139 / 226
閑話2
神獣様と一緒にダンジョン攻略! 1
しおりを挟む
アルがダンジョンに行っているので、孤児院の補習のお手伝いが済んでのんびりしていたところに、チルダム司教様からお願いをされた。
「アイテムボックスをお借りできないでしょうか?」
「えっと、使うのはいいんですけど、どうやって?」
アイテムボックスは僕のスキルなので、マジックバッグのように貸しだすことができない。それは司教様ももちろん分かっているから、この場合の「借りる」は、違う意味のはずだ。
聞いてみると、大雨で農作地が冠水してしまって、今年の収穫がダメになってしまったところがあり、モクリークでも有数の農作地だったために、今モクリーク全体で農作物の値上がりが起きているそうだ。この世界、テレビやスマホでニュースが入ってこないので、そういう情報は人から伝え聞いて初めて知ることになる。僕はそんな大事が起きているのを知らなかった。その影響で、農作物が全般的に値上がりして、庶民のお財布には厳しいお値段になり、寄付で成り立っている孤児院は食材確保が大変になっているらしい。教会の炊き出しなども食材が用意できないでいる。
その対策として、コハツの野菜ダンジョンで野菜を集めて、各地の孤児院に運ぶという案が出たのだ。
コハツの野菜ダンジョンは、文字通り野菜がドロップするダンジョンで、不人気だ。いや、不人気だった。今は、前よりも買い取り価格が上がったので、それなりに人はいるらしい。
この状況下で根菜は特に買い取り価格が上がっているので、寄付されるのは葉物が多い。けれど、野菜を集めても葉物は日持ちしないので、遠くの孤児院に運ぶには、時間停止か時間遅延のマジックバッグが必要になる。教会が持っている時間停止のマジックバッグは一つだけなので、モクリークの西側の街の分はマジックバッグで、王都のある東側の分は僕のアイテムボックスで保管したい、という要望だった。
「コハツまで行けばいいですか?」
「できればお願いしたいのですが、構いませんか?」
「いいですよ。行きます」
「では、ユウさんの到着までに野菜を集めておくように、ギルドに依頼を出します」
『ヴィゾーヴニルに運ばせればいい』
「それは……」
司教様はリネにそんなことはさせられないと少し主張していたけど、ブランがリネに行ってもらうと決めてしまったから、最後は何も言えなくて黙ってしまった。だったら、僕も行こう。リネだけで現れたら、きっとコハツのギルドと教会の人たちは大混乱になる。アルも一緒に行けば容量特大のマジックバッグで運べるとは思うけど、これは僕への依頼だから僕が対応しよう。
アルがダンジョンから戻り、一日休んでからコハツへ野菜回収に向かう日。
事前にコハツには連絡してある。まずはコハツの教会に行って、それからギルドで野菜の収納の予定だ。
『まったく、オレのこと乗り物と勘違いしてない?』
「リネ、疲れているところ、ごめんね」
『黙って伏せていろ』
『はいはい。帰ったら、美味しいもの用意しておいてよね』
「グァリネ様のお好きなものをご用意しておきます。ご協力に感謝いたします」
大きくなって羽根を滑り台のようにしてくれているリネは、ご機嫌斜めだ。だけど、いつものことなのかアルは不平を聞きながして、僕をリネの背中へと引き上げてくれた。
確かに僕はリネのことをプライベートジェットみたいに思っているかもしれない。便利なことに慣れると、人はありがたさを忘れてしまうから、感謝を忘れないようにしなきゃ。
「リネ、いつもありがとう」
『そのために連れてきたんだ。揺れないように飛べ』
『仕方ないなあ。ユウのためにゆっくり飛ぶよ』
リネとブランの言い合いに、見送りに出てくれた司教様があいまいな顔で笑っている。教会から僕へのお願いごとにリネとブランを巻き込んでしまった責任を感じているのかもしれないけど、今回はブランの一言で決まったのだから、気にしないでほしい。
だけど僕ももう少しリネとブランに神獣として接しなければ、と心に決めた。その決意はすぐに忘れてしまいそうだけど。
リネはふわっと離陸すると、コハツに向かって海岸線沿いを飛び始めた。コハツはカザナラのさらに西だから、カザナラまでは案内も必要ない。
日焼けしないようにとかけられたフードの下から、遠くの山を眺める。飛行機ほど高いところを飛んでいないので、タワーの展望台から眺める景色のようだ。
「アル、ダンジョンから帰ってきてゆっくりしたいのに、付き合ってくれてありがとう」
「ユウのお願いだからな」
本当はのんびりしたかったはずなのに、戻ってきて一日休んだだけで、今回の出張だ。
荷物を収納して戻ってくるだけだから、アルが行く必要はないけれど、リネの契約者として一緒に来てくれている。ブランが神獣だと公表していれば、ブランに空を駆けてもらって僕だけで行くこともできたので、アルとリネには申し訳なく思っている。
コハツには、今日リネが行くということが先に知らされていて、教会では神獣様お出迎えの体制が整えられているらしいので、大きな騒動にはならないはずだ。今さら取りやめられないので、開き直ってアルとの空中デートだと思って楽しもう。
しばらく飛んでいると、リネが高度を下げ始めた。
「リネ、どうした? まだ先だぞ」
『ユウの友達がいるよ』
『シリウスの三人が移動しているな』
キリシュくんたちがこの先で移動しているらしい。護衛依頼かな。会いたいけど、でもお互い仕事中だ。そんな僕の気持ちに気づいたアルが、リネにさらに高度を下げるようにお願いしてくれた。
「リネ、降りなくていいが、馬車のそばを飛べるか?」
『もう! オレを誰だと思ってるの』
そんなこともできないと思われているなんて心外だ、とぷりぷりしながらも、リネは街道を走る馬車のそばへとゆっくり近づいてくれた。馬車の人たちは驚くかもしれないけど、シリウスの三人はリネに会ったことがあるから説明してくれるはずだ。
街道を進む馬車の団体が見えてきたから、きっとあの一団がシリウスが護衛に参加している隊商なんだろう。なんとなく馬車の周りが慌ただしくなったなと見ていたら、その中の一人がこちらに向かって弓を構えている。
「リネ、矢が飛んでくるよ! 避けて!」
『落ち着け。あの程度の矢は止めてやるから』
「リネ、反撃するなよ」
『分かってるって』
慌てているのは僕だけだった。僕はまだリネが戦っているところを見たことがないから実感がないけど、リネも神獣なんだからブランと同じくらい強いはずだ。人間の射る矢など、埃くらいの扱いなのだろう。
アルによると、リネに乗って移動していると攻撃されそうになることはたまにあるらしい。中でも特に街の門番からが多く、後から平謝りされるんだとか。上空から突然現れたように見えるから仕方ないよね。今回も矢が届きそうな距離まで近づいたところで、神獣だと気づいたのか護衛が慌てて弓を下げているのが見えた。紛らわしいことをして、ごめんなさい。
『隊列の真ん中あたりにシリウスがいるぞ』
「あ、いた。コーチェロくーん!」
僕が落ちないようにアルが後ろから腰を抱いていてくれるから、安心してリネの上から身を乗り出して大きく手を振ると、馬車の荷台から顔を出したコーチェロくんが手を振り返してくれた。
リネはコーチェロくんに近づいて、馬車と並走してくれたので、大きな声を出せば会話も可能だ。
「ユウくん、どうしたの?」
「コハツの野菜ダンジョンの野菜を受け取りに行くところ。コーチェロくんたちは護衛依頼?」
「ヒョエツまで」
「お仕事頑張ってね。リネ、ありがとう」
邪魔をしてはいけないので、寄り道してくれたリネにお礼を言うと、リネは馬車の列の先頭まですぐ近くを飛び、上空へと舞いあがった。キリシュくんとスリナザルくんは御者をしていたので、追い越したときに手を振るだけにした。
「アイテムボックスをお借りできないでしょうか?」
「えっと、使うのはいいんですけど、どうやって?」
アイテムボックスは僕のスキルなので、マジックバッグのように貸しだすことができない。それは司教様ももちろん分かっているから、この場合の「借りる」は、違う意味のはずだ。
聞いてみると、大雨で農作地が冠水してしまって、今年の収穫がダメになってしまったところがあり、モクリークでも有数の農作地だったために、今モクリーク全体で農作物の値上がりが起きているそうだ。この世界、テレビやスマホでニュースが入ってこないので、そういう情報は人から伝え聞いて初めて知ることになる。僕はそんな大事が起きているのを知らなかった。その影響で、農作物が全般的に値上がりして、庶民のお財布には厳しいお値段になり、寄付で成り立っている孤児院は食材確保が大変になっているらしい。教会の炊き出しなども食材が用意できないでいる。
その対策として、コハツの野菜ダンジョンで野菜を集めて、各地の孤児院に運ぶという案が出たのだ。
コハツの野菜ダンジョンは、文字通り野菜がドロップするダンジョンで、不人気だ。いや、不人気だった。今は、前よりも買い取り価格が上がったので、それなりに人はいるらしい。
この状況下で根菜は特に買い取り価格が上がっているので、寄付されるのは葉物が多い。けれど、野菜を集めても葉物は日持ちしないので、遠くの孤児院に運ぶには、時間停止か時間遅延のマジックバッグが必要になる。教会が持っている時間停止のマジックバッグは一つだけなので、モクリークの西側の街の分はマジックバッグで、王都のある東側の分は僕のアイテムボックスで保管したい、という要望だった。
「コハツまで行けばいいですか?」
「できればお願いしたいのですが、構いませんか?」
「いいですよ。行きます」
「では、ユウさんの到着までに野菜を集めておくように、ギルドに依頼を出します」
『ヴィゾーヴニルに運ばせればいい』
「それは……」
司教様はリネにそんなことはさせられないと少し主張していたけど、ブランがリネに行ってもらうと決めてしまったから、最後は何も言えなくて黙ってしまった。だったら、僕も行こう。リネだけで現れたら、きっとコハツのギルドと教会の人たちは大混乱になる。アルも一緒に行けば容量特大のマジックバッグで運べるとは思うけど、これは僕への依頼だから僕が対応しよう。
アルがダンジョンから戻り、一日休んでからコハツへ野菜回収に向かう日。
事前にコハツには連絡してある。まずはコハツの教会に行って、それからギルドで野菜の収納の予定だ。
『まったく、オレのこと乗り物と勘違いしてない?』
「リネ、疲れているところ、ごめんね」
『黙って伏せていろ』
『はいはい。帰ったら、美味しいもの用意しておいてよね』
「グァリネ様のお好きなものをご用意しておきます。ご協力に感謝いたします」
大きくなって羽根を滑り台のようにしてくれているリネは、ご機嫌斜めだ。だけど、いつものことなのかアルは不平を聞きながして、僕をリネの背中へと引き上げてくれた。
確かに僕はリネのことをプライベートジェットみたいに思っているかもしれない。便利なことに慣れると、人はありがたさを忘れてしまうから、感謝を忘れないようにしなきゃ。
「リネ、いつもありがとう」
『そのために連れてきたんだ。揺れないように飛べ』
『仕方ないなあ。ユウのためにゆっくり飛ぶよ』
リネとブランの言い合いに、見送りに出てくれた司教様があいまいな顔で笑っている。教会から僕へのお願いごとにリネとブランを巻き込んでしまった責任を感じているのかもしれないけど、今回はブランの一言で決まったのだから、気にしないでほしい。
だけど僕ももう少しリネとブランに神獣として接しなければ、と心に決めた。その決意はすぐに忘れてしまいそうだけど。
リネはふわっと離陸すると、コハツに向かって海岸線沿いを飛び始めた。コハツはカザナラのさらに西だから、カザナラまでは案内も必要ない。
日焼けしないようにとかけられたフードの下から、遠くの山を眺める。飛行機ほど高いところを飛んでいないので、タワーの展望台から眺める景色のようだ。
「アル、ダンジョンから帰ってきてゆっくりしたいのに、付き合ってくれてありがとう」
「ユウのお願いだからな」
本当はのんびりしたかったはずなのに、戻ってきて一日休んだだけで、今回の出張だ。
荷物を収納して戻ってくるだけだから、アルが行く必要はないけれど、リネの契約者として一緒に来てくれている。ブランが神獣だと公表していれば、ブランに空を駆けてもらって僕だけで行くこともできたので、アルとリネには申し訳なく思っている。
コハツには、今日リネが行くということが先に知らされていて、教会では神獣様お出迎えの体制が整えられているらしいので、大きな騒動にはならないはずだ。今さら取りやめられないので、開き直ってアルとの空中デートだと思って楽しもう。
しばらく飛んでいると、リネが高度を下げ始めた。
「リネ、どうした? まだ先だぞ」
『ユウの友達がいるよ』
『シリウスの三人が移動しているな』
キリシュくんたちがこの先で移動しているらしい。護衛依頼かな。会いたいけど、でもお互い仕事中だ。そんな僕の気持ちに気づいたアルが、リネにさらに高度を下げるようにお願いしてくれた。
「リネ、降りなくていいが、馬車のそばを飛べるか?」
『もう! オレを誰だと思ってるの』
そんなこともできないと思われているなんて心外だ、とぷりぷりしながらも、リネは街道を走る馬車のそばへとゆっくり近づいてくれた。馬車の人たちは驚くかもしれないけど、シリウスの三人はリネに会ったことがあるから説明してくれるはずだ。
街道を進む馬車の団体が見えてきたから、きっとあの一団がシリウスが護衛に参加している隊商なんだろう。なんとなく馬車の周りが慌ただしくなったなと見ていたら、その中の一人がこちらに向かって弓を構えている。
「リネ、矢が飛んでくるよ! 避けて!」
『落ち着け。あの程度の矢は止めてやるから』
「リネ、反撃するなよ」
『分かってるって』
慌てているのは僕だけだった。僕はまだリネが戦っているところを見たことがないから実感がないけど、リネも神獣なんだからブランと同じくらい強いはずだ。人間の射る矢など、埃くらいの扱いなのだろう。
アルによると、リネに乗って移動していると攻撃されそうになることはたまにあるらしい。中でも特に街の門番からが多く、後から平謝りされるんだとか。上空から突然現れたように見えるから仕方ないよね。今回も矢が届きそうな距離まで近づいたところで、神獣だと気づいたのか護衛が慌てて弓を下げているのが見えた。紛らわしいことをして、ごめんなさい。
『隊列の真ん中あたりにシリウスがいるぞ』
「あ、いた。コーチェロくーん!」
僕が落ちないようにアルが後ろから腰を抱いていてくれるから、安心してリネの上から身を乗り出して大きく手を振ると、馬車の荷台から顔を出したコーチェロくんが手を振り返してくれた。
リネはコーチェロくんに近づいて、馬車と並走してくれたので、大きな声を出せば会話も可能だ。
「ユウくん、どうしたの?」
「コハツの野菜ダンジョンの野菜を受け取りに行くところ。コーチェロくんたちは護衛依頼?」
「ヒョエツまで」
「お仕事頑張ってね。リネ、ありがとう」
邪魔をしてはいけないので、寄り道してくれたリネにお礼を言うと、リネは馬車の列の先頭まですぐ近くを飛び、上空へと舞いあがった。キリシュくんとスリナザルくんは御者をしていたので、追い越したときに手を振るだけにした。
225
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。
★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる