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第二章 男装王子の秘密の結婚 〜王子として育てられた娘と護衛騎士の、恋の行方〜
004●フロー編●02.生まれた時から男として
赤い髪を見た瞬間、フローリアンの胸は勝手にドキリと音を立てた。
ラルスと名乗ったその男は、底抜けに明るい笑顔を見せている。二十歳になるかならないかという、若い騎士だった。
今まで老年もしくは堅物の護衛騎士だったことに比べると、人懐っこさが顔に出ている。
「そう……よろしく、ラルス」
「王子殿下の護衛ができるなんて、光栄です!」
嬉しそうなラルスに引き込まれそうになり、フローリアンは慌ててツェツィーリアの方へと顔を戻す。
「フロー様、初恋の君ですの?」
ツェツィーリアがこそこそと話しかけてきて、フローリアンは慌てて手を振った。
「わからないよ。ほとんど覚えてないし」
「でも、赤髪ですわよ?」
「この国で赤髪なんて珍しくはないよ」
兄のもう一人の護衛騎士も赤髪だし、探せばいくらでも赤い髪の騎士はいるだろう。
それにたった四年で、新人騎士から護衛騎士にまで昇格するとは思えなかった。シャインはともかくとして。
「それに髪型も喋り方も違うから、あの時の人じゃないと思うよ」
「まぁ、残念でしたわね……」
「別に、残念ではないけど」
そう言いつつも、心はなぜかがっくりと項垂れている。
しかしどうせまた、一年もすれば入れ替わるだけの相手なのだからと自分に言い聞かせた。
フローリアンは新しい護衛騎士を気にしないよう、いつものようにツェツィーリアと話をして過ごした。
しかしラルスは扉の前でにこにこと嬉しそうに監視をしている。
「どうしてあんなに嬉しそうなんだろ?」
フローリアンがこっそり囁くと、「なぜでございましょうね?」とツェツィーリアも首を傾げていて。
二人してラルスを見ると、さらに嬉しそうに微笑むものだから、思わずクスクスと笑い合ったのだった。
二ヶ月もすると、新しい護衛騎士の赤い髪もすっかり見慣れた。
フローリアンの髪は、兄や父と同じライトブラウンだ。そっと梳くと、短すぎない髪はふわりと揺れた。
髪だけではなく、兄とは顔立ちもよく似ているので、普通に過ごす分には誰にも女とは気付かれないだろう。兄や父でさえも、女だと気づいていないのだから。
フローリアンを王子だと思い込んでいる父と兄が、それでもとても大好きで。特に兄のディートフリートは、ことさらフローリアンのことを可愛がってくれている。
『フローは飲み込みが早いね。優しいし、しっかり者だし、きっと良い王になれるよ』
そう言って頭を撫でてくれた第一王子の兄は、二十八歳という若さでハウアドルの王に即位している。フローリアンが十歳の時だ。
真面目で優しくて、なんにでも一生懸命、そして部下にも国民にも愛され賢王とまで呼ばれている兄。そんなディートフリートを、フローリアンは心から尊敬している。
『私の次はフローが王になる可能性が高い。王になる自覚を持って、しっかり勉強するんだよ』
王に即位した後はよくそう言われて、フローリアンは兄に認めてもらおうと必死になって頑張ってきた。そして現在進行形で頑張り続けている。
(本当は、王になんて──なりたくないんだけどね。でも、女になりたいだなんて言ったら、兄さまも父さまも倒れちゃうだろうなぁ)
王家に生まれ、王子として育てられてしまった以上、もう自分にはどうしようもないということはわかっている。
それでも将来を考えると憂鬱になって、ため息が漏れた。
「どうしましたか、王子殿下」
護衛兼監視役の騎士、ラルスが不思議そうな声を上げた。
彼は二十歳になったばかりで、いつも楽しそうにしているが、実はどうやらとても優秀な騎士らしい。
しかもあのシャイン直々の推薦であると聞いた。実力は折り紙つきなのだろう。傍目には優秀には見えないけれど。
まだどうにも教育が行き届いていないところもあるが、気安い感じはフローリアンも気に入っている。
「なんでもないよ。ちょっと勉強が疲れただけ」
「ふーん、どれどれ……うわ、なんだこれ!」
「こら、護衛騎士が見ちゃいけないよ」
「あ、申し訳ありません。つい」
帝王学の教本を閉じると、フローは少し伸びをした。
「お疲れでしょう。お茶でも淹れるよう言ってきましょうか。それとも、気分転換に外にでも行ってみますか?」
「いや、僕は……ツェツィーに会いたいなぁ……」
「ツェツィーリア様! かわいい方ですよね!」
「ラルスもそう思う?」
「はい! 男ならば、誰しも憧れる可憐な花のような人です!」
ラルスの同意を得て、フローリアンは自分のことのように勝手に鼻を高くした。
(本当にツェツィーリアは、優しくて美しくて完璧な女性だよね!)
フローリアンを女だと知っている、数少ない一人で大親友。褒められて悪い気などするはずがない。
「あ、もちろん王子から奪おうなんて、そんな大それたことは思ってませんよ?」
「はは、当たり前だよ。奪えるわけがないじゃないか」
「おおー、さすがは王子。すごい自信だ」
くるくる表情を変えるラルスのその物言いが面白くて、フローリアンはくつくつと笑った。もちろん、ツェツィーリアをそんな風に褒めてくれたことも嬉しい。
ツェツィーリアは、フローリアンと同い年の十五歳。王妃付きの女医バルバラの孫だ。
バルバラの娘がノイベルト伯爵へ嫁いだので、その娘であるツェツィーリアは伯爵令嬢という身分である。
フローリアンの本当の性別を知っているのは、王妃のエルネスティーネ、王妃付きの侍女ヨハンナ、女医のバルバラ、その孫娘のツェツィーリアの四人だけだ。
同性の友人がフローリアンには必要だとバルバラが王妃に進言し、孫娘であるツェツィーリアを連れてきてくれたのは五歳の時のこと。その時からの幼馴染みという関係である。
(あの時は友達ができたのが本当に嬉しくて、ずっとはしゃいでたっけ)
本を片付けながら当時のことを思い返していると、扉からノックが聞こえてきた。ラルスが確認し、中に伝えてくれる。
「王子、お噂のツェツィーリア様ですよ!」
「入ってもらって!」
間髪入れずに答えると、ツェツィーリアが美しいカーテシーを見せて入ってきた。
「フロー様、ご機嫌いかがですか?」
「ツェツィー、来てくれたの!?」
「はい。どうしてもフロー様にお会いしたくなりまして」
「はは、可愛いこと言ってくれるよね、ツェツィーは」
フローリアンが笑うと、ふわりとツェツィーリアの長い髪がたなびく。
ツェツィーリアはぱっちりした目に空色の瞳、プラチナブロンドの髪を持つ、見た目にも女の子の中の女の子といった可愛い人だ。落ち着いたミントカラーのドレスがよく似合っている。
「実は今、僕もツェツィーに会いたいと思っていたところだったんだよ」
「まぁ! では、以心伝心でしたのね」
「うん!」
うふふと花がほころぶように笑うツェツィーリアは、同性の目から見ても美しく可愛らしい。
女だとバレてはいけないフローリアンにとって、すべてを知ってくれているツェツィーリアは、唯一気の置けない友人だ。今では親友と呼べる仲になり、誰にも内緒の恋愛話をするのが楽しい。
そんなフローリアンとツェツィーリアを、ラルスは腕を組んでうんうんと満足げな表情で頷いている。今までそんな護衛騎士を見たことがなかった二人は、顔を見合わせて笑った。
ラルスと名乗ったその男は、底抜けに明るい笑顔を見せている。二十歳になるかならないかという、若い騎士だった。
今まで老年もしくは堅物の護衛騎士だったことに比べると、人懐っこさが顔に出ている。
「そう……よろしく、ラルス」
「王子殿下の護衛ができるなんて、光栄です!」
嬉しそうなラルスに引き込まれそうになり、フローリアンは慌ててツェツィーリアの方へと顔を戻す。
「フロー様、初恋の君ですの?」
ツェツィーリアがこそこそと話しかけてきて、フローリアンは慌てて手を振った。
「わからないよ。ほとんど覚えてないし」
「でも、赤髪ですわよ?」
「この国で赤髪なんて珍しくはないよ」
兄のもう一人の護衛騎士も赤髪だし、探せばいくらでも赤い髪の騎士はいるだろう。
それにたった四年で、新人騎士から護衛騎士にまで昇格するとは思えなかった。シャインはともかくとして。
「それに髪型も喋り方も違うから、あの時の人じゃないと思うよ」
「まぁ、残念でしたわね……」
「別に、残念ではないけど」
そう言いつつも、心はなぜかがっくりと項垂れている。
しかしどうせまた、一年もすれば入れ替わるだけの相手なのだからと自分に言い聞かせた。
フローリアンは新しい護衛騎士を気にしないよう、いつものようにツェツィーリアと話をして過ごした。
しかしラルスは扉の前でにこにこと嬉しそうに監視をしている。
「どうしてあんなに嬉しそうなんだろ?」
フローリアンがこっそり囁くと、「なぜでございましょうね?」とツェツィーリアも首を傾げていて。
二人してラルスを見ると、さらに嬉しそうに微笑むものだから、思わずクスクスと笑い合ったのだった。
二ヶ月もすると、新しい護衛騎士の赤い髪もすっかり見慣れた。
フローリアンの髪は、兄や父と同じライトブラウンだ。そっと梳くと、短すぎない髪はふわりと揺れた。
髪だけではなく、兄とは顔立ちもよく似ているので、普通に過ごす分には誰にも女とは気付かれないだろう。兄や父でさえも、女だと気づいていないのだから。
フローリアンを王子だと思い込んでいる父と兄が、それでもとても大好きで。特に兄のディートフリートは、ことさらフローリアンのことを可愛がってくれている。
『フローは飲み込みが早いね。優しいし、しっかり者だし、きっと良い王になれるよ』
そう言って頭を撫でてくれた第一王子の兄は、二十八歳という若さでハウアドルの王に即位している。フローリアンが十歳の時だ。
真面目で優しくて、なんにでも一生懸命、そして部下にも国民にも愛され賢王とまで呼ばれている兄。そんなディートフリートを、フローリアンは心から尊敬している。
『私の次はフローが王になる可能性が高い。王になる自覚を持って、しっかり勉強するんだよ』
王に即位した後はよくそう言われて、フローリアンは兄に認めてもらおうと必死になって頑張ってきた。そして現在進行形で頑張り続けている。
(本当は、王になんて──なりたくないんだけどね。でも、女になりたいだなんて言ったら、兄さまも父さまも倒れちゃうだろうなぁ)
王家に生まれ、王子として育てられてしまった以上、もう自分にはどうしようもないということはわかっている。
それでも将来を考えると憂鬱になって、ため息が漏れた。
「どうしましたか、王子殿下」
護衛兼監視役の騎士、ラルスが不思議そうな声を上げた。
彼は二十歳になったばかりで、いつも楽しそうにしているが、実はどうやらとても優秀な騎士らしい。
しかもあのシャイン直々の推薦であると聞いた。実力は折り紙つきなのだろう。傍目には優秀には見えないけれど。
まだどうにも教育が行き届いていないところもあるが、気安い感じはフローリアンも気に入っている。
「なんでもないよ。ちょっと勉強が疲れただけ」
「ふーん、どれどれ……うわ、なんだこれ!」
「こら、護衛騎士が見ちゃいけないよ」
「あ、申し訳ありません。つい」
帝王学の教本を閉じると、フローは少し伸びをした。
「お疲れでしょう。お茶でも淹れるよう言ってきましょうか。それとも、気分転換に外にでも行ってみますか?」
「いや、僕は……ツェツィーに会いたいなぁ……」
「ツェツィーリア様! かわいい方ですよね!」
「ラルスもそう思う?」
「はい! 男ならば、誰しも憧れる可憐な花のような人です!」
ラルスの同意を得て、フローリアンは自分のことのように勝手に鼻を高くした。
(本当にツェツィーリアは、優しくて美しくて完璧な女性だよね!)
フローリアンを女だと知っている、数少ない一人で大親友。褒められて悪い気などするはずがない。
「あ、もちろん王子から奪おうなんて、そんな大それたことは思ってませんよ?」
「はは、当たり前だよ。奪えるわけがないじゃないか」
「おおー、さすがは王子。すごい自信だ」
くるくる表情を変えるラルスのその物言いが面白くて、フローリアンはくつくつと笑った。もちろん、ツェツィーリアをそんな風に褒めてくれたことも嬉しい。
ツェツィーリアは、フローリアンと同い年の十五歳。王妃付きの女医バルバラの孫だ。
バルバラの娘がノイベルト伯爵へ嫁いだので、その娘であるツェツィーリアは伯爵令嬢という身分である。
フローリアンの本当の性別を知っているのは、王妃のエルネスティーネ、王妃付きの侍女ヨハンナ、女医のバルバラ、その孫娘のツェツィーリアの四人だけだ。
同性の友人がフローリアンには必要だとバルバラが王妃に進言し、孫娘であるツェツィーリアを連れてきてくれたのは五歳の時のこと。その時からの幼馴染みという関係である。
(あの時は友達ができたのが本当に嬉しくて、ずっとはしゃいでたっけ)
本を片付けながら当時のことを思い返していると、扉からノックが聞こえてきた。ラルスが確認し、中に伝えてくれる。
「王子、お噂のツェツィーリア様ですよ!」
「入ってもらって!」
間髪入れずに答えると、ツェツィーリアが美しいカーテシーを見せて入ってきた。
「フロー様、ご機嫌いかがですか?」
「ツェツィー、来てくれたの!?」
「はい。どうしてもフロー様にお会いしたくなりまして」
「はは、可愛いこと言ってくれるよね、ツェツィーは」
フローリアンが笑うと、ふわりとツェツィーリアの長い髪がたなびく。
ツェツィーリアはぱっちりした目に空色の瞳、プラチナブロンドの髪を持つ、見た目にも女の子の中の女の子といった可愛い人だ。落ち着いたミントカラーのドレスがよく似合っている。
「実は今、僕もツェツィーに会いたいと思っていたところだったんだよ」
「まぁ! では、以心伝心でしたのね」
「うん!」
うふふと花がほころぶように笑うツェツィーリアは、同性の目から見ても美しく可愛らしい。
女だとバレてはいけないフローリアンにとって、すべてを知ってくれているツェツィーリアは、唯一気の置けない友人だ。今では親友と呼べる仲になり、誰にも内緒の恋愛話をするのが楽しい。
そんなフローリアンとツェツィーリアを、ラルスは腕を組んでうんうんと満足げな表情で頷いている。今までそんな護衛騎士を見たことがなかった二人は、顔を見合わせて笑った。
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