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第15章 極圏の金字塔
第277話 雪原探索道中
しおりを挟む会議の翌日、僕らは……多分最後であろう『ピラミッド』の攻略のため、というかまずはそれを探すところから始めるため、陸路探索を始めた。
これまでの探索とは違い、1日探しても見つけられないことを最初から念頭に置いているので……どっちかというと、クレヴィアさんたちが最初に覚悟していた形に近い装備ないし荷物で探索することになる。
まあ、各種マジックアイテムは今回も使うので、難易度・危険度は下がるが。
長袖長ズボンなのはもちろん、ファーやコットン、厚手の毛皮や魔物素材で作った装備で、頭のてっぺんからつま先まで整え、防寒バッチリの装備に各々身を包み……この極限環境課で何泊もするために、登山家・冒険家もかくやって感じの荷物を背負っての出発となった。
出動する実働部隊には、僕、ブルース兄さん、師匠、テーガンさん、マークさん、ラインハルトさんの海中探索チームに加え、テレサさん、クレヴィアさん、シェリー、ナナ、義姉さんのAAA以上フルメンバーである。あと、今回はアルバも連れて行く。
それに加えて……特別に『ジェミニ』と『バルゴ』を貸し出して、その合わせ技でメラ先生もついてくることになった。遠隔操縦……テレイグジスタンスで。
魔法やマジックアイテム、大型魔法機構の解析なら、僕や師匠でもできるけど……この国独特の文化とかやり方が絡んだものの場合、その解析力や知識はメラ先生が一歩勝るので。
この12人――若干大所帯ではあるものの、何が起こるかわからんしこのくらいでいいだろう――と1羽で、今朝早くから『ヒュースダルト環礁』中央部のサンゴ礁島に接岸し、作っておいた地図を参考にして探索を始めた。
ただし、スノーモービルで。
……いやほら、慎重に探さなきゃいけないとはいえ、雪で足を取られて無駄に体力を消耗する地形だからさ……少しでも早く移動して、少しでも疲れないようにね?
僕が前もって、ラボで作ってたやつを、ここでも提供させていただいたわけで。
クレヴィアさんは『ああ、やっぱり普通の旅路にはならないんだな』って呟いてたけど。
けれども、ホントにこれで疲労とか色々軽減できるわけなので、使用するのに僕はためらいません。ええ、ためらいませんとも。
とりあえず、3人乗りを4台用意した。
内2台は、ハンドルとかレバーで操縦する普通のタイプで――スノーモービル自体が普通じゃないとか言わない――残り2台は僕がチューンアップしたスペシャル版。思考操縦で、各種ポテンシャルは通常版を凌駕する代わりに、僕と師匠しか運転できない。
簡単な操作の仕方は全員に教えておきつつも、前から操縦の仕方を知ってて慣れてるメンツに主にコントロールをお願いすることに。
その結果、こんな感じにチーム分けをした。
まず、1号機。運転手は僕がやり、後ろにナナとシェリーを乗せる。あと、アルバも。
次に2号機。師匠が運転し、テーガンさんとテレサさんが乗る。戦闘力最強。
3号機は義姉さんが運転。後ろには、メラ先生とクレヴィアさんを乗せる。
4号機には残る男性陣。ブルース兄さんが運転し、マークさんとラインハルトさんが乗る。
この布陣で現在、激しい地吹雪を防護用の障壁で緩和して視界を確保しつつ、はぐれないように爆走している最中である。
で、言うまでもないが……1号機と2号機が思考操縦のスペシャルバージョンだ。
「しかし……やっぱ簡単に見つかるもんじゃないか」
「そりゃそうよね……この雪景色、視界も悪い中でだものね」
横を走る2号機に乗っているテレサさんから、そんな言葉が。
「存在だけは確かなれど、何か目印があるわけでもない……大きさも定かではなく、そもそも雪や氷、岩か何かで隠れているかもしれない……そもそも、入り口らしい入り口があるかどうかすら疑わしい洞窟を探すんだものね。決して広い島ではないとはいえ、楽じゃないわ」
「い、いや……十分に広いと思うのだが。少なくとも、平地だったとしても向こう側の海岸が見えない程度には広いだろう。ふぶいていなくとも、だぞ? しかも、この独特の地形だ」
「いや、危険区域でもっと広いところなんていくらでも……ああ、でもまあ、探すものの大きさや不確かさに比して考えれば、うん、広さとしてはアレかもね」
不規則な……大体でよければ『円形』と呼べる形で、その直径は数km程度。しかし、一面雪と氷に覆われ、地面には起伏が少なく……どこにも何もある気配がない。
そこを走りながら、目視はもちろん、出力を上げた(代わりに範囲が狭い)レーダーで周囲に見えない通路とか、雪や氷に隠れた入り口とかがないかも確かめながら探してるんだけど……なかなか見つからない。
……その上、船の方のレーダーも阻害していた魔力波動が今回も邪魔して、探査はおろか通信にもノイズが入る。
こりゃ、苦労しそうだ……と思っていたら、レーダーに反応在り。
ただし、洞窟とかダンジョンの入り口じゃなく……
「えーっと、無線オン、ぽちっとな。『2時方向から接敵。種族は……ホワイトベアだっけ、あれ? 確か、水陸両用の熊系の……ともかく、この季節の魔物の例にもれず空腹の模様。迂回して逃げようとすると探査結果が不完全になるんで、迎え撃ちます。迎撃用意』」
『了解!』
もう今日何度目かになるが、こんな風に襲い来る魔物を迎撃、撃退あるいは撃破しつつ戦っている。今言ったけど、くまなく探さないといけないので。熊だけに。
……さて、気を取り直して。
突っ込んでくるのは……全部で10体のシロクマ。そこそこ大きな群れだな。
お腹を空かせている連中を、2機ずつ二手に分かれての迎撃。
といっても……所詮はランクB程度の魔物であるので、別に焦りも何もない。
ばらけて襲ってきてるので、一撃で一掃するってのはちょと難しいけど(できなくはないけど地盤が脆いので後半以降撃ちょっと無理なんだよね)、問題はない。すぐに終わる。
3m超えの巨体が10匹という、普通に考えて絶望的な状況も……このメンバーの前では、ね。
まず僕が、スノーモービルをドリフトさせながら、搭載されている魔力式のガトリング砲を乱射して威嚇。威嚇ついでにそれを直撃させて1体仕留める。
次に、後ろに乗っているナナがショットガン型魔法銃で一体をハチの巣にし、それにシェリーが火炎弾を叩きつけてとどめを刺す。
ちらっと横を見れば、師匠が操る2号機がホワイトベアの1匹とぎりぎりですれ違い……すれ違いざまにテーガンさんがそれを真っ二つにする。
別な方向から襲い掛かってこようとしていた奴らは、テレサさんが放った破壊光線で、2体まとめて消し飛ばされていた。
3号機は、義姉さんが魔力弾で怯ませたところを、クレヴィアさんが剣からほとばしらせた雷の鞭で一撃し、黒焦げにして即死させていた。
4号機は……運転しながらブルース兄さんが発動させた氷属性の魔法……無数のつららを飛ばして攻撃するそれで串刺しにされていた。
残る3体のうち2体は、アルバが上空から火炎弾を降り注がせて丸焼きに、
1体は、一瞬ナナに運転変わってもらって僕が飛び上がり……飛びかかってきたところを飛び膝蹴りで吹き飛ばした。
この間、わずかに10秒足らず。マジで障害でもなんでもない。
数日間とはいえ、一緒に過ごして探索とか戦闘してたからだろう。息あってきてるな。
そんな感じで道中の障害物を駆逐しつつ、僕らは進んでいった。
☆☆☆
「なかなか見つからないですね、入り口」
「まあ、仕方ないでしょう……この広さですし、1日でくまなく調べられるとは思っていませんでしたしね」
「今までが恵まれすぎとったということじゃな。……いや、今のこの状況も十分恵まれておると思うが」
「……ええ、確かに」
と、ラインハルトさんとマークさんは、周囲を見回しながら言った。
今、僕らは、休憩のためにいったんスノーモービルを下りて、鍋を囲んでランチタイムの最中である。あっためるだけで食べられるように、ってシェーンが作っておいてくれたものだ。
そして、僕らが休憩している場を覆うように、4機のスノーモービルが配置され……それらが起点になって、立方体の大きなバリアフィールドが構成され、風とか雪とかを防いでいる。
おまけに、風の影響がないせいで、中の体感気温はそこそこ温かくなっているし、食べている最中に料理に雪が入ったりすることもない。休憩場所としては文句なしの環境だ。
似たようなのを体感したことがあるクレヴィアさんは、『相変わらずの便利さだな』って、感心しつつもちょっと呆れた感じの視線をくれました。
風と雪を完璧に防ぐフィールド内で、座るなり寝転がるなりして、皆、ゆっくり体を休めている。危険区域の中とは思えないくらいに……って、まあ、今更か。
散々『否常識』を見せつけて来たからな……さすがに慣れてくれたか。
まあ、今この瞬間だけは、ピクニックみたいな平和な時間を堪能してもらおう。探索はまだ、始まったばかりだ。先は長い。休めるところで、きっちり休むべきだ。
時間になったら、また出発だ。探索を再開する。
今日、このまま続けて『入り口』が見つかればよし。見つからなければ……一度『オルトヘイム号』に戻って、今まで同様、そこに泊まる。その際、今日使った物品その他を補充する。
そして明日の朝、また今日と同じように出発し、今日調べなかったエリアを調査するわけだ。
そしてもし、入り口が見つかれば……そこから中に入って探索を開始する。
一旦内部の探索を始めたら、夜になっても船には戻らず……基本、ダンジョン内部で野営しつつ、探索を続けることになる。最深部まで1日じゃ到達しないかもしれない規模だってのは、最初からわかってたことだし。
そのための物資は、収容用のマジックアイテムで持ってきている。かなりの長期間、潜っていることも可能だ。
……ま、できる限り早く終わらせたいもんだけど。
☆☆☆
もう間もなく夕暮れになる……という時間になった。
このエリアを探索して見つからなかったら、もう今日は戻ろう……と、皆と話していた、その時だった。
「……! ミナトさん、これ!」
「うん、ひょっとすると、ひょっとするかも……『ちょっと止まって!』」
レーダーの画面上、ナナが指さした箇所を見て、言いたいことを察した僕は……通信を開いて、2~4号機に呼びかけた。
「『レーダー左上、海岸付近に大規模な空洞あり! 横穴かもしれないから見に行きます! 水没してる可能性があるので、水中適応メンバー用意してください』……よっと、こっちだな」
言い終えた後、ハンドルを切ってその反応があった場所へ向かう。後ろから、残りの3機も一緒についてきた。
そして、ついた先にあったのは……奥が見えないくらいには深くまで続いている、洞窟だった。
さっき言った通り、水の中でも動けるメンバー……の中でも、補助装備なしで水中で呼吸できる、僕とラインハルトさんで様子を見に行ったところ、かなり深い洞窟だった。
しかも、空気の動きを感じる……風が吹いてる。
ってことは、ここ以外の入り口ともつながってる可能性がある。となると……相当大きいな。
途中には、腰のあたりまで水没する作りになっていた場所もあって……そこそこ奥まで来て、分かれ道に差し掛かったところで、聞いてみた。
「どう思います? ラインハルトさん」
「間違いないでしょうね……さっきから反響定位(ソナー)で探ってみてますが、一向にこの洞窟の全容を把握できない。深さ100mや200mじゃないのは確かだ」
「おまけに妙な魔力も感じるし……こっちの魔力式の探査を阻害されてる。ラインハルトさんのそれは、種族特性ですよね? たしか、シャチとサメの系統の混血のマーマンだって……」
「ええ。両親とも連邦の海軍軍人、しかも系統の異なるマーマン同士の間の子です。通常なら、どちらかの種族になるんですが……たまに私のような、混ざった子が生まれるそうで。まあ、おかげでサメとシャチ、両方の能力を使える体に育ったんで、結果的にはよかったです」
ソナーはシャチの能力か……魔力を介在させない、純粋な種族としての能力なら、魔力で阻害されることもないだろうけど……それでも、全容がわからないと。
「純粋に効果範囲の限界ですね。お役に立てず申し訳ない」
「とんでもないですよ。ともあれ、ここがクロだってことはわかった……けど、時間が遅いですね。これじゃ、探索に入ってすぐ野営することになりそうだ」
「なら、今日は船に戻って、明日の早朝から探索に入るのがよさそうですね。消耗品の補充もできますし……この位置なら、乗り物なしで船から直接来ることもできるでしょう」
そんな風に話しながら、僕らは洞窟の入り口へと、元来た道を戻っていった。
途中……潮汐の関係だろう、通路がほぼ完全に水没してた。水中組だけで来といてよかった。
……しかし、予想してはいたけど……この短時間で、平気で通路一つ水没するな、この洞窟。
これは、水中戦もありうる、じゃなくて、そもそも水中戦を前提にして考えといたほうがよさそうだ。
となると……『アレ』の出番だな。
道具による対策もするけど……いざって時のために、やっぱり『アレ』も欲しい。
ネリドラとリュドネラに手伝ってもらえば……呼びも含めて、必要数の作成が間に合うだろう。何とか。
そんなことを考え……歩きながら、僕はスマホで船内のネリドラに電話をかけた。
「……もしもしネリドラ? 僕だけど……今夜中に『GBポーション』を量産しときたいから、用意進めといてくれる? そう、うん、ラボにほら……」
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