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World1 突き飛ばされて異世界転生したら勇者になってくれと言われたんだが
10話
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あなたには帰りたい家があるだろうか。もし、もうその返りたい家に帰れないことを悟ったら。人はどんな情を抱くのだろうか。
―――――
異世界初クエストを無事クリアし、俺とアスカはフォレスト村に戻ってきた。
昼間見た巨大水車がライトアップされていて何とも幻想的だ。
そうこうしている内に屋敷の前に着いていた。
ガチャ…。「お帰りなさい。二人とも、無事で何よりですわ」
玄関をくぐるとすぐにお母さんが出迎えてくれた。
前世では引きこもり生活だった俺、誰かに家に迎え入れてもらう、久しぶりの感覚だった。
「よく帰ってきたなアスカ、タカヒコ。クエストクリアおめでとう。これで今日からタカヒコも家の家族の一員だ」
「ほ…本当ですかお父様!」
「あぁ本当さ。男に二言はない。なっ、タカヒコ」
「はい、ありがとうございます。お母さんも今日からお世話になります」
「うふふ。よろしくね、タカヒコさん。さぁみんなご飯の支度が出来てるわよ。早く席についてね」
今日の献立は肉じゃがに魚の照り焼きだ。異世界なのに元の世界と同じようなご飯なんだな…。
「「「いただきます」」」
「どうぞ召し上がれ」
「お…おいしいですお母さん。この肉じゃがは特に絶品です…」
あぁ、久しぶりの手料理だ。ずっと引きこもってカップ麺漬けの生活だった俺には無縁の食卓だと思っていたが…本当にうれしい…。
「ハハハ。そうだろ母さんの料理は世界一だからな」
「はい!そうですね。私お母さんのご飯大好きです!」
「うふふ。ありがとう二人とも」
俺は、目の前の仲睦まじい家族の様子をほほえましく見るのと同時に、どこか寂しい、胸が締め付けられる。そんな気がした。
―――――
夕食を終え、リビングルームで食後の紅茶を啜る。とても優雅なひと時だ。
そして、紅茶のお供の話はもっぱら…
「もう、聞いてくださいよお父様、お母様。タカヒコったら本当に規格外なんですよ。このクエスト中だけで、魔法とスキル、二つも発現させちゃうし、魔法は無詠唱だし、ホントに信じられません!」
「あらあら、タカヒコさん、勇者の中でも特に群を抜いているのね。無詠唱魔法だなんて、聞いたことないわ」
「ちょっとタカヒコ、ステータスを見せてもらってもいいか?」
「いいですよ、ちょっと待ってくださいね」
俺はポケットからピンポンを取り出し、お父さんに渡した。
「どれどれ…」
―――――
≪名≫ タカヒコ・サイトウ
≪職業≫ 勇者
≪職業レベル≫ 1
≪スキル≫ エフォータ
魔法無詠唱展開
魔法習得
≪スキルレベル≫ 1
≪取得魔法≫ 索敵魔法
火鉄砲
草鉄砲
―――――
「こっ、これは…」
「あぁ!タカヒコ、また魔法出現させているじゃないですか。もう、本当にどうなっているんですか!」
「タカヒコ、ちょっとついてきてくれ」
「えっ?」
―――――
親父さんに連れてこられたのは書庫だった。流石これだけの豪邸だから、とても広い書庫だ。
「あった。確かこの本だったと思うよ」
そういい親父さんがもってきたのは分厚く、色褪せた、歴史を感じさせる本だった。
表紙には「英雄伝聞歴伝」とある。
「確かこの辺に…、ほら、タカヒコ、ここを読んでみてくれ」
=====
古ヨリ、魔王降臨セシ時、マタ転生者ト名乗ル破壊神ガコノ地ヲ破壊ヘトイザナオウトセシ時、天ヨリ救世主、異世界ヨリ来ル。
人ソノ救世主ヲ崇メコウ呼ブ、勇者ト。トテ、タダノ勇者ト侮ルベカラズ。救世主、女神ヨリ加護ヲ受ケ、我ラノ敵ヨリコノ地ヲ守ル力ヲ持ツ。
コノ救世主、女神ノ加護ニヨッテ、魔法ヲ種族ニ囚ワレルコトナク、出現サス事、容易デアル。ソノ魔法ヲ習得スル早サ、到底我ラガ及ブ事デキズ。
スキルトテ、我ラ生ヲ受ケシ時カラ、一ツ。厳シイ冒険ヲ経験シタ上級冒険者トテ、二ツが限界デアル。救世主、コノスキルノ数、上限ヲ知ラズ。
救世主持ツコノ加護ノ名ヲ我ラ救世主、コウ呼ブ。エフォータート
=====
「これは…?」
「タカヒコも知っているだろうが、今この世界では魔王軍による進行が続いている。過去にも同じようなことがあったらしくてな、その時の歴史書だよ。そしてこれに書いてある通り、タカヒコが持っているスキル『エフォーター』は女神様の加護によるもの、これにはそうある」
確かに、このエフォーターのスキルは女神様からプレゼントされたものだ。でも、どうして俺が救世主なんだ。確かにアスカとは魔王を討伐することを約束した。でも、女神様には、女神様とはそんな約束はしていない。俺は、女神様がどうして俺にこの力を与えたのか分からない。
「タカヒコ、君はいったい何者なんだ…」
女神様の意図が読めない今、正直に転生者であることを打ち明けていいのか、俺には分からない…。
コンコン「お父様、タカヒコ、そろそろお休みになりませんか?」
「そうか、もうこんな時間か。タカヒコ、すまなかった、問い詰めるような真似をして。でも、いつか話す気になったら話してくれ。その時は、話を聞くよ。
「はい…」
―――――
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
息遣いから自分でも疲れているのが分かる。でも、ここで立ち止まったら奴にやられる。
そう、自分に言い聞かせ、重い足をさらに前に進める。もうすこし、もう少しで村だ。
その時、俺の横を風が通り過ぎる、そんな気がした。自分を奮い立たせるために前を見る、そして俺は目の前の光景に目を疑った。
「…っ!」
奴が、奴が目の前に立っているのだ。さっきまで後ろから追いかけてきていた奴がだ。
奴は俺めがけて、手に持つ鎌を振りかざす。
俺は死を覚悟し目をつぶった。
…………
「炎の神よ、我が手に宿りて、その英知で敵を焼き尽くせ。火鉄砲」
「フウ、奴を絶対にとり逃がすな。必ず殺れ」
「逢瀬の通りに、我が主」
何か会話が聞こえてくる。誰かがそこにいるのだろうか。
いったい何が起こったのだろうか。恐る恐る目を開ける。そして俺は、目の前の光景を見て、俺の全身の力が抜けた。
そう、目の前には魔王が自ら君臨していたのだった。
「貴様、これからフォレスト村へ向かうのであろう」
なんで、魔王は俺がフォレスト村に向かう事を知っているのだろうか。
俺は、自分でもわからないが、素直に首を縦に振った。
「貴様に死なれては、少々困るのでな。助けさせてもらったが、次に会う時、その命無いものと思え」
どういう事なんだ…。なぜ魔王が俺を助けるんだ…。俺は目の前で起きていることの奇異に混乱していた。
「そうだ、私の事は決して他言するな。私はいつでも貴様の事を見ているぞ」
そう言い残し、魔王は風のごとく去っていったのだった。
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異世界初クエストを無事クリアし、俺とアスカはフォレスト村に戻ってきた。
昼間見た巨大水車がライトアップされていて何とも幻想的だ。
そうこうしている内に屋敷の前に着いていた。
ガチャ…。「お帰りなさい。二人とも、無事で何よりですわ」
玄関をくぐるとすぐにお母さんが出迎えてくれた。
前世では引きこもり生活だった俺、誰かに家に迎え入れてもらう、久しぶりの感覚だった。
「よく帰ってきたなアスカ、タカヒコ。クエストクリアおめでとう。これで今日からタカヒコも家の家族の一員だ」
「ほ…本当ですかお父様!」
「あぁ本当さ。男に二言はない。なっ、タカヒコ」
「はい、ありがとうございます。お母さんも今日からお世話になります」
「うふふ。よろしくね、タカヒコさん。さぁみんなご飯の支度が出来てるわよ。早く席についてね」
今日の献立は肉じゃがに魚の照り焼きだ。異世界なのに元の世界と同じようなご飯なんだな…。
「「「いただきます」」」
「どうぞ召し上がれ」
「お…おいしいですお母さん。この肉じゃがは特に絶品です…」
あぁ、久しぶりの手料理だ。ずっと引きこもってカップ麺漬けの生活だった俺には無縁の食卓だと思っていたが…本当にうれしい…。
「ハハハ。そうだろ母さんの料理は世界一だからな」
「はい!そうですね。私お母さんのご飯大好きです!」
「うふふ。ありがとう二人とも」
俺は、目の前の仲睦まじい家族の様子をほほえましく見るのと同時に、どこか寂しい、胸が締め付けられる。そんな気がした。
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夕食を終え、リビングルームで食後の紅茶を啜る。とても優雅なひと時だ。
そして、紅茶のお供の話はもっぱら…
「もう、聞いてくださいよお父様、お母様。タカヒコったら本当に規格外なんですよ。このクエスト中だけで、魔法とスキル、二つも発現させちゃうし、魔法は無詠唱だし、ホントに信じられません!」
「あらあら、タカヒコさん、勇者の中でも特に群を抜いているのね。無詠唱魔法だなんて、聞いたことないわ」
「ちょっとタカヒコ、ステータスを見せてもらってもいいか?」
「いいですよ、ちょっと待ってくださいね」
俺はポケットからピンポンを取り出し、お父さんに渡した。
「どれどれ…」
―――――
≪名≫ タカヒコ・サイトウ
≪職業≫ 勇者
≪職業レベル≫ 1
≪スキル≫ エフォータ
魔法無詠唱展開
魔法習得
≪スキルレベル≫ 1
≪取得魔法≫ 索敵魔法
火鉄砲
草鉄砲
―――――
「こっ、これは…」
「あぁ!タカヒコ、また魔法出現させているじゃないですか。もう、本当にどうなっているんですか!」
「タカヒコ、ちょっとついてきてくれ」
「えっ?」
―――――
親父さんに連れてこられたのは書庫だった。流石これだけの豪邸だから、とても広い書庫だ。
「あった。確かこの本だったと思うよ」
そういい親父さんがもってきたのは分厚く、色褪せた、歴史を感じさせる本だった。
表紙には「英雄伝聞歴伝」とある。
「確かこの辺に…、ほら、タカヒコ、ここを読んでみてくれ」
=====
古ヨリ、魔王降臨セシ時、マタ転生者ト名乗ル破壊神ガコノ地ヲ破壊ヘトイザナオウトセシ時、天ヨリ救世主、異世界ヨリ来ル。
人ソノ救世主ヲ崇メコウ呼ブ、勇者ト。トテ、タダノ勇者ト侮ルベカラズ。救世主、女神ヨリ加護ヲ受ケ、我ラノ敵ヨリコノ地ヲ守ル力ヲ持ツ。
コノ救世主、女神ノ加護ニヨッテ、魔法ヲ種族ニ囚ワレルコトナク、出現サス事、容易デアル。ソノ魔法ヲ習得スル早サ、到底我ラガ及ブ事デキズ。
スキルトテ、我ラ生ヲ受ケシ時カラ、一ツ。厳シイ冒険ヲ経験シタ上級冒険者トテ、二ツが限界デアル。救世主、コノスキルノ数、上限ヲ知ラズ。
救世主持ツコノ加護ノ名ヲ我ラ救世主、コウ呼ブ。エフォータート
=====
「これは…?」
「タカヒコも知っているだろうが、今この世界では魔王軍による進行が続いている。過去にも同じようなことがあったらしくてな、その時の歴史書だよ。そしてこれに書いてある通り、タカヒコが持っているスキル『エフォーター』は女神様の加護によるもの、これにはそうある」
確かに、このエフォーターのスキルは女神様からプレゼントされたものだ。でも、どうして俺が救世主なんだ。確かにアスカとは魔王を討伐することを約束した。でも、女神様には、女神様とはそんな約束はしていない。俺は、女神様がどうして俺にこの力を与えたのか分からない。
「タカヒコ、君はいったい何者なんだ…」
女神様の意図が読めない今、正直に転生者であることを打ち明けていいのか、俺には分からない…。
コンコン「お父様、タカヒコ、そろそろお休みになりませんか?」
「そうか、もうこんな時間か。タカヒコ、すまなかった、問い詰めるような真似をして。でも、いつか話す気になったら話してくれ。その時は、話を聞くよ。
「はい…」
―――――
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
息遣いから自分でも疲れているのが分かる。でも、ここで立ち止まったら奴にやられる。
そう、自分に言い聞かせ、重い足をさらに前に進める。もうすこし、もう少しで村だ。
その時、俺の横を風が通り過ぎる、そんな気がした。自分を奮い立たせるために前を見る、そして俺は目の前の光景に目を疑った。
「…っ!」
奴が、奴が目の前に立っているのだ。さっきまで後ろから追いかけてきていた奴がだ。
奴は俺めがけて、手に持つ鎌を振りかざす。
俺は死を覚悟し目をつぶった。
…………
「炎の神よ、我が手に宿りて、その英知で敵を焼き尽くせ。火鉄砲」
「フウ、奴を絶対にとり逃がすな。必ず殺れ」
「逢瀬の通りに、我が主」
何か会話が聞こえてくる。誰かがそこにいるのだろうか。
いったい何が起こったのだろうか。恐る恐る目を開ける。そして俺は、目の前の光景を見て、俺の全身の力が抜けた。
そう、目の前には魔王が自ら君臨していたのだった。
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なんで、魔王は俺がフォレスト村に向かう事を知っているのだろうか。
俺は、自分でもわからないが、素直に首を縦に振った。
「貴様に死なれては、少々困るのでな。助けさせてもらったが、次に会う時、その命無いものと思え」
どういう事なんだ…。なぜ魔王が俺を助けるんだ…。俺は目の前で起きていることの奇異に混乱していた。
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