29 / 29
三年生
告白、そして
しおりを挟む
「優一、来てくれたんだな」
「そりゃ来るよ。で、話ってなに?」
後夜祭のさなか、優一はずっと陽太からの連絡を待っていた。そしてようやくスマホに連絡が入り、優一は慌てて陽太に指定された場所まで走ってきたのだ。息を切らせた優一を見て陽太は仕方ないなあというように眉尻を下げ、未開封の缶コーヒーをさしだした。
「とりあえずお疲れ様ってことで、ほら」
「あ、ありがと。……え?」
「三年の文化祭も終わったし、乾杯ってことで。ほら」
陽太に急かされて優一は缶を開ける。そして陽太と缶をこつんとぶつけた。陽太は嬉しそうに笑うと缶に口をつける。優一もそれにならって陽太からもらったコーヒーに口をつけた。
「冷たいもん美味い……」
「今日も暑かったもんなあ。つーか俺が暑いなか部活してたのに、優一は冷房の効いた美術室にずっといたと思うとなんかズルいな?」
「そりゃそうでしょ。俺は快適な部活を選んだんだから」
「で、美術部? ……よく考えたら、優一がなんで美術部選んだのかもあんまりちゃんと聞けてなかったなって思って」
「今更?」
「今更でも、知りたい」
きっと陽太はもう何かを察しているのだろう。優一の本心を窺うような陽太の目が耐えられず、優一は思わず陽太から目を逸らした。どうしよう。本当のことを言うべきか。いや、ここまで来たらもう言うしかあるまい。
「最初は何でもよかったんだよね。陽太が言ってた通り、一人で帰るのが嫌だったから陽太を待つためになんかに入ろうとしてた」
「俺、そんなこと言ったっけ? つーか一人で帰るのが嫌って、優一ってそんな寂しがり屋だっけ」
「あのねえ……陽太と一緒に帰りたかったからだよ」
「……俺?」
あれ、予想外。思っていたよりも陽太は何も俺の本心を察していないらしい。優一は何と言ったものかと頭をひねりながら言葉を探す。今更誤魔化す必要なんてないと思っていたが、陽太が察していないなら話は別だ。
陽太は全てを理解して、俺の気持ちを直接聞くために俺を呼びだしたのだと思っていた。その場合、きっと俺の気持ちを聞く覚悟ができたのだろうと、もしかしたら受け入れる覚悟もできているのかもしれないと。そう優一は思っていたのだが、優一の前に立つ陽太は何も分かっていないような顔で首を傾げている。仕方ない。一つずつ説明するか。ここまできたら後は野となれ山となれだ。
「まずなんでこの高校を選んだのかって話にもなるんだけど」
「え、思ったより話がでかいな」
「まあそうなる。だって、その。俺の行動原理は全部、陽太だったから」
「……俺?」
陽太は驚いたように目を見開き、そしてばつが悪そうに優一から目を逸らした。まずい、陽太はきっと何かを勘違いしている。優一が弁解の言葉を発するより先に陽太は言いづらそうに口を開いた。
「前も聞いたけど、そんなに俺のこと心配だった?」
「だからちげえって。俺は俺のために陽太といたかったの!」
「え。えーっと……どういうこと?」
だめだ。思っていたより何も陽太にはつたわっていない。唖然とする優一を置いて、陽太は一人で話を進める。
「優一ってどこの高校でも好きに選べただろ。なのにわざわざ俺が行きたい高校にしてくれて、ずっと申し訳ないと思ってた」
「な、なんでだよ」
「だって、ここ家から遠いし。優一、高校は行ったらバイトもしたいかもとか言ってたけど、結局できなかっただろ」
「……いや、それはその。適当なことを言ってただけでバイトなんてしなくていいならしたくないよ」
「え、いいの?」
「そりゃまあ。家の助けになればって思ってたけど、俺が高校に入る前に母さんがまた別の男からストーカー被害の慰謝料とってたから家計に余裕出たし」
「……おばさん、相変わらず大変そうだな」
「顔がいいってのも大変だよねぇ。俺にはよく分からないけど」
「お前が言うなよ。嫌味に聞こえるぞ」
陽太の話がよく分からず、優一は首を傾げる。陽太は呆れたようにため息を吐くと「よし」と言って仕切り直すように優一の方をまっすぐに見た。
「俺、嬉しかったんだよ。優一がいてくれて。その、はじめましての人に囲まれずに済むから安心もしたし。でも同時に申し訳なかったんだよなぁ」
「なんでだよ。……俺は一緒に居られて嬉しかったのに」
「それ、もっと早く聞きたかった。そしたら少しくらい気が楽になったのに」
「……あー、まあそれは、ごめん」
「俺こそごめん。文理選択の時、ちょっとキツイこと言ったよな。……お互い言葉が足りなかったんだ」
優一は近宮が言っていた言葉を思い出す。気持ちはちゃんと言葉にすること。結局優一は陽太のセレクションがどうなったのかも希望進路も何も聞けてはいない。大学に入ったらばらばらになってしまう。そう考えると、今のうちに言いたいことは、伝えたいことは、ちゃんと言葉にしておくべきなのだろう。優一は意を決して口を開いた。
「美術部を選んだのは、あそこから野球部の練習が見えるからだよ」
「……だから優一ってずっとあの窓際にいたのか」
「ひいた?」
「別に。優一ってすっげー俺のこと好きだよなって思っただけ」
「ああ、やっぱりバレてた?」
「……え?」
陽太の言葉にやはり自分の本心はバレていたのだと優一は自嘲した。しかし優一の言葉を聞いた陽太は目を白黒させて視線を彷徨わせている。あれ、なんだこれ。もしかして陽太はまだ気が付いていなかったのか。驚いた様子の陽太に釣られて優一も目を丸くする。仕方ない。ここまで言ってしまったのだからもう隠す必要もない。というか隠すには遅すぎる。優一は苦笑して「好きだから」と言葉を紡いだ。
「陽太のことが好きだから、ずっと見ていたかった。陽太のことが好きだから、俺にしか描けない陽太の姿を形に残したかった」
「……あ、ありがと?」
「伝わってる? 告白、なんだけど」
「こ、告白……え、マジで? 俺に都合のいい夢とかではなく?」
「都合がいい……?」
「だ、だって、お前みたいなハイスペック人間に俺だけが溺愛されてるとか、そんな、少女漫画じゃあるまいし、あるわけないじゃん」
「ど、どうした?」
「俺ばっかりお前のこと好きなんだって思ってた。だって、優一って、誰に対しても、ああだし」
「そ、それは俺のセリフなんだけど」
「えぇ……えー!?」
「ちょ、声がでかいって」
急に大きな声を上げた陽太の口を慌てて優一は手でふさぐ。声に釣られて誰かが近づいてきた気配がしたので優一は陽太を物陰に引きずり込んだ。人が遠ざかっていく気配に優一はほっと胸をなでおろす。そして安心したところで、腕の中の陽太が泣いていることに気がついた。
「ちょ、陽太!? ご、ごめん。嫌だった?」
「嫌じゃねえよ……くっそ、両想いならもっと早く……あー、何してんだか」
「りょ、両想い?」
「俺もずっと優一のことが好きだったってこと! あんな風に近宮にけん制したり、嫉妬したりして、かっこわる……」
「え、なにそれ。そんな可愛いことしてくれてたの?」
「うるさい! こっちの気も知らねえでよ!」
「そう。知らないんだ。だから教えてよ。また陽太の絵を描けるように」
「……それなんだけどさ、あの絵、美術室に飾るとかやめてくれよ。ちゃんと優一が大事に持ってて」
「あ、あー。確かにそうだね。うん。そうする。ずっと、ずっと持ってる」
そうだ。誰にもあの陽太を譲るような、見せびらかすような真似はしたくない。にっこりと笑んだ優一を見て陽太は安堵の息を漏らす。そして誰にも奪わせないとばかりに陽太は優一の唇をさっと奪った。
「え、いま」
「うるせー! とりあえず戻ろ! ずっといないと、なんか変な誤解されるだろ」
「誤解じゃないからいいじゃん。ね、もう一回。お願い」
「やらねえって! ……今度、またゆっくり」
陽太はそう言うと優一を置いて文化祭で出た廃材を燃やしている焚火の方に走り出す。焚火の前ではまた吉井と横山が何かを言い合っていたが、その頬が赤く染まっているのは炎のせいだけでないと思いたい。自分の気持ちが報われたからといって他のことを心配する余裕が出たのだろうか。現金なやつめなんて自嘲しつつ優一は陽太の背を追って歩き出す。焦らなくていい。だって、俺と陽太はもうちゃんとお互いのことを理解しあったのだから。
あまり広くはない俺の部屋だけど、あの絵はちゃんと飾ってやりたい。そのために一体どう模様替えをしようか。模様替えの手伝いを陽太に頼んだら、陽太は恥ずかしがって怒るだろうか。これからの日々が楽しみでしょうがない。
「優一、早く!」
「今行く!」
「そりゃ来るよ。で、話ってなに?」
後夜祭のさなか、優一はずっと陽太からの連絡を待っていた。そしてようやくスマホに連絡が入り、優一は慌てて陽太に指定された場所まで走ってきたのだ。息を切らせた優一を見て陽太は仕方ないなあというように眉尻を下げ、未開封の缶コーヒーをさしだした。
「とりあえずお疲れ様ってことで、ほら」
「あ、ありがと。……え?」
「三年の文化祭も終わったし、乾杯ってことで。ほら」
陽太に急かされて優一は缶を開ける。そして陽太と缶をこつんとぶつけた。陽太は嬉しそうに笑うと缶に口をつける。優一もそれにならって陽太からもらったコーヒーに口をつけた。
「冷たいもん美味い……」
「今日も暑かったもんなあ。つーか俺が暑いなか部活してたのに、優一は冷房の効いた美術室にずっといたと思うとなんかズルいな?」
「そりゃそうでしょ。俺は快適な部活を選んだんだから」
「で、美術部? ……よく考えたら、優一がなんで美術部選んだのかもあんまりちゃんと聞けてなかったなって思って」
「今更?」
「今更でも、知りたい」
きっと陽太はもう何かを察しているのだろう。優一の本心を窺うような陽太の目が耐えられず、優一は思わず陽太から目を逸らした。どうしよう。本当のことを言うべきか。いや、ここまで来たらもう言うしかあるまい。
「最初は何でもよかったんだよね。陽太が言ってた通り、一人で帰るのが嫌だったから陽太を待つためになんかに入ろうとしてた」
「俺、そんなこと言ったっけ? つーか一人で帰るのが嫌って、優一ってそんな寂しがり屋だっけ」
「あのねえ……陽太と一緒に帰りたかったからだよ」
「……俺?」
あれ、予想外。思っていたよりも陽太は何も俺の本心を察していないらしい。優一は何と言ったものかと頭をひねりながら言葉を探す。今更誤魔化す必要なんてないと思っていたが、陽太が察していないなら話は別だ。
陽太は全てを理解して、俺の気持ちを直接聞くために俺を呼びだしたのだと思っていた。その場合、きっと俺の気持ちを聞く覚悟ができたのだろうと、もしかしたら受け入れる覚悟もできているのかもしれないと。そう優一は思っていたのだが、優一の前に立つ陽太は何も分かっていないような顔で首を傾げている。仕方ない。一つずつ説明するか。ここまできたら後は野となれ山となれだ。
「まずなんでこの高校を選んだのかって話にもなるんだけど」
「え、思ったより話がでかいな」
「まあそうなる。だって、その。俺の行動原理は全部、陽太だったから」
「……俺?」
陽太は驚いたように目を見開き、そしてばつが悪そうに優一から目を逸らした。まずい、陽太はきっと何かを勘違いしている。優一が弁解の言葉を発するより先に陽太は言いづらそうに口を開いた。
「前も聞いたけど、そんなに俺のこと心配だった?」
「だからちげえって。俺は俺のために陽太といたかったの!」
「え。えーっと……どういうこと?」
だめだ。思っていたより何も陽太にはつたわっていない。唖然とする優一を置いて、陽太は一人で話を進める。
「優一ってどこの高校でも好きに選べただろ。なのにわざわざ俺が行きたい高校にしてくれて、ずっと申し訳ないと思ってた」
「な、なんでだよ」
「だって、ここ家から遠いし。優一、高校は行ったらバイトもしたいかもとか言ってたけど、結局できなかっただろ」
「……いや、それはその。適当なことを言ってただけでバイトなんてしなくていいならしたくないよ」
「え、いいの?」
「そりゃまあ。家の助けになればって思ってたけど、俺が高校に入る前に母さんがまた別の男からストーカー被害の慰謝料とってたから家計に余裕出たし」
「……おばさん、相変わらず大変そうだな」
「顔がいいってのも大変だよねぇ。俺にはよく分からないけど」
「お前が言うなよ。嫌味に聞こえるぞ」
陽太の話がよく分からず、優一は首を傾げる。陽太は呆れたようにため息を吐くと「よし」と言って仕切り直すように優一の方をまっすぐに見た。
「俺、嬉しかったんだよ。優一がいてくれて。その、はじめましての人に囲まれずに済むから安心もしたし。でも同時に申し訳なかったんだよなぁ」
「なんでだよ。……俺は一緒に居られて嬉しかったのに」
「それ、もっと早く聞きたかった。そしたら少しくらい気が楽になったのに」
「……あー、まあそれは、ごめん」
「俺こそごめん。文理選択の時、ちょっとキツイこと言ったよな。……お互い言葉が足りなかったんだ」
優一は近宮が言っていた言葉を思い出す。気持ちはちゃんと言葉にすること。結局優一は陽太のセレクションがどうなったのかも希望進路も何も聞けてはいない。大学に入ったらばらばらになってしまう。そう考えると、今のうちに言いたいことは、伝えたいことは、ちゃんと言葉にしておくべきなのだろう。優一は意を決して口を開いた。
「美術部を選んだのは、あそこから野球部の練習が見えるからだよ」
「……だから優一ってずっとあの窓際にいたのか」
「ひいた?」
「別に。優一ってすっげー俺のこと好きだよなって思っただけ」
「ああ、やっぱりバレてた?」
「……え?」
陽太の言葉にやはり自分の本心はバレていたのだと優一は自嘲した。しかし優一の言葉を聞いた陽太は目を白黒させて視線を彷徨わせている。あれ、なんだこれ。もしかして陽太はまだ気が付いていなかったのか。驚いた様子の陽太に釣られて優一も目を丸くする。仕方ない。ここまで言ってしまったのだからもう隠す必要もない。というか隠すには遅すぎる。優一は苦笑して「好きだから」と言葉を紡いだ。
「陽太のことが好きだから、ずっと見ていたかった。陽太のことが好きだから、俺にしか描けない陽太の姿を形に残したかった」
「……あ、ありがと?」
「伝わってる? 告白、なんだけど」
「こ、告白……え、マジで? 俺に都合のいい夢とかではなく?」
「都合がいい……?」
「だ、だって、お前みたいなハイスペック人間に俺だけが溺愛されてるとか、そんな、少女漫画じゃあるまいし、あるわけないじゃん」
「ど、どうした?」
「俺ばっかりお前のこと好きなんだって思ってた。だって、優一って、誰に対しても、ああだし」
「そ、それは俺のセリフなんだけど」
「えぇ……えー!?」
「ちょ、声がでかいって」
急に大きな声を上げた陽太の口を慌てて優一は手でふさぐ。声に釣られて誰かが近づいてきた気配がしたので優一は陽太を物陰に引きずり込んだ。人が遠ざかっていく気配に優一はほっと胸をなでおろす。そして安心したところで、腕の中の陽太が泣いていることに気がついた。
「ちょ、陽太!? ご、ごめん。嫌だった?」
「嫌じゃねえよ……くっそ、両想いならもっと早く……あー、何してんだか」
「りょ、両想い?」
「俺もずっと優一のことが好きだったってこと! あんな風に近宮にけん制したり、嫉妬したりして、かっこわる……」
「え、なにそれ。そんな可愛いことしてくれてたの?」
「うるさい! こっちの気も知らねえでよ!」
「そう。知らないんだ。だから教えてよ。また陽太の絵を描けるように」
「……それなんだけどさ、あの絵、美術室に飾るとかやめてくれよ。ちゃんと優一が大事に持ってて」
「あ、あー。確かにそうだね。うん。そうする。ずっと、ずっと持ってる」
そうだ。誰にもあの陽太を譲るような、見せびらかすような真似はしたくない。にっこりと笑んだ優一を見て陽太は安堵の息を漏らす。そして誰にも奪わせないとばかりに陽太は優一の唇をさっと奪った。
「え、いま」
「うるせー! とりあえず戻ろ! ずっといないと、なんか変な誤解されるだろ」
「誤解じゃないからいいじゃん。ね、もう一回。お願い」
「やらねえって! ……今度、またゆっくり」
陽太はそう言うと優一を置いて文化祭で出た廃材を燃やしている焚火の方に走り出す。焚火の前ではまた吉井と横山が何かを言い合っていたが、その頬が赤く染まっているのは炎のせいだけでないと思いたい。自分の気持ちが報われたからといって他のことを心配する余裕が出たのだろうか。現金なやつめなんて自嘲しつつ優一は陽太の背を追って歩き出す。焦らなくていい。だって、俺と陽太はもうちゃんとお互いのことを理解しあったのだから。
あまり広くはない俺の部屋だけど、あの絵はちゃんと飾ってやりたい。そのために一体どう模様替えをしようか。模様替えの手伝いを陽太に頼んだら、陽太は恥ずかしがって怒るだろうか。これからの日々が楽しみでしょうがない。
「優一、早く!」
「今行く!」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
溺愛系とまではいかないけど…過保護系カレシと言った方が 良いじゃねぇ? って親友に言われる僕のカレシさん
315 サイコ
BL
潔癖症で対人恐怖症の汐織は、一目惚れした1つ上の三波 道也に告白する。
が、案の定…
対人恐怖症と潔癖症が、災いして号泣した汐織を心配して手を貸そうとした三波の手を叩いてしまう。
そんな事が、あったのにも関わらず仮の恋人から本当の恋人までなるのだが…
三波もまた、汐織の対応をどうしたらいいのか、戸惑っていた。
そこに汐織の幼馴染みで、隣に住んでいる汐織の姉と付き合っていると言う戸室 久貴が、汐織の頭をポンポンしている場面に遭遇してしまう…
表紙のイラストは、Days AIさんで作らせていただきました。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語
だって、君は210日のポラリス
大庭和香
BL
モテ属性過多男 × モブ要素しかない俺
モテ属性過多の理央は、地味で凡庸な俺を平然と「恋人」と呼ぶ。大学の履修登録も丸かぶりで、いつも一緒。
一方、平凡な小市民の俺は、旅行先で両親が事故死したという連絡を受け、
突然人生の岐路に立たされた。
――立春から210日、夏休みの終わる頃。
それでも理央は、変わらず俺のそばにいてくれて――
📌別サイトで読み切りの形で投稿した作品を、連載形式に切り替えて投稿しています。
エピローグまで公開いたしました。14,000字程度になりました。読み切りの形のときより短くなりました……1000文字ぐらい書き足したのになぁ。
📌本編モブ視点による、番外エピソード
「君はポラリス ― アンコール!:2年後の二人と俺と」を追加しました。
【完結】I adore you
ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。
そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。
※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。
【完結・BL】春樹の隣は、この先もずっと俺が良い【幼馴染】
彩華
BL
俺の名前は綾瀬葵。
高校デビューをすることもなく入学したと思えば、あっという間に高校最後の年になった。周囲にはカップル成立していく中、俺は変わらず彼女はいない。いわく、DTのまま。それにも理由がある。俺は、幼馴染の春樹が好きだから。だが同性相手に「好きだ」なんて言えるはずもなく、かといって気持ちを諦めることも出来ずにダラダラと片思いを続けること早数年なわけで……。
(これが最後のチャンスかもしれない)
流石に高校最後の年。進路によっては、もう春樹と一緒にいられる時間が少ないと思うと焦りが出る。だが、かといって長年幼馴染という一番近い距離でいた関係を壊したいかと問われれば、それは……と踏み込めない俺もいるわけで。
(できれば、春樹に彼女が出来ませんように)
そんなことを、ずっと思ってしまう俺だが……────。
*********
久しぶりに始めてみました
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
【完結】俺はずっと、おまえのお嫁さんになりたかったんだ。
ペガサスサクラ
BL
※あらすじ、後半の内容にやや二章のネタバレを含みます。
幼なじみの悠也に、恋心を抱くことに罪悪感を持ち続ける楓。
逃げるように東京の大学に行き、田舎故郷に二度と帰るつもりもなかったが、大学三年の夏休みに母親からの電話をきっかけに帰省することになる。
見慣れた駅のホームには、悠也が待っていた。あの頃と変わらない無邪気な笑顔のままー。
何年もずっと連絡をとらずにいた自分を笑って許す悠也に、楓は戸惑いながらも、そばにいたい、という気持ちを抑えられず一緒に過ごすようになる。もう少し今だけ、この夏が終わったら今度こそ悠也のもとを去るのだと言い聞かせながら。
しかしある夜、悠也が、「ずっと親友だ」と自分に無邪気に伝えてくることに耐えきれなくなった楓は…。
お互いを大切に思いながらも、「すき」の色が違うこととうまく向き合えない、不器用な少年二人の物語。
主人公楓目線の、片思いBL。
プラトニックラブ。
いいね、感想大変励みになっています!読んでくださって本当にありがとうございます。
2024.11.27 無事本編完結しました。感謝。
最終章投稿後、第四章 3.5話を追記しています。
(この回は箸休めのようなものなので、読まなくても次の章に差し支えはないです。)
番外編は、2人の高校時代のお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる