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World1 突き飛ばされて異世界転生したら勇者になってくれと言われたんだが
12話
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「どういう事なんだ、サトル。話の内容が全く読めないんだが…」
「すっ、すみません。すこし慌ててしまいました。まず、クラウド村に何が起こったか、そこからお話しさせてください」
そういいサトルは、クラウド村で一体何が起こったのか、その詳細を話し始めた。
―――――
私たちの村、クラウド村は空に浮かぶ浮島に作られた、スカイ族の村です。
ご存じだとは思いますが、このクラウド村への移動手段は2つあり、第一に私たちスカイ族は自分の翼を広げ、飛ぶことで行けます。もう一つは、他種族の皆さんが村に上がるための交通手段として気球です。まずこのことを覚えておいていただきたいのです。
昨晩、いつも通り畑仕事を終えみな家路につきました。気球の運行も日暮れと共に終わってしまいます。みな、広場の酒場や個々の家で晩餐を楽しみ、眠りにつくものもいる、そんな時間に奴が現れたんです。
奴は翼を持っていないにもかかわらず宙に浮き、手には鎌を持っていました。みな最初は誰かが気球を固定し忘れて、他種族の方が勝手に上ってきてしまった、そう思っていったんです。奴が魔法で村を破壊し始めるまでは。
奴は無詠唱で魔法を放ち、その威力はすさまじい物でした。奴は火、草、岩、闇などの魔法を駆使し、我々を襲いました。今思えば、奴は光魔法の使い手だったのかもしれません。
奴の魔法によって、家や畑は燃え、水は枯れ、人々は死に伏しました。加えて奴は手に持った鎌で仲間を八つ裂きにし始めたのです。
私たちは逃げ惑う事しか出来ませんでしたが、逃げれば逃げるほど、奴は楽しそうに我々を殺して回るのです。
その最中、私は村長にこういわれたのです。勇者様を連れてきてくれと。
私は隙をつき、浮島から脱出しました。お恥ずかしい話なのですが、我々は勇者様とのコネクションがない、だからスライム狩りで勇者様に来ていただくことがあると聞く、フォレスト村に仲介をお願いしようと考えました。
私は必死に森を走りました。走る途中、少しばかり疲れてしまい切り株に腰を下ろして休憩することにしました。ふと、来た道を見てみたのです、そうすると、奴が、奴が私を追って来ているのが見えたのです。
そこからは無我夢中でした。奴に殺されまいと必死に走ったのです。
そうして何とか逃げ切ることができ、今朝方フォレスト村に着いた、これが事の次第です。
―――――
「それは、つまり魔王軍の侵攻、そう考えてよいのでしょうか」
「いえ、詳しい事はお話しできませんが、魔王軍ではないとおもいます」
「サトル・スカイ、もしあなたの言うように、今回の侵攻が魔王軍のものでないとしましょう。そうすると、いささか、不思議なことが…」
「はい、この世界には、魔王軍の幹部以外に光魔法を使える存在がいる、そしてそれは私たちの脅威である」
光魔法は、8つの魔法『火』『草』『水』『電気』『闇』『岩』『回復』『飛行』のすべてを扱えるというチート級の魔法だ。
昨日のアスカの話だとこの魔法を使えるのは、魔王軍の幹部の一人と、魔王のみであるはずだった。一体全体何がどうなってるんだ?
「そこでです、勇者タカヒコ、私と一緒にクラウド村に来ていただけませんか」
「えっ?」
「次またいつ、奴が来るか分かりません。今我々の村は悲惨な状況の中にあります、もし今奴がもう一度村を襲えば、我々種族の明日は保障されません…」
「大変な状況なのは分かる。でも、俺は駆け出しの勇者だぞ。俺が行ったところで力になるかどうか…」
きっと、今の俺が行ってもクラウド村は守れない。俺はそう悟った。
「ちょっと待った!」
「…⁉」
元気な掛け声とともにリビングのドアが開く。そこにはほかでもないアスカが立っていた。
「どうしたんだアスカ、てか今朝も可愛いな」
「へっ?」
「おい、タカヒコ。いくら勇者だからって言って娘はやらんぞ」
「私はタカヒコさんなら任せてもいいですけどね」
「えっ」
「えっ…」
「///お母様!何を仰るんですか!」
「ふふふ、ごめんなさい、少しからからかっただけですよ」
「もう…」
「…。そうだ、アスカなにがちょっと待ったなんだ?」
「あっ、コホン。それでは気を取り直して、私がタカヒコのサポートに回ります。だからタカヒコは絶対に力になれますよ。なんたって私の勇者様なんですから!」
「アスカ…」
「駄目だ」
「なんで。何でですかお父様!」
「話を聞く限り、クラウド村を襲ったやつは私たちが敵う相手ではない。確かに、タカヒコならどうにかできるかもしれないが、保証はない。そんな結果が見えているところにアスカを行かせることはできない」
「私なら大丈夫です!」
「アスカは村の外で魔法を使ったことがあるか」
「えっ…」
「魔法を使ったこともないようなお嬢様が、初めて戦って敵う相手ではない。死ぬ気か」
「…」
「サトル・スカイ、返答には猶予を頂きたい」
「分かりました。しかし私も村の様子が気がかりです、私がこの村に滞在できるのは長くとも1日、それまでに返事をいただきたい」
「…、分かった」
「それでは、よい返事をお待ちしています。失礼」
俺には、アスカの気持ちもお父さんの気持ちも痛いほどよくわかる。
娘を想う父と、旅に出たい娘。俺はどっちを応援するべきなんだろうか。
――――
「殿下、報告いたします」
「始めろ」
「はっ。先ほどフォレスト村にサトル・スカイが到着したと偵察隊から報告がありました」
「勇者とは接触したのか」
「はい、フォレスト村の村長宅にて接触したことを確認しております」
「そうか、オウご苦労だった。引き続き監視を緩めるな」
「逢瀬の通りに」
「ルミエール」
「はい、どうされましたでしょうか我が主」
「貴様に一つ頼みがある」
「何なりとお申し付けくださいませ。我が主、この世界の絶対的支配者魔王デストリュクシオン様」
「すっ、すみません。すこし慌ててしまいました。まず、クラウド村に何が起こったか、そこからお話しさせてください」
そういいサトルは、クラウド村で一体何が起こったのか、その詳細を話し始めた。
―――――
私たちの村、クラウド村は空に浮かぶ浮島に作られた、スカイ族の村です。
ご存じだとは思いますが、このクラウド村への移動手段は2つあり、第一に私たちスカイ族は自分の翼を広げ、飛ぶことで行けます。もう一つは、他種族の皆さんが村に上がるための交通手段として気球です。まずこのことを覚えておいていただきたいのです。
昨晩、いつも通り畑仕事を終えみな家路につきました。気球の運行も日暮れと共に終わってしまいます。みな、広場の酒場や個々の家で晩餐を楽しみ、眠りにつくものもいる、そんな時間に奴が現れたんです。
奴は翼を持っていないにもかかわらず宙に浮き、手には鎌を持っていました。みな最初は誰かが気球を固定し忘れて、他種族の方が勝手に上ってきてしまった、そう思っていったんです。奴が魔法で村を破壊し始めるまでは。
奴は無詠唱で魔法を放ち、その威力はすさまじい物でした。奴は火、草、岩、闇などの魔法を駆使し、我々を襲いました。今思えば、奴は光魔法の使い手だったのかもしれません。
奴の魔法によって、家や畑は燃え、水は枯れ、人々は死に伏しました。加えて奴は手に持った鎌で仲間を八つ裂きにし始めたのです。
私たちは逃げ惑う事しか出来ませんでしたが、逃げれば逃げるほど、奴は楽しそうに我々を殺して回るのです。
その最中、私は村長にこういわれたのです。勇者様を連れてきてくれと。
私は隙をつき、浮島から脱出しました。お恥ずかしい話なのですが、我々は勇者様とのコネクションがない、だからスライム狩りで勇者様に来ていただくことがあると聞く、フォレスト村に仲介をお願いしようと考えました。
私は必死に森を走りました。走る途中、少しばかり疲れてしまい切り株に腰を下ろして休憩することにしました。ふと、来た道を見てみたのです、そうすると、奴が、奴が私を追って来ているのが見えたのです。
そこからは無我夢中でした。奴に殺されまいと必死に走ったのです。
そうして何とか逃げ切ることができ、今朝方フォレスト村に着いた、これが事の次第です。
―――――
「それは、つまり魔王軍の侵攻、そう考えてよいのでしょうか」
「いえ、詳しい事はお話しできませんが、魔王軍ではないとおもいます」
「サトル・スカイ、もしあなたの言うように、今回の侵攻が魔王軍のものでないとしましょう。そうすると、いささか、不思議なことが…」
「はい、この世界には、魔王軍の幹部以外に光魔法を使える存在がいる、そしてそれは私たちの脅威である」
光魔法は、8つの魔法『火』『草』『水』『電気』『闇』『岩』『回復』『飛行』のすべてを扱えるというチート級の魔法だ。
昨日のアスカの話だとこの魔法を使えるのは、魔王軍の幹部の一人と、魔王のみであるはずだった。一体全体何がどうなってるんだ?
「そこでです、勇者タカヒコ、私と一緒にクラウド村に来ていただけませんか」
「えっ?」
「次またいつ、奴が来るか分かりません。今我々の村は悲惨な状況の中にあります、もし今奴がもう一度村を襲えば、我々種族の明日は保障されません…」
「大変な状況なのは分かる。でも、俺は駆け出しの勇者だぞ。俺が行ったところで力になるかどうか…」
きっと、今の俺が行ってもクラウド村は守れない。俺はそう悟った。
「ちょっと待った!」
「…⁉」
元気な掛け声とともにリビングのドアが開く。そこにはほかでもないアスカが立っていた。
「どうしたんだアスカ、てか今朝も可愛いな」
「へっ?」
「おい、タカヒコ。いくら勇者だからって言って娘はやらんぞ」
「私はタカヒコさんなら任せてもいいですけどね」
「えっ」
「えっ…」
「///お母様!何を仰るんですか!」
「ふふふ、ごめんなさい、少しからからかっただけですよ」
「もう…」
「…。そうだ、アスカなにがちょっと待ったなんだ?」
「あっ、コホン。それでは気を取り直して、私がタカヒコのサポートに回ります。だからタカヒコは絶対に力になれますよ。なんたって私の勇者様なんですから!」
「アスカ…」
「駄目だ」
「なんで。何でですかお父様!」
「話を聞く限り、クラウド村を襲ったやつは私たちが敵う相手ではない。確かに、タカヒコならどうにかできるかもしれないが、保証はない。そんな結果が見えているところにアスカを行かせることはできない」
「私なら大丈夫です!」
「アスカは村の外で魔法を使ったことがあるか」
「えっ…」
「魔法を使ったこともないようなお嬢様が、初めて戦って敵う相手ではない。死ぬ気か」
「…」
「サトル・スカイ、返答には猶予を頂きたい」
「分かりました。しかし私も村の様子が気がかりです、私がこの村に滞在できるのは長くとも1日、それまでに返事をいただきたい」
「…、分かった」
「それでは、よい返事をお待ちしています。失礼」
俺には、アスカの気持ちもお父さんの気持ちも痛いほどよくわかる。
娘を想う父と、旅に出たい娘。俺はどっちを応援するべきなんだろうか。
――――
「殿下、報告いたします」
「始めろ」
「はっ。先ほどフォレスト村にサトル・スカイが到着したと偵察隊から報告がありました」
「勇者とは接触したのか」
「はい、フォレスト村の村長宅にて接触したことを確認しております」
「そうか、オウご苦労だった。引き続き監視を緩めるな」
「逢瀬の通りに」
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