おいでませ!?DIVERPG世界でセカンドライフの時間だよ!

祁季みのる

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■第1楽章:融合した世界

EPISODE 12:最強の魔導空挺

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 地面へと落ちたスノウは少しだけ再生はするのだが、直ぐに結晶化しては崩れてを繰り返していた。


「スノウ……」

「ごめんなさい、フェイトお兄ちゃん。あたし、本当は、もう出逢った日より少し前から死んでいて……」

「っ……、そう、なんやな」

「あたし、1年前、議長、さんに、拾われた、の……」

「議長さん?」

「うん、“マロン議長”さんに、拾われて、毒の実験、に使われて、それで、亡くなって、目を覚ましたら、いつも、苦しくて、痛くて……っ」

「っ……」


 トネリコはスノウの話を聞いて、“第六機関議長・マロン”の非道な事はエスカレートしているのは確かなんだと理解する。


「でも、フェイト、お兄ちゃんと、逢えて、良かった……」

「スノウっ」

「あたし、フェイトお兄ちゃんと、過ごせて、本当に、フェイトお兄ちゃんと話せて、楽しかった、の……。だから、こんな、迷惑、かけて……ごめんなさい」

「スノウのせいじゃないんだろ?だったら、スノウが謝る事じゃないっ!俺も、スノウと逢えて凄く楽しかったっ……」

「よか、った……」


 スノウはフェイトへと手をのばすとフェイトはスノウの手を掴むと、スノウは嬉しそうに笑みを浮かべると目を閉じて完全な結晶化へとなり砕けて散って消えていく。


「っ……、絶対に許さねぇ……マロン議長っ!」

「そうだね……、ロイドさん」

「なんで、普通に暮らせていたかもしれないってのにっ」


 フェイトはスノウが居た所を優しく触れていてロイドは悔しそうに手を強く握っていたが、ロイドとフェイトはハッと何かを思い出してヴェイグの方を見るとヴェイグは王冠を身に着けた女性から降りて、煙草を吸いながら歩いてくる。


「ヴェイグさん!?さっき、槍に貫かれてっ!そ、それにっその姿っ!」

「落ち着けって、フェイトくん」

「い、いや、だって!」

「これについては、リコちゃんと数日前に約束していたんだよ」

「え!?」

「もしもの時、オレが死にかけたりしたらレーヴェの旦那と同じように施してくれってな」

「そ、そうなの?トネリコさん?」

「……うん」

「だからって、リコちゃんを責めたりするんなよ?これは、オレの意思で決めた事なんだからな」

「まぁ、責めたりとかはしないんっすけど……なんか、ズルっすわー」


 フェイトとロイドは何とも言えない表情でヴェイグを見ていると、騒ぎに駆けつけたオズワルドとクロムは何があったのか驚愕な表情をしてからヴェイグとトネリコへと駆け寄る。


「ヴェイさん!?何があったって言うんですか!?」

「トネリコさんっ、これは……」

「説明するから、ちょっと落ち着けって」


 ヴェイグはクロムとオズワルドに何が起きたのか説明してから、自身の状況についても話をするとクロムは悲痛な表情を浮かべては悔しそうにしており、オズワルドはヴェイグの覚悟を決めた行動について何かを考えていた。


 その後はロイドとクロムは屋敷の前の修繕を行い、フェイトは屋敷の裏手に中身の無いスノウの墓を用意して花束を供えていた。

 ヴェイグは自身のの状態確認をトネリコにしてもらい、レーヴェとは性質が違うため表に出ていられる事が分かった。


「んじゃー、いつも通りってわけだな」

「まぁ、そんな感じなんだけど……。もしも、何か不調を感じたり何か自分とは思えない事とかあったら報告してね?」

「おう、分かった」

「レーヴェの時も、同じように聞いたけど……。本当に、何も変化とかない?変な感じとか、してない?」

「ん?全然、そんな感じはないぜ?本当に、いつも通りって感じだな」


 トネリコの不安そうな表情を見てヴェイグは、トネリコの頬を優しく触れていてトネリコは軽く首を傾げている。


「いつも通り、リコちゃんが可愛いとかリコちゃんの事が大好きな事は変わってないぜ?」

「いや、それは聞いてないけど」

「えぇー?」


 トネリコが呆れながらヴェイグの手を払おうとしたのだが、その払おうと動かした手をヴェイグが掴んでは自身へと引き寄せるとトネリコの唇に自身の唇を重ね深い口付けをする。


「っ!?」


 トネリコは驚いてヴェイグの胸板を押すのだが、ヴェイグは止めるつもりはなく段々と深くさせては自身の舌とトネリコの舌を絡める。


「っ、ふ…んっ」

「ククッ、レーヴェの旦那がご褒美にしてもらったのが分かるわ」

「っ~、ご褒美にした覚えないんだけど!?」

「そうだそうだー、そのご褒美はオレ用なんだけどなぁー?」

「!?」


 トネリコは軽く驚きながらも後ろを見れば、いつの間にかレーヴェが立っていてヴェイグの事を明らかに殺気のある睨みで軽く見下ろして見ていた。


「なんだよ、お楽しみ中だったのによ」

「うるせぇ、クソ野郎!こっちは、出れなくてイライラしていたってのにっ!!なーに、いいところ取ってんだ!!」

「人を挟んでで騒がないでよ、二人とも」


 トネリコは呆れながらもレーヴェが普通に出てこれたという事は、トネリコ自身の“マナ”も戻ってきていて“マジックアンチフィールド”も解かれている事に安堵していた。


「それよりも、二人ともに聞きたい事があるんだけど」

「なーに?」

「ん?どうした、リコ?」

「“精神”的な異変とかは、ないの?大丈夫?普通ならば、本来の人格が壊れてしまう事が多いんだけど??」

「あー、それ?」

「別に、いつも通りだよな?」

「うんうん」


 トネリコの問いにヴェイグとレーヴェは互いを見ては頷くと、トネリコは目を細めては軽く息を吐いては呆れた感じで見ていた。

 “ホムンクルス化”をする事で、本来あった筈の“人格”は否定されるかのように崩壊していくのが殆どである。
 なのに、この2人レーヴェとヴェイグは“人格”がそのままでいる。という事は、元々この2人は“人格破綻者”だった可能性が高いだろう。


「………え、なんか今すごーく……失礼な事を考えてない??リコちゃん??」

「え?」

「いや、多分思っていたと思うなぁ……失礼な事を」

「え、いや、別に思ってないんだけど!?」

「いやいや、絶対に思っていたよな??」


 トネリコは2人から逃げようとしたが、レーヴェとヴェイグに左右の肩を掴まれ二人とも目が笑っていなくトネリコは冷や汗をかいていた。


(明らかに、怒ってません!?怒ってるよね!?だ、誰か、ヘルプっ!!)


 トネリコが誰かに助けを求めていると、扉が開いてオズワルドが部屋の状況を見ては明らかにヴェイグとレーヴェを睨んでいた。


「何をしているんですか、二人とも」

「オズくん!助けてっ」

「トネリコさん」


 オズワルドはトネリコへと近寄り、特にレーヴェを睨んでレーヴェの腕を叩き払うとレーヴェは嫌そうな表情をしていた。


「なんだよ」

「なんだよ、とか。それは、此方のセリフなんですけど?ヴェイグさんも」

「えー?いいじゃんかよー」

「よくありませんから」


 トネリコは2人の様子を見ながらも、さりげなくオズワルドの後ろに隠れていた。
 オズワルドは呆れた表情をしながらも、ヴェイグとレーヴェの姿を見ては少しだけ何かを考えていた。


「そういえば、トネリコさん」

「ん?何??」

「さっき、情報屋さんが来ていたんですが……コレを」


 オズワルドは懐から1通の手紙をトネリコへと手渡すと、トネリコは手紙を受けてり中身を取り出して内容を確認する。

 その中身は“第六機関議長・マロン”について詳しい内容が書いてあり、これから何をしようとしているのかのと現在の居処が書かれていた。


「っ!?……“旧九州地方”に、“第六機関議長・マロン”の研究所があるらしいよ」

「んで、それがどうしたんだ?」

「これから行うつもりの内容があるんだけど、それが………とんでもない事が」

「とんでもない事?」

「あの“桜花浪漫”と、大きな戦争を行うために進軍するつもりみたい……スノウちゃんみたいな子を犠牲にして」

「なんやて!?」

「フェイトくん」


 フェイトはオズワルドの後を追いかけてきていて、トネリコ達の会話を聞いては怒りが含まれた表情をしていた。

 また“スノウ”のような子が実験の被験体にされ、あの苦しみを味わせようとしている事にフェイトは怒りを感じていたのだ。


「スノウみたいに、また子供達を苦しませるのつもりなんか!?しかも、戦争なんかのために!!そんなの、許せへんわ!」

「うん、それはアタシも思ってた」

「ならっ!」

「だけど、此処から“旧九州地方”にある研究所は遠すぎるんだよね……」

「っ……」


 トネリコ達がいるのは“旧北海道”であり、目的の場所は“旧九州地方”という真逆の位置に存在している。明らかに、距離があり過ぎるのだ。


「それなら、心配ないっすよ!姐さん」

「ロイドさん?それは、どういう……?」

「こんな事もあろうかと!“魔導空挺”、造っていたんっすわぁー!!いやー、やっと役に立てるってもんだな!」

「“魔導空挺”!?」


 “魔導空挺”というのは、魔科学スキルの最大レベルで造れる特殊な空挺である。
 “竜核”を心臓に動き出す空挺であり、それなりのランクが高いドラゴンの核じゃなければ可動させるのは不可能とされている。


「いつの間に……?」

「2年前から、少しずつ材料を集めては色々と試して造っていたんっすよ!んで、相性の良い“竜核”をオズワルドに取ってくるように頼んでいたってわけっす!」

「確か、バハムートだっけ?」

「しかも、普通のバハムートではなく……“マグナ・バハムート”っす」

「え!?オズくん、アレ倒せたの!?レーヴェだって、ちょっと苦戦したのにっ」

「1年前の話、ですけどね」

「うえっ……、オズワルドは負けず嫌いだからなー……アイツを倒せたのかよ」


 トネリコが驚いて話せば、レーヴェは凄く嫌そうな表情をしながらオズワルドを見ればオズワルドはドヤ顔をしては、勝ち誇ったかのような表情でレーヴェを見上げて見ていた。


「じゃあ、その“魔導空挺”なら3時間で到着するね」

「はい!それ以上に、速いと思っすよ!2時間で、“旧九州地方”に行けるかと」

「なら、準備が出来次第で“旧九州地方”に行こうと思うけど……全員で行くわけにはいかないよね?レーヴェは固定だとしても、ヴェイグさんを主軸にクロムさんには拠点の守備で残って欲しいから」

「おう、任せておけ」

「という事は、フェイトくんと俺と運転でロイドって所ですか?」

「うん、そうなるね」










NeXT
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