Spelunker's 2

CHABO

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chimera

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【前回までのあらすじ】
ティターニアとグラッセの決着がつくや否や、マロンVS魔王軍の戦いの火蓋が切って落とされる。
マロンの強さは未知数…果たしてどんな力を秘めているのか…あとちゃんとやる気はあるのか?w

マロン「じゃあ、始めるでち」

距離を取り、腰のポーチを開けるマロン、何とそこから...。

ララノア「!!! ディーちゃん!!!」

トット「ディーネちゃん? 何言ってんのララノア、出てきたのはサワメよ!! でも何で...本物はあそこに...」

ステンノー「お、お父様...いえ、ルシファー様」

エラ「エ、エラが出てきた。やっぱりかわいいな、エラ」

ナキサワメ「あたしだ。もっと顔小さくしないと...」

ターニャ「わたくしですわ」

その場にいた各々が違う人物名を口にする。。

マロン「今見えてるのは自分の一番大切に想ってる人でち、どうでち?戦いにくいでちょ?」

エラとナキサワメとターニャ達に白い目が向けられるww

トット「サワメ...お母さん悲しいよ...」

戦う前に大ダメージを食らうトットw

ななこ「ねぇねぇマチ~~、誰に見えてるの~~??」

マチルダ「...内緒よ」

赤面しながら答えを言ったも同然のマチルダにななこはニヤつくw

アスタロト「じゃ、雀牌の...バケモノ~~」

マチルダ「あんたはジャンマーの事しか頭にないんか!?w 無機物の擬人化もアリかよっw」

マロン「うちが直接冒険者を攻撃は出来まちぇんからね、でもこいつなら『正当防衛』は規則上許されるでち」

ララノア「こいつも強い...おそらく前魔王様クラス...」

マロン「自力はもっと上かもでち。何せ取り込んだ連中の能力や魔法をすべて使えまちからね」

マチルダ「厄介ね...作戦は??ララノア」

ララノア「あんた達は下がってて、こいつはあたしらで何とかする...その代わり、頼める??」

マチルダ「...あんた達だけでやれるの?」

ララノア「さぁね...でもあいつをやるにはあんた達を温存しとかないと...他にどんな策持ってるかわかんないし...」

マチルダ「分かった、勝つのよララノア!! じゃあ後は任すわばぁさん!!『ノートレンド・ノーライフ』」

マチルダはアペプを憑依させる。。

アペプ「...ふむ、なるほどのぅ、魔王軍モンスター連中のキメラかや。骨が折れるねぇ」

ララノア「ばぁや、戦闘指示頼んでいい??」

アペプ「ほっほっほ、任せるがいい。ワシの情報網が活きるいい戦況じゃわぃ」

マロン「おさらいでち。HPが半分以下になるか、完全に身動きが取れなくなった者はもれなくこのポーチ内にお迎え確定でちからね」

トット「ご丁寧にどうもっ!! 上級以下の奴らは後ろに回って支援を!!」

アペプ「直接ぶつかってよいのはララノアのみじゃ!! 残りの者は天使族のシールドの中から支援せぃ!! ララノア、注意すべき攻撃は分かっておるな!?」

ララノア「クトゥルフの視線攻撃とエロおやじケルビムの樹魔、ルシファーのソウルラムプ...他に何があったっけ? っていうか誰が吸い込まれたのかも正確に覚えてないよ!!」

アペプ「アンちゃんの衝撃破、アビーちゃんの召喚術、人間神族連中の特殊能力は全員要警戒じゃ!!」

ララノア「ほとんど全部ねw キッツイなぁ、了解!!」

ボヤきながらもララノアがまずは様子見と言わんばかりに突撃する...しかし。。

ララノア「!!!」

一撃目をかわしたポケットモンス〇ー(仮w)は一目散に魔王軍の後衛に突撃する、そこに...。。

アペプ「!!! アバドンちゃん、何を!?」

アバドンが普段ではあり得ない速度で奴に向かっていく。。

ポケ〇ン『樹魔・樹牢!!』

強力な蔦によりアバドンは身動きが取れなくなる。。

マロン「一名様ご案内でち~~」

瞬く間にアバドンはポーチに吸い込まれていく。。

ララノア「よ、よくも~~!!」

マロン「誤解でちよ。彼女の方から提案してきたんでち。。「面倒くさいんで一番最初にポーチに吸い込んでください」ってw こっちとしても最も警戒していたアバドンを吸い込めて僥倖ぎょうこうでち」

アペプ「...納得じゃw さすが新世代よのぅ、ほっほっほ」

アペプは笑ってみせたが、実際魔王軍の大半はアバドンの頭脳を頼っていた者も多く、士気は確実に削がれた。。

マロン「全員に一撃、軽い攻撃を当てておくでち!!」

指示を受けたポケ〇ンは空から大量の石つぶてを降らせる。。

アペプ「ちっ!! 小娘のウンブジッグバー対策か!?」

マチルダの能力、ウンブジッグバーは味方に初撃のみ無敵の効果を付与する。
しかし軽い一撃でも食らうと効果は消えてしまうという弱点があり、それを突かれた。。

マロン「もちろん、ぬかりはないでち。。さぁ開戦でち!!」

アペプ「奴が吸い込んだ者に魔法陣の使い手はおらん!! 全員、前と地面にのみ最大限の警戒を怠るな!!」

ララノア「あのエロおやじさえ吸い込まれてなかったらもっと戦いやすかったんだけど...」

ケルビムの得意とする樹魔は地中からも攻撃が出来る魔法の中でもかなりやっかいな類であった。。
その時...。。

ポケ〇ン「!!!」

敵の後ろに突如、魔法陣が現れ巨大な炎が巻き起こる。。
辛うじてかわすポケ〇ンのスキをララノアは見逃さない。。

ララノア「スキありぃ~~!!」

右ハイキックをこれも辛うじて防御するが衝撃で吹っ飛ぶポケ〇ン。。

アペプ「良いぞ妖精の少女よ。タイミングもバッチリじゃ、なかなかやるな」

エラ「ひぃぃ~~...」

再び最後尾に引っ込むエラ。。

マロン「次に厄介なのはやっぱりエラでちね。。あの逃げ腰が一番厄介でち...」

今や魔王軍の中でも最強の後方支援役となったエラ、マロンもその脅威は感じていた。。
ビビって前に出てこない性格と後方から攻撃出来る魔法陣はこれ以上ない最高の組み合わせなのだw
しかし敵の強さを改めて知ったのは攻撃したララノアの方だった。。

ララノア「...ばぁや、多分あいつ、痛覚がない」

アペプ「ふむ、痛みを感じぬか...作戦の練り直しじゃな...」

静まり返る魔王軍の中、ナキサワメの美顔ローラーの音だけが鳴り響いていたw

............................
【補足コーナー】
・見る者によって姿は変わるが、大きさは共通なので、エラやターニャには自分より遥かに大きい自分を目にしているが、そこはあまり気にしていないようだw
・アスタロトには雀牌に見えているが、例えば料理に夢中なルシファーならきっと料理素材に見えていた事だろう…つまり何でもアリだ、気持ち悪いねw
・クトゥルフは凝視するだけで脳の血管を膨張させ、激しい頭痛を引き起こさせる事が出来る。しかしこれもステンノーの凝視能力と同様、力の差が拮抗していると効果は薄い
・アバドンはポーチの中が居心地が良い事を聞いており、早く吸い込んで欲しいとずっと思っていたw そしてマロンはアバドンを最も警戒していた
・痛覚がないという事はダメージの蓄積もなく、疲労もないという事なので物理的に動けなくしないと勝ち目はない
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