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World1 突き飛ばされて異世界転生したら勇者になってくれと言われたんだが
08話
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どんなものにも王道がある。ショートケーキにはイチゴ、上野にはパンダといった具合にだ。
それでは、モンスターと言われてあなたが答える王道とはどんなものであろうか…。
―――――
「お…お父様!タカヒコにクエストなんて…」
「アスカ大丈夫だよ。何たって俺は勇者だからな!」
はい…一度言ってみたかったセリフ第7位「勇者だからな」言わしていただきました!
嬉しいなー。かっこいいなー。なんだか、俺マジで勇者な気がしてきた。いや、俺勇者か!
「そうだ、その心意気だよ、タカヒコ君。では私からのクエストは【森外れに大量発生しているスライムの討伐】だ。よろしく頼んだぞ、タカヒコ君」
モゾモゾモゾ…。ん?ポッケが謎にモゾモゾするんだが…。
「タカヒコ、さっきスキルを見た時に使ったあのアイテムを見てみてください」
さっきのピンポン玉のことか?えーっと…これか…。このアイテムなんていう名前なんだろうか…
「これだよな、このピンポン玉」
「…‼私タカヒコにピンポンの事教えましたっけ?」
「ピンポンってこれのことか?」
「はい、そのアイテムの名前がピンポンです」
…。なんか前世で聞いたことがあるようなものばっかりだな。
「それではピンポンをさっきみたいに押してみてくださいね」
ポチっとな。ピンポンに軽く触れると、さっきみたいに目の前に文字が浮かんできた。
「ちゃんと表示されたみたいですね!さっきのステータス画面とは違ってクエスト画面が表示されていませんか?」
確かにアスカの言うとおり俺の目の前には
―――――
《依頼クエスト》【森外れに大量発生したスライムの討伐】
―――――
という文字が浮かんでいる。
「クエスト画面ではタカヒコが受けたクエストがその都度表示されます。さっきのステータス画面が見たいときはほらこういう風に…」
アスカはそう言いながらピンポンをまるでペットボトルのふたを開けるようにねじって見せた。アスカがピンポンをねじると目の前に浮かんでいる画面はさっきのステータスの物に変わっていた。
「このようにピンポンをねじると変わりますよ。ぜひタカヒコもやってみてくださいね!」
「なるほど…。あれ?でもなんでさっきモゾモゾしてたんだ?」
「ピンポンは何か新しいクエストなどを受領するとお知らせしてくれるんですよ」
「便利だな…」
「まぁとにかく二人とも。頑張ってクエストをクリアしてきてくれ」
「タカヒコ、一緒に住めるように頑張りましょう!」
アスカは一人で「エイエイオー」と拳を突き上げている。すみません、可愛すぎなんですが。
とにかく、こうして俺の異世界初クエストは始まったのだった。楽しみすぎて辛い…。
―――――
「結構森の奥まで歩いてきたな」
「そうですね。お父様からの依頼は森の外れという事なのでもう少しだと思いますが…」
ペチャ…ペチャ…ペチャ…。なんだか聞き覚えのあるモンスターの音が聞こえてきた。
「タカヒコ、あれがこの世界のスライムです。ほとんど人間に害はないのですか森の草花を片っ端から食い散らかしてしまうので森の厄介者として大量発生したら討伐するのが決まりなのです。いつもは他の村から勇者様を呼んで討伐してもらうのですが折角タカヒコがいるんです!じゃんじゃん倒しちゃってくださいね」
「よっしゃー!クエスト開始だ―!」
俺はこの世界に転生した時『エフォーター』のスキルとともに女神様から頂いた物がある。それはこの『セビアーソード』だ…。すみません、チートです。
「セビアーとは救世主という意味なんですよ。この剣のステータスは市場で売ってある剣とそこまで変わりません。でもこの剣には『フォロワー』つまり従者というスキルがついています。『フォロワー』は主と運命を共にするので主が強くなればそれだけ強くなっていく、つまり主と共に成長していく。ということですね。」
アスカが説明してくれたようにこの剣は俺と共に成長していく。俺はこの剣とアスカと一緒にこの世界を救うんだ!と誓った転生したての俺であった…。
俺はそんな『セビアーソード』を引き抜きスライムに向かった。この世界のスライムは小さくて可愛い。できることならペットにして一緒に冒険したいのだか…。
振れば必ずスライムを切ることができる。アスカも自身の魔法『 草鉄砲』でスライムを刻んでいる。
スライムはアスカの言う通り人に害を与えるわけではなく攻撃してくるわけでもないので倒す度に少し心がクエストクリアのため、アスカと暮ら…家に住まわしてもらうために頑張らなくては。
「きゃー!」
後ろの方からアスカの悲鳴が聞こえた。まさか、スライムに襲われているんじゃ…。
「ど…どうしたアスカ!」
振り向いた俺が見たものとは…。
少女とスライムがじゃれあっている何ともほのぼのした景色だった。あぁ…これだけでご飯三杯はいける。
「た…タカヒコ!見てないで助けてください!」
「はいはい、ただ今―」
そしてなんやかんやあってスライムをすべて討伐し終えた。モゾモゾ…。どうやらピンポンに動きがあったらしい。
「タカヒコ、ピンポンを見てみてください。クエスト画面に変化があると思いますよ」
ピンポンをポッケから取り出して見てみると
―――――
《依頼クエスト》【森外れに大量発生したスライムの討伐】 クリア
―――――
と表示されている。クリア…美しい文字列だな…感動!
「やりましたねタカヒコ!初クエストクリアおめでとうございます」
「ありがとうアスカ。いっぱい手伝って貰っちゃったな」
「いえいえ…元々私が言い出した事が原因でこんなクエストを依頼されてしまったのですからお礼を言われるようなことは何も…とにかくこれで一緒に住めますね」
「だな!」
こうして俺の異世界初クエストは幕を閉じたのだった。
それでは、モンスターと言われてあなたが答える王道とはどんなものであろうか…。
―――――
「お…お父様!タカヒコにクエストなんて…」
「アスカ大丈夫だよ。何たって俺は勇者だからな!」
はい…一度言ってみたかったセリフ第7位「勇者だからな」言わしていただきました!
嬉しいなー。かっこいいなー。なんだか、俺マジで勇者な気がしてきた。いや、俺勇者か!
「そうだ、その心意気だよ、タカヒコ君。では私からのクエストは【森外れに大量発生しているスライムの討伐】だ。よろしく頼んだぞ、タカヒコ君」
モゾモゾモゾ…。ん?ポッケが謎にモゾモゾするんだが…。
「タカヒコ、さっきスキルを見た時に使ったあのアイテムを見てみてください」
さっきのピンポン玉のことか?えーっと…これか…。このアイテムなんていう名前なんだろうか…
「これだよな、このピンポン玉」
「…‼私タカヒコにピンポンの事教えましたっけ?」
「ピンポンってこれのことか?」
「はい、そのアイテムの名前がピンポンです」
…。なんか前世で聞いたことがあるようなものばっかりだな。
「それではピンポンをさっきみたいに押してみてくださいね」
ポチっとな。ピンポンに軽く触れると、さっきみたいに目の前に文字が浮かんできた。
「ちゃんと表示されたみたいですね!さっきのステータス画面とは違ってクエスト画面が表示されていませんか?」
確かにアスカの言うとおり俺の目の前には
―――――
《依頼クエスト》【森外れに大量発生したスライムの討伐】
―――――
という文字が浮かんでいる。
「クエスト画面ではタカヒコが受けたクエストがその都度表示されます。さっきのステータス画面が見たいときはほらこういう風に…」
アスカはそう言いながらピンポンをまるでペットボトルのふたを開けるようにねじって見せた。アスカがピンポンをねじると目の前に浮かんでいる画面はさっきのステータスの物に変わっていた。
「このようにピンポンをねじると変わりますよ。ぜひタカヒコもやってみてくださいね!」
「なるほど…。あれ?でもなんでさっきモゾモゾしてたんだ?」
「ピンポンは何か新しいクエストなどを受領するとお知らせしてくれるんですよ」
「便利だな…」
「まぁとにかく二人とも。頑張ってクエストをクリアしてきてくれ」
「タカヒコ、一緒に住めるように頑張りましょう!」
アスカは一人で「エイエイオー」と拳を突き上げている。すみません、可愛すぎなんですが。
とにかく、こうして俺の異世界初クエストは始まったのだった。楽しみすぎて辛い…。
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「結構森の奥まで歩いてきたな」
「そうですね。お父様からの依頼は森の外れという事なのでもう少しだと思いますが…」
ペチャ…ペチャ…ペチャ…。なんだか聞き覚えのあるモンスターの音が聞こえてきた。
「タカヒコ、あれがこの世界のスライムです。ほとんど人間に害はないのですか森の草花を片っ端から食い散らかしてしまうので森の厄介者として大量発生したら討伐するのが決まりなのです。いつもは他の村から勇者様を呼んで討伐してもらうのですが折角タカヒコがいるんです!じゃんじゃん倒しちゃってくださいね」
「よっしゃー!クエスト開始だ―!」
俺はこの世界に転生した時『エフォーター』のスキルとともに女神様から頂いた物がある。それはこの『セビアーソード』だ…。すみません、チートです。
「セビアーとは救世主という意味なんですよ。この剣のステータスは市場で売ってある剣とそこまで変わりません。でもこの剣には『フォロワー』つまり従者というスキルがついています。『フォロワー』は主と運命を共にするので主が強くなればそれだけ強くなっていく、つまり主と共に成長していく。ということですね。」
アスカが説明してくれたようにこの剣は俺と共に成長していく。俺はこの剣とアスカと一緒にこの世界を救うんだ!と誓った転生したての俺であった…。
俺はそんな『セビアーソード』を引き抜きスライムに向かった。この世界のスライムは小さくて可愛い。できることならペットにして一緒に冒険したいのだか…。
振れば必ずスライムを切ることができる。アスカも自身の魔法『 草鉄砲』でスライムを刻んでいる。
スライムはアスカの言う通り人に害を与えるわけではなく攻撃してくるわけでもないので倒す度に少し心がクエストクリアのため、アスカと暮ら…家に住まわしてもらうために頑張らなくては。
「きゃー!」
後ろの方からアスカの悲鳴が聞こえた。まさか、スライムに襲われているんじゃ…。
「ど…どうしたアスカ!」
振り向いた俺が見たものとは…。
少女とスライムがじゃれあっている何ともほのぼのした景色だった。あぁ…これだけでご飯三杯はいける。
「た…タカヒコ!見てないで助けてください!」
「はいはい、ただ今―」
そしてなんやかんやあってスライムをすべて討伐し終えた。モゾモゾ…。どうやらピンポンに動きがあったらしい。
「タカヒコ、ピンポンを見てみてください。クエスト画面に変化があると思いますよ」
ピンポンをポッケから取り出して見てみると
―――――
《依頼クエスト》【森外れに大量発生したスライムの討伐】 クリア
―――――
と表示されている。クリア…美しい文字列だな…感動!
「やりましたねタカヒコ!初クエストクリアおめでとうございます」
「ありがとうアスカ。いっぱい手伝って貰っちゃったな」
「いえいえ…元々私が言い出した事が原因でこんなクエストを依頼されてしまったのですからお礼を言われるようなことは何も…とにかくこれで一緒に住めますね」
「だな!」
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