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ロキの思い
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巨大大陸の中央平原にあるネコ獣人族の村に
異世界からの神ロキと名乗る男が来訪し
セブン達の拠点内でパイロの作った
スイーツ類とカイの淹れた紅茶を楽しんでいた。
ロキが言うには、
この世界にいるもう1人のロキを追い出すため
この世界に来た のだそうだ。
その追い出す際に協力を頼まれたセブンは
すんなり了承の返答をしていた。
「ロキ様
とお呼びしてもよろしいでしょうか?
初めまして、サラと申します。
不躾なことを申させて頂きます事
お許し願います。
先程のお話の中にありました、
神話時代のバルキュリヤとの戦争で
ロキ様は敵対される側におられたかと
記憶しておりますが、
間違っておりますでしょうか?」
「あー、この僕はその戦争をしない
選択をしたんだよ。
大陸がバラバラになったり、
地磁気を逆転させたり、
丸ごと凍らせてみたりといった
いたずらしてきた程度だよ。」
「いやいやいや、そのいたずらで
滅びそうになるんですけど。」
「滅ばないよ、いや、それでも
生命は滅ぼなかったでしょ?
残酷に思うようだけれど、
こういうのも結果として
強い種族の選別、進化を
促すことになるんだよね。
やる側は悪者になるんだけどさ。」
自嘲気味に話すロキには、
やりたくないことをやってきたという
雰囲気があった。
「セブンやサラのいた世界でも、
戦争は絶えなかったのと同じで、
この世界も同じく戦争をしてるよね。
平和ってさ、束の間の休息なんだよね。
次の戦争への準備期間
というところかな。
今のように。」
紅茶の香りを楽しみながらロキは
セブン達の方を向いてそう話した。
「静かに暮らせる世界を守りたいって
顔をしてるね。
そうだね、こう考えれば少しは
僕たちの役目が理解して貰えるかな。
戦争があるから平和が大切だと思える。
死があるから生の尊さがわかる。
不幸があるから小さなことで
幸せを感じられる。
どんな種族であろうとも同じだけど、
結局何かと比べるからそう思えるんだよ。
ずっと平和な世界だと
その大切さは理解できない。
永遠の生があるなら
命は軽いものになる。
幸せなんて、受け取り方次第、
考え方次第だよね。
僕は自分の存在をこう思うんだ。
必要悪
誰かが正義を信じて実行するために
悪を演じる存在。
この世界もみんな自分達の正義を信じて
生きているよね。
その認識と反した行動をする者は
悪なんだよね。
それらは結局のところ、僕のような
悪神のせいになるんだよね。」
「何か凄い理不尽なものを感じますわ。
ロキ様はそのお役目を
背負われているのですね。」
神龍を助けに行ったときに顕現した主神が
話していた言葉を思い出したセブンは、
このことを言っていたのかと、
理解したのであった。
「それが僕に与えられた役目だから
気にしていないよ。
今こうやって美味しい物を楽しめれば
それで救われるんだよ。
だから言わせてもらうよ。
ありがとう。
どの世界でも嫌われてる僕なんかに
歓待してくれて。」
「いえ、お粗末でございます。
もし宜しければずっといて頂いても
構いませんわ。」
「そうだよ、ロキ様。
あたい、もっと美味しいもの考えて作るから
ここでゆったり過ごしてよ。
嫌なことばっかりやり続けるのって
辛いっしょ。
あたいもそうだったから分かるよ。
もう1人のロキ様との戦いも
セブンに任せとけばいいっしょ?
ねっ?」
うんうんそうだそうだ。・・・って、俺!?
「いやいやいや、俺だけに任せるのは
どうかと思うんだけど。
できたら力貸して貰える方がいいんだけど。」
「進化するための試練なのだわ、セブン」
「そうっすよ、力の限り頑張るんすよ」
「いやいやいや、
進化とかしたくもないんだけど。
力の限り戦えって根性論出されても
困るんですけど。」
「はははっ。面白いね。
そうだね、少しここで
休息させてもらおうかな。
バルキュリヤのみんなも
違う世界から来てるから
世界観も違うし、話を聞かせて欲しいな。」
警戒を解いたブリュンヒルド、カーラは
サラやパイロを交えて、それぞれの世界の話を
し始めるのであった。
フェイズやファーラも交えて
夜食の時間になった時、
思い出したようにロキがセブンに話しかけた。
「そうそう、今探してる巨人族は
さっきの話の神話戦争時代の巨人族と
全く別の存在だよ。
あったらわかると思うから先に言うと、
この世界にもともといた種族でもないよ。」
「えっ?
それじゃあみんな召喚された存在なんですか?
となると文明度も違いそうだな。
事前調査じっくり行うとしますか。
カーラ、ジョイント・・・って
フライングユニットどうなるんだろ?」
「大丈夫なのです。A Iが起動しているのです。
カーラともリンクしているのです。
シークエンス始めておくのです。
行ってらっしゃいなのです。」
「あーカイの時と同じか。了解。
局地用バグドローン増やして持っていくかな。」
寒冷地仕様も強化することにして
セブンは拠点奥の調整ポッドに向かうのであった。
異世界からの神ロキと名乗る男が来訪し
セブン達の拠点内でパイロの作った
スイーツ類とカイの淹れた紅茶を楽しんでいた。
ロキが言うには、
この世界にいるもう1人のロキを追い出すため
この世界に来た のだそうだ。
その追い出す際に協力を頼まれたセブンは
すんなり了承の返答をしていた。
「ロキ様
とお呼びしてもよろしいでしょうか?
初めまして、サラと申します。
不躾なことを申させて頂きます事
お許し願います。
先程のお話の中にありました、
神話時代のバルキュリヤとの戦争で
ロキ様は敵対される側におられたかと
記憶しておりますが、
間違っておりますでしょうか?」
「あー、この僕はその戦争をしない
選択をしたんだよ。
大陸がバラバラになったり、
地磁気を逆転させたり、
丸ごと凍らせてみたりといった
いたずらしてきた程度だよ。」
「いやいやいや、そのいたずらで
滅びそうになるんですけど。」
「滅ばないよ、いや、それでも
生命は滅ぼなかったでしょ?
残酷に思うようだけれど、
こういうのも結果として
強い種族の選別、進化を
促すことになるんだよね。
やる側は悪者になるんだけどさ。」
自嘲気味に話すロキには、
やりたくないことをやってきたという
雰囲気があった。
「セブンやサラのいた世界でも、
戦争は絶えなかったのと同じで、
この世界も同じく戦争をしてるよね。
平和ってさ、束の間の休息なんだよね。
次の戦争への準備期間
というところかな。
今のように。」
紅茶の香りを楽しみながらロキは
セブン達の方を向いてそう話した。
「静かに暮らせる世界を守りたいって
顔をしてるね。
そうだね、こう考えれば少しは
僕たちの役目が理解して貰えるかな。
戦争があるから平和が大切だと思える。
死があるから生の尊さがわかる。
不幸があるから小さなことで
幸せを感じられる。
どんな種族であろうとも同じだけど、
結局何かと比べるからそう思えるんだよ。
ずっと平和な世界だと
その大切さは理解できない。
永遠の生があるなら
命は軽いものになる。
幸せなんて、受け取り方次第、
考え方次第だよね。
僕は自分の存在をこう思うんだ。
必要悪
誰かが正義を信じて実行するために
悪を演じる存在。
この世界もみんな自分達の正義を信じて
生きているよね。
その認識と反した行動をする者は
悪なんだよね。
それらは結局のところ、僕のような
悪神のせいになるんだよね。」
「何か凄い理不尽なものを感じますわ。
ロキ様はそのお役目を
背負われているのですね。」
神龍を助けに行ったときに顕現した主神が
話していた言葉を思い出したセブンは、
このことを言っていたのかと、
理解したのであった。
「それが僕に与えられた役目だから
気にしていないよ。
今こうやって美味しい物を楽しめれば
それで救われるんだよ。
だから言わせてもらうよ。
ありがとう。
どの世界でも嫌われてる僕なんかに
歓待してくれて。」
「いえ、お粗末でございます。
もし宜しければずっといて頂いても
構いませんわ。」
「そうだよ、ロキ様。
あたい、もっと美味しいもの考えて作るから
ここでゆったり過ごしてよ。
嫌なことばっかりやり続けるのって
辛いっしょ。
あたいもそうだったから分かるよ。
もう1人のロキ様との戦いも
セブンに任せとけばいいっしょ?
ねっ?」
うんうんそうだそうだ。・・・って、俺!?
「いやいやいや、俺だけに任せるのは
どうかと思うんだけど。
できたら力貸して貰える方がいいんだけど。」
「進化するための試練なのだわ、セブン」
「そうっすよ、力の限り頑張るんすよ」
「いやいやいや、
進化とかしたくもないんだけど。
力の限り戦えって根性論出されても
困るんですけど。」
「はははっ。面白いね。
そうだね、少しここで
休息させてもらおうかな。
バルキュリヤのみんなも
違う世界から来てるから
世界観も違うし、話を聞かせて欲しいな。」
警戒を解いたブリュンヒルド、カーラは
サラやパイロを交えて、それぞれの世界の話を
し始めるのであった。
フェイズやファーラも交えて
夜食の時間になった時、
思い出したようにロキがセブンに話しかけた。
「そうそう、今探してる巨人族は
さっきの話の神話戦争時代の巨人族と
全く別の存在だよ。
あったらわかると思うから先に言うと、
この世界にもともといた種族でもないよ。」
「えっ?
それじゃあみんな召喚された存在なんですか?
となると文明度も違いそうだな。
事前調査じっくり行うとしますか。
カーラ、ジョイント・・・って
フライングユニットどうなるんだろ?」
「大丈夫なのです。A Iが起動しているのです。
カーラともリンクしているのです。
シークエンス始めておくのです。
行ってらっしゃいなのです。」
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セブンは拠点奥の調整ポッドに向かうのであった。
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