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第三章 来訪、襲来、ガルムドゲルン
#19 ステータス開示
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「「「「………」」」」
俺達は、黙ってリオの話を全て聞いた。
魔人種になった経緯、どうしてあんなところで独り逝こうとしていたのか…その理由を。
「…うん、ありがとうリオ、全部話してくれて。これで扉の鍵の意味が分かったよ…。多分その戦いで生き残った皆、リオに逝ってほしくなかったんだって」
「……そうやな。間違いなく、あれは誰かに見つけて欲しかったんや。今なら分かるわ」
「…だな。その時は止められなかったけど、いつの日か、誰かに止めてもらおうってな…時間が解決してくれるって思ったんだろーさ」
「…リーちゃん……皆にもぉ~大切にぃされてたんだぁねぇ……」
「…………そ、う……なの…か、な………」
「きっと、そうだね。まぁ、そのコウキってやつに直接聞いてみないと本当の意味は分からないだろうけど、ほぼ間違いないと思うよ。じゃないとあんなちょっと軽めな文面にはならないと思うし。元の世界に帰った時には、皆ある程度気持ちに整理つけてたんじゃないかな」
多分だけど、皆それなりの覚悟で臨んでたはずだし…ケンゴの大事な人っていう所はちょっとどころかかなりショックだったとは思うけど、元の世界に戻ってコウキがちゃんとフォローしてくれたんじゃないかなって。
そういやこっちじゃ400年も経ってるけど、元の世界ってどうなんだろ?こういうのって確か元の世界じゃ全然時間経ってないとかありそうな気がするんだよなぁ…意外と今でも向こうでちゃんと生きてるとか……ん?あれ?そういや今こっちじゃ魔王が復活してるっぽい感じになってるんだよな…まさかとは思うけど、また召喚されて来るとか無いよな…?
それもそうだけど、女神とかやっぱりいたんだ…何で俺は会わなかったんだろ?別に使命とかそういうのが無かったからかな…いや、でも、こうなんかさ、やり取りくらいはあっても良さそうなんだけど。
そしたらチートももっとこう、自分の黒歴史晒すような感じのものじゃなくてマトモそうなもの選べたりさぁ…まぁ、現状役に立ってるからこれはこれでいいとは思ってるけど。
「もう十分自分を責め抜いただろ?忘れろってわけじゃねぇけどよ、これからはアタイらと一緒なんだ。辛い顔は無しにしよーぜっ」
「うんうん~、リーちゃんはぁずぅっとぉ~独りだったんだからぁ~、これからはぁ私がぁ~いぃっぱいぃ甘えさせてぇあげるからねぇ~っ」
言ってるそばからまたギューってしてるし。
でも、ま、いっか、リオを甘やかすのはマールにお任せしよう。
俺もあの場所からリオを連れ出したことで、これからのリオを任されたってことなんだろうと、勝手に都合良く解釈することにしたぞ。
その無表情を、笑顔が絶えないようにしてやるから覚悟しとけっ。
さて、これでリオの事も分かったから、次は俺の番かな。
大したものじゃないけど、こうやってリオも話してくれたし、俺の事も皆にはちゃんと伝えとこう、話すって決めてたし。
「リオもこうして話してくれたし、俺も少し話してもいいかな?話聞いた後の判断は…皆に任せるよ」
「判断て…そないに物騒な話なんか?」
「あ、いや、そういうわけじゃないけど…皆がどう思うか分からないから。もしかしたらこんな奴とパーティーなんか組めないって思うかもって…」
「まぁ、漂流者だってのは分かってんだ、ちょっとやそっとじゃそんな事思わねーよ。まぁ、驚きはするだろーけどな」
「ふふっ、そうだねぇ~。でもぉ多分~大丈夫かなぁってぇ~。ねぇ、リーちゃん~っ」
「………(コクっ……。………わたし、は……どん、な…ナオト……でも………付い、て……いく…よ……?………」
「うん、まぁ、とりあえず…俺の事話すよ。あ、でも、話す前に俺のステータス聞いてもらった方が早いかな…?」
それ聞いて、皆が聞きたい事を俺に聞いてもらった方が早い気がする。
この際もういいや、包み隠さず教えてしまおう。
「…ナオトはんがそれでええなら、構へんけど……」
「ステータスってぇ~そうそうぅ人にぃ教えるぅものじゃぁ~ないよねぇ…」
「ナオトがいいって言ってんだ、黙って聞いてやるよ。アコが教えてくれるんだろ?頼むわ」
「[対象者:遊佐 尚斗のステータスを音声出力]」
あ、もう勝手に読み上げちゃうのね…別にいいですけど。
「[《識別》
名前:遊佐 尚斗
種族:人種(笑)
選択:小鬼族(1)
属性:闇(笑)
邪(笑)
性別:男性
年齢:18(45)
職種:闇黒魔刀剣士(笑)
選択:SE(派遣社員)(3)
剣士(1)
盗賊(1)
状態:良好
《能力値》
位階:無い
体力:それなり
魔力:かなり多い
筋力:まあまあ
耐久:低め(内角)
器用:高め(外角)
敏捷:そこそこ
知力:ほどほど
精神:対異性のみ弱
運勢:再度微上昇中
《技能》
固有:想像創造(∵)
物理:魔刀剣術(笑)
刹・迅闘舞 表技迅舞
〔炎呀〕(笑)
〔雷爪〕(笑)
〔風尾〕(笑)
〔地角〕(笑)
〔氷羽〕(笑)
絶・乱瞑舞 裏技乱舞
〔剣客〕(笑)
〔曲者〕(笑)
〔切腹〕(笑)
〔狼藉〕(笑)
〔成敗〕(笑)
絶・乱瞑舞 乱舞死殺技
〔討伐〕(笑)
剣術(1)
投擲術(1)
棍棒術(2)
魔法:闇黒魔法(笑)
・邪闇覇(笑)
・闇護膜(笑)
・黒闇齏(笑)
・瞬影動(笑)
補助:分析解説(∵)
自動探査地図作成(―)
転移(―)
無限収納(―)
収納墓地(―)
一般:言語翻訳(∵)
家事(1)
《装備》
武器(右):闇黒刀・絶刹那(笑)
付与:自動修復(―)
絶対切断(全)
武器(左):闇黒剣・ダルクブラウヴァー(笑)
付与:自動修復(―)
絶対貫通(全)
衣服(全):影装・ブラウシェーダ(笑)
付与:自動修復(―)
自動洗浄(―)
気配遮断(極)
防具(全):闇鎧・ダルクダージュ(笑)
付与:自動修復(―)
絶対防御(全)
《称号》
転生者
厨二病疾患者(再発)
寝取られし者
獣に目覚めし者
幼女を愛でし者
竜に跨がりし者
熟練冒険者(似非)
ハーレムマスター(なりかけ)]」
「ちょっと待てやっ!称号おかしいだろっ!!俺はまだリオに跨ってないわっ!!」
「……いや、まぁ、そうなんだろーけどよ…その言い方はどうなんだよ?」
「…リーちゃんにぃ~…跨がるってぇ……」
「……なんや誤解招きそうやで、それ……」
「………わ、たし…に……跨が、り……たい………の……?………」
……はい?誤解って……あぁっ!そーゆーことかっ!!
「いやっ!違うからっ!ドラゴン!ドラゴンのリオだからっ!!」
「まぁ、分かってて言ったんだけどな。くははっ」
おいアーネ!お前質悪いなっ!そーゆーからかい方は勘弁してくれ心臓に悪いっ!
「しかしまぁ、ウチらのステータスもあれやったけど、ナオトはんのは更にツッコみどころ満載やなぁ」
「うふふっ、そうだねぇ~…まずはぁ~どこからぁいこうかなぁ~」
「…自分でもそう思ってるから、お手柔らかにお願いします……」
「んじゃ、ま、上から順番にいくか。笑われてっけど人でいいんだよな?」
「そのつもりです…どうして笑われてるのかはアコも教えてくれないんだよ……」
「そうなんや…。ほんなら、まぁ、人っちゅーことで。種族まで選べるとか大概やと思うけど、そこもまぁ、ええとして…歳は18やないん?」
「今のこの姿は18で合ってるけど…元の世界では45歳でした」
「そうだったんだぁ…どうりでぇ歳のぉ割にぃ~落ち着いたぁ感じにぃ見えるとぉ思ったぁ~……」
落ち着いてるかどうかはちょっと分かんないけど…あんまり年相応には見えてなかったのかな、やっぱり…。
「あー、もしかして…子供とかいたん?」
「あ、うん、いたよ…もう大人になってるから俺いなくても全然平気だろうけどね」
「それじゃぁ~、ヒナちゃんとぉ話してる時にぃ~泣いてたのはぁ…」
「昔の…娘がまだ小さい頃のことを思い出しちゃって…」
「そうやったんか…。ほな、やっぱりナオトはんも、元の世界に戻りたいって思うとるん?」
「…多分、向こうの世界じゃ死んだ事になってるだろうから、無理だとは思ってる。仮に戻れるとしても、戻るつもりはないんだけどね…」
「戻りたくねぇのかよ。子供だっているんだろ?」
「さっきも言ったけど、もう独り立ちしてるしね。俺がいなくても大丈夫なんだよ。実際もう数年会ってなかったし…」
単身赴任って言う名の別居生活だったからなぁ…俺が居なくても大丈夫なのは実証済みだし。
連絡すらほとんど無かったから、もしかしたら俺が死んでる事すらまだ気が付いてない可能性も無いとは言えない。
今更戻ってどうにかなるとも思えないし、それならこっちで今度は間違えないように精一杯生きてみようって、この世界に来た時決めたしな。
「そうかよ…ま、ナオトがそう決めたんなら何も言わねぇけどよ。んで、職種は魔法剣士じゃなかったんかよ、何だよその、闇黒魔刀剣士っつーのは」
「あー、これは…その、何と言うか……昔の俺が考えた職種と言いますか……」
「ああ、これやったんか、ナオトはんしか使えへん魔法っちゅうんは。闇黒魔法……確かに聞いたことあらへんわ」
「それと魔刀剣術ってやつで、闇黒魔刀剣士っつーわけか」
「自分でぇ職種とかぁスキルを~創っちゃうなんてぇ…やっぱりぃ漂流者っていうのはぁ~凄いんだぁねぇ……」
いや、どうだろ…厨二病全盛期だったならまだしも、こう、黒歴史になってから掘り起こされたら、やっぱり恥ずかしいというか、イタいというか…。
少なくとも凄くはないです、間違いなく。
「そこはちょっと、あまり触れてほしくない部分なので…勘弁してください……」
「そないに気にする程でもないやろ?この世界に二つとないナオトはんだけの職種やなんて、特別っぽくてええやんか」
「確かにそうなんだけど…元いた世界だと、こういう事考えてる人って、その、ちょっと一般的じゃなかったというか…」
「向こうの世界でどうだったかとか、もう関係ねーだろ。いいじゃねーか、シータの言う通り唯一の使い手ってやつで。かっけぇじゃんよ」
いや、それもどうなんだろ…まぁ、今となってはこの格好含めてかなり気に入っちゃってるんですけどね…。
オンリーワンなのは間違いないと思うけど、まさか俺と同じような事考えてる奴なんかいないだろうな…?
もし居たら是非親友に…って、イタいやつ二人でつるむとか、もっとイタいわ……。
「喜んでいいのかちょっと複雑だけど…まぁ、こんな職種です、はい。あ、とりあえず今まで通り魔法剣士で通すつもりなんで、お願いします…」
「ナオちゃんがぁそうしたいんならぁ~、もう何もぉ言わないけどぉ…」
「闇黒魔法ってウチでも覚えられへんかな?」
「いやっ、ちょっ、それは止めた方がいいって……」
「まぁ、半分冗談や。多分その巫山戯た能力値やないと使えへんやろうしな」
半分かよ…まぁ確かにこの能力値あってのスキルだとは俺も思ってる。
上限とかさっぱりだし、魔力とか使って減ってるのかすら分からないからなぁ…。
いい加減過ぎるのも困りもんだよ、全く。
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