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「人様の家庭を壊したんだから、そんな理屈は通らないよ」
俺の頭を鷲掴みにして、その男はどことなく嬉しそうに薄笑いをしながら言った。
「ず、ずみまぜん……!! お金、なら、時間をがげでも、必ず、返じまず、がら……!!」
「ほら、口を使うなら、しゃべるよりもしっかり咥えて」
「んぐぅ……っ」
じゅぼじゅぼとペニスを喉奥まで突っ込まれ、呼吸すらままならなずに脳が沸騰する。
せり上がってくる吐き気を懸命に堪え、俺はただ、早く終わってくれとばかり願った。
息が苦しい。
鼻水が止まらない。
顎が疲れて外れそう。
「舌を使って。……そう、上手だ」
呼吸を必死に確保しながら、ただでさえ太いペニスが口内でさらに膨張していくのを感じた。
たぶん、あと、少し。
「飲みたい? それとも、顔にかけられたい?」
どちらも嫌だ。
眉を寄せたままぐっと瞑っていた瞳を薄く開いて、軽く首を横に振る。
「わかった、どっちもね……ああ、出る、……ッ!!」
「~~っっ!!」
どぷ、と喉に大量の精液が直接流し込まれ、えずきそうになりながら必死でそれを嚥下した。
ほどなくじゅぽ、とペニスを引き抜かれると、びちゃ、と顔に粘度の高いぬめった液体を引っ掛けられる。
呼吸が楽になる代わりに、濃いザーメンの臭いが嗅覚を満たした。
けほ、けほ、とむせる俺に向かって眼鏡をかけたインテリがそっと手を伸ばし、親指で自分の精液を塗り広げるようにして俺の頬を撫でる。
「あーあ、鼻水と涙と涎と精液で顔がぐちゃぐちゃだね。綺麗な顔が台無しだ」
「……っ」
睨みつけようとした俺の顔をスマホで撮られ、とっさに横を向く。
「顔射された顔もエロくて、私は好きだよ」
「……今日は、も、これで……」
ぐいと顔を腕で拭い、よろめきそうになる足に力を入れて、立ち上がる。
お尻の違和感が半端なく、腰にまで響いた。
「はは、冗談だよね? これからが本番なのに」
「あっ……」
顔を洗おうとした俺はそのまま洗面所に向かって身体を倒され、埋め込まれていたアナルプラグの持ち手を掴まれる。
「んぅ……」
「昨日は無茶しちゃったけど、今日はゆっくり可愛がってあげるから」
「ひぅッ」
ぢゅぽん、とプラグを引き抜かれ、萎えたばかりのはずの、男の剛直がその穴に捻じ込まれた。
「あぅ……っっ、あッ、あぁ……ッッ」
「はぁ、まだ、流石に狭いな……」
昨日初めて男のペニスを受け入れた俺の後ろの穴は、たっぷり塗り込められたローションがまだ残っているのか、ぬちゅぬちゅと卑猥な音を立てながらも懸命に男のモノを咥え込む。
「い、痛、痛い……ッッ」
「大丈夫、昨日見つけたトコ、たくさん擦ってあげるよ」
「嫌、いやだぁッ」
俺の抵抗もむなしく、男は宣言通り、ずちゅ、ずちゅ、と俺の尻の穴に何度もペニスを突っ込む。
「ひ……ひぁッ♡」
「ほら、ここだよね。可愛い声が出ちゃうところ」
「やめ、やめてください……っ、あぁん♡」
「そんな声上げながら、やめて、はないんじゃないの?」
バックからアナルを犯され、半勃ちしていたペニスをゆるゆると扱かれた。
「ぁあ♡ あッ♡ あぁ……ッッ♡♡」
「ほら、身体は気持ち良いってさ」
男の掌に自分のイチモツを、男のペニスにお尻の穴を蹂躙され、脳がパチパチとスパークを起こす。
「ああっ♡ あぁあッッ♡♡」
「自分で腰振ってるね。可愛い」
うなじにちゅ、とキスをしながら、男は俺のペニスの根元をぐっと握った。
もうすぐで達しそうだったのに、このままでは放てない。
「やだ♡ 放して……っ、イかせて……ッッ」
「イかせてください、ね。そうだなあ、ケツマンコ掘られてイきますって言ったら、イかせてあげるよ」
「んな……っ」
「ん? 俺の元妻にも似たようなこと言わせてたよね?」
そう言われて、一瞬冷や水を浴びせられたような感覚に陥った。
「あ、ケツマン締まったよ。お尻で自白してるの、笑える」
「あ……あ……」
「ほら言って。男にケツマンコ掘られてイっちゃうところ、見てくださいって」
「お、男に……ケツマン、掘られて、イき、ます……!」
恥ずかしくて、惨めで、悔しくて、眦に涙が溜まる。
「よく言えました」
――どちゅん♡
「あああッッ♡♡」
穴の中の気持ち良いところを突かれると同時に射精を堰き止めていた指が外され、俺は無様に背中を仰け反らせながら放物線を描く。
鏡の中の俺の顔が、白濁液でどろり、と溶けた。
そして俺の尻にぐっと力が入ったタイミングで、お腹が熱くなる。
「ん……ッ♡」
どぷ、どぷ、と男の精液が俺の体内に容赦なく放たれ、はぁ、という色っぽい男の吐息が鼓膜を揺らす。
「……気持ち良かったね。俺はもう仕事だから、悪いけど片付けだけしておいてね。丁度洗面所に掃除用具あるから」
「は、い……」
「それと、お尻の中の精液もさっさとお風呂で掻き出しておくんだよ。お腹壊すからね」
俺に拒否権はない。
こくり、と頷く俺の額にちゅ、と口付けると、男はさっさと身支度を整えて家を出て行った。
高層マンションの一室であるこの家は、俺の家ではなく男の家だ。
三日前まで、顔を合わせたことも、話したこともなかった男。
そんな男に脅されつつも金銭的な援助を受けて、俺はこの家で飼われている。
俺の頭を鷲掴みにして、その男はどことなく嬉しそうに薄笑いをしながら言った。
「ず、ずみまぜん……!! お金、なら、時間をがげでも、必ず、返じまず、がら……!!」
「ほら、口を使うなら、しゃべるよりもしっかり咥えて」
「んぐぅ……っ」
じゅぼじゅぼとペニスを喉奥まで突っ込まれ、呼吸すらままならなずに脳が沸騰する。
せり上がってくる吐き気を懸命に堪え、俺はただ、早く終わってくれとばかり願った。
息が苦しい。
鼻水が止まらない。
顎が疲れて外れそう。
「舌を使って。……そう、上手だ」
呼吸を必死に確保しながら、ただでさえ太いペニスが口内でさらに膨張していくのを感じた。
たぶん、あと、少し。
「飲みたい? それとも、顔にかけられたい?」
どちらも嫌だ。
眉を寄せたままぐっと瞑っていた瞳を薄く開いて、軽く首を横に振る。
「わかった、どっちもね……ああ、出る、……ッ!!」
「~~っっ!!」
どぷ、と喉に大量の精液が直接流し込まれ、えずきそうになりながら必死でそれを嚥下した。
ほどなくじゅぽ、とペニスを引き抜かれると、びちゃ、と顔に粘度の高いぬめった液体を引っ掛けられる。
呼吸が楽になる代わりに、濃いザーメンの臭いが嗅覚を満たした。
けほ、けほ、とむせる俺に向かって眼鏡をかけたインテリがそっと手を伸ばし、親指で自分の精液を塗り広げるようにして俺の頬を撫でる。
「あーあ、鼻水と涙と涎と精液で顔がぐちゃぐちゃだね。綺麗な顔が台無しだ」
「……っ」
睨みつけようとした俺の顔をスマホで撮られ、とっさに横を向く。
「顔射された顔もエロくて、私は好きだよ」
「……今日は、も、これで……」
ぐいと顔を腕で拭い、よろめきそうになる足に力を入れて、立ち上がる。
お尻の違和感が半端なく、腰にまで響いた。
「はは、冗談だよね? これからが本番なのに」
「あっ……」
顔を洗おうとした俺はそのまま洗面所に向かって身体を倒され、埋め込まれていたアナルプラグの持ち手を掴まれる。
「んぅ……」
「昨日は無茶しちゃったけど、今日はゆっくり可愛がってあげるから」
「ひぅッ」
ぢゅぽん、とプラグを引き抜かれ、萎えたばかりのはずの、男の剛直がその穴に捻じ込まれた。
「あぅ……っっ、あッ、あぁ……ッッ」
「はぁ、まだ、流石に狭いな……」
昨日初めて男のペニスを受け入れた俺の後ろの穴は、たっぷり塗り込められたローションがまだ残っているのか、ぬちゅぬちゅと卑猥な音を立てながらも懸命に男のモノを咥え込む。
「い、痛、痛い……ッッ」
「大丈夫、昨日見つけたトコ、たくさん擦ってあげるよ」
「嫌、いやだぁッ」
俺の抵抗もむなしく、男は宣言通り、ずちゅ、ずちゅ、と俺の尻の穴に何度もペニスを突っ込む。
「ひ……ひぁッ♡」
「ほら、ここだよね。可愛い声が出ちゃうところ」
「やめ、やめてください……っ、あぁん♡」
「そんな声上げながら、やめて、はないんじゃないの?」
バックからアナルを犯され、半勃ちしていたペニスをゆるゆると扱かれた。
「ぁあ♡ あッ♡ あぁ……ッッ♡♡」
「ほら、身体は気持ち良いってさ」
男の掌に自分のイチモツを、男のペニスにお尻の穴を蹂躙され、脳がパチパチとスパークを起こす。
「ああっ♡ あぁあッッ♡♡」
「自分で腰振ってるね。可愛い」
うなじにちゅ、とキスをしながら、男は俺のペニスの根元をぐっと握った。
もうすぐで達しそうだったのに、このままでは放てない。
「やだ♡ 放して……っ、イかせて……ッッ」
「イかせてください、ね。そうだなあ、ケツマンコ掘られてイきますって言ったら、イかせてあげるよ」
「んな……っ」
「ん? 俺の元妻にも似たようなこと言わせてたよね?」
そう言われて、一瞬冷や水を浴びせられたような感覚に陥った。
「あ、ケツマン締まったよ。お尻で自白してるの、笑える」
「あ……あ……」
「ほら言って。男にケツマンコ掘られてイっちゃうところ、見てくださいって」
「お、男に……ケツマン、掘られて、イき、ます……!」
恥ずかしくて、惨めで、悔しくて、眦に涙が溜まる。
「よく言えました」
――どちゅん♡
「あああッッ♡♡」
穴の中の気持ち良いところを突かれると同時に射精を堰き止めていた指が外され、俺は無様に背中を仰け反らせながら放物線を描く。
鏡の中の俺の顔が、白濁液でどろり、と溶けた。
そして俺の尻にぐっと力が入ったタイミングで、お腹が熱くなる。
「ん……ッ♡」
どぷ、どぷ、と男の精液が俺の体内に容赦なく放たれ、はぁ、という色っぽい男の吐息が鼓膜を揺らす。
「……気持ち良かったね。俺はもう仕事だから、悪いけど片付けだけしておいてね。丁度洗面所に掃除用具あるから」
「は、い……」
「それと、お尻の中の精液もさっさとお風呂で掻き出しておくんだよ。お腹壊すからね」
俺に拒否権はない。
こくり、と頷く俺の額にちゅ、と口付けると、男はさっさと身支度を整えて家を出て行った。
高層マンションの一室であるこの家は、俺の家ではなく男の家だ。
三日前まで、顔を合わせたことも、話したこともなかった男。
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