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お気に召された冒険者
「はぁ♡はぁん♡欲しいのぉ、貴方のアレがぁ……♡♡」
「私が先よぉっ!!早くぶっといのちょうだぁい♡♡!!」
「突っ込んでぇ♡♡!狂っちゃう程突っ込んでぇ……っっ♡♡」
俺は、伸びてきた手をパシリとひっぱたいた。
今日も、人間の雌牧場は卑猥な言葉が飛び交っている。
お腹の子は、元気そうで何よりだ。
孕ませた雌には興味がない。俺が興味あるのは、子供達が健やかに育っているか否かだ。
しかし、仲間達は違うらしい。
「はぁ~、早く出産しないかなぁ~」
「産んだら即ハメ!あ~待ち遠しいな~」
「がばがばだぞ?きちんと一週間は休ませてやんないと!」
「んな事言ったって、雌達が誘ってくるんだしなぁ~」
この雌牧場には30人程の人間の雌達が、寒さ暑さ対策は完備の全面窓ガラス使用の飼育部屋で、首輪に鎖で繋がれ丸裸で飼われている。恐らく全て、俺が孕ませた雌達だ。
それを100人程の仲間で代わり番こに見張り見守っているのだが、俺が抱いた後の雌は大抵壊れているので妊娠中にも関わらず誘ってくる奴が多い。
子供が無事であれば何でも良いし、壊れた後の雌は萎えて俺は相手に出来ないから、無事に産んだ雌はその後、仲間達の相手を死ぬまでさせられる。
そんな俺達ダークエルフの末裔は、とことん他の種族から……特に人間とエルフから嫌われている。
見た目はエルフで、肌の色はオークと一緒。
知能や知性は持ち合わせているが、繁殖的には人間の雌を拐って孕ませる為にオークに近い。元々は、オークに孕まされたエルフから生まれたとされているが、普通オークに孕まされたらオークが生まれるので稀少種ではある。
オークの様に知能が低くはないから、人間からすれば戦うのも長期戦になるし戦死者や犠牲者が増える為、そういう意味でも嫌われる。
そして最近では、俺達に拐われた雌達はある程度の人数であれば災害に見舞われたものとして扱われる様になってきている。
俺が率いる群では、そうなる様に雌の選出に手を抜かないからだ。
独り身で、身内がいなかったり。見目が麗しくなく、嫁に望まれない娘だったり。
しかし、最近では群の若い奴らが好き勝手し出して、少しだけ規律が乱れてきている。まぁ、若い奴らは性欲の塊だから、裸の雌がいたらヤりたくなる気持ちはわからんでもない。しかし、安定期に入ったとは言え妊娠中の雌を3日3晩休みなく輪し犯すのはいただけない。仮に、それを壊れた雌が望んだとしても、だ。
「冒険者と名乗る者達と、若い衆が一戦交えたそうです」
「被害は」
「死人はいません。一人が重症ですが、遭遇した他の3人は軽症です」
冒険者の割に、弱いらしい。もしかしたら、ひよっこなのかもしれない。
「雌はいたか?」
「残念ながら、全て雄だったそうです」
「そうか。なら、そのまま……いや、まてよ」
「はい?」
「全員、生け捕りにしよう」
「……お頭?」
「雄を全員生け捕りにして、雌がわりの穴にしよう」
「ええっっ!?」
俺はつい最近、他の群を率いる仲間と情報交換をしていた。その中で、聞いたのだ。森の中で、人間の雄同士がまじわうところを見た事があると。
その時は、おおいに不思議に思ったものだ。孕ませられず、孕めないのに、何故雄同士でまじわうのかと。
雄同士でのまじわいは、尻の穴でするらしい。
妊娠している雌は、お腹の子を守る為に仲間の前には差し出せないが、これが雄ならどうだろう?性欲発散する為だけなら、雄だってその役割をこなせるのではないだろうか?
よし、善は急げ。
また若い衆とバトルになる前に、そして牧場の雌達を若い衆の性欲から守る為に、俺は冒険者一行を生け捕りに向かった。
***
「お前が、頭か!拐った女性達を返して貰おう!!」
「……」
意気揚々と、俺に向かって騎士っぽい奴が言った。
身体を縄でぐるぐる巻きにされたまま。
「直ぐにお前達は援軍に囲まれるだろう。早く我々を解放する事だな」
魔導師っぽい奴が目をキョトキョトとさせながら言った。……嘘の様だ。
こちらも騎士っぽい奴と同じく身体を縄で縛られている。
「命だけはお助けを……さすれば、神がその行いを見ておりましょう……」
やたら髪の毛の長い神官っぽい奴が言った。縄で縛られてはいないが、持っていた杖は真っ二つに折ったので攻撃力はゼロだ。祈りを捧げる姿で何故か泣いている。意味不明だ。
そして。
「参ったな、仲間を解放して……くれはしないよねぇ……」
リーダーっぽい雄が、剣を構えながら言った。戦って直ぐにわかった。この雄の足を引っ張ったのは、他でもない仲間の3人だ。もしこの雄一人であれば、逃げ出す事位は容易に出来ただろう。
「それは無理な相談だな」
俺は仲間にまだ手を出さない様に、かといって逃げられない様にと周りを囲ませていた。
「とはいえ、殺しはしない」
俺がそう言えば、「えっ?」と喜色を浮かべて他の3人が反応する。
「言っとくけど、俺に女性を拐ってこいって言っても無駄だよ?そんな事するなら……死んだ方がマシ」
リーダーっぽい雄が言えば、「ええっっ!?」と3人は情けない反応をする。忙しいやつらだ。
「いや、それもしない。お前達には、若い衆の性欲処理をして貰おうと思っている」
「えええっっ!?」「は?」
3人とリーダーっぽい雄が、驚愕した表情を浮かべてこちらを見た。
「まぁ、大丈夫だ。痛いのは最初だけ。やった事はないが、恐らく雄でも俺に犯されれば嫌でもちんこを突っ込んで欲しくなる身体になるさ。……まずは騎士っぽい奴からだな。よし、下半身だけ出させろ」
「ひぃぃ!!」
「やめろ!!」
眉根を寄せて斬りかかろうと腰を落としたリーダーっぽい雄に、制止させる為片手をあげる。意図は伝わった様で、そいつはその姿勢のままピタリと止まった。
「雌達や仲間の命が惜しければ、そこで指を咥えて見てろ。……そうだな、もし犯された後にこいつらがそれでも帰りたいって言うなら……性処理道具にするのはやめて、お前らをそのまま帰してやっても良い」
「……何だと?」
「一回犯されるだけだ。……ただし、こいつらが、犯された後も帰る事を望むならな。どうする?この賭けにのるか?」
「……」
俺の仲間達は、面白そうに俺とそのリーダーっぽい雄とのやりとりを見物している。一連の俺の行動に一切口を挟まないのは、俺の能力を知り……そして、結果がわかりきっているからだ。
***以下、○○っぽい雄は○○で統一します***
「嘘だ……何で……」
森の中でさっさと雄の仲間を犯した俺は、笑いながら言った。
「お前の仲間達は、帰りたくないらしいぞ?賭けはこちらの勝ちだな。お前達4人は性処理道具に決定だ」
「お頭、そろそろ戻りませんと……」
「ああ。お前達、そこの雄達は好きに犯して構わない。……そうだな、リーダーにだけ猿轡をかませて一緒に連れて来い。舌でも噛まれそうでかなわん」
「あいあいさ~♪」
俺に犯された騎士、魔導師、神官は「らめぇ♡」「もっとぉ♡」「入れてぇ♡」と下品に仲間を誘い、嬉々として輪姦されている。
俺はそれを尻目に、村へと戻った。
やたら「魅了」の能力が高く、俺が犯したヤツらは皆阿呆になる。今回、初めて雄を相手にしたが、やはり雄でも阿呆になった。
村に戻り、雌牧場の様子を見てから小屋へと戻る。
まだ犯してないリーダーを連れていたが、雌牧場を見学した時にはショックだったらしく、無言でハラハラと泣いていた。
泣いた後は、こちらを憤怒の形相で見ていたが……この顔も、俺に犯されれば直ぐにアヘ顔になるんだろう。なかなか将来見所がありそうだったのに、こんなところでペニス狂いになるなんて些か残念だ。
……まぁ、帰したら帰したで厄介な事になるのは目に見えているから、犯さないという選択肢はないが。
小屋に戻ると、猿轡をされたリーダーを寝台へと突き飛ばす。
リーダーは身体能力が高いらしく、腕を後ろで縛られているのに頭を使ってブリッジをし、跳ね上がってベッド上に立ち上がった。
「余計な手間を掛けさせるなよ」
どうせ、リーダーも俺がブッ込めば変わるんだ。
俺の脳裏に、何度も見た光景がチラつく。
俺が一度でも身体を交えた奴は、それ以降は俺の事を見ない。
俺自身を見ずに、気持ち良い事をしてくれる肉棒としか考えないのだ。
反吐が出る様な、最悪な能力だ。好意を持った相手に知性を残したければ触る事は許されず、もし行為をしてしまえばその相手は単なる肉便器に成り下がる。
……初恋の人間の女も、その後に友好的な関係を築いた女も、最後に恋した女も、全てそうだった。
まだ、俺だけを求めるのであれば我慢出来たが、そいつらは俺がいない間にも四六時中ハメて貰わないと駄目な雌豚となり、結局仲間を誘惑して俺が帰宅した時にはそいつらと乱交して喜んでいた。
ベッドの上から、目に力が宿るのであれば俺はとっくに射殺されていそうな、激しい怒りを湛えた瞳がこちらを見据えている。
何の迷いもなく雌達を助けに来て、そして何の迷いもなく、仲間達を見捨てる事もなく。
一瞬期待しそうになり、ふるりと頭を振る。
この雄だって、一緒だ。
今まで犯した奴は皆、肉便器に成り下がったのだから──
***
「んっ!♡はぁ、んんっっ!!」
相手の穴に突っ込むと、俺のペニスは相手の快楽ポイントがわかる。そして、熱を帯びたそのポイントを勝手にほじくり続けるのだ。
一旦、睦み合いに入れば、俺の意思では身体が思う様に動かせず、腰もペニスも、指先も舌先も、相手に快楽を与える為だけに動き続ける。
その動きは、当然相手によって変化するし、相手の性癖によって掛ける言葉すら操られた様に変わるのだ。
この能力に本当の意味で踊らされているのは、俺自身。何て滑稽で、無様なんだろう。
「ここが良いらしいな」
リーダーは、ペニスは強めに刺激されるのが好みらしい。玉は弱く、優しく、くるりくるりと揉まれるのが好き。蟻の門渡りは舌先でたっぷりの唾液を足らしてから強くなぞり、アナルは最奥のポイントを亀頭で痛い位に突かれながらも、引くときは入り口近くまで、しっかり出たり入ったり感じるのが好みらしかった。今はずっと、後ろからずっぽずっぽと激しく腰をスライドし、毎回ポイントを突いてはお互いに快楽を貪りあっていた。
「んふぅ♡あはぁん♡♡」
雄のペニスは俺がしっかりと握り、まだイけない様にしている。イけなくて辛いのか、先走りはトロトロとシーツを汚していた。
ばちゅ!ばちゅ!ばちゅ!ばちゅ!
雌の穴も雄の穴も対して変わらないが、こいつの穴は締め付け感が半端なく良い。こういうのを、相性が良いと言うのだろうか。
「くうっ……♡」
そして、先程から脳に響く様なイイ声で啼く。
他の雌や雄は、下品に聞こえて堪らないのに、何でこの雄の喘ぎ声は下半身に来るのだろう?と不思議に思った。
しかし、それももう最後。
「……ぁっ♡あ、あ、ぁあ♡♡!!」
射精してないのにずっと痙攣しているところを見ると、どうやらアナルでずっと連続絶頂をしているのだろう。
そろそろ白目を剥き、涎や涙、鼻水でどろどろのアヘ顔を晒している事だろう。
そう思って、ペニスは後孔に挿したまま、ぐるりと雄の身体を回して対面した。
「……く、そ……っっ!!」
「え?」
頬を紅潮させながらも、腕で口元を隠しながらこちらを睨み付けてくる。
「お前……」
「も、良いだろ!?さっさと、イって、離せってば……!!」
その口から漏れる言葉は明らかな、拒絶。
「……お前もイきたいだろ?」
俺がまだ根元を握った雄のペニスはぎんぎんに立ち上がり、解き放たれる時を今か今かと涎を足らしながら待っている。
先走りを潤滑剤がわりに、手を動かしてしごいてやった。
「くぅ……っっ♡だ、誰が、お前なんかに!!俺は、女の子が、好きなんだっっ!!」
ペニスをびく♡びく♡と可愛らしく震わせながら、その雄は身体を引いて、俺の楔を抜こうとした。
思わず俺は、抜かれてたまるかと雄の身体を押してベッドに仰向けにさせた。
「あふぅ♡♡」
「……」
俺の肉槍が、雄のイイところを力強くノックした。それでも、雄はこちらを睨んでくる。「早く抜けよ!!抜けって……!!ぅうん♡♡」
俺は、リーダーに聞いた。
「……お前の名前は?」
「は?誰がっっ!!答えてぇっ♡堪るかっっ!!」
まぁ、良い。他の3人に聞けば済む事だ。
「そうか。決めたぞ。お前は俺の専属にしてやる」
「嬉しくねぇっっ!!」
茶色の髪を掴んで、思い切り吸い込む。
汗と土埃と、この雄のニオイ。
両手で頭を掴み、口付けをしながら舌を差し込めば、舌を噛まれそうになって背骨にゾクゾクとした快感が走る。
「……くそっ!ひぃ♡ん、あ、や、やめっ……♡♡!!」
俺の舌を噛めなかったのが悔しかったらしいが、俺はお返しとばかりにこいつのペニスを更にしごいて高みへと連れて行った。
遠慮なんてしない。
「やぁっ♡イく、イっちゃうって、マジで……っっ♡♡」
俺にイかされるのが我慢出来ないらしく、逃げようと上半身を捻る。
俺はしごきながら、再び律動を開始して、アナルでも感じさせようとする。
ばちゅん!ばちゅん!ばちゅん!
腰を振る度に、この可愛い奴のペニスから、我慢しきれなかった子種がぴゅぴゅっと小出しに出る。
「やらぁ、やらぁ♡♡」
これだけの絶頂を味わわせてやっているのに、腰は引けて逃げようとする姿勢。拒絶の意思。腰の振りを早くして、何度も何度もポイントを突く。
「……お前は、俺のモノだ」
「ひ♡ぁ、ああ──っっ!!」
どぴゅ、と俺の身体とこの可愛い雄の間に、大量の白濁液が放たれたのを感じて、俺も自らの熱い欲望を雄の身体に流し込んだ。
「……う、うぅ……」
雄は、横を向いて泣いている。汚れた自分を……嫌がっている様だ。
俺は自然と、笑っていたらしい。
可愛い雄から、ぬぽり♡と力を失ったペニスを引き抜けば、アナルからどろり、と俺の精液が流れ出た。
『貴方のちんぽ、もっとちょうだぁい♡♡』
『早く入れてぇ♡♡貴方のたくましいペニスで蓋してよぉ♡♡』
アヘ顔で肉便器と化したヤツラには萎えて無理だった。
「……も、良いだろ?退けよ、ちくしょう……」
「いや、まだだ。……夜は長いからな」
「くっそ!!まだ俺、童貞なのにっ!!初めて位、可愛い女の子が良かった!!」
「……残念だな、お前はもう……俺のモノだ」
呪われた能力を持った俺は、やっと、欲しい相手を手に入れたのだった。
「私が先よぉっ!!早くぶっといのちょうだぁい♡♡!!」
「突っ込んでぇ♡♡!狂っちゃう程突っ込んでぇ……っっ♡♡」
俺は、伸びてきた手をパシリとひっぱたいた。
今日も、人間の雌牧場は卑猥な言葉が飛び交っている。
お腹の子は、元気そうで何よりだ。
孕ませた雌には興味がない。俺が興味あるのは、子供達が健やかに育っているか否かだ。
しかし、仲間達は違うらしい。
「はぁ~、早く出産しないかなぁ~」
「産んだら即ハメ!あ~待ち遠しいな~」
「がばがばだぞ?きちんと一週間は休ませてやんないと!」
「んな事言ったって、雌達が誘ってくるんだしなぁ~」
この雌牧場には30人程の人間の雌達が、寒さ暑さ対策は完備の全面窓ガラス使用の飼育部屋で、首輪に鎖で繋がれ丸裸で飼われている。恐らく全て、俺が孕ませた雌達だ。
それを100人程の仲間で代わり番こに見張り見守っているのだが、俺が抱いた後の雌は大抵壊れているので妊娠中にも関わらず誘ってくる奴が多い。
子供が無事であれば何でも良いし、壊れた後の雌は萎えて俺は相手に出来ないから、無事に産んだ雌はその後、仲間達の相手を死ぬまでさせられる。
そんな俺達ダークエルフの末裔は、とことん他の種族から……特に人間とエルフから嫌われている。
見た目はエルフで、肌の色はオークと一緒。
知能や知性は持ち合わせているが、繁殖的には人間の雌を拐って孕ませる為にオークに近い。元々は、オークに孕まされたエルフから生まれたとされているが、普通オークに孕まされたらオークが生まれるので稀少種ではある。
オークの様に知能が低くはないから、人間からすれば戦うのも長期戦になるし戦死者や犠牲者が増える為、そういう意味でも嫌われる。
そして最近では、俺達に拐われた雌達はある程度の人数であれば災害に見舞われたものとして扱われる様になってきている。
俺が率いる群では、そうなる様に雌の選出に手を抜かないからだ。
独り身で、身内がいなかったり。見目が麗しくなく、嫁に望まれない娘だったり。
しかし、最近では群の若い奴らが好き勝手し出して、少しだけ規律が乱れてきている。まぁ、若い奴らは性欲の塊だから、裸の雌がいたらヤりたくなる気持ちはわからんでもない。しかし、安定期に入ったとは言え妊娠中の雌を3日3晩休みなく輪し犯すのはいただけない。仮に、それを壊れた雌が望んだとしても、だ。
「冒険者と名乗る者達と、若い衆が一戦交えたそうです」
「被害は」
「死人はいません。一人が重症ですが、遭遇した他の3人は軽症です」
冒険者の割に、弱いらしい。もしかしたら、ひよっこなのかもしれない。
「雌はいたか?」
「残念ながら、全て雄だったそうです」
「そうか。なら、そのまま……いや、まてよ」
「はい?」
「全員、生け捕りにしよう」
「……お頭?」
「雄を全員生け捕りにして、雌がわりの穴にしよう」
「ええっっ!?」
俺はつい最近、他の群を率いる仲間と情報交換をしていた。その中で、聞いたのだ。森の中で、人間の雄同士がまじわうところを見た事があると。
その時は、おおいに不思議に思ったものだ。孕ませられず、孕めないのに、何故雄同士でまじわうのかと。
雄同士でのまじわいは、尻の穴でするらしい。
妊娠している雌は、お腹の子を守る為に仲間の前には差し出せないが、これが雄ならどうだろう?性欲発散する為だけなら、雄だってその役割をこなせるのではないだろうか?
よし、善は急げ。
また若い衆とバトルになる前に、そして牧場の雌達を若い衆の性欲から守る為に、俺は冒険者一行を生け捕りに向かった。
***
「お前が、頭か!拐った女性達を返して貰おう!!」
「……」
意気揚々と、俺に向かって騎士っぽい奴が言った。
身体を縄でぐるぐる巻きにされたまま。
「直ぐにお前達は援軍に囲まれるだろう。早く我々を解放する事だな」
魔導師っぽい奴が目をキョトキョトとさせながら言った。……嘘の様だ。
こちらも騎士っぽい奴と同じく身体を縄で縛られている。
「命だけはお助けを……さすれば、神がその行いを見ておりましょう……」
やたら髪の毛の長い神官っぽい奴が言った。縄で縛られてはいないが、持っていた杖は真っ二つに折ったので攻撃力はゼロだ。祈りを捧げる姿で何故か泣いている。意味不明だ。
そして。
「参ったな、仲間を解放して……くれはしないよねぇ……」
リーダーっぽい雄が、剣を構えながら言った。戦って直ぐにわかった。この雄の足を引っ張ったのは、他でもない仲間の3人だ。もしこの雄一人であれば、逃げ出す事位は容易に出来ただろう。
「それは無理な相談だな」
俺は仲間にまだ手を出さない様に、かといって逃げられない様にと周りを囲ませていた。
「とはいえ、殺しはしない」
俺がそう言えば、「えっ?」と喜色を浮かべて他の3人が反応する。
「言っとくけど、俺に女性を拐ってこいって言っても無駄だよ?そんな事するなら……死んだ方がマシ」
リーダーっぽい雄が言えば、「ええっっ!?」と3人は情けない反応をする。忙しいやつらだ。
「いや、それもしない。お前達には、若い衆の性欲処理をして貰おうと思っている」
「えええっっ!?」「は?」
3人とリーダーっぽい雄が、驚愕した表情を浮かべてこちらを見た。
「まぁ、大丈夫だ。痛いのは最初だけ。やった事はないが、恐らく雄でも俺に犯されれば嫌でもちんこを突っ込んで欲しくなる身体になるさ。……まずは騎士っぽい奴からだな。よし、下半身だけ出させろ」
「ひぃぃ!!」
「やめろ!!」
眉根を寄せて斬りかかろうと腰を落としたリーダーっぽい雄に、制止させる為片手をあげる。意図は伝わった様で、そいつはその姿勢のままピタリと止まった。
「雌達や仲間の命が惜しければ、そこで指を咥えて見てろ。……そうだな、もし犯された後にこいつらがそれでも帰りたいって言うなら……性処理道具にするのはやめて、お前らをそのまま帰してやっても良い」
「……何だと?」
「一回犯されるだけだ。……ただし、こいつらが、犯された後も帰る事を望むならな。どうする?この賭けにのるか?」
「……」
俺の仲間達は、面白そうに俺とそのリーダーっぽい雄とのやりとりを見物している。一連の俺の行動に一切口を挟まないのは、俺の能力を知り……そして、結果がわかりきっているからだ。
***以下、○○っぽい雄は○○で統一します***
「嘘だ……何で……」
森の中でさっさと雄の仲間を犯した俺は、笑いながら言った。
「お前の仲間達は、帰りたくないらしいぞ?賭けはこちらの勝ちだな。お前達4人は性処理道具に決定だ」
「お頭、そろそろ戻りませんと……」
「ああ。お前達、そこの雄達は好きに犯して構わない。……そうだな、リーダーにだけ猿轡をかませて一緒に連れて来い。舌でも噛まれそうでかなわん」
「あいあいさ~♪」
俺に犯された騎士、魔導師、神官は「らめぇ♡」「もっとぉ♡」「入れてぇ♡」と下品に仲間を誘い、嬉々として輪姦されている。
俺はそれを尻目に、村へと戻った。
やたら「魅了」の能力が高く、俺が犯したヤツらは皆阿呆になる。今回、初めて雄を相手にしたが、やはり雄でも阿呆になった。
村に戻り、雌牧場の様子を見てから小屋へと戻る。
まだ犯してないリーダーを連れていたが、雌牧場を見学した時にはショックだったらしく、無言でハラハラと泣いていた。
泣いた後は、こちらを憤怒の形相で見ていたが……この顔も、俺に犯されれば直ぐにアヘ顔になるんだろう。なかなか将来見所がありそうだったのに、こんなところでペニス狂いになるなんて些か残念だ。
……まぁ、帰したら帰したで厄介な事になるのは目に見えているから、犯さないという選択肢はないが。
小屋に戻ると、猿轡をされたリーダーを寝台へと突き飛ばす。
リーダーは身体能力が高いらしく、腕を後ろで縛られているのに頭を使ってブリッジをし、跳ね上がってベッド上に立ち上がった。
「余計な手間を掛けさせるなよ」
どうせ、リーダーも俺がブッ込めば変わるんだ。
俺の脳裏に、何度も見た光景がチラつく。
俺が一度でも身体を交えた奴は、それ以降は俺の事を見ない。
俺自身を見ずに、気持ち良い事をしてくれる肉棒としか考えないのだ。
反吐が出る様な、最悪な能力だ。好意を持った相手に知性を残したければ触る事は許されず、もし行為をしてしまえばその相手は単なる肉便器に成り下がる。
……初恋の人間の女も、その後に友好的な関係を築いた女も、最後に恋した女も、全てそうだった。
まだ、俺だけを求めるのであれば我慢出来たが、そいつらは俺がいない間にも四六時中ハメて貰わないと駄目な雌豚となり、結局仲間を誘惑して俺が帰宅した時にはそいつらと乱交して喜んでいた。
ベッドの上から、目に力が宿るのであれば俺はとっくに射殺されていそうな、激しい怒りを湛えた瞳がこちらを見据えている。
何の迷いもなく雌達を助けに来て、そして何の迷いもなく、仲間達を見捨てる事もなく。
一瞬期待しそうになり、ふるりと頭を振る。
この雄だって、一緒だ。
今まで犯した奴は皆、肉便器に成り下がったのだから──
***
「んっ!♡はぁ、んんっっ!!」
相手の穴に突っ込むと、俺のペニスは相手の快楽ポイントがわかる。そして、熱を帯びたそのポイントを勝手にほじくり続けるのだ。
一旦、睦み合いに入れば、俺の意思では身体が思う様に動かせず、腰もペニスも、指先も舌先も、相手に快楽を与える為だけに動き続ける。
その動きは、当然相手によって変化するし、相手の性癖によって掛ける言葉すら操られた様に変わるのだ。
この能力に本当の意味で踊らされているのは、俺自身。何て滑稽で、無様なんだろう。
「ここが良いらしいな」
リーダーは、ペニスは強めに刺激されるのが好みらしい。玉は弱く、優しく、くるりくるりと揉まれるのが好き。蟻の門渡りは舌先でたっぷりの唾液を足らしてから強くなぞり、アナルは最奥のポイントを亀頭で痛い位に突かれながらも、引くときは入り口近くまで、しっかり出たり入ったり感じるのが好みらしかった。今はずっと、後ろからずっぽずっぽと激しく腰をスライドし、毎回ポイントを突いてはお互いに快楽を貪りあっていた。
「んふぅ♡あはぁん♡♡」
雄のペニスは俺がしっかりと握り、まだイけない様にしている。イけなくて辛いのか、先走りはトロトロとシーツを汚していた。
ばちゅ!ばちゅ!ばちゅ!ばちゅ!
雌の穴も雄の穴も対して変わらないが、こいつの穴は締め付け感が半端なく良い。こういうのを、相性が良いと言うのだろうか。
「くうっ……♡」
そして、先程から脳に響く様なイイ声で啼く。
他の雌や雄は、下品に聞こえて堪らないのに、何でこの雄の喘ぎ声は下半身に来るのだろう?と不思議に思った。
しかし、それももう最後。
「……ぁっ♡あ、あ、ぁあ♡♡!!」
射精してないのにずっと痙攣しているところを見ると、どうやらアナルでずっと連続絶頂をしているのだろう。
そろそろ白目を剥き、涎や涙、鼻水でどろどろのアヘ顔を晒している事だろう。
そう思って、ペニスは後孔に挿したまま、ぐるりと雄の身体を回して対面した。
「……く、そ……っっ!!」
「え?」
頬を紅潮させながらも、腕で口元を隠しながらこちらを睨み付けてくる。
「お前……」
「も、良いだろ!?さっさと、イって、離せってば……!!」
その口から漏れる言葉は明らかな、拒絶。
「……お前もイきたいだろ?」
俺がまだ根元を握った雄のペニスはぎんぎんに立ち上がり、解き放たれる時を今か今かと涎を足らしながら待っている。
先走りを潤滑剤がわりに、手を動かしてしごいてやった。
「くぅ……っっ♡だ、誰が、お前なんかに!!俺は、女の子が、好きなんだっっ!!」
ペニスをびく♡びく♡と可愛らしく震わせながら、その雄は身体を引いて、俺の楔を抜こうとした。
思わず俺は、抜かれてたまるかと雄の身体を押してベッドに仰向けにさせた。
「あふぅ♡♡」
「……」
俺の肉槍が、雄のイイところを力強くノックした。それでも、雄はこちらを睨んでくる。「早く抜けよ!!抜けって……!!ぅうん♡♡」
俺は、リーダーに聞いた。
「……お前の名前は?」
「は?誰がっっ!!答えてぇっ♡堪るかっっ!!」
まぁ、良い。他の3人に聞けば済む事だ。
「そうか。決めたぞ。お前は俺の専属にしてやる」
「嬉しくねぇっっ!!」
茶色の髪を掴んで、思い切り吸い込む。
汗と土埃と、この雄のニオイ。
両手で頭を掴み、口付けをしながら舌を差し込めば、舌を噛まれそうになって背骨にゾクゾクとした快感が走る。
「……くそっ!ひぃ♡ん、あ、や、やめっ……♡♡!!」
俺の舌を噛めなかったのが悔しかったらしいが、俺はお返しとばかりにこいつのペニスを更にしごいて高みへと連れて行った。
遠慮なんてしない。
「やぁっ♡イく、イっちゃうって、マジで……っっ♡♡」
俺にイかされるのが我慢出来ないらしく、逃げようと上半身を捻る。
俺はしごきながら、再び律動を開始して、アナルでも感じさせようとする。
ばちゅん!ばちゅん!ばちゅん!
腰を振る度に、この可愛い奴のペニスから、我慢しきれなかった子種がぴゅぴゅっと小出しに出る。
「やらぁ、やらぁ♡♡」
これだけの絶頂を味わわせてやっているのに、腰は引けて逃げようとする姿勢。拒絶の意思。腰の振りを早くして、何度も何度もポイントを突く。
「……お前は、俺のモノだ」
「ひ♡ぁ、ああ──っっ!!」
どぴゅ、と俺の身体とこの可愛い雄の間に、大量の白濁液が放たれたのを感じて、俺も自らの熱い欲望を雄の身体に流し込んだ。
「……う、うぅ……」
雄は、横を向いて泣いている。汚れた自分を……嫌がっている様だ。
俺は自然と、笑っていたらしい。
可愛い雄から、ぬぽり♡と力を失ったペニスを引き抜けば、アナルからどろり、と俺の精液が流れ出た。
『貴方のちんぽ、もっとちょうだぁい♡♡』
『早く入れてぇ♡♡貴方のたくましいペニスで蓋してよぉ♡♡』
アヘ顔で肉便器と化したヤツラには萎えて無理だった。
「……も、良いだろ?退けよ、ちくしょう……」
「いや、まだだ。……夜は長いからな」
「くっそ!!まだ俺、童貞なのにっ!!初めて位、可愛い女の子が良かった!!」
「……残念だな、お前はもう……俺のモノだ」
呪われた能力を持った俺は、やっと、欲しい相手を手に入れたのだった。
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皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?
魔性の男
久野字
BL
俺はとにかくモテる。学生の頃から、社会人になった今でも、異性問わずにモテてしまう。
最近、さえない同性の先輩に好意を持たれている。いつものことだろう。いい人だから、傷つけたくはないな。
そう、思っていた。
この話めちゃめちゃ好きです
おお、BLもいけましたか、ありがとうございます!結構な作品数だと思いますが……楽しい読書タイムになりますように🙏