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前編
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あら、浮かれたドレスを着ているわ。
お姉様がキョロキョロと周りを確認しながら屋敷を出て行くのを、私は窓から見ていた。
まったく、わかりやすい人。真っ昼間から恋人と逢引する気満々じゃない。今度はどこのどなたかしら。
やれやれと思いながら腰を上げ、こっそりとあとをつける私。案の定、お姉様は男に駆け寄ると嬉しそうな笑顔を見せていた。
私の目を掻い潜ろうなんて、百年早いのよ? お姉様。
顔を綻ばせるお姉様の前に飛び出し、私はいつものように頬を膨らませた。
「ずるいわずるいわ! お姉様ばかりそんな素敵な殿方を捕まえて!」
「イズベル……」
お姉様はまたかというように、ため息交じりに私を見ている。
「ずるいわ! ねぇ、今回も私にくださるわよね!!」
お姉様の美しいお顔が悲しみに揺らぐ。でもそんなことは気にしていられないの。
私はお姉様から、この男を奪わなきゃならないんだから!!
「ねぇ、あなたもこんな貧相なお姉様より、私の方がいいでしょお?」
私はお姉様の前にいた軟弱な男に擦り寄って、自慢の胸を押しつけてやった。
鼻の下を伸ばしているのを確認して、私は心でニヤリと笑う。
「ねぇ、こんなつまらないお姉様の、どこがそんなの良かったのぉ?」
「いや、まぁ……顔かな」
「えぇ~、じゃあ~、イズベルの方が良くなぁい? だって私ぃ、顔も胸も……ね?」
男の腕を、胸の谷間で挟むと、さらに鼻の下が伸びた。楽勝。ってか気持ち悪っ!
「ねぇねぇ、お姉様なんか放っておいて、私とあっちでイイコトしましょお?」
「そ、そうだな、それもまぁ……悪くないかな……」
「きゃは! じゃあ、そういうことだからお姉様! この方はもらっていくわね!」
お姉様がなにかを言う前に、私は男と一緒にその場を離れた。
あーあ、またお姉様は泣いてしまったのかしら。いい加減、学べばいいものを。
物陰まで来て、お姉様が追ってきていないことを確認するとホッとする。
「はぁはぁ……で、どこのホテルに行くんだい、イズベルちゃん」
「はあ??」
鼻息を荒くして涎まで垂らしそうな気持ち悪い男の手を、私はバシッと叩いた。
「あんたみたいな男とホテルになんて行くわけないでしょ! お姉様がいくら美しく清らかで騙しやすいからって、私のお姉様にまとわりつくんじゃないわよ! さっさと消えなさい、この下半身男!!」
私の色香につられてお姉様をポイっと捨てる男なんて、ろくな奴はいないのよ!!
そんな男はさっさと選別して捨てるべし捨てるべし!!
もう二度と、お姉様に悲しい思いなんてさせないんだからね!!
「くそう、俺とルクレティアの仲を引き裂くだけ引き裂いておいて、貴様ぁ!」
「あんた程度がお姉様と付き合おうなんて、百万年早いの! 顔を洗っても出直してこないで!」
「なんだと!!」
「きゃあ!!」
私は腕を掴まれて、ずるずる引き摺られる。
やっばー、たまにこういう男がいるのよ。ほんと、お姉様からさっさと引き離しておいて良かった!
「ちょっと、離しなさいよっ」
「ああ! イイコトしようって誘ってきたのは、お前だろう!」
軟弱男のくせに、私よりは力が強い。逃げ出せない……っ!
人気のないところにどんどん連れ込まれていく。
「わかった、わかったわ! ホテルでいいでしょ?! こんなところでなんて嫌よ!」
「へっへっへ、わかればいいんだ」
「こっちに私がよく利用するホテルがあるの。ついてきて」
そう言うと、また鼻の下を伸ばしてのこのこついてくる。ほんとバカじゃないの、こいつ。
「……おい、この路地は騎士団の詰所があるところじゃ」
あら、思ったほどバカではなかったみたい。
気付かれた瞬間、私は騎士団の詰所に向かって走り出した。
「待てっ、この女!」
やだ、こいつ思ったより足が早い!
あっという間に腕を掴まれて、また引き摺られる。
「助けて! 助けてーー!!」
「あ、こいつ……!!」
声の限り叫ぶと、詰所から騎士が飛ぶようにやってきた。
はー、助かった!
「その女性の手を離せ」
やってきた騎士の一人が、男の腕を捻り上げる。毎度のことながら、鮮やかなお手並。
「やれやれ、また君か。イズベル嬢」
「あら、ごきげんようエドガー様」
「ごきげんようではない、何度目だ」
だって仕方ないじゃない。お姉様がくだらない男に引っかかりすぎるんだもの。
「来なさい、家まで送ろう」
「ふふ、助かるわ! ありがとう」
「まったく」
エドガー様は男の身柄を他の騎士に渡した。毎度のことだから、エドガー様の部下も慣れたもの。
私とエドガー様は横に並んで歩き始めた。
「こんなことはいい加減にやめないと、そのうち取り返しのつかないことになるぞ」
「やめられるんなら私だってこんなことしないわ」
「姉の恋人を奪ってポイ捨てを繰り返していては、いずれ誰かに刺されかねない」
「大丈夫よ、騎士様が助けに来てくれるじゃない」
「あなたのお陰で、第五地区の詰所の出動回数は、王都内一だ」
「まぁ、一番なんてすごい名誉ね!」
「不名誉なんだが」
エドガー様のむすっとしたお顔。
確か、二十六歳だったかしら。愛想のないところが玉に瑕だけど、コートネイ侯爵家の次男で生真面目。出世頭でしかも独身。
二十三歳の伯爵令嬢であるお姉様とも釣り合いが取れると思うのよね。
「ねぇエドガー様。あなた、ルクレティアお姉様とお付き合いしてみない?」
「はぁ?」
うわ、すごーく嫌そうな顔してる。
「なによ、うちのお姉様のどこが気に食わないっての?」
「ルクレティア嬢と付き合ったところで、イズベル嬢が邪魔してくるんだろう。そして俺はポイ捨てされる。さんざ見てきてるからな、そんなのはごめんだ」
「あら、エドガー様がお姉様の恋人になってくれるんだったら、私はもう邪魔なんてしないわよ」
「へぇ、そうか」
エドガー様、ちっとも信じてないわね。呆れたように息を吐いているけど、これは本当なのよ?
ちょっと無骨な感じはあるけど、お姉様にはこういう人の方が向いていると思う。
王子様のようなキラキラした甘い顔立ちではないけれど、中々整った男らしいお顔をしているし。
騎士だから体もがっしりしていてトラブルにも慣れている。なにかあった時には、すぐにお姉様を守ってくれるはず。お姉様の夫には、ほんと理想的なのよねぇ。
「エドガー様って、恋人も婚約者もいないんでしょう?」
「まぁな」
「じゃあルクレティアお姉様の恋人になってくれてもいいじゃない!」
「よくない」
「この、堅物!」
「なんとでも」
いいと思う人は、なんでかお姉様への興味がないし!
あんな美しくて優しいお姉様への興味がないなんて、頭おかしいんじゃないの!!
「そんなにルクレティア嬢に恋人が欲しいのか?」
「そうよ。でもくだらない男はダメ。地位もお金もあって、お姉様を一番に考えてくれる人じゃなきゃ」
「なるほど」
エドガー様は顎をさすりながら私を見て、少し笑っているように見えた。なんだか居心地が悪くて、大きなエドガー様を目だけで見上げる。
「なによ?」
「いや」
……無愛想男。
でも口数少なくておっとりしたお姉様とエドガー様は、やっぱりお似合いだと思う。
そんな風に考えていたら、屋敷の前に着いていた。
ちょうどお姉様も帰ってきたところのようで、鉢合わせしてしまう。
「イズベル……おかえりなさい。その方は……」
お姉様がエドガー様に目を向けた。
「ちょっとした知り合いの騎士様よ」
「そう……あなた、あの人と一緒じゃなかったの?」
あの人? ああ、あのクズ男ね!
「思ったほど大した男じゃなかったから、捨てちゃったわ」
「……そう」
もう、すぐ落ち込む!
あんな男、お姉様にふさわしくないんだから、忘れちゃえばいいのに!
「お姉様なら、もっと素敵な男性がいるわよ! ね、エドガー様!」
ほらほら、エドガー様を見るのよ!
お姉様にピッタリの理想の男性じゃない?!
「私なんかに、素敵な男性が現れるわけないわ……もう無理なのよ……」
「そんなことないわ! お姉様にピッタリな人がいるでしょう? よく見て!」
初めての恋人とあんなことがあったせいで、お姉様の自己評価が低すぎるのよ!
お姉様は、こんなにも美しく清らかで素晴らしいのに!
「差し出がましい提案だが、俺の知り合いにルクレティア嬢にふさわしい男がいる。紹介しても構わないだろうか?」
え、まじで。
エドガー様のまさかの提案に、私はガバリと食いつく。
「どんな人??」
「公爵家の嫡男だ。あちらの意向も聞いてからでないと、詳しくは教えられないが」
「ぜひ!! お願い!! ね、お姉様!!」
「え、ええ……」
私の勢いに押されて、お姉様は仕方なく頷いている。
ろくでもない男だったら私が引き離してあげるから、安心してお姉様!
そうして後日、エドガー様に紹介してもらった公爵令息様は………
胸が射抜かれるくらいの、超絶イケメンだった。
ちょっと、私のどストライクなんですけど!
お姉様……
ず る い …… ! !
お姉様がキョロキョロと周りを確認しながら屋敷を出て行くのを、私は窓から見ていた。
まったく、わかりやすい人。真っ昼間から恋人と逢引する気満々じゃない。今度はどこのどなたかしら。
やれやれと思いながら腰を上げ、こっそりとあとをつける私。案の定、お姉様は男に駆け寄ると嬉しそうな笑顔を見せていた。
私の目を掻い潜ろうなんて、百年早いのよ? お姉様。
顔を綻ばせるお姉様の前に飛び出し、私はいつものように頬を膨らませた。
「ずるいわずるいわ! お姉様ばかりそんな素敵な殿方を捕まえて!」
「イズベル……」
お姉様はまたかというように、ため息交じりに私を見ている。
「ずるいわ! ねぇ、今回も私にくださるわよね!!」
お姉様の美しいお顔が悲しみに揺らぐ。でもそんなことは気にしていられないの。
私はお姉様から、この男を奪わなきゃならないんだから!!
「ねぇ、あなたもこんな貧相なお姉様より、私の方がいいでしょお?」
私はお姉様の前にいた軟弱な男に擦り寄って、自慢の胸を押しつけてやった。
鼻の下を伸ばしているのを確認して、私は心でニヤリと笑う。
「ねぇ、こんなつまらないお姉様の、どこがそんなの良かったのぉ?」
「いや、まぁ……顔かな」
「えぇ~、じゃあ~、イズベルの方が良くなぁい? だって私ぃ、顔も胸も……ね?」
男の腕を、胸の谷間で挟むと、さらに鼻の下が伸びた。楽勝。ってか気持ち悪っ!
「ねぇねぇ、お姉様なんか放っておいて、私とあっちでイイコトしましょお?」
「そ、そうだな、それもまぁ……悪くないかな……」
「きゃは! じゃあ、そういうことだからお姉様! この方はもらっていくわね!」
お姉様がなにかを言う前に、私は男と一緒にその場を離れた。
あーあ、またお姉様は泣いてしまったのかしら。いい加減、学べばいいものを。
物陰まで来て、お姉様が追ってきていないことを確認するとホッとする。
「はぁはぁ……で、どこのホテルに行くんだい、イズベルちゃん」
「はあ??」
鼻息を荒くして涎まで垂らしそうな気持ち悪い男の手を、私はバシッと叩いた。
「あんたみたいな男とホテルになんて行くわけないでしょ! お姉様がいくら美しく清らかで騙しやすいからって、私のお姉様にまとわりつくんじゃないわよ! さっさと消えなさい、この下半身男!!」
私の色香につられてお姉様をポイっと捨てる男なんて、ろくな奴はいないのよ!!
そんな男はさっさと選別して捨てるべし捨てるべし!!
もう二度と、お姉様に悲しい思いなんてさせないんだからね!!
「くそう、俺とルクレティアの仲を引き裂くだけ引き裂いておいて、貴様ぁ!」
「あんた程度がお姉様と付き合おうなんて、百万年早いの! 顔を洗っても出直してこないで!」
「なんだと!!」
「きゃあ!!」
私は腕を掴まれて、ずるずる引き摺られる。
やっばー、たまにこういう男がいるのよ。ほんと、お姉様からさっさと引き離しておいて良かった!
「ちょっと、離しなさいよっ」
「ああ! イイコトしようって誘ってきたのは、お前だろう!」
軟弱男のくせに、私よりは力が強い。逃げ出せない……っ!
人気のないところにどんどん連れ込まれていく。
「わかった、わかったわ! ホテルでいいでしょ?! こんなところでなんて嫌よ!」
「へっへっへ、わかればいいんだ」
「こっちに私がよく利用するホテルがあるの。ついてきて」
そう言うと、また鼻の下を伸ばしてのこのこついてくる。ほんとバカじゃないの、こいつ。
「……おい、この路地は騎士団の詰所があるところじゃ」
あら、思ったほどバカではなかったみたい。
気付かれた瞬間、私は騎士団の詰所に向かって走り出した。
「待てっ、この女!」
やだ、こいつ思ったより足が早い!
あっという間に腕を掴まれて、また引き摺られる。
「助けて! 助けてーー!!」
「あ、こいつ……!!」
声の限り叫ぶと、詰所から騎士が飛ぶようにやってきた。
はー、助かった!
「その女性の手を離せ」
やってきた騎士の一人が、男の腕を捻り上げる。毎度のことながら、鮮やかなお手並。
「やれやれ、また君か。イズベル嬢」
「あら、ごきげんようエドガー様」
「ごきげんようではない、何度目だ」
だって仕方ないじゃない。お姉様がくだらない男に引っかかりすぎるんだもの。
「来なさい、家まで送ろう」
「ふふ、助かるわ! ありがとう」
「まったく」
エドガー様は男の身柄を他の騎士に渡した。毎度のことだから、エドガー様の部下も慣れたもの。
私とエドガー様は横に並んで歩き始めた。
「こんなことはいい加減にやめないと、そのうち取り返しのつかないことになるぞ」
「やめられるんなら私だってこんなことしないわ」
「姉の恋人を奪ってポイ捨てを繰り返していては、いずれ誰かに刺されかねない」
「大丈夫よ、騎士様が助けに来てくれるじゃない」
「あなたのお陰で、第五地区の詰所の出動回数は、王都内一だ」
「まぁ、一番なんてすごい名誉ね!」
「不名誉なんだが」
エドガー様のむすっとしたお顔。
確か、二十六歳だったかしら。愛想のないところが玉に瑕だけど、コートネイ侯爵家の次男で生真面目。出世頭でしかも独身。
二十三歳の伯爵令嬢であるお姉様とも釣り合いが取れると思うのよね。
「ねぇエドガー様。あなた、ルクレティアお姉様とお付き合いしてみない?」
「はぁ?」
うわ、すごーく嫌そうな顔してる。
「なによ、うちのお姉様のどこが気に食わないっての?」
「ルクレティア嬢と付き合ったところで、イズベル嬢が邪魔してくるんだろう。そして俺はポイ捨てされる。さんざ見てきてるからな、そんなのはごめんだ」
「あら、エドガー様がお姉様の恋人になってくれるんだったら、私はもう邪魔なんてしないわよ」
「へぇ、そうか」
エドガー様、ちっとも信じてないわね。呆れたように息を吐いているけど、これは本当なのよ?
ちょっと無骨な感じはあるけど、お姉様にはこういう人の方が向いていると思う。
王子様のようなキラキラした甘い顔立ちではないけれど、中々整った男らしいお顔をしているし。
騎士だから体もがっしりしていてトラブルにも慣れている。なにかあった時には、すぐにお姉様を守ってくれるはず。お姉様の夫には、ほんと理想的なのよねぇ。
「エドガー様って、恋人も婚約者もいないんでしょう?」
「まぁな」
「じゃあルクレティアお姉様の恋人になってくれてもいいじゃない!」
「よくない」
「この、堅物!」
「なんとでも」
いいと思う人は、なんでかお姉様への興味がないし!
あんな美しくて優しいお姉様への興味がないなんて、頭おかしいんじゃないの!!
「そんなにルクレティア嬢に恋人が欲しいのか?」
「そうよ。でもくだらない男はダメ。地位もお金もあって、お姉様を一番に考えてくれる人じゃなきゃ」
「なるほど」
エドガー様は顎をさすりながら私を見て、少し笑っているように見えた。なんだか居心地が悪くて、大きなエドガー様を目だけで見上げる。
「なによ?」
「いや」
……無愛想男。
でも口数少なくておっとりしたお姉様とエドガー様は、やっぱりお似合いだと思う。
そんな風に考えていたら、屋敷の前に着いていた。
ちょうどお姉様も帰ってきたところのようで、鉢合わせしてしまう。
「イズベル……おかえりなさい。その方は……」
お姉様がエドガー様に目を向けた。
「ちょっとした知り合いの騎士様よ」
「そう……あなた、あの人と一緒じゃなかったの?」
あの人? ああ、あのクズ男ね!
「思ったほど大した男じゃなかったから、捨てちゃったわ」
「……そう」
もう、すぐ落ち込む!
あんな男、お姉様にふさわしくないんだから、忘れちゃえばいいのに!
「お姉様なら、もっと素敵な男性がいるわよ! ね、エドガー様!」
ほらほら、エドガー様を見るのよ!
お姉様にピッタリの理想の男性じゃない?!
「私なんかに、素敵な男性が現れるわけないわ……もう無理なのよ……」
「そんなことないわ! お姉様にピッタリな人がいるでしょう? よく見て!」
初めての恋人とあんなことがあったせいで、お姉様の自己評価が低すぎるのよ!
お姉様は、こんなにも美しく清らかで素晴らしいのに!
「差し出がましい提案だが、俺の知り合いにルクレティア嬢にふさわしい男がいる。紹介しても構わないだろうか?」
え、まじで。
エドガー様のまさかの提案に、私はガバリと食いつく。
「どんな人??」
「公爵家の嫡男だ。あちらの意向も聞いてからでないと、詳しくは教えられないが」
「ぜひ!! お願い!! ね、お姉様!!」
「え、ええ……」
私の勢いに押されて、お姉様は仕方なく頷いている。
ろくでもない男だったら私が引き離してあげるから、安心してお姉様!
そうして後日、エドガー様に紹介してもらった公爵令息様は………
胸が射抜かれるくらいの、超絶イケメンだった。
ちょっと、私のどストライクなんですけど!
お姉様……
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