ミスキャスト!

梅津 咲火

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◇第五章 レイモンド編◇   毒舌家で皮肉屋の彼の本質はなんですか?

第三十七話  『この夢の中だけは、許して?』

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 アルはいくつか注文を取り付けて帰っていった。彼が頼んできた数の単位がおかしかったことについては、深く考えないようにする。

 場を引っかき回すだけして、当の本人は消えるとか。私とレイモンドさんに流れてるこの微妙な感じを放置しないでほしかった。
 場所をいつものレイモンドさんの部屋に移して、黙々と書類仕事をこなしてる。

「……」
「……」

 沈黙が、つらい!!
 普段ならお互いに黙ってても気まずい空気なんかないのに。

 本当にアルは何を考えてたのかな!?

「明日ですが」
「っは、はい!?」

 急に声をかけられるなんて思わなかったから、声が裏返っちゃったよ。
 パッと顔を上げてみたら、レイモンドさんがそんな私の様子に眉をしかめた。

「各レッスンは、中止となりました。代わりに、私の所用に付き添いなさい」
「用事、ですか?」

 何かな。もしかして、前に行ったような店舗の視察とか?

「もちろん、それはいいですけど……何をするんですか?」
「明日にわかりますよ」

 うん、それはそうだけど。レイモンドさんは私に告げるだけして、また視線を机の上に戻した。
 これ以上聞いても、答える気はないってきとだよね。
 
 気にはかかるけど、しつこくしたら「業務の邪魔です。出ていきなさい」とか言われそう。
 素直に引き下がるしかないみたい。にしてもレイモンドさんの用事って、一体?


 ◇◇◇


「レイモンドさん、これってどういうことでしょうか」
「何か不満でも?」
「不満、というより……疑問です」

 風が吹いて、緑の瑞々しい匂いがする。隣にいるレイモンドさんは、マイペースにモノクルを外して布で磨いてる。
 芝生の上に敷いた大きめの布に座って、辺りを見回してみる。

 今いる場所は、背の高い生け垣に囲まれた閉ざされた空間。足を伸ばしても余裕はあるけど、大人がそう何人もいたら息苦しくなってしまいそうなくらい。
 
 普段は行かなかったけど、マクファーソン家の敷地内の庭園の一角にこんな場所があったなんて。

「この状況って、どう考えてもピクニックにしか思えないんですけど」
「ええ、その通りです。ピクニック以外の何ととらえ違えたのですか」

 何言ってるんだコイツって顔で肯定されたけど、そもそもおかしいよね?

「私、てっきり仕事で外出するのかなって……」
「外出しているではありませんか」

 私が言いたいのはそういうことじゃないです!
 というよりも、わかってて逸《そ》らしてますよね!?

 これの一体どこが仕事だって言うのかな!?

「そのような些末《さまつ》な事柄よりも、これを」
「?」

 何、これ? 湿ってる白い布を手渡されたけど。

「手を拭《ぬぐ》いなさい」
「え? あ、は、い……?」

 なんとなくそのまま流されて手を拭《ふ》く。私がし終えた途端に布を回収される。代わりに、レイモンドさんが持参してきたバスケットから取り出された物がのせられた。

 どこからどう見ても、バケットサンドだよね、これ。
 え、これをどうするの?

 戸惑ってジッと持ってるパンを見てたら、レイモンドさん自身も私と同じ物を持ってた。

「何をしているのですか?」
「いえ、それは私が聞きたいんですけど……」
「あなたがいつもしている、あの言葉を言えば良いだけでしょう?」

 ……何のことか、わからないんだけど。

「ほら、両手を合わせて」
「? はい」

 レイモンドさんの指示にしたがってやってみる。
 ……もしかして、だけど。

「……いただきます?」
「そうです、それです」

 満足そうに頷いてから、レイモンドさんもファロード神に祈りを捧げる。それから、おもむろにバケットサンドに口をつけ始める。
 って、ええ!?

「いえ、ちょっと待ってください! 私が聞きたいのは、なんで仕事って名目でピクニックに洒落込《しゃれこ》んでるのかってことです!」
 
 さすがにここまで流されたけど、おかしいってことくらいハッキリわかってるよ!?
 前にアルのことを注意してた人の行動とは思えないよね!?

 レイモンドさんにしたら、少し、ううん、だいぶ変だよ。

「まさか、これが仕事だとでも言うんですか?」

 彼の顔から感情を読み取ろうとしたのに、相変わらずのしかめっ面でわからない。
 眉の間のしわの数も普段より多めで、もしかして不機嫌なのかな?

「あなたはこうでもしなければ、体を休めないでしょう?」
「え……?」

 何を言ってるの? きちんと休みの日はもらってるのに。

「私が言いたいことが、よくわからないという顔をしていますね」
「そう、でしょうね」

 実際全然わかってないからね。

「休みの日にあなたが何をしているのか、挙げていきなさい」
「え? ええと、まず、王宮図書館に行って、本を読んだり借りたりして……」
「その後は」
「部屋で、普段習ってるレッスンの復習をしてます、けど?」

 それが一体、どうしたの?

「大方、その本とやらもあなたが戻る手段を探るためでしょう」
「どうしてわかったんですか?」
「……ハァ」

 特大のため息をつかれた。一体、何が言いたいの? 回りくどくしないで教えてほしい。

「いいですか。あなたのそれは、休んだことにはなりません。学んでいたと言うのです」
「でも……」

 そうでもしないと、安心できない。元の世界に自力で戻る方法だって、何の手がかりもない。
 この世界の知識やマナーだって不足してる。

 なら、それを補うには休日にやるしかないでしょ? やったって事実があれば、気休めくらいにはなるだろうし。

「あなたは充分に、マナーを習得しています。よくぞこの短期間で身に付けたと、講師の方々が目を見張り、口々に褒《ほ》め称《たた》える声がこちらに上がってきています」
「……それは」
「言っておきますが、世辞だなどと述べたら彼らの仕事を軽視することと心得なさい」

 まさにレイモンドさんから先手を打たれた言葉を言いそうになった。
 わざわざそんなことを言ってくるなんて、もしかして違うの?

「このピクニックに協力した者は、多くいます。あなたが倒れやしないかと、皆気を揉《も》んでいるのですよ」
「心配って、そんな気を使っていただくようなことじゃないですよ」
「私には散々休めといってきたと言うのに、自身のことになると目を背けますね」

 そんなことない。だって、私はただ、しなきゃいけないことをしてるだけで。
 言い返したくて息を吸ったら、真剣な表情をしてるレイモンドさんと目が合った。

「あなたは、常に何かに追われていますね」
「……そんなこと」
「無いと断言できますか、心から」
「…………」

 レイモンドさんの突き詰める強い口調に、言葉が出てこなくなる。
 誤魔化すことも、逃れることだって許さない。そう言いたげに、私を強く睨《にら》みつけてる。

 彼から見て、私はそう見えるってこと?

「私は、罪悪感から逃れたくなり、自身を追い詰めていました」

 レイモンドさんのモノクルの奥に潜んでる瞳が、スッと細くなる。一瞬でも、私の表情の揺らぎをすくい取って、感情を見透かそうとでもしてるみたい。

「あなたは、何に苛《さいな》まれているのですか」
「…………何も」

 そう、何も追い詰められてなんかない。
 だってこれは、私がしなくちゃいけないこと。私だけが、背負わなくちゃいけない物。

 苛まれていない。私が私でしかないから、こんな考え方しかできない。ただ、それだけ。

「……」
「……」
「…………ハァ。まったく、あなたという方は……」

 しばらく見つめ合ってたら、折れたレイモンドさんが大きなため息をこれ見よがしに吐いてきた。
 首を左右に振って、どこか疲れた様子で肩を落としてる。

「そういえば、失念していましたね。あなたは存外、頑固《がんこ》だということを」

 ……頑固、なのかな? そんな自覚ないけど。

「何せ、私の対応を受けてなお、この屋敷に居座り続けることを選択した時点でそうでしょう。あまつさえ、認められるよう態度でしめすとさえ豪語する愚か者です」
「愚か者って……言いすぎじゃないですか?」
「事実でしょう」

 そんなキッパリ言いきらなくたって。私のさっきの態度が、そんなに不満だったの?
 眉間に深く刻んでるしわが、あからさまに「不満です」って言ってるのに。

「これ以上、あなたの内情は暴こうとはしません。……ですが」
「っ!」

 葉を太陽に透かしたときみたいに、彼の綺麗な緑の瞳が普段より明るく見えた。
 ……どうして、そんな優しい眼差しを私に向けるの?

 ゆるゆると彼の整った唇が少し緩んでる。力の抜けた苦笑は、わがままを言う子どもに対するみたいな。

「これだけは、わかってください。あなたを慕《した》い心配する者が、多くいることを」

 彼の顔が、自分もその1人だって私に教えてた。

「……返事は?」
「っ! は、い……」

 こんな表情をされたら、断れるはずない。

 騙し討ちに近いかたちで休む時間をつくるのだって、彼自身に影響があるって、どうして気づかなかったんだろう。
 私だけ休めって言っても聞かないって思って、わざわざ自分まで休みにして。あの、仕事中毒のレイモンドさんが。

「わかったのならばよろしい。では、引き続き食事を摂ることにしましょう。なんでも、アルヴェルト渾身の一品のようですよ」
「はい……」

 彼のうながしに、もう抵抗する気なんて起きなかった。

 ーーどうして、レイモンドさんはここまで私に優しくしてくれるんですか?

 聞きたい言葉と一緒に、噛み砕いたバケットサンドを飲み込んだ。


 ◇◇◇ 


 レイモンドさんの言うように、私は休んでなかったのかもしれない。
 だから、食後に彼の目の前でうつらうつらとしてしまった。

 お腹が満たされると眠くなるなんて、本当に小さい子どもみたいで恥ずかしい。なのに、意識は私の意思に反してふわふわおぼろげになってる。

「構いません、寝てしまいなさい。あなたはそれほど、疲れているのですから」
「で、も……」

 首を振って眠気を飛ばしたいのに、それもできない。
 レイモンドさんが許してくれたから、それでますます気が緩んじゃったのかな。

 寝ちゃいけないって、そう思うのに。
 意識が、沈んでいく。

 ◇

 あれから、どれくらい寝ちゃったんだろう。
 夢と現実の狭間みたい。意識はボンヤリあるのに、身体が固まったみたいに動かない。

 私の頬にかかる髪が揺れる。風が吹いてるのかもしれない。

「己《おのれ》が見ているだけしか許されないのは、存外、精神に負担がありますね」

 この声は、レイモンドさん?

「以前は他の者達も、私に対してそのように感じていたのでしょうか。でしたら、大変申し訳ないことをしてしまいましたね」

 まるで子守り歌みたいに、優しい声。
 その何もかも包み込むくらいの声色に、髪が心地よく揺れることもあって、ますます眠くなっていくよ。

「この現状は、身体負担に起因してるので喜ばしいことではないとわかってはいるのですが。……どうしても、役得だという言葉がよぎってしまいますね」

 役得? 何のこと?

 疑問には感じてるのに、声には出せない。口が完全に動かせないから、やっぱりまだ身体は眠ってるみたい。

「『リオンと呼ぶことを許してほしい』……そう願い出たら、あなたは頷きますか?」

 彼は私が眠っているってわかってるから、そんなことを聞いてくるんだよね。もしくは、これは夢?

「競争相手は多く存在すると最近からわかってはいましたが……最近は特にアルフォードの態度があからさまなことが気にかかります。ルイスの突発的な衝動をあなたに起こさないかの懸念も、ですが」

 競争相手って何?
 二人とも知ってるけど、そういった意味で私と関わろうとはしてないと思う。せいぜい、一風変わった友人程度じゃないかな?

 ありえなくて、おかしい。
 起きてたら笑って否定してたよ。

 口は動かせないけど、頬は自然と緩む。

「……間抜けな顔ですね。イタズラでもしてやりましょうか」

 え、イラつかせるくらい間抜けな顔ってこと!?
 それとも、自分は起きてるのに私だけ寝てるってことが、やっぱりムカついたとか!?

 髪を撫でてた風が止まって、髪が軽く引っ張られた。痛みを感じない程度のせいか、身体だけはまだ寝てて、動かせない。

 もしかして、さっきまで髪に当たっていた風だと思ってたのは、レイモンドさんの手?

「憎たらしいそのかわいらしい寝顔も、この星が瞬く夜空のような髪も、その謙虚な割に気丈でお人好しな性格も。全てを、手中に納めたい」

 とつとつと語られる声は間違いなくレイモンドさんのものなのに。どこか現実感がない。

 だって彼はそんなことは言わない
 だから、今のこれは、やっぱり夢に違いないよ。

 きっと、私の無意識の願望が現れた夢。
 覚めたら忘れてしまう。そんな幸せで、切なくなるような儚いこと。

「リオン」

 優しい声色だけでも、覚えていたい。
 そう願うのは、ぜいたくなのかな。

 浮かんでいた意識が、またゆっくりと沈んでいく。ううん、また、これとは違う夢を見るんじゃないかな。

「リオン、どうかーー」

 その後呟かれたのが、どんなものだったのか。わからないまま、また私は、夢に消えていきそうになる。

 夢の中だけだったら、私も口にしてもいいのかな?

 だって、これは夢なんだから。優しい、私だけのためのあまい夢。

 身体が鉛みたいに重いから、動かせたかどうかは自信はないけど。考えがまとまらなくて、フワフワした意識のまま、口に想いをのせた。

 好きです、レイモンドさん。好き、なんです。

 いつか、元の世界に戻らなくちゃいけないのに。
 実ることもないってわかってるのに。

 だけど、どうしようもなく、レイモンドさんを目で追ったり、ちょっとした表情だって見逃したくないって思ってしまうんです。
 こっそりスマホのカメラで撮ってしまいたいって、そう考えるほど。傍《そば》にいたいよ。

 きっと、レイモンドさんは私がそんなことを考えてるって思いもよらないはず。
 だけど、それでいいよ。

 彼が、私の感情にずっと気づかないでほしい。気づいたら優しいレイモンドさんは、どう対応したらいいのか困ると思うから。
 彼を困らせたくない。だから、言わない。

 だけどそう、この夢の中だけは、許して?

 好きですよ、レイモンドさん。

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