史上最強の女騎士物語~強過ぎて本気で戦ったことがありません~

ハイブリッド・メガネっち

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第一章

episode 2 ウェース村での仕事

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 広場で雑談してたヴァーミリオンとエリーが、早速仕事を開始した。

「それじゃ、まずは村の治安の確認ね。」

「そうね。と言っても、特に問題は無さそうだけど。ヴァーミリオンが魔物退治をしている間、だいたい30分ほどこの場所にいたけど、平和そのものだっよ。」

「今はそうかもしれないけど、今日を含め三日間、しっかりこの村の治安を観察するわよ。」

 そうして、二人はウェース村を巡回し始めた。

「やっぱり、村だけあって閑散としているわね。帝都だといい意味でも悪い意味でも賑やかなのにね。」

「そうね、その分ここは静かでいい場所ね。エリーはこういった場所は好き?」

「好きだよ。落ち着いてるから。ただ、暮らすとなると、少し遠慮しちゃうかも。休暇などで訪れる分にはいいけど、暮らすとなると、人口が少ない分、ちょっと寂しいかな。そう言うヴァーミリオンはどうなのよ?」

「私?もちろん、好きだよ。人付き合いが近いし、自然も豊かで景観は綺麗だし。何より、貴族社会がこういった地域にはないからね。」

「そっか、ヴァーミリオンは私と違って貴族だもんね。やっぱり嫌い?貴族社会。」

「好きか嫌いで言われたら、嫌いね。生活する分にはいいけど、高慢な人が多いからね。うちは代々騎士を排出してきた家系だから、必然的に平民と接している分、高慢な人が嫌いになるのよ。」

「なるほどね。」

「だから嫌い、って色々と話し込んじゃったわ。ほら、エリー。雑談は終わり。仕事に戻るわよ。」

「はーい。ヴァーミリオンのこと、少しは知れたいい機会だったし、それにほら。村の端まで来たよ。」

「本当ね、それじゃ村人に何か不穏なこととかないか聞いて回りましょう。」

 村の巡回をしていたヴァーミリオンとエリーは二手に別れて、村人に聞き込みをし始めた。

夕方。二人は、最初の広場に集合した。

「エリー、お疲れ様。私の方では、特になにもありませんでした。そちらはどうでした?何かこれといった話はありましたか?」

「ヴァーミリオンもお疲れ様。こっちも何もなかったよ。何も無さすぎて少し村の人と雑談しちゃった。てへっ。」

「もう、エリーったら。でもまぁ、仕事はしっかりしてくれたみたいなので聞かなかったことにしましょう。では、本日の外仕事は終わったので宿に向かいましょう。」

「やった~仕事終わった~。ん?外?」

「えぇ、外です。まだ初日の報告書を書いてないでしょ?」

「ソウダッタ~」

「大丈夫ですよ。特に問題はなかったのですぐ終わりますよ。」

「私、内職が苦手なのー!」

そして、二人は報告書をしっかりと書き終え初日が終了した。その後も特に変わった様子もなく、無事今回のウェース村の視察が終了した。

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