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聖域? 薬草士の拠点なんだけど
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不思議な雰囲気を纏った青年が
静かに閉じていった扉の方を
ギルドのソファに腰掛けて
じっと見つめる二人がいた。
王都のダンジョン討伐隊の若きエース、
ノブマサと、聖女隊で治療の上位スキルである
浄化治療のスキルが使えるリーダーのエレンは、
互いに、今聞いた内容が信じ難く、
冷静になったつもりでも、
何か焦っているような感覚に囚われていた。
「本当に女神様が降臨されているのかしら。
神託にはそんな内容はなかったわ。
でも、彼にしてみれば、いつもの
ことのように簡単に話していたわね。」
「ああ、あれは嘘をついている感じが
微塵もなかったな。
彼の拠点って、もしかして北の湖の
近くなのかな?
いや、ありえないか。
あそこは腐臭がきつくて
誰も住めなくなっているはずだな。」
「そのことですが、後ほどカケルについて
行って見られたらわかると思います。
我々も聞いているだけで、
本当かどうかはまだ確認していません。
カケルが戻るまでの間ですが、
奥の部屋で休まれますか?」
徹夜で王都から飛んできたとあって、
少し寝た方がいいだろうとジークは仮眠を勧めた。
「俺はそうさせてもらうとするよ。」
「私はここで大丈夫です。」
ノブマサが奥の部屋に消えると、
エレンはソファに深く座り直して、
胸のペンダントを握ると、
祈るように瞑目し始めた。
「あれは念話の魔石か?(小声)」
「おそらく(小声)」
「わしはシスターと話をしてくる。
ここを頼むぞ(小声)」
「私もここでこのまま仮眠します。(小声)」
そっと音を立てずにギルドマスターのガランは
席を外していった。
ジークは背筋を伸ばしてソファに座ったままで
ゆるく目を閉じて仮眠を取り始めるのだった。
エレンは王都の神殿長に念話で報告をしていた。
神殿長は女神様が顕現していることを聞くと
真実であることを確認出来次第、改めて念話で
連絡してくるよう指示をした。
神殿長のエレノアは、他のものには告げずに、
即座に王宮へ出向き、国王陛下にだけことの次第を
伝えるのであった。
「神託そのものが久しいものである上に、
その内容もかの英雄九郎義経様に酷似しておる。
確認する間も惜しい。
この胸が熱くなっておることが真実と告げておる。
余はガルダホルンにすぐに立つ。
ライアン近衛兵長!出立の用意を即座にせよ!
エレノアよ、そちもゆくか。
報告ご苦労であった。」
国王の判断は即決で、対応は迅速であった。
エレノアは神殿に戻る間も無く、同行することとなった。
王宮で用意された召し物などを王宮のメイドが用意し、
国王と同じ馬車で一刻の後には王都を立つのであった。
そんな大事になっているとは知らず、
カケルは武器屋さんでシルバを抱っこした姿の
貴船さんとお買い物にお付き合いしていた。
なんでもネット古物商に出品した宝剣、盾、
客寄せ用の鎧一式がほとんど売れてしまったそうだ。
意外と鎧一式が人気で10件の受注を受けていて
今月の売り上げはいきなり1千万円を越えるそうだ。
一式百万の鎧を買う人がそんなにいるのが不思議だ。
いや、この出来なら一家に一式・・・ないよっ!
そんなの置いておいて何になるの?大丈夫なのかな?
変な売り文句とかつけてないかな?
悪徳商法みたいになってないかな?
ちょっと気になったので、異世界通信のスキルで
タブレットから俺のネット通販のサイトを覗いてみた。
通販サイトにはこんな記載がデカデカとあった。
************************
☆異世界騎士の甲冑一式☆
今週限定で100万円(税込)でのご提供。
本物の異世界製です!
この甲冑一式を装着したら
もう気分は異世界の騎士!
剣と魔法の世界を夢見るあなたに
おすすめの一品です!
副装備品の宝剣と盾は こちら から。
************************
・・・き、貴船さんっ!?
あ、あんたなんて売り文句つけてんだっ!
このキャッチコピーはだめだろ!
本物の異世界製って!
・・・確かに本当のことだけど・・。
だめだ、頭痛してきた。
誰か止める人はいないのだろうか。
ものすごく嬉しそうに買い付けしてるよ。
目が円マークに見えるような笑顔してる。
もうなんかやばいことになる
未来しか見えないんだけど、
のんびりほっこりの
引きこもり生活したいんだけど!
ひたすら異世界に買い付けに来る未来と
お縄になる絵が浮かぶんだけど。
詐欺じゃないけど、詐欺っぽい。。
あ、そうだ、あのお母さんだ。
あのお母さんに止めてもらおう。
・・・だめだ連絡先わかんないや。
そう思っていたら、ココが薬草調合用の
魔道具を見に行きたいと言ってきてくれたので、
これ幸いと貴船さんに買い付けを一旦止めて貰って
移動することにした。
ちゃっかり鎧一式を20セット買いましたとも。
ギルドの方にあとで届けておいてもらうことにした。
魔道具のお店に向かう途中で、
ザラさんとソフィさんと合流できたので、
討伐隊長さんと聖女隊のリーダーさんが
拠点に来られることを話すと、
もう一度買い物に行きたいとのことだった。
ココの方は小さいものだから持って帰れるから
後でギルドで合流することにした。
熟睡したシルバを抱っこして、モフモフエネルギーを
チャージしっ放しの貴船さんは、目を輝かせて
ココについていくそうだ。
頼むから魔道具はやめてください。
そんなのネット通販に出したらマジでやばいです。
ほんとにダメですよ、いいですね?
お母さんに言いますよ?(おっ、これは効くようだ。)
聖女様と騎士様のお召し物や食器とか布とか色々買って
ギルドに戻る頃には足が棒のようになった気分だった。
うん、女性のお買い物は品定めが大事なんです。
時間はしっかりかけて、いいもの選ぶんです。
亜空間収納がいっぱいになりそうな気がするくらい、
大量のものと追加食材を買い込みました。
先に戻った方がいいかもと思って、
二人と手を繋いで、ハイパージャンプのスキルで
拠点に戻って、荷物を全部出して、
すぐにギルドに蜻蛉返りした。
ギルドに戻ると、ちょうどココとシルバを抱っこして
いい笑顔をしている貴船さんが歩いてくるところだった。
ランタン型の魔石灯を手に持っていた。
あっちの管理棟でしか使用不可で、持ち出し不可で、
非売品ですよと念を押したけど、
笑顔のままで聞いてない感じだ。
うん、お母さんに通報しよう。
ギルドに入ると、ロアンヌさんが待っていて
奥の部屋に連れて行かれた。
ココとシルバ、貴船さんを紹介した。
ギルドマスターのガランさんから
昨日の件で話があった。
シスターはかなり落ち込んでいたけど
ダガーさんにも励まされてお礼の言葉を述べて
孤児院に戻っていったそうだ。
子供達もショックを受けている子が多くて
暗い雰囲気だそうだ。
うん、俺に出来ることはしようと思う。
ギガスライムの魔石の査定とザラさんと俺の
討伐参加の報酬の話が出た。
回答を聞かずに全額を孤児院に寄付して欲しいと
お願いした。
ジークさんは、俺がそう言うだろうと
思っていたという顔で俺もそうすると同意してくれた。
また、討伐の依頼をする場合は念話で伝えたいと、
ペンダント型の魔道具を渡された。
ザラさんとジークさんは繋がりやすいそうなので、
ザラさんに渡して欲しいそうだ。
エレンさん曰く、種族が近いか同じであれば
念話の波長が合いやすくて繋がりやすいそうだ。
それから、俺たちはギルドが用意してくれた馬車で
俺の拠点まで移動した。
湖が見えたあたりから、エレンさんの落ち着きが
なくなっていた。聖なる力を強く感じるそうだ。
・・・そうだよな、湖の水全部聖水だし。。
拠点につくと、すごいことにシロミズチ様を中央に、
お出迎えの整列があった。
・・・あれっ?一人増えてませんか?
えっ?この街の神殿の聖女さん?なんでメイド服?
ええっ?ここで一生勤めさせて欲しい?
いや、神殿はいいの?
どうしようかと思っていたら、
エレンさんとノブマサさんが
シロミズチ様の前に進み出て
両膝をついてお祈りの姿勢をとって
挨拶を始めていた。
「よい、気楽にしておくれ。
我はこの湖とこの居の周りから
離れることが出来ぬ身だ。
我にはカケル殿に救ってもらった恩が
あるのだ。
そなたらは王都に来て欲しいと
思うであろうが、それは許されておらぬ。
ここでこの姿を見ることで許して欲しいのだ。」
「はい、女神様のお言葉のままに。
あの、ここに他の人が訪問することを
お許しいただけますでしょうか?
いえ、どうかお許しいただきとうございます。」
「うむ、それは別に構わぬのだ。
悪意なきものであれば、誰であれ
ここに立ち入ることが出来るのだ。
我のことなど気にするまでもないのだ。
ただ、ここにいる存在と思って
みてくれればいいのだ。」
「そ、それは、もしかして、
この辺りは・・・。」
「聖域じゃ。聖域の結界を張っておる。
邪心あるものを拒む結界じゃ。
そなたなら感じたであろう。」
「・・・・女神様!
ここに!ここに神殿を作らせてください!
どうか、お許し下さい!」
「別に構わぬぞ。神殿のものであれば
湖に害はないのでな。自由にするが良い。」
「ありがたきお言葉。感謝致します。」
エレンさんはそういうと胸のペンダントを握って
目を閉じた。
さっきザラさんに渡した魔道具に似てるな。
念話してるのかな。
俺の拠点は聖域ですか。って、神殿作るの?
なんか色々バレそうだな。
うーん、悩ましいと考えるカケルであった。
静かに閉じていった扉の方を
ギルドのソファに腰掛けて
じっと見つめる二人がいた。
王都のダンジョン討伐隊の若きエース、
ノブマサと、聖女隊で治療の上位スキルである
浄化治療のスキルが使えるリーダーのエレンは、
互いに、今聞いた内容が信じ難く、
冷静になったつもりでも、
何か焦っているような感覚に囚われていた。
「本当に女神様が降臨されているのかしら。
神託にはそんな内容はなかったわ。
でも、彼にしてみれば、いつもの
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「ああ、あれは嘘をついている感じが
微塵もなかったな。
彼の拠点って、もしかして北の湖の
近くなのかな?
いや、ありえないか。
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行って見られたらわかると思います。
我々も聞いているだけで、
本当かどうかはまだ確認していません。
カケルが戻るまでの間ですが、
奥の部屋で休まれますか?」
徹夜で王都から飛んできたとあって、
少し寝た方がいいだろうとジークは仮眠を勧めた。
「俺はそうさせてもらうとするよ。」
「私はここで大丈夫です。」
ノブマサが奥の部屋に消えると、
エレンはソファに深く座り直して、
胸のペンダントを握ると、
祈るように瞑目し始めた。
「あれは念話の魔石か?(小声)」
「おそらく(小声)」
「わしはシスターと話をしてくる。
ここを頼むぞ(小声)」
「私もここでこのまま仮眠します。(小声)」
そっと音を立てずにギルドマスターのガランは
席を外していった。
ジークは背筋を伸ばしてソファに座ったままで
ゆるく目を閉じて仮眠を取り始めるのだった。
エレンは王都の神殿長に念話で報告をしていた。
神殿長は女神様が顕現していることを聞くと
真実であることを確認出来次第、改めて念話で
連絡してくるよう指示をした。
神殿長のエレノアは、他のものには告げずに、
即座に王宮へ出向き、国王陛下にだけことの次第を
伝えるのであった。
「神託そのものが久しいものである上に、
その内容もかの英雄九郎義経様に酷似しておる。
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余はガルダホルンにすぐに立つ。
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国王の判断は即決で、対応は迅速であった。
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王宮で用意された召し物などを王宮のメイドが用意し、
国王と同じ馬車で一刻の後には王都を立つのであった。
そんな大事になっているとは知らず、
カケルは武器屋さんでシルバを抱っこした姿の
貴船さんとお買い物にお付き合いしていた。
なんでもネット古物商に出品した宝剣、盾、
客寄せ用の鎧一式がほとんど売れてしまったそうだ。
意外と鎧一式が人気で10件の受注を受けていて
今月の売り上げはいきなり1千万円を越えるそうだ。
一式百万の鎧を買う人がそんなにいるのが不思議だ。
いや、この出来なら一家に一式・・・ないよっ!
そんなの置いておいて何になるの?大丈夫なのかな?
変な売り文句とかつけてないかな?
悪徳商法みたいになってないかな?
ちょっと気になったので、異世界通信のスキルで
タブレットから俺のネット通販のサイトを覗いてみた。
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今週限定で100万円(税込)でのご提供。
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もう気分は異世界の騎士!
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おすすめの一品です!
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・・・き、貴船さんっ!?
あ、あんたなんて売り文句つけてんだっ!
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・・・確かに本当のことだけど・・。
だめだ、頭痛してきた。
誰か止める人はいないのだろうか。
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もうなんかやばいことになる
未来しか見えないんだけど、
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ザラさんとソフィさんと合流できたので、
討伐隊長さんと聖女隊のリーダーさんが
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先に戻った方がいいかもと思って、
二人と手を繋いで、ハイパージャンプのスキルで
拠点に戻って、荷物を全部出して、
すぐにギルドに蜻蛉返りした。
ギルドに戻ると、ちょうどココとシルバを抱っこして
いい笑顔をしている貴船さんが歩いてくるところだった。
ランタン型の魔石灯を手に持っていた。
あっちの管理棟でしか使用不可で、持ち出し不可で、
非売品ですよと念を押したけど、
笑顔のままで聞いてない感じだ。
うん、お母さんに通報しよう。
ギルドに入ると、ロアンヌさんが待っていて
奥の部屋に連れて行かれた。
ココとシルバ、貴船さんを紹介した。
ギルドマスターのガランさんから
昨日の件で話があった。
シスターはかなり落ち込んでいたけど
ダガーさんにも励まされてお礼の言葉を述べて
孤児院に戻っていったそうだ。
子供達もショックを受けている子が多くて
暗い雰囲気だそうだ。
うん、俺に出来ることはしようと思う。
ギガスライムの魔石の査定とザラさんと俺の
討伐参加の報酬の話が出た。
回答を聞かずに全額を孤児院に寄付して欲しいと
お願いした。
ジークさんは、俺がそう言うだろうと
思っていたという顔で俺もそうすると同意してくれた。
また、討伐の依頼をする場合は念話で伝えたいと、
ペンダント型の魔道具を渡された。
ザラさんとジークさんは繋がりやすいそうなので、
ザラさんに渡して欲しいそうだ。
エレンさん曰く、種族が近いか同じであれば
念話の波長が合いやすくて繋がりやすいそうだ。
それから、俺たちはギルドが用意してくれた馬車で
俺の拠点まで移動した。
湖が見えたあたりから、エレンさんの落ち着きが
なくなっていた。聖なる力を強く感じるそうだ。
・・・そうだよな、湖の水全部聖水だし。。
拠点につくと、すごいことにシロミズチ様を中央に、
お出迎えの整列があった。
・・・あれっ?一人増えてませんか?
えっ?この街の神殿の聖女さん?なんでメイド服?
ええっ?ここで一生勤めさせて欲しい?
いや、神殿はいいの?
どうしようかと思っていたら、
エレンさんとノブマサさんが
シロミズチ様の前に進み出て
両膝をついてお祈りの姿勢をとって
挨拶を始めていた。
「よい、気楽にしておくれ。
我はこの湖とこの居の周りから
離れることが出来ぬ身だ。
我にはカケル殿に救ってもらった恩が
あるのだ。
そなたらは王都に来て欲しいと
思うであろうが、それは許されておらぬ。
ここでこの姿を見ることで許して欲しいのだ。」
「はい、女神様のお言葉のままに。
あの、ここに他の人が訪問することを
お許しいただけますでしょうか?
いえ、どうかお許しいただきとうございます。」
「うむ、それは別に構わぬのだ。
悪意なきものであれば、誰であれ
ここに立ち入ることが出来るのだ。
我のことなど気にするまでもないのだ。
ただ、ここにいる存在と思って
みてくれればいいのだ。」
「そ、それは、もしかして、
この辺りは・・・。」
「聖域じゃ。聖域の結界を張っておる。
邪心あるものを拒む結界じゃ。
そなたなら感じたであろう。」
「・・・・女神様!
ここに!ここに神殿を作らせてください!
どうか、お許し下さい!」
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湖に害はないのでな。自由にするが良い。」
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目を閉じた。
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俺の拠点は聖域ですか。って、神殿作るの?
なんか色々バレそうだな。
うーん、悩ましいと考えるカケルであった。
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