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■第1楽章:融合した世界
EPISODE 10:救出作戦完了
しおりを挟む「クソガキがっ!!」
ガンゼルは大きな剣斧を構え直し軽々と持ち走り出すと、オズワルドへと振りかざすがオズワルドは身を低くし刀剣を抜刀する態勢になり強く地面を蹴り飛ぶ。
「!?」
いつの間にかオズワルドはガンゼルの後ろに来ていて、刀剣を鞘へと戻す仕草をすると同時にガンゼルには無数の剣撃が食らわされており、ガンゼルは大量の血飛沫を出しては大きな剣斧を地面に刺して辛うじて立っていた。
「へぇ、立てるんですね?普通の剣撃、だったからですかね?」
「てめぇ、っ……確かに、強い、なっ…だが、これからだぞっ!!!」
「まだ、戦うんですか?」
「そりゃあ、当たり前だっ……!!俺様は、“第五機関議長”だぞ!?こんな所で、倒れるわけにはいかない!!それこそ、残りの議長達の、笑い種に、なるだけだっ!!」
ガンゼルの瞳の強さは弱くならず、さっきよりもギラギラに瞳の強さが増していてオズワルドは少し驚きながらも刀剣を抜刀する態勢にする。
それを見たガンゼルは不敵な笑みを浮かべながらも、強く頷き大きな剣斧を構え直し地面に強く叩き斧の形を変形させて巨大な大剣へと変形させる。
「本気を出せよ、“第3位”の優男野郎」
「戦いの意志があるんでしたら、此方も“本気”でやります」
オズワルドとガンゼルは同時に動いて大きな爆発のようなものが起き、周りには砂埃と白色の氷の破片が舞っていた。
「オズくん」
「はい、俺は居ますよ」
トネリコの呼び声に直ぐに反応したオズワルドは、砂埃が収まった時に無傷で立っていてガンゼルは巨大な白色の氷の薔薇の中に閉じ込められていたと思えば砕き散っていく。
「流石だね、オズくん」
「まだまだ、レーヴェの足元に及ばないです!もっと、俺は強くなります」
「ははっ、相変わらずだなー」
「ヴェイグさん」
「ほら、フェイトくんはスノウちゃんを助けてきなー」
「はいっ!」
フェイトがヴェイグに言われてスノウの所へと走っていくとトネリコも後をついていき、ヴェイグとオズワルドは何かの異変を感じて急いでトネリコへと向かって行く。
「リコちゃん!?」
「トネリコ!!?」
「えっ?」
何故か砕き散った筈のガンゼルが“復活”していて瘴気を纏って、いつの間にかトネリコの背後に立ち砕けた剣斧をトネリコへと振り下ろしていた。
だが、黒い大鎌が現れて砕けた剣斧を粉砕してから黒い大鎌は砕きレーヴェが出てくるとトネリコを姫抱きにして立っていた。
「巫山戯んなよ、クソ野郎が」
「レーヴェ」
「コイツ、“マナ”を大量に吸収してやがる」
「え?そ、そんな事……」
普通ならば土地にある“マナ”を吸収なんて“人”に出来るような芸当ではない、そんな事が出来るのは“何か”が関わってこなければ出来ない事である。
「これは、誰かに何かを施された?」
ガンゼルの両腕は黒紫色の水晶が生えてきては、ガンゼルは黒紫色の水晶の大剣を構えては此方を見据えていた。
「おい、オズワルド」
「呼び捨ては聞き捨てられないですよ、レーヴェ」
「リコを頼んだ」
「れ、レーヴェっ??」
レーヴェはオズワルドを呼びつけるとトネリコを渡すと、レーヴェは左腕を回してからガンゼルの方を見ては妖しく笑みを浮かべていた。
「暴走するかもしれないから、リコを連れて戻っておけ」
「わかりました」
「レーヴェ……」
「コイツなら“マナ”が豊富ってわけだから、喰い殺して力の糧にする」
「そう言うと思ったよ、キミなら。だけど、暴れすぎて周りを刺激しないでね」
「おう」
オズワルドがトネリコを姫抱きにして走り出すと、ヴェイグ達もオズワルドの後を追いかけて走り出した。
レーヴェは左手を自身の顔を宛てがい妖しく嗤い出すと、その瞳は血のような赤色へと変わると同時に周辺を“黒い何か”で包んでいく。
「さて、お前には“実験体”になってもらうからなー?何処までなら、許容範囲なのか……それと、“マナ”を喰ったらどうなるのか」
“黒い何か”はレーヴェを地面へと引き込むと溶けて、黒い人狼のような姿へと変わり身体中に血のような目が現れたと思えば消え去る。
闇深い森林を走り抜けていくオズワルド達は、森林の空気が変わった事に気付いて立ち止まらずにトンネルという洞窟へと辿り着く。
そうすると、闇深い森林は“黒い森林”へと変わって周りの植物や動物さえも黒い灰へと変わって消え去っていく。
「これは……」
「レーヴェの仕業、だよ」
「リコちゃん」
「レーヴェは、周りの“命”を食い散らかして力や自分の命の糧に出来る性質を持っている。これは、元々レーヴェが持っていた“イーター”というスキルが進化した事で“ソウルイーター”へと変貌したんだよ」
「進化?スキルって、進化するのですか?」
「ううん、“普通”なら出来ないよ」
「………“ホムンクルス”」
トネリコの言葉にヴェイグが一言言えば、オズワルドとフェイトは驚いてトネリコの方を見ればトネリコは森林の方を強い眼差しで見つめていた。
「リコちゃんは、あの5年前の事件で“錬金術”を使って“生体錬成”をレーヴェの旦那に施したんだろ?」
「うん、そうするしか無かったから。施す事に、レーヴェは反対せずに逆に受け入れていたから……だから、施して“アイツ”を殺そうとしたけど“半殺し”状態で逃げられた」
トネリコは目を閉じて当時の事を過って目を開けてから、ヴェイグの方を強い眼差しで見つめればヴェイグはトネリコの頭に手を置いてトネリコの頭を優しく撫でる。
「まぁ、詳しい話は話せる時に話してくれたらいいぜ」
「そうですね、トネリコさんのタイミングってモノがあると思いますから」
「ありがとう。いつか、話せる時に話すよ」
今は、まだ。
あの5年前の出来事は、話せる勇気がない。
だから、少しだけ待ってて。
「さて、巻き込まれないように拠点に戻るぞー!!」
「そうだね」
「帰ったら、スノウちゃんの治療をしないといけませんし」
「うん、早く戻ろう!」
トネリコ達が洞窟の中へと入ると同時に、ガンゼルの屋敷があった中心から闇深い森林を含めた場所が大きな黒い穴へと消え去り、その場に残ったのは“旧青森県”の中心の陸が綺麗に消え去って何も残っていなかった。
“第五機関議長・ガンゼル”の死は、直ぐに世界統一政府機関へと伝達され周りはザワついていたが1人だけは嗤っていた。
「あー、やっぱりぃ!!流石、レーヴェ様だわぁ……あんなに、強くなっていたなんてっ」
ピンクな部屋のベッドの上に淫らな姿で座っては、その話を聞いて顔を赤らめているシャルロットがレーヴェの隠し撮りの写真を眺めていた。
「益々、レーヴェ様が欲しいっ……そんなアナタ様が欲しいぃ……それこそ、ボクとの愛の結晶が欲しいぐらいにっ」
シャルロットは壁に突き刺したナイフとトネリコの写真を睨んでは、不敵な妖しい笑みを浮かべては楽しいそうに嗤っていた。
「絶対に、お前から奪ってやるんだからぁ……。ボクは、お前が大っ嫌いで大っ嫌いなんだよねぇ~……いつもいつもいつもいつも、レーヴェ様の側にいるのが気に食わない」
シャルロットはトネリコの写真を燃やしてからベッドに寝転がり、笑みを深くさせては両手を天井へと向けていた。
「もう、その準備は出来ているのよぉ?マロンに頼んでおいてた“1年前”からの計画、それはお前を苦しめるための計画なんだからぁ!あわよくば、お前を殺してレーヴェ様はボクのモノっ!!ふふっ、ふふふふっ、アハハハッ!!!」
トネリコ達が拠点に戻り、拠点の一室を借りてスノウの治療をトネリコが行っていて隣にはフェイトが心配そうな表情をしていた。
「トネリコさん、スノウは……」
「うん、もう大丈夫だと思うよ?少し経てば、目を覚ますと思う」
「よ、よかったぁあ~……。こんな事に、皆を巻き込んでゴメンっ!」
「別に構わないよ、フェイトくんにとって大切な妹分なんでしょ?」
「うん……」
フェイトは眠っているスノウの頭を優しく撫でて、安心したのか椅子に座り安堵の表情を浮かべていた。
「それにしても、半年と少し前だっけ?どんな出会いをしたの?」
「あー、それ?確か、大森林で狩りをしていたんよ!素材を採るついでに、そこに住み着いている魔物の素材も取ろうかなーって!そんな時に、近くで悲鳴がしたから向かったらスノウが魔物に追われていてさ」
「大森林で?ふーん?(大森林で一般人が、一人で?まぁ、フェイトくんが助けて無事だったからいいけど)」
トネリコとフェイトが話をしていると、スノウが小さく唸ってから目を開けて目を覚ますと周りを見渡していた。
「っ……、ここ、は……?」
「スノウちゃん!」
「フェイトおにーさん……??」
「よかったぁあ、ちゃんと覚ましたっ!」
「アレ、あたし……?」
「ガンゼルに捕まっていたんだよ、スノウちゃんっ……!ごめんな、オレが…っ」
「フェイトおにーさんが、悪いわけじゃないよ?議長さんが、悪いんだから」
トネリコは気を利かせて部屋を出て廊下で二人の話し声を聞いて、何処となく嬉しそうに笑みを浮かべていた。
「嬉しそうじゃん、リコ」
「レーヴェ」
「誰かを助けれて、嬉しいんだろ?」
「うん、ちゃんと救えるってわかると……なんだか、むず痒いけど嬉しく感じるみたいで」
「少しずつ、戻せているって感じだな」
レーヴェはトネリコの隣に立って壁に寄りかかりトネリコのを引き寄せて、トネリコを後ろから抱きしめるようにしてトネリコの頭を優しく撫でている。
「うん……、少しずつだけど、ね……色々と戻せてきているんだと思うよ」
「なら、オレ的にも嬉しいなー」
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「ふふっ、相変わらず……」
「んじゃあ、オレは戻るからなー」
「うん、ありがとう」
レーヴェはトネリコを上に向かせて軽く触れるだけの口付けをすると、“黒い何か”へとなりトネリコの腰に身に着けている大きめのフラスコの中へと入る。
「お疲れ様、レーヴェ」
大きめのフラスコの中にいる“黒い何か”は、返事をするかのように中で円を描いて蠢いていてトネリコは優しく笑みを浮かべる。
NeXT
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