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第1章
第6話
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森の小道を進んでいくと、少ししたところで、次の広場にたどり着いた。
ジゼルはそこで足を止めて、振り返る。
先の広場と比べると、かなり狭い場所だ。
だがその広場には、非常に特徴的なものが一つ浮かんでいた。
「王様、こちらが復活のクリスタルです。死んでしまった騎士をよみがえらせることのできる魔法装置になります。ここだけではなく、世界各地の拠点に配置されています」
ジゼルはそう言って、その浮かんでいる物体の横に立って、手を当てていた。
それは巨大なクリスタルとしか言いようのないものだった。
抱えるほどの大きさがある半透明の水晶体は、うっすらと謎の光を放ちながら、その場にふよふよと浮いている。
「王様からの先ほどのご質問ですが、ボクたち王の騎士は、【HP】が0になると光の粒となって肉体が砕け散ります。ただその際に、王様のアイテムストレージには【騎士の結晶】というアイテムが収納されます。これはボクたち騎士の魂のようなものです。このアイテムを持った状態で王様が復活のクリスタルに触れることで、ボクたちは肉体を取り戻してよみがえることができます」
そう言ってジゼルは、区切るように一つ息をついた。
それから、俺の方をまっすぐに見て、儚げに微笑みかけながら次の言葉を紡ぐ。
「つまり、王様さえ生き延びていれば、ボクたちは不滅ということです。王様の命が一番大事だということは、ゆめゆめ忘れないでください。リョウタ様は優しすぎる王様だから、ボクはそこが少し心配です」
「……なるほどな」
理屈はよく分かった。
確かに、ジゼルを捨て駒にするような運用には心理的に抵抗はあるが、一方で俺もゲーマーの端くれだ。
どうしてもそれが必要になったときには、自分が生き延びることを第一に考えよう。
だがそもそも、そんな状況にならないようにするのが本当の第一だろうな。
コンティニューのきかないゲームなら、絶対に死なないようにするだけの慎重さが必要だ。
しかし一方で、王の候補者同士で競い合う競争ゲームでもあるなら、石橋を叩きすぎていても勝利は望めない──か。
そう思ったら、俺の背筋をぞくぞくっとした何かが走った。
こいつは、面白い……!
俺は図らずも、自分の口の端が吊り上がってしまうのを感じていた。
すると俺を見ていたジゼルが、目をまん丸くして驚きの表情を浮かべる。
「ん……? どうした、ジゼル」
「い、いえ……王様、そんな顔もするんだなって思って……」
「え、そんな変な顔してたか?」
「いえいえいえっ! か、格好良くて、惚れ直したっていうか──って、ちちち、違いますっ! べ、別にボクは、王様にそんな気持ちは持ってないっていうか、持っちゃいけなくて、ボクは王様の騎士だから、その……す、すみません……」
ジゼルは顔を真っ赤にして、しゅんと肩を落とす。
やっべぇ……すげぇ可愛い。
うちのボクっ娘騎士が可愛すぎる件。
けどこれひょっとして、ジゼルのやつ、俺に惚れてないか……?
いやいや。
いやいやいや。
勘違いしてはいけない。
女子っていうのは、男子が勘違いするような態度をとっていても、本当は全然そんなことはない生き物なのだ。
ソースは中学校のときの同級生の川崎くんだ。
川崎くんはそれっぽい態度を取っていた女子に「お前、俺に惚れてるだろ?」などとドヤ顔で言い放ったが最後、相手の女子およびその周辺女子から、卒業までずっと汚物を見るような目を向けられ続けるという地獄を味わった。
これからこのキングスゲームをプレイしている最中、ずっと同行する相手であろうジゼルからあんな目で見続けられたら、俺は精神的に耐えられそうにない。
だから「ひょっとして惚れてないか?」ぐらいの確証で、踏み込んではいけないのだ。
完全に完璧な確証を得ない限りは、前に進んではいけない。
いや、それがどういうものであるかは、よく分かっていないのだが。
まあだから、いずれにせよ、あれだ。
普通だ、普通の反応をするのだ俺。
えーっと……。
そうだ、ジゼルには俺を慕ってくれている、親戚の幼い姪っ子のようなものだと思って接しよう。
事実上赤ちゃんみたいなものなんだし、体だけ大人に近い幼女だと思っておけばいいのだ。
それがいい、そうしよう。
そんなわけで俺は、ジゼルのもとまで歩み寄り、顔を真っ赤にしてうつむいている騎士の少女の頭を軽くなでる。
「ジゼルは可愛いな。ジゼルみたいな可愛らしい騎士に慕ってもらえて、俺も幸せ者だよ」
「そ、そんな、可愛いとか、幸せだなんて……あぅぅっ」
ゆでだこ状態のジゼルは、ぷしゅーっ、ぷしゅーっと顔から湯気を吹いていた。
……ふぅ、ひとまずこれでよしと。
少し気障っぽいかもしれないが、大事の前の小事だ。
今後この方向でいくとしよう。
ゲームの本番を開始する前に、一つ大きな難関を乗り越えた気になった俺だった。
さて、そんなわけで。
一通りの情報を得て、準備も整ったように思う。
俺はジゼルを連れて、広場の回復の泉へと向かい、二人で泉の水を飲む。
すると二人とも、減少していた【MP】が全快状態となった。
それから再び、復活のクリスタルがあった場所まで戻る。
「ジゼル、ゲームを進めるには、この先に進めばいいんだよな」
「はい、王様。ですがこの先にはモンスターが出るので、十分に気を付けてください」
「だろうな。どんなモンスターが出てくるかは分からないか?」
「はい。その情報はボクには与えられていません。でも、今の戦力で絶対に勝てないような敵には遭遇しないはずです」
「そう願いたいね。──さてジゼル、悪いけど前衛に出てもらってもいいか?」
「もちろんです、王様。ていうかもっとこう、バーンと命令しちゃってくれていいんですよ? ボクにできることなら、なんでも喜んでしますから」
「…………。……いや、あのなジゼル。最初に会ったときから、ずっと言おうと思っていたんだが」
「はい、なんでしょう?」
「……いや、やっぱりいい。俺の気の迷いだ」
「???」
はぁーっ……。
これはこの状況を作った神々さんたちに言いたいんだが。
長年独り身でくすぶっている成人男性を召喚しておいて、こんな美少女騎士に「なんでも命令してくださいね♪」なんて言わせるの、本当に良くないと思うんだ。
このゲームをエロゲーにしたいのかな?
それも鬼畜系の。
これはクレームですからね。
聞いてますかね、この異世界の運営さん?
なんて益体もないことを考えたりしながら、俺はジゼルを前に立て、森の中の小道を進んでいった。
ジゼルを前衛に置いているのは、純粋に俺よりも防御力が高いからだ。
あと俺が射撃攻撃使いだというのもある。
いい歳した男が、年若い女の子を危険な前衛に立たせるのどうなのよ、とかいうのは考えないことにする。
さすがにそこは合理的に考えていきたい。
で、そうしてしばらく進んでいった頃だった。
俺たちはついに、モンスターと遭遇した。
往く手の先に、小柄な人型の生き物が三体だ。
そいつらは犬に似た頭部を持っていて、その獰猛そうな口からは、だらだらとよだれを垂らしている。
手にはそれぞれ、石製の粗末な武器を持っている。
石の槍に、石の斧、石のナイフだ。
「コボルドです、王様! 最弱の部類のモンスターですが、大きな群れになれば人の集落も襲います。王様、何も命令がなければ、ボクは自分の判断で動きます。何かあれば遠慮なく言ってください! ──はぁああああっ!」
ジゼルはそう言って、コボルドというモンスターの群れに向かって、剣と盾を構えて駆けていった。
ジゼルはそこで足を止めて、振り返る。
先の広場と比べると、かなり狭い場所だ。
だがその広場には、非常に特徴的なものが一つ浮かんでいた。
「王様、こちらが復活のクリスタルです。死んでしまった騎士をよみがえらせることのできる魔法装置になります。ここだけではなく、世界各地の拠点に配置されています」
ジゼルはそう言って、その浮かんでいる物体の横に立って、手を当てていた。
それは巨大なクリスタルとしか言いようのないものだった。
抱えるほどの大きさがある半透明の水晶体は、うっすらと謎の光を放ちながら、その場にふよふよと浮いている。
「王様からの先ほどのご質問ですが、ボクたち王の騎士は、【HP】が0になると光の粒となって肉体が砕け散ります。ただその際に、王様のアイテムストレージには【騎士の結晶】というアイテムが収納されます。これはボクたち騎士の魂のようなものです。このアイテムを持った状態で王様が復活のクリスタルに触れることで、ボクたちは肉体を取り戻してよみがえることができます」
そう言ってジゼルは、区切るように一つ息をついた。
それから、俺の方をまっすぐに見て、儚げに微笑みかけながら次の言葉を紡ぐ。
「つまり、王様さえ生き延びていれば、ボクたちは不滅ということです。王様の命が一番大事だということは、ゆめゆめ忘れないでください。リョウタ様は優しすぎる王様だから、ボクはそこが少し心配です」
「……なるほどな」
理屈はよく分かった。
確かに、ジゼルを捨て駒にするような運用には心理的に抵抗はあるが、一方で俺もゲーマーの端くれだ。
どうしてもそれが必要になったときには、自分が生き延びることを第一に考えよう。
だがそもそも、そんな状況にならないようにするのが本当の第一だろうな。
コンティニューのきかないゲームなら、絶対に死なないようにするだけの慎重さが必要だ。
しかし一方で、王の候補者同士で競い合う競争ゲームでもあるなら、石橋を叩きすぎていても勝利は望めない──か。
そう思ったら、俺の背筋をぞくぞくっとした何かが走った。
こいつは、面白い……!
俺は図らずも、自分の口の端が吊り上がってしまうのを感じていた。
すると俺を見ていたジゼルが、目をまん丸くして驚きの表情を浮かべる。
「ん……? どうした、ジゼル」
「い、いえ……王様、そんな顔もするんだなって思って……」
「え、そんな変な顔してたか?」
「いえいえいえっ! か、格好良くて、惚れ直したっていうか──って、ちちち、違いますっ! べ、別にボクは、王様にそんな気持ちは持ってないっていうか、持っちゃいけなくて、ボクは王様の騎士だから、その……す、すみません……」
ジゼルは顔を真っ赤にして、しゅんと肩を落とす。
やっべぇ……すげぇ可愛い。
うちのボクっ娘騎士が可愛すぎる件。
けどこれひょっとして、ジゼルのやつ、俺に惚れてないか……?
いやいや。
いやいやいや。
勘違いしてはいけない。
女子っていうのは、男子が勘違いするような態度をとっていても、本当は全然そんなことはない生き物なのだ。
ソースは中学校のときの同級生の川崎くんだ。
川崎くんはそれっぽい態度を取っていた女子に「お前、俺に惚れてるだろ?」などとドヤ顔で言い放ったが最後、相手の女子およびその周辺女子から、卒業までずっと汚物を見るような目を向けられ続けるという地獄を味わった。
これからこのキングスゲームをプレイしている最中、ずっと同行する相手であろうジゼルからあんな目で見続けられたら、俺は精神的に耐えられそうにない。
だから「ひょっとして惚れてないか?」ぐらいの確証で、踏み込んではいけないのだ。
完全に完璧な確証を得ない限りは、前に進んではいけない。
いや、それがどういうものであるかは、よく分かっていないのだが。
まあだから、いずれにせよ、あれだ。
普通だ、普通の反応をするのだ俺。
えーっと……。
そうだ、ジゼルには俺を慕ってくれている、親戚の幼い姪っ子のようなものだと思って接しよう。
事実上赤ちゃんみたいなものなんだし、体だけ大人に近い幼女だと思っておけばいいのだ。
それがいい、そうしよう。
そんなわけで俺は、ジゼルのもとまで歩み寄り、顔を真っ赤にしてうつむいている騎士の少女の頭を軽くなでる。
「ジゼルは可愛いな。ジゼルみたいな可愛らしい騎士に慕ってもらえて、俺も幸せ者だよ」
「そ、そんな、可愛いとか、幸せだなんて……あぅぅっ」
ゆでだこ状態のジゼルは、ぷしゅーっ、ぷしゅーっと顔から湯気を吹いていた。
……ふぅ、ひとまずこれでよしと。
少し気障っぽいかもしれないが、大事の前の小事だ。
今後この方向でいくとしよう。
ゲームの本番を開始する前に、一つ大きな難関を乗り越えた気になった俺だった。
さて、そんなわけで。
一通りの情報を得て、準備も整ったように思う。
俺はジゼルを連れて、広場の回復の泉へと向かい、二人で泉の水を飲む。
すると二人とも、減少していた【MP】が全快状態となった。
それから再び、復活のクリスタルがあった場所まで戻る。
「ジゼル、ゲームを進めるには、この先に進めばいいんだよな」
「はい、王様。ですがこの先にはモンスターが出るので、十分に気を付けてください」
「だろうな。どんなモンスターが出てくるかは分からないか?」
「はい。その情報はボクには与えられていません。でも、今の戦力で絶対に勝てないような敵には遭遇しないはずです」
「そう願いたいね。──さてジゼル、悪いけど前衛に出てもらってもいいか?」
「もちろんです、王様。ていうかもっとこう、バーンと命令しちゃってくれていいんですよ? ボクにできることなら、なんでも喜んでしますから」
「…………。……いや、あのなジゼル。最初に会ったときから、ずっと言おうと思っていたんだが」
「はい、なんでしょう?」
「……いや、やっぱりいい。俺の気の迷いだ」
「???」
はぁーっ……。
これはこの状況を作った神々さんたちに言いたいんだが。
長年独り身でくすぶっている成人男性を召喚しておいて、こんな美少女騎士に「なんでも命令してくださいね♪」なんて言わせるの、本当に良くないと思うんだ。
このゲームをエロゲーにしたいのかな?
それも鬼畜系の。
これはクレームですからね。
聞いてますかね、この異世界の運営さん?
なんて益体もないことを考えたりしながら、俺はジゼルを前に立て、森の中の小道を進んでいった。
ジゼルを前衛に置いているのは、純粋に俺よりも防御力が高いからだ。
あと俺が射撃攻撃使いだというのもある。
いい歳した男が、年若い女の子を危険な前衛に立たせるのどうなのよ、とかいうのは考えないことにする。
さすがにそこは合理的に考えていきたい。
で、そうしてしばらく進んでいった頃だった。
俺たちはついに、モンスターと遭遇した。
往く手の先に、小柄な人型の生き物が三体だ。
そいつらは犬に似た頭部を持っていて、その獰猛そうな口からは、だらだらとよだれを垂らしている。
手にはそれぞれ、石製の粗末な武器を持っている。
石の槍に、石の斧、石のナイフだ。
「コボルドです、王様! 最弱の部類のモンスターですが、大きな群れになれば人の集落も襲います。王様、何も命令がなければ、ボクは自分の判断で動きます。何かあれば遠慮なく言ってください! ──はぁああああっ!」
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