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29.晩御飯
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その日、日勤だった私は朝まで寝直してから仕事に行った。
日曜は検査も手術の予定もないから、いつものようにドタバタって感じじゃない。まぁ、忙しいのは変わりないんだけど。
今日はよしちゃんが休みの日だったから、看護師仲間によしちゃんの結婚式の事を相談してみた。よしちゃんとそこまで仲の良くない人は、勤務を代わってあげると言ってくれたし、丸木田さんなんか「何して驚かしてやろうか」なんて大張り切り。
まだまだ先の話だけど、披露宴サプライズ、上手くいくと良いなぁ。
仕事が終わると、帰りにスポーツ用品店に向かう。
私の鼻血で汚しちゃったからね、拓真くんのタオル。
丁寧に洗ったら何とか落ちたように見えたけど、やっぱり新しいのを買って返した方が無難かな。
二千円もあればブランドのスポーツタオルが手に入るし、受け取る方もそんなに気遣わなくて済むよね?
私は拓真くんの履いているシューズと同じブランドのタオルを買うと、ホクホクと家に帰った。今日は日曜だから、バレーのない日。
日曜の体育館は人気だから、どこもいっぱいで空きがないんだって。昼間は他のスポーツの試合をしてるしね。
「ふうっ」
私は拓真くんの家の前まで来て、一つ息を吐いた。用事はあるんだし、堂々としていよう。
コンコンとノックをすると同時に、小さな声で「拓真くん」と呼びかける。
するとすぐに拓真くんが出てきてくれた。
「あ、ミキ。お帰り。布団取りに来た?」
「うん。それと、これ……」
「ん? 何だ? まぁ入って」
わわ、あっさりと入れてくれた。
一回泊まっちゃったからかな。今までは、入る機会がなかったっていうのもあるけど。
拓真くんは私が渡した袋をガサガサと開けて、目を丸めていた。
「え、タオル?? 何で? 俺、別に今日、誕生日でもなんでもないんだけど」
「この間、私が鼻血を出しちゃった時に貸してくれたでしょ? 汚しちゃったから、そのお詫びにと思って……」
「古いタオルだったから、別に良かったのに。でもありがとう!」
拓真くんが喜んでくれたから、ホッとした。使ってくれたら嬉しいな。
「布団、玄関まで持ってくよ。ちゃんと干しといたから」
「あ、ありがとう」
「こっちこそ、貸してくれてありがとう。ミキが貸してくれてたのも帰ったのも知らなくて、ごめんなー」
「ふふ、グッスリ眠ってたもんね」
「ミキだって、よだれ垂らしてグッスリだったぞ」
「うそぉ!?」
「うそうそ」
も、もうっ! ビックリさせないでよー! 意地悪な所、あるんだからもうっ。
私達は部屋を出ると、隣の部屋に移動する。私の家の玄関先で布団を渡されて受け取った。中に入るつもりはないみたい。
「ありがと、拓真くん」
「ミキ、メシ食った? 俺、今から作るんだけど、一緒に食べるか?」
ええ! ご飯!? しかも拓真くんの手作り!!
「い、良いの?」
「ミキはいっつもコンビニ弁当だろ? たまにはまともなもん食べないと、倒れるぞ。そんな細っこい体じゃ」
……コンビニ弁当……バレてる……。
最近のコンビニ弁当はバカに出来ないと思うんだけどね。物によっては野菜もちゃんと採れるし美味しいし。
でもだからって、ここで断る馬鹿はいない!
「じゃあ……お言葉に甘えちゃおうかな」
「貧乏食材だから、大したもんじゃないけどな。じゃ、出来たら呼びに来るわ」
「うん!」
わくわくしながら待ってると、三十分も経たずに呼びに来てくれた。早い。
時刻は六時で、お腹の虫もちょうど鳴き出した頃。
「お邪魔しまぁす」
再び中に入ると、テレビの前の小さなテーブルに、これでもかと食事が乗ってある。
おおお……和食だー!
肉じゃがに揚げ出し豆腐、だし巻き卵、きんぴらごぼうにひじきの煮物。青菜のすまし汁、更には鶏の炊き込みご飯! 美味しそうー! っていうか、絶対美味しい!!
「すごい、あっという間にこんなに作っちゃったの!?」
「あー、きんぴらとひじきは昨日の残りもん。炊き込みはもうセットしてたし、あとは大した手間は掛かってないよ」
いやいや、大した事あるよ!?
私だったら、肉じゃがに白いご飯で終わりだよ!!しかもつゆだくのベシャベシャで、芋はゴリゴリで、全然味がしないやつ!
見た目からして全然違うよー。お腹が一気に空いてきちゃう。
「た、食べて良い?」
「おー、食べようぜ」
私と拓真くんは手を合わせて「いただきます」と声を揃えた。
ああ、もうこのジャガイモのホクホク感。味付けは濃すぎず薄すぎず、素材の味が生かされてる。
きゃー、この炊き込みご飯、おいしー!! 思ったよりも薄味なのに、どうしてこんなに美味しいの!?
きんぴらごぼう……神様が作ったんだろうか、この味は……どれを食べても美味し過ぎる!!
「美味しい……幸せ~っ」
ああ、相変わらず美味しいとしか言えない自分が恨めしい!
もっともっと、この感動を拓真くんに伝えてあげたいのにー!
「おー、良かった。でも俺、炊き込みよりタコ飯の方が好きなんだよなー」
「タコ飯?」
「うん、出汁炊きタコ飯。でもタコがめっちゃ高くて出来ねーんだよ。グラム三百円とか普通にするもんな」
そんなにするんだ、タコって。買ったことないから、知らなかった。結構倹約家なのかな、拓真くんって。
でも、タコ飯かぁ……美味しそう、食べてみたい!
「ねぇ、今度私がタコ買ってくるから、作ってくれない!?」
「え?」
「タコ飯、食べてみたいの。すっごく美味しそうなんだもん」
「あ、まぁ作るのはいくらでも作るけど……いいのか?」
「勿論! 私が食べたいんだから、払うのは当然でしょ」
「そうだな」
やった、あっさり納得してくれた!
タコ飯を食べられるのも嬉しいけど、次の約束が出来るのが嬉しい!
「ミキ、明日の月曜は日勤?」
「うん、バレーも行くよ」
「じゃあさ、バレーのある日でミキが日勤の時は一緒に食うってのはどうだ? どうせ一緒に体育館に行くんだしさ、わざわざ約束する必要もないし、分かりやすいし」
ええ?! 一回で終わりじゃなく、これからずーっとって事?!
こんな美味しい食事を作ってくれるなんて……えええ、夢じゃないよね?!
「私は嬉しいんだけど……良いの?」
「食材、半分出してくれんならな」
「出すよ、勿論出す!! っていうか、ガス代もかかるんだし、私の方が多めに出すから!」
「やった、ミキならそう言ってくれると思った!」
そう言って歯を見せて喜ぶ拓真くんは、いたずら小僧みたいで。
どうやら私は、拓真くんの思惑に乗っちゃったみたい。勿論、願ったり叶ったりなんだけど。
「ミキがいつものコンビニで済ませるよりも安く作っから、心配すんなよ!」
いや、もう拓真くんの手料理を食べられるなら、いくらでも支払う気でいるけどね!
でも、そういう所まで気をつかってくれるのが嬉しいなぁ。
「ありがとう。でも使いたい食材があったら、遠慮せずに買ってね。私も美味しいものが食べたいし」
「分かった、そん時には相談するわ」
相談してくれるんだ。義理堅いよー。
「ミキ、炊き込みおかわり入れようか?」
あっと言う間に平らげてしまっていた空のお茶碗を見て、拓真くんが手を差し出してくれる。
「うん、お願い。すっごく美味しい!」
ああー、また美味しいってしか言えなかった!
けど、拓真くんは満足そうで。
「そうだろ?」って笑う顔が、めちゃくちゃ可愛かった。
日曜は検査も手術の予定もないから、いつものようにドタバタって感じじゃない。まぁ、忙しいのは変わりないんだけど。
今日はよしちゃんが休みの日だったから、看護師仲間によしちゃんの結婚式の事を相談してみた。よしちゃんとそこまで仲の良くない人は、勤務を代わってあげると言ってくれたし、丸木田さんなんか「何して驚かしてやろうか」なんて大張り切り。
まだまだ先の話だけど、披露宴サプライズ、上手くいくと良いなぁ。
仕事が終わると、帰りにスポーツ用品店に向かう。
私の鼻血で汚しちゃったからね、拓真くんのタオル。
丁寧に洗ったら何とか落ちたように見えたけど、やっぱり新しいのを買って返した方が無難かな。
二千円もあればブランドのスポーツタオルが手に入るし、受け取る方もそんなに気遣わなくて済むよね?
私は拓真くんの履いているシューズと同じブランドのタオルを買うと、ホクホクと家に帰った。今日は日曜だから、バレーのない日。
日曜の体育館は人気だから、どこもいっぱいで空きがないんだって。昼間は他のスポーツの試合をしてるしね。
「ふうっ」
私は拓真くんの家の前まで来て、一つ息を吐いた。用事はあるんだし、堂々としていよう。
コンコンとノックをすると同時に、小さな声で「拓真くん」と呼びかける。
するとすぐに拓真くんが出てきてくれた。
「あ、ミキ。お帰り。布団取りに来た?」
「うん。それと、これ……」
「ん? 何だ? まぁ入って」
わわ、あっさりと入れてくれた。
一回泊まっちゃったからかな。今までは、入る機会がなかったっていうのもあるけど。
拓真くんは私が渡した袋をガサガサと開けて、目を丸めていた。
「え、タオル?? 何で? 俺、別に今日、誕生日でもなんでもないんだけど」
「この間、私が鼻血を出しちゃった時に貸してくれたでしょ? 汚しちゃったから、そのお詫びにと思って……」
「古いタオルだったから、別に良かったのに。でもありがとう!」
拓真くんが喜んでくれたから、ホッとした。使ってくれたら嬉しいな。
「布団、玄関まで持ってくよ。ちゃんと干しといたから」
「あ、ありがとう」
「こっちこそ、貸してくれてありがとう。ミキが貸してくれてたのも帰ったのも知らなくて、ごめんなー」
「ふふ、グッスリ眠ってたもんね」
「ミキだって、よだれ垂らしてグッスリだったぞ」
「うそぉ!?」
「うそうそ」
も、もうっ! ビックリさせないでよー! 意地悪な所、あるんだからもうっ。
私達は部屋を出ると、隣の部屋に移動する。私の家の玄関先で布団を渡されて受け取った。中に入るつもりはないみたい。
「ありがと、拓真くん」
「ミキ、メシ食った? 俺、今から作るんだけど、一緒に食べるか?」
ええ! ご飯!? しかも拓真くんの手作り!!
「い、良いの?」
「ミキはいっつもコンビニ弁当だろ? たまにはまともなもん食べないと、倒れるぞ。そんな細っこい体じゃ」
……コンビニ弁当……バレてる……。
最近のコンビニ弁当はバカに出来ないと思うんだけどね。物によっては野菜もちゃんと採れるし美味しいし。
でもだからって、ここで断る馬鹿はいない!
「じゃあ……お言葉に甘えちゃおうかな」
「貧乏食材だから、大したもんじゃないけどな。じゃ、出来たら呼びに来るわ」
「うん!」
わくわくしながら待ってると、三十分も経たずに呼びに来てくれた。早い。
時刻は六時で、お腹の虫もちょうど鳴き出した頃。
「お邪魔しまぁす」
再び中に入ると、テレビの前の小さなテーブルに、これでもかと食事が乗ってある。
おおお……和食だー!
肉じゃがに揚げ出し豆腐、だし巻き卵、きんぴらごぼうにひじきの煮物。青菜のすまし汁、更には鶏の炊き込みご飯! 美味しそうー! っていうか、絶対美味しい!!
「すごい、あっという間にこんなに作っちゃったの!?」
「あー、きんぴらとひじきは昨日の残りもん。炊き込みはもうセットしてたし、あとは大した手間は掛かってないよ」
いやいや、大した事あるよ!?
私だったら、肉じゃがに白いご飯で終わりだよ!!しかもつゆだくのベシャベシャで、芋はゴリゴリで、全然味がしないやつ!
見た目からして全然違うよー。お腹が一気に空いてきちゃう。
「た、食べて良い?」
「おー、食べようぜ」
私と拓真くんは手を合わせて「いただきます」と声を揃えた。
ああ、もうこのジャガイモのホクホク感。味付けは濃すぎず薄すぎず、素材の味が生かされてる。
きゃー、この炊き込みご飯、おいしー!! 思ったよりも薄味なのに、どうしてこんなに美味しいの!?
きんぴらごぼう……神様が作ったんだろうか、この味は……どれを食べても美味し過ぎる!!
「美味しい……幸せ~っ」
ああ、相変わらず美味しいとしか言えない自分が恨めしい!
もっともっと、この感動を拓真くんに伝えてあげたいのにー!
「おー、良かった。でも俺、炊き込みよりタコ飯の方が好きなんだよなー」
「タコ飯?」
「うん、出汁炊きタコ飯。でもタコがめっちゃ高くて出来ねーんだよ。グラム三百円とか普通にするもんな」
そんなにするんだ、タコって。買ったことないから、知らなかった。結構倹約家なのかな、拓真くんって。
でも、タコ飯かぁ……美味しそう、食べてみたい!
「ねぇ、今度私がタコ買ってくるから、作ってくれない!?」
「え?」
「タコ飯、食べてみたいの。すっごく美味しそうなんだもん」
「あ、まぁ作るのはいくらでも作るけど……いいのか?」
「勿論! 私が食べたいんだから、払うのは当然でしょ」
「そうだな」
やった、あっさり納得してくれた!
タコ飯を食べられるのも嬉しいけど、次の約束が出来るのが嬉しい!
「ミキ、明日の月曜は日勤?」
「うん、バレーも行くよ」
「じゃあさ、バレーのある日でミキが日勤の時は一緒に食うってのはどうだ? どうせ一緒に体育館に行くんだしさ、わざわざ約束する必要もないし、分かりやすいし」
ええ?! 一回で終わりじゃなく、これからずーっとって事?!
こんな美味しい食事を作ってくれるなんて……えええ、夢じゃないよね?!
「私は嬉しいんだけど……良いの?」
「食材、半分出してくれんならな」
「出すよ、勿論出す!! っていうか、ガス代もかかるんだし、私の方が多めに出すから!」
「やった、ミキならそう言ってくれると思った!」
そう言って歯を見せて喜ぶ拓真くんは、いたずら小僧みたいで。
どうやら私は、拓真くんの思惑に乗っちゃったみたい。勿論、願ったり叶ったりなんだけど。
「ミキがいつものコンビニで済ませるよりも安く作っから、心配すんなよ!」
いや、もう拓真くんの手料理を食べられるなら、いくらでも支払う気でいるけどね!
でも、そういう所まで気をつかってくれるのが嬉しいなぁ。
「ありがとう。でも使いたい食材があったら、遠慮せずに買ってね。私も美味しいものが食べたいし」
「分かった、そん時には相談するわ」
相談してくれるんだ。義理堅いよー。
「ミキ、炊き込みおかわり入れようか?」
あっと言う間に平らげてしまっていた空のお茶碗を見て、拓真くんが手を差し出してくれる。
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