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63.喧嘩
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う、うー……
なんか、体が軋む……あ、私、床で眠っちゃって……
……
……
な、なんで隣に晴臣くんがいるの?!
ああああああ、私達、眠っちゃったんだ?!
「は、晴臣くん!」
「ん……あ、おはようミジュさん」
な、なんか晴臣くんは平常運転だね?! ちょっとは動揺してー!
「うわぁ、あのまま寝ちゃったんすね。もう朝か……」
晴臣くんは伸びをしながら欠伸をしてる。そんなノンビリしてる姿を見ると、私も落ち着いて来た。
「晴臣くん、今日学校あるよね?」
「あるっすね。ミジュさんは?」
「私も今日は仕事あるの。ごめんだけど、七時二十分までに家を出なきゃ」
「じゃあ何か作るんで、とりあえず朝メシ食いましょう」
「えっ!! うちの冷蔵庫、ろくなもの入ってないよ?!」
「見て良いっすか?」
「い、良いけど……」
晴臣くんは私の冷蔵庫を見て、うーんと唸っちゃった……恥ずかしい。
「ミジュさん、朝食は和食派っすか、洋食派っすか?」
「洋食……っていうか、いつも食パンを焼いてそのまま食べるだけなんだけど……」
「んー、じゃあ簡単にできるし、パンプディングでいっすか?」
「もうなんでも……お任せしちゃう」
「了解っす!」
そう言うと晴臣くんは、卵を取り出して手早く作り始めた。
早送りしてる? ってくらいの動きで、スイーツ系と惣菜系、二種類のパンプディングを作ってくれた。
朝からこんなご飯食べたの、一人暮らし生活で初めてだよ。
あんな空っぽで腐りかけばかりの冷蔵庫から、よくこれだけの物が作れたなって尊敬しちゃう。
食事を終えて仕事に行く準備をすると、晴臣くんと一緒に家を出て鍵を掛ける。
「長い間お邪魔してすんませんっした」
「ううん、色々プレゼントくれたり朝食まで作ってくれて、ありがとうね」
そんな話をしながら、カンカンと階段を降りていると、下から拓真くんが上がって来てた。
どうやらコンビニに行ってたみたいで。その帰りに……鉢合わせしちゃった。
「おう、タクマ」
「お、おはよう、拓真くん」
「……」
拓真くんは私の顔を見た後、晴臣くんの方に視線を移してる。
「昨日、泊まったのか?」
「あー、うん、つい寝ちまって」
「ふーん」
拓真くんはそれ以上何も言わずに、カンカンと昇って通り過ぎてった。
ぜ、絶対勘違いしてる……よね? どうしよう……。
「そんな顔しなくっても大丈夫っすよ。学校でちゃんと説明しときますから」
ど、どんな顔してたんだろう……。でも晴臣くんが説明してくれるって言うなら、大丈夫かな。
「ありがとう、晴臣くん」
ホッと息を吐きながらお礼を言うと、晴臣くんはニカッと笑って。
「じゃ、仕事頑張って来てください!」
躊躇せずに、私の頭を撫でて行った。
今日は日勤でバレーのある日。
つまり、夕方六時に拓真くんの家でご飯の食べる日だ。
晴臣くん、ちゃんと拓真くんに説明しておいてくれたかなぁ。
ちょっとドキドキしながら中に入らせてもらう。
「お邪魔します……」
「あー……どうぞ」
あれ……いつもの笑顔がない。というか、今日に限らず最近あんまり元気が無いんだよね。
不倫の相手と話し合いして、ちゃんと別れられたのかな。その辺もどうなったのか、ちょっと気になる。聞いても、良いのかなぁ。泥沼になってなきゃ良いんだけど。
いつものように中に入って、洗濯物を畳もうとすると、拓真くんが料理を持ってテーブルに出してくれた。洗濯物は食べ終わった後かな。
「どうぞ、食って良いよ」
「ありがとう、いただきます」
そうして食べ始めるも、やっぱり拓真くんの目に力がない。
「あの……元気ないけど、大丈夫?」
「うーん……ミジュさぁ、俺ん家来るの平気なのか?」
「平気だけど……どうして?」
「俺は来られるの、あんまり平気じゃねーんだけど」
……え? 平気じゃないって……
なんで?? 晴臣くんとの事を勘違いして?
それとも、不倫相手と別れさせられて、腹を立ててるの?
「もう来ないで欲しいって事……? どうして? 私、昨日晴臣くんとは何にもなかったよ?」
「でもさ、ミジュは晴臣の気持ちを知ってんだろ?」
「それは、知ってるけど……」
「それでどうしてあいつを泊めたりするんだよ」
これは……また心配してくれてるのかな。でもなんかちょっと違う感じもする。
「泊めようとしたんじゃないし、晴臣くんだって泊まろうとしてたわけじゃないんだよ。なんか……つい二人とも寝ちゃったの」
もっとマシな言い訳があれば良かったのに……言い訳にすらなってないね、これじゃあ。
「でも……まぁ、晴臣と付き合うつもりなら、俺ん家にミジュが来るのは、あいつも嫌だろ」
「そんな事誰が言ったの? 私、晴臣くんと付き合うだなんて、一言も言ってないんだけど」
「じゃあなんであいつを泊めたりしたんだっつー話だろ」
えー、また話が戻っちゃってるよ! 終わらなくない?!
「けどさ、私だって晴臣くんの家に泊まったり、拓真くんの家に泊まったりしてるじゃない」
「あれは不可抗力だったし、二人きりじゃなかっただろ。俺と晴臣が、お互いに見張り役になってたし」
拓真くんはグッスリ眠ってたから、あんまり見張り役になってなかった気はするけどね……。でも確かに、二人っきりでは泊まってなかった。二人っきりは今回が初めて。
「とにかく、私は晴臣くんとお付き合いするつもりはないから」
そう言うと、やっぱり拓真くんは『じゃあ何で泊めたんだ』って顔でこっちを見てくる。全く納得してくれてないみたい。
「晴臣の事、好きなんじゃないのか?」
「そりゃあ……嫌いじゃないよ。良い子だもん」
「好きなんだろ?」
「……まぁ……好きか嫌いかで言ったら、勿論好きだよ」
好きか嫌いかで言わなくても、好きなんだけど。
でも、昨日はかなり雰囲気に流されちゃった感があるなぁ。恐るべし、吊り橋効果。
「じゃあ俺のとこより晴臣の所行けば? あいつも喜ぶだろうし」
うわ……拓真くんって、たまに放り投げるような言葉を使うよね……。
結構それ、グサッと来るんだけど。
「私がここに来るの、そんなに嫌なら、もう来ないよ。でも別に、晴臣くんの所へ行くわけじゃから」
「なんだそれ。俺、ミジュの考えてる事、ぜんっぜん分かんねーわ」
「私の方が分かんないよ! そんなに来て欲しくないなら、もう来ない! それで良いんでしょっ」
「誰もそこまで言ってねーだろ!」
「言ったよ! 最初に来られるのやだって言ってた!」
「言ってねーって!! 平気じゃないっつっただけ!」
ハァハァと、ご飯そっちのけでヒートアップしてしまう。
何でこんな言い争う羽目になっちゃってるの?!
でももう、腹が立っちゃって、収まんないよ!!
なんか、体が軋む……あ、私、床で眠っちゃって……
……
……
な、なんで隣に晴臣くんがいるの?!
ああああああ、私達、眠っちゃったんだ?!
「は、晴臣くん!」
「ん……あ、おはようミジュさん」
な、なんか晴臣くんは平常運転だね?! ちょっとは動揺してー!
「うわぁ、あのまま寝ちゃったんすね。もう朝か……」
晴臣くんは伸びをしながら欠伸をしてる。そんなノンビリしてる姿を見ると、私も落ち着いて来た。
「晴臣くん、今日学校あるよね?」
「あるっすね。ミジュさんは?」
「私も今日は仕事あるの。ごめんだけど、七時二十分までに家を出なきゃ」
「じゃあ何か作るんで、とりあえず朝メシ食いましょう」
「えっ!! うちの冷蔵庫、ろくなもの入ってないよ?!」
「見て良いっすか?」
「い、良いけど……」
晴臣くんは私の冷蔵庫を見て、うーんと唸っちゃった……恥ずかしい。
「ミジュさん、朝食は和食派っすか、洋食派っすか?」
「洋食……っていうか、いつも食パンを焼いてそのまま食べるだけなんだけど……」
「んー、じゃあ簡単にできるし、パンプディングでいっすか?」
「もうなんでも……お任せしちゃう」
「了解っす!」
そう言うと晴臣くんは、卵を取り出して手早く作り始めた。
早送りしてる? ってくらいの動きで、スイーツ系と惣菜系、二種類のパンプディングを作ってくれた。
朝からこんなご飯食べたの、一人暮らし生活で初めてだよ。
あんな空っぽで腐りかけばかりの冷蔵庫から、よくこれだけの物が作れたなって尊敬しちゃう。
食事を終えて仕事に行く準備をすると、晴臣くんと一緒に家を出て鍵を掛ける。
「長い間お邪魔してすんませんっした」
「ううん、色々プレゼントくれたり朝食まで作ってくれて、ありがとうね」
そんな話をしながら、カンカンと階段を降りていると、下から拓真くんが上がって来てた。
どうやらコンビニに行ってたみたいで。その帰りに……鉢合わせしちゃった。
「おう、タクマ」
「お、おはよう、拓真くん」
「……」
拓真くんは私の顔を見た後、晴臣くんの方に視線を移してる。
「昨日、泊まったのか?」
「あー、うん、つい寝ちまって」
「ふーん」
拓真くんはそれ以上何も言わずに、カンカンと昇って通り過ぎてった。
ぜ、絶対勘違いしてる……よね? どうしよう……。
「そんな顔しなくっても大丈夫っすよ。学校でちゃんと説明しときますから」
ど、どんな顔してたんだろう……。でも晴臣くんが説明してくれるって言うなら、大丈夫かな。
「ありがとう、晴臣くん」
ホッと息を吐きながらお礼を言うと、晴臣くんはニカッと笑って。
「じゃ、仕事頑張って来てください!」
躊躇せずに、私の頭を撫でて行った。
今日は日勤でバレーのある日。
つまり、夕方六時に拓真くんの家でご飯の食べる日だ。
晴臣くん、ちゃんと拓真くんに説明しておいてくれたかなぁ。
ちょっとドキドキしながら中に入らせてもらう。
「お邪魔します……」
「あー……どうぞ」
あれ……いつもの笑顔がない。というか、今日に限らず最近あんまり元気が無いんだよね。
不倫の相手と話し合いして、ちゃんと別れられたのかな。その辺もどうなったのか、ちょっと気になる。聞いても、良いのかなぁ。泥沼になってなきゃ良いんだけど。
いつものように中に入って、洗濯物を畳もうとすると、拓真くんが料理を持ってテーブルに出してくれた。洗濯物は食べ終わった後かな。
「どうぞ、食って良いよ」
「ありがとう、いただきます」
そうして食べ始めるも、やっぱり拓真くんの目に力がない。
「あの……元気ないけど、大丈夫?」
「うーん……ミジュさぁ、俺ん家来るの平気なのか?」
「平気だけど……どうして?」
「俺は来られるの、あんまり平気じゃねーんだけど」
……え? 平気じゃないって……
なんで?? 晴臣くんとの事を勘違いして?
それとも、不倫相手と別れさせられて、腹を立ててるの?
「もう来ないで欲しいって事……? どうして? 私、昨日晴臣くんとは何にもなかったよ?」
「でもさ、ミジュは晴臣の気持ちを知ってんだろ?」
「それは、知ってるけど……」
「それでどうしてあいつを泊めたりするんだよ」
これは……また心配してくれてるのかな。でもなんかちょっと違う感じもする。
「泊めようとしたんじゃないし、晴臣くんだって泊まろうとしてたわけじゃないんだよ。なんか……つい二人とも寝ちゃったの」
もっとマシな言い訳があれば良かったのに……言い訳にすらなってないね、これじゃあ。
「でも……まぁ、晴臣と付き合うつもりなら、俺ん家にミジュが来るのは、あいつも嫌だろ」
「そんな事誰が言ったの? 私、晴臣くんと付き合うだなんて、一言も言ってないんだけど」
「じゃあなんであいつを泊めたりしたんだっつー話だろ」
えー、また話が戻っちゃってるよ! 終わらなくない?!
「けどさ、私だって晴臣くんの家に泊まったり、拓真くんの家に泊まったりしてるじゃない」
「あれは不可抗力だったし、二人きりじゃなかっただろ。俺と晴臣が、お互いに見張り役になってたし」
拓真くんはグッスリ眠ってたから、あんまり見張り役になってなかった気はするけどね……。でも確かに、二人っきりでは泊まってなかった。二人っきりは今回が初めて。
「とにかく、私は晴臣くんとお付き合いするつもりはないから」
そう言うと、やっぱり拓真くんは『じゃあ何で泊めたんだ』って顔でこっちを見てくる。全く納得してくれてないみたい。
「晴臣の事、好きなんじゃないのか?」
「そりゃあ……嫌いじゃないよ。良い子だもん」
「好きなんだろ?」
「……まぁ……好きか嫌いかで言ったら、勿論好きだよ」
好きか嫌いかで言わなくても、好きなんだけど。
でも、昨日はかなり雰囲気に流されちゃった感があるなぁ。恐るべし、吊り橋効果。
「じゃあ俺のとこより晴臣の所行けば? あいつも喜ぶだろうし」
うわ……拓真くんって、たまに放り投げるような言葉を使うよね……。
結構それ、グサッと来るんだけど。
「私がここに来るの、そんなに嫌なら、もう来ないよ。でも別に、晴臣くんの所へ行くわけじゃから」
「なんだそれ。俺、ミジュの考えてる事、ぜんっぜん分かんねーわ」
「私の方が分かんないよ! そんなに来て欲しくないなら、もう来ない! それで良いんでしょっ」
「誰もそこまで言ってねーだろ!」
「言ったよ! 最初に来られるのやだって言ってた!」
「言ってねーって!! 平気じゃないっつっただけ!」
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