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「……これ、手錠……?」
目覚めた私は、見知らぬ天井を目にして現状を認識しようと視線を走らせた。
知らない部屋、ガラス張りの向こうに見えるのはお風呂とトイレか。
身体中がベタベタしていて、それはしょっちゅう嗅いだことのある臭いだった。……男の精液だ。
私は、男好きだ。いや、本当は嫌いなんだけど。所謂セックス依存性。
気持ち良い事は好きだけど、彼氏はいらない。セックスの相手はイケメンだけと決めている。子供はいらないし妊娠はしたくないから、ピル服用。
同僚の女の子達とは適度に付き合い、男達とは距離を置く。前に辞めた会社で相手を見繕ったら、相手が付き合っていると勘違いしだして面倒だったので、以来社内の男は射程外だ。それと、一度知らずに不倫して奥さんがデート中に乗り込んできて修羅場ったので、結婚や恋人がいない事だけは確認してフリーしか相手にしない事にしてる。
そんな私が苦手なのは、面倒な事と、執着される事。だから、セフレと割り切れる男としか致してない筈。
そんな私が、何故手錠をされる羽目に……?
理解出来なくて、一先ず気を失う前の記憶を手繰り寄せる。
昨日は合コンもなく、普通に残業して帰宅した。帰宅途中の電車で痴漢されたけど、一週間セックスしてなかったからラッキーだと思って散々弄って貰った。
でも、イくまではいかなくて、痴漢男を確認したらまぁまぁ好みだったし、その男の勃起したペニスに指を這わせて私から誘い、駅前にホテル街のある駅で降りた。
痴漢男が着いてくる事を確認して、ホテルの部屋のボタンを押す。支払いは男に任せた。部屋に入るなり、痴漢男に後ろから羽交い締めにされ、スカートを捲りあげられ、タイツを破かれて下着をずらした状態で貫かれた。
痴漢男のペニスは相性が良かったみたいで、太くて固くて上出来だった。素直に喘いで、男に種付けをねだって……満足のいくセックスをした後、蓋の空いたペットボトルを渡されたから、御礼を言ってその水を飲んだ事は覚えてる。
……で、そこからの記憶がない。
という事は、あの水に何か入っていたという事だろうか?
でも、痴漢男が私を監禁するメリットはないと思う。痴漢する位だからこれからも痴漢ライフを楽しみたいだろうし、監禁がバレたら社会的には抹殺されるし、実際監禁って滅茶苦茶面倒な筈だ。
まぁ、私が面倒な事大嫌いだからそう感じるだけで、監禁する事が大好きな変な人も世の中にはいるのだろうけど。
そんな事をぼんやり考えていたら、部屋のドアが空いて、私に手錠を掛けた犯人?らしき男が入ってきた。
目覚めた私は、見知らぬ天井を目にして現状を認識しようと視線を走らせた。
知らない部屋、ガラス張りの向こうに見えるのはお風呂とトイレか。
身体中がベタベタしていて、それはしょっちゅう嗅いだことのある臭いだった。……男の精液だ。
私は、男好きだ。いや、本当は嫌いなんだけど。所謂セックス依存性。
気持ち良い事は好きだけど、彼氏はいらない。セックスの相手はイケメンだけと決めている。子供はいらないし妊娠はしたくないから、ピル服用。
同僚の女の子達とは適度に付き合い、男達とは距離を置く。前に辞めた会社で相手を見繕ったら、相手が付き合っていると勘違いしだして面倒だったので、以来社内の男は射程外だ。それと、一度知らずに不倫して奥さんがデート中に乗り込んできて修羅場ったので、結婚や恋人がいない事だけは確認してフリーしか相手にしない事にしてる。
そんな私が苦手なのは、面倒な事と、執着される事。だから、セフレと割り切れる男としか致してない筈。
そんな私が、何故手錠をされる羽目に……?
理解出来なくて、一先ず気を失う前の記憶を手繰り寄せる。
昨日は合コンもなく、普通に残業して帰宅した。帰宅途中の電車で痴漢されたけど、一週間セックスしてなかったからラッキーだと思って散々弄って貰った。
でも、イくまではいかなくて、痴漢男を確認したらまぁまぁ好みだったし、その男の勃起したペニスに指を這わせて私から誘い、駅前にホテル街のある駅で降りた。
痴漢男が着いてくる事を確認して、ホテルの部屋のボタンを押す。支払いは男に任せた。部屋に入るなり、痴漢男に後ろから羽交い締めにされ、スカートを捲りあげられ、タイツを破かれて下着をずらした状態で貫かれた。
痴漢男のペニスは相性が良かったみたいで、太くて固くて上出来だった。素直に喘いで、男に種付けをねだって……満足のいくセックスをした後、蓋の空いたペットボトルを渡されたから、御礼を言ってその水を飲んだ事は覚えてる。
……で、そこからの記憶がない。
という事は、あの水に何か入っていたという事だろうか?
でも、痴漢男が私を監禁するメリットはないと思う。痴漢する位だからこれからも痴漢ライフを楽しみたいだろうし、監禁がバレたら社会的には抹殺されるし、実際監禁って滅茶苦茶面倒な筈だ。
まぁ、私が面倒な事大嫌いだからそう感じるだけで、監禁する事が大好きな変な人も世の中にはいるのだろうけど。
そんな事をぼんやり考えていたら、部屋のドアが空いて、私に手錠を掛けた犯人?らしき男が入ってきた。
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