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両親の出会い
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あやかしの世界は、自然豊かで美しい。
空気は澄んでおり、鳥のせせらぎが響く。
月明かりが雲に隠れず世界を照らす。
そんな光に隠れるように走る影。
深夜、邪悪な気配を纏い駆け回るあやかしが、今日もまた、自身の衝動を抑えられず弱いあやかしを襲う。
「た、助けてください──九尾様……」
一人のあやかし、一つ目小僧が、目の前から迫る邪悪な気配に負け、しりもちをつく。
助けを求め、祈るようにある人物の名前を呟いた瞬間、月に一つの影が浮び上がる。
着物を靡かせ、細長いナニかを持っている両手を振り上げた。
気配を感じたあやかしは、上を見上げる。瞬間、頭で理解するより先に、体が真っ二つに斬られた。
「ぎゃぁぁああああああ!!!」
苦痛の叫び声を上げ、斬られたあやかしは炭となり、風に連れられいなくなる。
上から降りて来た男姿のあやかしは、手に持っていた細長いナニか――刀を鞘へと戻し、九本の尾を揺らしながら遠くを見た。
「やれやれ。ワシの刀が届くところで悪さをするなんてのぉ~。舐められたものだわい」
言いながら男性は、振り返り今だ地面に座り込んでいる一つ目小僧を見下ろした。
その人物の両の目は赤い。
肩で切り揃えられている銀の髪は、月の光を受けキラキラと輝く。肩に羽織られている黒い羽織を靡かせ、悠然と立つ。
その男性は、あやかしの頂点に君臨する、九尾の狐。皆は、九尾様と呼んでいる。
「九尾様!」
「おぉ、知らせに感謝するぞ、一つ目小僧」
「いえ! こちらこそありがとうございました! あと思う少しで殺されてしまう所でした……」
笠を手に持ち替え、照れているような仕草を見せる一つ目小僧に、九尾は口角を上げた。
頭を撫でてあげ、再度お礼を口にした。
「さぁて。まだまだ夜は深い。ワシは行くぞ。またな、一つ目小僧」
ケラケラと笑いながら、九尾は空へと消えた。
残された一つ目小僧は、安心したように笑い、軽快な足取りで町の中を駆けていった。
※
九尾は、朝方いつも屋敷の一室に準備されている布団の中で寝ている。
あやかしは、夜に活動することが多い。
そのため、朝から昼は、基本九尾の住む屋敷は静かだ。
森の中に建てられた大きな和風建築の屋敷。
女中が毎日綺麗に手入しているため、陽光でキラキラと輝いている。
そんな屋敷の廊下を歩いているのは、一人のあやかし。
黒い髪を靡かせ、赤い着物を着こなしている女性は、目元を白い布で隠している。
白い布で顔を隠しているが、微かに見える赤い唇は、なぜか怒っているように歪んでた。
舌打ちをこぼし、ドタドタと廊下を乱暴に歩く。
向かう先は、九尾が寝ている部屋。
たどり着くと、足を止め深呼吸。気を引き締め、口を開いた。
「九尾様、起きておりますか?」
シーーーーーン
それだけで女性は舌打ちをこぼし、襖を乱暴に開いた。
「九尾さまぁぁぁぁああ!! おきてくださぁぁぁぁあああい!!」
「どわ!?」
中で寝ていた九尾は、女性の悲鳴に近い声で飛び起きた。
耳鳴りを起こし、顔を歪めながら布団に座った。
「まったく…………寝起きに甲高い声は頭に響くのじゃが? どうしたのだ、百々目鬼よ」
九尾を起こしたあやかしの名前は、百々目鬼。
腕にいくつもの目があるあやかしだ。
百々目鬼は、よく九尾のお世話をしており、今回のようなことは日常茶飯事。
深いため息を吐きながら、寝ぼけている九尾を見下ろした。
「そんなことを言っている場合ですか? 今日が何の日が覚えていらっしゃらないのでしょうか」
「む? 今日?」
九尾は「はて」と、空見て記憶を遡る。
数秒後、顔を真っ青にし、百々目鬼に「今、何時じゃ?!」と立ち上がりながら問いかけた。
「人間の世界だと、もう午後十二時を回っております」
「…………はぁぁぁ………。すぐに準備をする」
時間を聞いた九尾は、青い顔を片手で支え、全てを諦めたように項垂れた。
「人間の神との約束は十二時ですよね?」
「誠心誠意謝る」
「許してくださると嬉しいですね」
「怖いことを言わんでくれ」
すぐさま着替えようとした九尾に、百々目鬼は驚き顔を赤くした。
「私がいるではありませんか!!」
「お? なんだなんだ。ワシの体を見て興奮してしまうのかのぉ?」
九尾の引き締まった胸筋が、はだけた着物から見える。
百目鬼は身体中に目があるあやかし。顔に付いている二つの目を隠しても、自然と腕などの目が開き、見えてしまう。
「うるさい!!」
――――バタン!!
廊下に逃げ去った百々目鬼を見て、九尾はやれやれと肩を落とす。
「――――あっ、時間!!」
今の自分の状況を思い出し、九尾は現代に行く時の服に着替えた。
白いポロシャツに、ジーンズ。足元はスニーカー。
鏡で自身の姿を確認し、鼻を鳴らす。
「よしっ。百々目鬼、ゆくぞ」
「は、はい……」
襖がゆっくりと開かれ、百々目鬼が赤い顔を覗かせた。
しっかりと九尾が服を着ていることを確認すると、安心したように安堵の息を吐いた。
「では、行きましょう」
「よろしく頼むぞ」
空気は澄んでおり、鳥のせせらぎが響く。
月明かりが雲に隠れず世界を照らす。
そんな光に隠れるように走る影。
深夜、邪悪な気配を纏い駆け回るあやかしが、今日もまた、自身の衝動を抑えられず弱いあやかしを襲う。
「た、助けてください──九尾様……」
一人のあやかし、一つ目小僧が、目の前から迫る邪悪な気配に負け、しりもちをつく。
助けを求め、祈るようにある人物の名前を呟いた瞬間、月に一つの影が浮び上がる。
着物を靡かせ、細長いナニかを持っている両手を振り上げた。
気配を感じたあやかしは、上を見上げる。瞬間、頭で理解するより先に、体が真っ二つに斬られた。
「ぎゃぁぁああああああ!!!」
苦痛の叫び声を上げ、斬られたあやかしは炭となり、風に連れられいなくなる。
上から降りて来た男姿のあやかしは、手に持っていた細長いナニか――刀を鞘へと戻し、九本の尾を揺らしながら遠くを見た。
「やれやれ。ワシの刀が届くところで悪さをするなんてのぉ~。舐められたものだわい」
言いながら男性は、振り返り今だ地面に座り込んでいる一つ目小僧を見下ろした。
その人物の両の目は赤い。
肩で切り揃えられている銀の髪は、月の光を受けキラキラと輝く。肩に羽織られている黒い羽織を靡かせ、悠然と立つ。
その男性は、あやかしの頂点に君臨する、九尾の狐。皆は、九尾様と呼んでいる。
「九尾様!」
「おぉ、知らせに感謝するぞ、一つ目小僧」
「いえ! こちらこそありがとうございました! あと思う少しで殺されてしまう所でした……」
笠を手に持ち替え、照れているような仕草を見せる一つ目小僧に、九尾は口角を上げた。
頭を撫でてあげ、再度お礼を口にした。
「さぁて。まだまだ夜は深い。ワシは行くぞ。またな、一つ目小僧」
ケラケラと笑いながら、九尾は空へと消えた。
残された一つ目小僧は、安心したように笑い、軽快な足取りで町の中を駆けていった。
※
九尾は、朝方いつも屋敷の一室に準備されている布団の中で寝ている。
あやかしは、夜に活動することが多い。
そのため、朝から昼は、基本九尾の住む屋敷は静かだ。
森の中に建てられた大きな和風建築の屋敷。
女中が毎日綺麗に手入しているため、陽光でキラキラと輝いている。
そんな屋敷の廊下を歩いているのは、一人のあやかし。
黒い髪を靡かせ、赤い着物を着こなしている女性は、目元を白い布で隠している。
白い布で顔を隠しているが、微かに見える赤い唇は、なぜか怒っているように歪んでた。
舌打ちをこぼし、ドタドタと廊下を乱暴に歩く。
向かう先は、九尾が寝ている部屋。
たどり着くと、足を止め深呼吸。気を引き締め、口を開いた。
「九尾様、起きておりますか?」
シーーーーーン
それだけで女性は舌打ちをこぼし、襖を乱暴に開いた。
「九尾さまぁぁぁぁああ!! おきてくださぁぁぁぁあああい!!」
「どわ!?」
中で寝ていた九尾は、女性の悲鳴に近い声で飛び起きた。
耳鳴りを起こし、顔を歪めながら布団に座った。
「まったく…………寝起きに甲高い声は頭に響くのじゃが? どうしたのだ、百々目鬼よ」
九尾を起こしたあやかしの名前は、百々目鬼。
腕にいくつもの目があるあやかしだ。
百々目鬼は、よく九尾のお世話をしており、今回のようなことは日常茶飯事。
深いため息を吐きながら、寝ぼけている九尾を見下ろした。
「そんなことを言っている場合ですか? 今日が何の日が覚えていらっしゃらないのでしょうか」
「む? 今日?」
九尾は「はて」と、空見て記憶を遡る。
数秒後、顔を真っ青にし、百々目鬼に「今、何時じゃ?!」と立ち上がりながら問いかけた。
「人間の世界だと、もう午後十二時を回っております」
「…………はぁぁぁ………。すぐに準備をする」
時間を聞いた九尾は、青い顔を片手で支え、全てを諦めたように項垂れた。
「人間の神との約束は十二時ですよね?」
「誠心誠意謝る」
「許してくださると嬉しいですね」
「怖いことを言わんでくれ」
すぐさま着替えようとした九尾に、百々目鬼は驚き顔を赤くした。
「私がいるではありませんか!!」
「お? なんだなんだ。ワシの体を見て興奮してしまうのかのぉ?」
九尾の引き締まった胸筋が、はだけた着物から見える。
百目鬼は身体中に目があるあやかし。顔に付いている二つの目を隠しても、自然と腕などの目が開き、見えてしまう。
「うるさい!!」
――――バタン!!
廊下に逃げ去った百々目鬼を見て、九尾はやれやれと肩を落とす。
「――――あっ、時間!!」
今の自分の状況を思い出し、九尾は現代に行く時の服に着替えた。
白いポロシャツに、ジーンズ。足元はスニーカー。
鏡で自身の姿を確認し、鼻を鳴らす。
「よしっ。百々目鬼、ゆくぞ」
「は、はい……」
襖がゆっくりと開かれ、百々目鬼が赤い顔を覗かせた。
しっかりと九尾が服を着ていることを確認すると、安心したように安堵の息を吐いた。
「では、行きましょう」
「よろしく頼むぞ」
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