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第4話
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マップ機能に導かれるままに森の中を進んでいくと、しばらくして、予定通りに街道へと出た。
街道は森を真っ二つに分断するように、左右に続いている。
さて、どっちに進むか。
俺は少し迷ってから、左手側に進むことに決めた。
なぜかと言うと、マップ機能によればそっち方面に水場があるみたいだったからだ。
飲み水の確保は最優先課題の一つだから、ほかに判断材料がないならそっちに向かうべきだろうと考えた。
そんなわけで左手側──西の方角へと向かって、しばらく街道を進んでいく。
するとやがて前方から、滝の音らしきざぁざぁという水音が聞こえてきた。
目標の水場だろう。
俺はそのまま街道を進んでいく。
しばらく進むと、その美しい場所にたどりついた。
そこはちょっとした規模の滝つぼだった。
断崖から流れ落ちる透明の水が、エメラルドブルーの池にざぁざぁと注がれている。
舞い散る水しぶきが陽光を反射してきらきらと輝き、森の中にひっそりとたたずむその場所を幻想的に彩っていた。
そこで──一人の美しい女性が、水浴びをしていた。
その女性は、輝くような長い金髪を背中まで伸ばし、モデル体型の見事な裸身をさらして、まるで妖精のような佇まいで膝までを滝つぼに浸からせていた。
俺はその光景を目の前にして、少し離れた場所で呆然としていた。
あまりにも美しすぎて、息をのむことしかできない。
よく見ると、水辺の一角にはファンタジー世界の騎士が身につけるような鎧と剣、それに衣服がまとめて置かれていた。
あの水浴びをしている女性の持ち物だろうか。
俺は極上の絵画を見るような気持ちで、その光景にずっと魅入られていた。
が、そのとき。
女性がぴくりと反応した。
そして警戒するように周囲を見回し、凛とした声を張り上げる。
「誰だ! 近くに誰かいるのか!?」
その声を聞いた俺は、慌てて近くにあった大木の陰に隠れた。
俺はこの時になって初めて、自分が女性の裸を盗み見ていたことに気付いたのだ。
ざばざばと、女性が水をかき分けてこちらに向かってくる音が聞こえる。
遠くから女性が近付いてくる気配を感じながら、俺は両手で自分の口をふさいで、息を殺していた。
裸を覗き見していたという後ろめたい気持ちが、彼女に見つかってはいけないという警鐘となって、俺をこの場に隠れさせていた。
だが、そのとき──
もう一つの、まったく予想外の出来事が俺を襲った。
大木の陰に隠れていた俺の目の前に、しゅるしゅると、何か植物の蔦のようなものが頭上から下りてきたのだ。
「へっ……?」
何だこれ、と思う間もない。
植物の蔦のような何かは、頭上から次々と、何本も俺の前に現れて、不躾に俺の手足や胴体などに絡みついていく。
「ちょっ……! ちょっ、待っ……!? なんだよこれ!?」
俺は慌てて頭上を見上げる。
そこにいたのは、巨大な植物のバケモノだった。
そいつはうねうねと蠢く、何本もの太い蔦を持っていた。
真っ赤で巨大な花の中央には、人間をたやすく呑み込めるぐらいの大穴が開いていて、その口には鋭い牙のようなものがずらりと並んでいる。
その口周りや牙には唾液のような粘液がまとわりついていて、それが一滴とろっと垂れて、俺の頬にぴちょんとかかった。
「ヒッ……!」
我知らず、俺の口から小さな悲鳴が漏れた。
ヤバい、何だこれ。
逃げないと。
早く逃げないと。
だが逃げようとしても、俺の全身に絡みついた蔦の力が強くて、引きはがすことができない。
くそっ、なんだよこれ……!
どうにかできないのかよ……!?
そうだ──!
俺は蔦に絡みつかれた腕に力を入れ、制服のポケットまでどうにか手を伸ばすと、そこから魔法少女カードを取り出す。
そしてカードを掲げて、必死に叫んだ。
「──変身っ!!」
カードから光が溢れて、俺の体を包み込む。
俺の体が変化し、可憐な衣装をまとった少女の姿になった。
「よし、これで……!」
俺は力ずくで、自分の体に絡みついている蔦を引き千切ろうとした。
魔法少女の力なら、こんなもの──!
──だが。
「えっ……な、なんで……力が……入らない……」
魔法少女の姿に変化した俺の体は、ただの幼い少女のそれであるかのように、まったく力を発揮してくれなかった。
これなら変身前のほうがまだマシというぐらい。
「う、うそだろ……やめろよ……!?」
魔法少女に変身した俺の体は、絡みついた何本もの蔦によってゆらりと持ち上げられた。
ずらりと牙の生えた花の口が、徐々に近づいてくる。
いや違う、俺の体が持ち上げられて、そっちに近付けられているんだ。
そしてこのとき俺は、パニックになりながらも、気付いてしまった。
魔法少女──弱点:触手。
このバケモノ植物のうねうねと蠢く「蔦」が、「触手」と判定されたのではないか。
──なんだよそのルール、聞いてねぇよ!
ふざけんなよ、訴えてやる!
くそっ、くそっ……!
だがそんな怨嗟の想いを募らせても、状況が良くなるはずもなく。
俺の体は、バケモノ植物の花にぱっくりと食べられそうになって──
そのときだった。
──シュピンッ!
一条の剣光が閃いた。
俺の体を拘束していた何本もの蔦が、一斉にバラバラと崩れ落ちる。
蔦によって持ち上げられていた俺の体は、支えを失って落下し──
どさりと、誰かの腕に抱えられた。
……え?
「──大丈夫?」
俺の視界には、安心させるような笑顔を俺に向ける、美人のお姉さんの顔。
魔法少女の姿をした俺の小さな体は、一人の凛々しくも綺麗な女性の腕に、お姫様抱っこされていた。
そして俺は気付く。
あ、この人、さっきの水浴びしてた人だ、と。
ちなみに言うと、どうやらまだ全裸のようだ。
着るものも着ずに、剣だけを持ってこの場に現れたみたいで──
何だこれ……めちゃくちゃ恥ずかしい。
体は魔法少女でも、心は当然ながら男子の俺。
全裸の美女にお姫様抱っこされてるとか、いろんな意味で恥ずかしさがMAXだ。
俺はどうしていいか分からなくなって──
とりあえずお礼は言わなきゃいけないと、それだけをどうにか口から絞り出した。
「あ……ありがとう、ございます……」
「ふふっ、どういたしまして。──いろいろと気になることはあるけど、とりあえず少し待っててくれるかな。私はあれを倒してくるから」
「は、はい……」
女性は魔法少女姿の俺を、そっと地面に下ろした。
それから自分は剣を片手に、無造作にバケモノ植物へと向かっていく。
──その戦いぶりは、見事の一言だった。
女性は襲い来る蔦を素早い身のこなしでかわし、あるいは剣で切り払い、あっという間にバケモノ植物の懐に入る。
そして幾度か剣を振るい、最後にはその怪物を滅多切りにした。
やがてバケモノ植物が動かなくなったのを確認すると、女性は「ふぅ」と小さく息をついた。
戦いを終えた女性は振り返り、俺のほうへと向かってくる。
ちなみに俺はというと──
もう完全に、その女性の虜になっていた。
だってこんなの、惚れないとか無理だよ……。
かっこいいし、綺麗だし、ドキドキするし。
まさにヒーロー。
俺の中でその女性は、一瞬で陶酔の対象へと格上げされた。
「あ、あのっ! ありがとうございますっ!」
俺は魔法少女姿のまま、ぺっこり九十度体を折り曲げて頭を下げる。
その俺の頭を、女性は近付いてきてよしよしとなでた。
「気にしなくていいよ。力なき人々を守るのは、騎士の務めだもの。……それよりあなた、どうしてこんな場所に? 親御さんはいないの? それにその格好──」
「あ、あああああのっ、俺っ……」
「オレ……?」
「あ、い、いえ、その……わ、私は、異世界から来て──」
「イセカイ……? ふふっ、なんだかよく分からないけど、少し落ち着こうか。お姉さんは服を着てくるから、あとでゆっくりと話そう?」
「は……はい……」
女性はもう一度俺の頭を優しくなでると、自分の衣服がある水辺へと向かっていった。
それを見て、俺は胸に手を当ててホッと一息。
俺はなんかもう、すごくテンパっていた。
本当は男だとバレたら殺されるんじゃないかとか、そういうやましい気持ちや感情がごちゃごちゃになって、どうしたらいいのか分からずにいた。
ホントどうしよう……どうしようこの状況。
異世界に到着して早々、俺の新たな人生はクライマックスを迎えた感でいっぱいになっていた。
街道は森を真っ二つに分断するように、左右に続いている。
さて、どっちに進むか。
俺は少し迷ってから、左手側に進むことに決めた。
なぜかと言うと、マップ機能によればそっち方面に水場があるみたいだったからだ。
飲み水の確保は最優先課題の一つだから、ほかに判断材料がないならそっちに向かうべきだろうと考えた。
そんなわけで左手側──西の方角へと向かって、しばらく街道を進んでいく。
するとやがて前方から、滝の音らしきざぁざぁという水音が聞こえてきた。
目標の水場だろう。
俺はそのまま街道を進んでいく。
しばらく進むと、その美しい場所にたどりついた。
そこはちょっとした規模の滝つぼだった。
断崖から流れ落ちる透明の水が、エメラルドブルーの池にざぁざぁと注がれている。
舞い散る水しぶきが陽光を反射してきらきらと輝き、森の中にひっそりとたたずむその場所を幻想的に彩っていた。
そこで──一人の美しい女性が、水浴びをしていた。
その女性は、輝くような長い金髪を背中まで伸ばし、モデル体型の見事な裸身をさらして、まるで妖精のような佇まいで膝までを滝つぼに浸からせていた。
俺はその光景を目の前にして、少し離れた場所で呆然としていた。
あまりにも美しすぎて、息をのむことしかできない。
よく見ると、水辺の一角にはファンタジー世界の騎士が身につけるような鎧と剣、それに衣服がまとめて置かれていた。
あの水浴びをしている女性の持ち物だろうか。
俺は極上の絵画を見るような気持ちで、その光景にずっと魅入られていた。
が、そのとき。
女性がぴくりと反応した。
そして警戒するように周囲を見回し、凛とした声を張り上げる。
「誰だ! 近くに誰かいるのか!?」
その声を聞いた俺は、慌てて近くにあった大木の陰に隠れた。
俺はこの時になって初めて、自分が女性の裸を盗み見ていたことに気付いたのだ。
ざばざばと、女性が水をかき分けてこちらに向かってくる音が聞こえる。
遠くから女性が近付いてくる気配を感じながら、俺は両手で自分の口をふさいで、息を殺していた。
裸を覗き見していたという後ろめたい気持ちが、彼女に見つかってはいけないという警鐘となって、俺をこの場に隠れさせていた。
だが、そのとき──
もう一つの、まったく予想外の出来事が俺を襲った。
大木の陰に隠れていた俺の目の前に、しゅるしゅると、何か植物の蔦のようなものが頭上から下りてきたのだ。
「へっ……?」
何だこれ、と思う間もない。
植物の蔦のような何かは、頭上から次々と、何本も俺の前に現れて、不躾に俺の手足や胴体などに絡みついていく。
「ちょっ……! ちょっ、待っ……!? なんだよこれ!?」
俺は慌てて頭上を見上げる。
そこにいたのは、巨大な植物のバケモノだった。
そいつはうねうねと蠢く、何本もの太い蔦を持っていた。
真っ赤で巨大な花の中央には、人間をたやすく呑み込めるぐらいの大穴が開いていて、その口には鋭い牙のようなものがずらりと並んでいる。
その口周りや牙には唾液のような粘液がまとわりついていて、それが一滴とろっと垂れて、俺の頬にぴちょんとかかった。
「ヒッ……!」
我知らず、俺の口から小さな悲鳴が漏れた。
ヤバい、何だこれ。
逃げないと。
早く逃げないと。
だが逃げようとしても、俺の全身に絡みついた蔦の力が強くて、引きはがすことができない。
くそっ、なんだよこれ……!
どうにかできないのかよ……!?
そうだ──!
俺は蔦に絡みつかれた腕に力を入れ、制服のポケットまでどうにか手を伸ばすと、そこから魔法少女カードを取り出す。
そしてカードを掲げて、必死に叫んだ。
「──変身っ!!」
カードから光が溢れて、俺の体を包み込む。
俺の体が変化し、可憐な衣装をまとった少女の姿になった。
「よし、これで……!」
俺は力ずくで、自分の体に絡みついている蔦を引き千切ろうとした。
魔法少女の力なら、こんなもの──!
──だが。
「えっ……な、なんで……力が……入らない……」
魔法少女の姿に変化した俺の体は、ただの幼い少女のそれであるかのように、まったく力を発揮してくれなかった。
これなら変身前のほうがまだマシというぐらい。
「う、うそだろ……やめろよ……!?」
魔法少女に変身した俺の体は、絡みついた何本もの蔦によってゆらりと持ち上げられた。
ずらりと牙の生えた花の口が、徐々に近づいてくる。
いや違う、俺の体が持ち上げられて、そっちに近付けられているんだ。
そしてこのとき俺は、パニックになりながらも、気付いてしまった。
魔法少女──弱点:触手。
このバケモノ植物のうねうねと蠢く「蔦」が、「触手」と判定されたのではないか。
──なんだよそのルール、聞いてねぇよ!
ふざけんなよ、訴えてやる!
くそっ、くそっ……!
だがそんな怨嗟の想いを募らせても、状況が良くなるはずもなく。
俺の体は、バケモノ植物の花にぱっくりと食べられそうになって──
そのときだった。
──シュピンッ!
一条の剣光が閃いた。
俺の体を拘束していた何本もの蔦が、一斉にバラバラと崩れ落ちる。
蔦によって持ち上げられていた俺の体は、支えを失って落下し──
どさりと、誰かの腕に抱えられた。
……え?
「──大丈夫?」
俺の視界には、安心させるような笑顔を俺に向ける、美人のお姉さんの顔。
魔法少女の姿をした俺の小さな体は、一人の凛々しくも綺麗な女性の腕に、お姫様抱っこされていた。
そして俺は気付く。
あ、この人、さっきの水浴びしてた人だ、と。
ちなみに言うと、どうやらまだ全裸のようだ。
着るものも着ずに、剣だけを持ってこの場に現れたみたいで──
何だこれ……めちゃくちゃ恥ずかしい。
体は魔法少女でも、心は当然ながら男子の俺。
全裸の美女にお姫様抱っこされてるとか、いろんな意味で恥ずかしさがMAXだ。
俺はどうしていいか分からなくなって──
とりあえずお礼は言わなきゃいけないと、それだけをどうにか口から絞り出した。
「あ……ありがとう、ございます……」
「ふふっ、どういたしまして。──いろいろと気になることはあるけど、とりあえず少し待っててくれるかな。私はあれを倒してくるから」
「は、はい……」
女性は魔法少女姿の俺を、そっと地面に下ろした。
それから自分は剣を片手に、無造作にバケモノ植物へと向かっていく。
──その戦いぶりは、見事の一言だった。
女性は襲い来る蔦を素早い身のこなしでかわし、あるいは剣で切り払い、あっという間にバケモノ植物の懐に入る。
そして幾度か剣を振るい、最後にはその怪物を滅多切りにした。
やがてバケモノ植物が動かなくなったのを確認すると、女性は「ふぅ」と小さく息をついた。
戦いを終えた女性は振り返り、俺のほうへと向かってくる。
ちなみに俺はというと──
もう完全に、その女性の虜になっていた。
だってこんなの、惚れないとか無理だよ……。
かっこいいし、綺麗だし、ドキドキするし。
まさにヒーロー。
俺の中でその女性は、一瞬で陶酔の対象へと格上げされた。
「あ、あのっ! ありがとうございますっ!」
俺は魔法少女姿のまま、ぺっこり九十度体を折り曲げて頭を下げる。
その俺の頭を、女性は近付いてきてよしよしとなでた。
「気にしなくていいよ。力なき人々を守るのは、騎士の務めだもの。……それよりあなた、どうしてこんな場所に? 親御さんはいないの? それにその格好──」
「あ、あああああのっ、俺っ……」
「オレ……?」
「あ、い、いえ、その……わ、私は、異世界から来て──」
「イセカイ……? ふふっ、なんだかよく分からないけど、少し落ち着こうか。お姉さんは服を着てくるから、あとでゆっくりと話そう?」
「は……はい……」
女性はもう一度俺の頭を優しくなでると、自分の衣服がある水辺へと向かっていった。
それを見て、俺は胸に手を当ててホッと一息。
俺はなんかもう、すごくテンパっていた。
本当は男だとバレたら殺されるんじゃないかとか、そういうやましい気持ちや感情がごちゃごちゃになって、どうしたらいいのか分からずにいた。
ホントどうしよう……どうしようこの状況。
異世界に到着して早々、俺の新たな人生はクライマックスを迎えた感でいっぱいになっていた。
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ざんねんじゃのー。 先生の次回作にご期待しますん。