の高いザーメンが張り付いていますから、早く飲みこまないと本当に死んでしまいそうです。
しかも再開されたクリ磨きのせいで勝手に声が上がり、からだはびくんびくんと痙攣します。凛は必死の思いで嚥下を繰り返しました。
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