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エピソード8
我慢の六カ月①
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付き合って半年が過ぎようとしている頃、私は正直悩んでいた。この半年いろんなことがあって、私なりに素の自分を見せれるようにもなっている。我儘も甘えも出来る様になってきた。
ただひとつ、未だに主導権を握れないのは営みの時だけだ。するのが嫌とかそんなことを言うつもりはない、ないのだけれど本音はつまり――。
(頻度多くない?)
同棲しているなべちゃんは最近月に二回もするかな?とか言う。
「二年付き合ってるってのもあるけど、最近はやっぱり倦怠期かもね。それよりもお互いの時間優先するようにはなっちゃってるし、なんだろ……狎れ?飽きたとかとは違う気もするけど……狎れ合ってしまったのかな、これな……」
はぁ、と儚いため息をこぼすなべちゃんは切なげだ。
「でもそれってお互いがいい時間過ごせてるってことだし別に倦怠期とは違うくない?」
むしろ家族みたいな……距離感の問題なんじゃないのかなと素直に思ったけれど。
「そうかなぁ、なんかめんどくさくなるときはあるよね」
「めんどくさい……?」
「向こうもそうなんじゃない?わざわざっていうか……ムラムラしたときにタイミングが合えば、みたいな感じ?」
(二年も過ごすとそんな感情も芽生えるのか。ムラムラしたときのタイミング……?それが合わないと……レス?)
もやもやとそんな時を想像してみるが、出来るわけがない。誠くんがムラムラしてるかまでは見た目で判断できないけれど、タイミングどうこうの話ではないからだ。
「コスプレで盛り上がったのなんか一瞬だった。ちなっちゃんたちまだ半年過ぎたくらいでしょ?求められるうちが華じゃん、いっぱいしときなよぉ~」
「いっぱいって……」
言われてバカみたいに頬を熱くしてしまう。それをもちろんめざとくいじられるのだけど。
「久世さん、エッチ上手そう。いいなぁ」
「いっ……!」
「えー、エッチうまい人のが絶対いいじゃぁん!メロメロ~ってしてくれるの最高~」
経験豊富、彼氏もたくさんいたであろうなべちゃん……私とは感覚が違う!きっとなべちゃんなら「一緒にお風呂しよー♡」も喜んで言うだろうし、相手のしたい事や要求にも素直に受け入れてなんならノリノリで対応するんだろうな。
(ちょっと分けてくれ、そのメンタルを……)
カップルの問題、とくに性に関するあれこれをよそと比較するものではないことはわかっている。でも気になりだすと止まらなくなっていた。
半年付き合って一緒に暮らしてないカップルは毎週末するのが普通なのか?
(わからぬ……)
何度でも言いますが。嫌なのではないのです。触れられるのも求められるのもむしろ嬉しいんだけれど。
(じゃあなんだって話なんだけど!めんどくさいな、私!)
むしろ、しかたの話である。最近はなんだか流れるようにしてくるし、場所もおかまいなしな時もあってさすがに困っていた。
(お風呂はまだなんとか死守してるけど隙あらばいっしょに入ろうとしてくるのあれなに?こないだなんかキッチンで始めようとするからめちゃくちゃ怒ったし!もはやお風呂の方がマシなんじゃないかとか思ったよ)
ここは一度話し合いをしたいと切実に思いつつもどう言えばいいのかと思案していた私なのだけれど――。
忙しい誠くん。本人曰く面倒な案件を押し付けられているらしく、少しストレスを感じているのが目に見えるようになってきたこの頃。
(疲れてるって言うよりはイライラしてるって感じ?)
「うちで出せるのはそのレベルです、あとは他社に頼んで比較するくらいしか出来ません」
窓枠にもたれるようにして仕事の話をする誠くんはカッコよくて、作業しながらコソコソ盗み見していた。頭の中は色んなことを緻密に計算してフル回転させてるんだろうなと思う反面、二人で過ごす彼とのギャップに少しだけ呆れたりもする。
(なんか基本的にエッチなんだよね……普段は大人!て感じなのにいきなり高校生みたいになるから余計になし崩しになるんだけど)
可愛い、といえばそうなんだけど……「とにかく!この件はあとで打ち合わせで話します。そちらでももう少し検討してください」
思考を遮られるほどピリピリした声に息が止まる。誠くんはそれだけ言い切るとピッチを切ってチッと舌打ちをした。
(……イライラされている)
久々の舌打ち、すんごい切れてる気がするなと思っていたら背後から高田さんがソッと囁いてきた。
「お怒りだね」
「……ブリザードがすごいですよね」
「事業部の仕事だよね?あれ。噛み合わないんだろうねぇ、現場の声とは。困ったなぁ、月曜休みくださいて言いにくいじゃん~」
高田さんが悩ましげにそう呟いた。
「もう少し落ち着いてから言おうかな」
「その方がいいですね」
二人でコソコソ言いつつ金曜の業務がなんとか済んだ。金曜はだいたい誠くんの家に帰るのだけど忙しそうだしとりあえず今日は自分のアパートに帰ろうと思いラインだけいれた。
【今日は自分の家に帰ります】すぐに既読になって【了解】とだけ来る。
(距離をまず取ろう、距離をとりつつ話し合いだな)
とにかく私の脳みそと言葉では誠くんを言いくるめることはなかなか容易ではないのでしっかりと練って掛け合わないといけない、そう思いつつアパートへと足を早めたのだった。
―――
話の通じない相手との会話は労力を使う。こちらの言い分は置いておかれて、都合のいいことばかり言って結局丸投げされると気持ちのやり場がなくなる。そもそも噛み合わないということが一番辛い。
(苛つくわー)
余計な仕事が増えた分しないといけないことが後回しになるのも苛つくし、その分時間も費やすからまた苛ついて。最近の俺は明らかにイラついているオーラが出てるのだと周りの空気でわかる。
「カルシウムもう少し取れよ」
デスクにコーヒーを置かれて見上げた。佐藤だ。
「うるせー」
「はい、これ頼まれてたデータ」
「お、サンキュー。後で見るわ」
「森山にも聞いたわ、部長がなんか必死になってまわり振り回してるみたいじゃん。災難だな」
他人事のように笑うからムカついてくる。佐藤も耳にしだしているならそのうち火の粉が飛ぶんじゃないか、そんなことをなんとなく思うけど、そうなる前に巻き込んでやりたい気にもなる。
「マジ迷惑なんだけど。現場もその顔色ばっかり伺ってるからまともに話出来ないし。苛つく」
「見てたらわかる、お前めっちゃ怖いし感じ悪いよ」
(佐藤こそ口開いたら普通に感じ悪いからな)
「そんな時悪いんだけどさぁ、アルカリの測定頼みたいんだけど。高含有のナトリウム、火曜か水曜くらい最速で出せない?」
アルカリ関連の仕事は基本高田さんに任せている。依頼書を差し出されて受け取るものの聞いただけで答えは出ていた。
「……火曜ぉ……無理だわ、高田さん月曜休み取ってる」
「えぇ、マジかぁ。まぁいきなり言ってるからなぁ……ええ~無理ー?」
(別に千夏でも問題なく出来るけど)
パソコンでメンバーの業務予定表を開けて千夏の予定を確認する。月曜からする仕事はそこまで忙しい試験じゃないし、空き時間も取れる。最悪これを優先させてもいい。
「……これ引き受けたら事業部のやつちょっと手貸せる?」
「……えー、お前汚ねぇよ。内容次第な」
巻き込みたい俺の気持ちを察して嫌そうな佐藤の顔に笑みを返した。
家についてから千夏がいないのだと思いだしてガッカリしていた。
(まぁ帰宅が二十二時前って時点で待たしてもどうだって話なんだけど)
ベッドに千夏が寝てるだけで癒されるけど、千夏には千夏のプライベートな時間が必要なのは当たり前で、それを全て俺が支配出来ないのはわかっていた。
けれど――。
一緒にいればいるほどその時間を奪っていく気がしていて止められない自分がだんだん怖くなってきていた。千夏を手放せない、普段も仕事も、目の届くところにいて手が伸ばせない位置に行かれたらたまらなくなる。
もう俺が一人になれない……疲労した頭の中でただそんなことを思いながらいつのまにかそのまま眠気に襲われていた。
ただひとつ、未だに主導権を握れないのは営みの時だけだ。するのが嫌とかそんなことを言うつもりはない、ないのだけれど本音はつまり――。
(頻度多くない?)
同棲しているなべちゃんは最近月に二回もするかな?とか言う。
「二年付き合ってるってのもあるけど、最近はやっぱり倦怠期かもね。それよりもお互いの時間優先するようにはなっちゃってるし、なんだろ……狎れ?飽きたとかとは違う気もするけど……狎れ合ってしまったのかな、これな……」
はぁ、と儚いため息をこぼすなべちゃんは切なげだ。
「でもそれってお互いがいい時間過ごせてるってことだし別に倦怠期とは違うくない?」
むしろ家族みたいな……距離感の問題なんじゃないのかなと素直に思ったけれど。
「そうかなぁ、なんかめんどくさくなるときはあるよね」
「めんどくさい……?」
「向こうもそうなんじゃない?わざわざっていうか……ムラムラしたときにタイミングが合えば、みたいな感じ?」
(二年も過ごすとそんな感情も芽生えるのか。ムラムラしたときのタイミング……?それが合わないと……レス?)
もやもやとそんな時を想像してみるが、出来るわけがない。誠くんがムラムラしてるかまでは見た目で判断できないけれど、タイミングどうこうの話ではないからだ。
「コスプレで盛り上がったのなんか一瞬だった。ちなっちゃんたちまだ半年過ぎたくらいでしょ?求められるうちが華じゃん、いっぱいしときなよぉ~」
「いっぱいって……」
言われてバカみたいに頬を熱くしてしまう。それをもちろんめざとくいじられるのだけど。
「久世さん、エッチ上手そう。いいなぁ」
「いっ……!」
「えー、エッチうまい人のが絶対いいじゃぁん!メロメロ~ってしてくれるの最高~」
経験豊富、彼氏もたくさんいたであろうなべちゃん……私とは感覚が違う!きっとなべちゃんなら「一緒にお風呂しよー♡」も喜んで言うだろうし、相手のしたい事や要求にも素直に受け入れてなんならノリノリで対応するんだろうな。
(ちょっと分けてくれ、そのメンタルを……)
カップルの問題、とくに性に関するあれこれをよそと比較するものではないことはわかっている。でも気になりだすと止まらなくなっていた。
半年付き合って一緒に暮らしてないカップルは毎週末するのが普通なのか?
(わからぬ……)
何度でも言いますが。嫌なのではないのです。触れられるのも求められるのもむしろ嬉しいんだけれど。
(じゃあなんだって話なんだけど!めんどくさいな、私!)
むしろ、しかたの話である。最近はなんだか流れるようにしてくるし、場所もおかまいなしな時もあってさすがに困っていた。
(お風呂はまだなんとか死守してるけど隙あらばいっしょに入ろうとしてくるのあれなに?こないだなんかキッチンで始めようとするからめちゃくちゃ怒ったし!もはやお風呂の方がマシなんじゃないかとか思ったよ)
ここは一度話し合いをしたいと切実に思いつつもどう言えばいいのかと思案していた私なのだけれど――。
忙しい誠くん。本人曰く面倒な案件を押し付けられているらしく、少しストレスを感じているのが目に見えるようになってきたこの頃。
(疲れてるって言うよりはイライラしてるって感じ?)
「うちで出せるのはそのレベルです、あとは他社に頼んで比較するくらいしか出来ません」
窓枠にもたれるようにして仕事の話をする誠くんはカッコよくて、作業しながらコソコソ盗み見していた。頭の中は色んなことを緻密に計算してフル回転させてるんだろうなと思う反面、二人で過ごす彼とのギャップに少しだけ呆れたりもする。
(なんか基本的にエッチなんだよね……普段は大人!て感じなのにいきなり高校生みたいになるから余計になし崩しになるんだけど)
可愛い、といえばそうなんだけど……「とにかく!この件はあとで打ち合わせで話します。そちらでももう少し検討してください」
思考を遮られるほどピリピリした声に息が止まる。誠くんはそれだけ言い切るとピッチを切ってチッと舌打ちをした。
(……イライラされている)
久々の舌打ち、すんごい切れてる気がするなと思っていたら背後から高田さんがソッと囁いてきた。
「お怒りだね」
「……ブリザードがすごいですよね」
「事業部の仕事だよね?あれ。噛み合わないんだろうねぇ、現場の声とは。困ったなぁ、月曜休みくださいて言いにくいじゃん~」
高田さんが悩ましげにそう呟いた。
「もう少し落ち着いてから言おうかな」
「その方がいいですね」
二人でコソコソ言いつつ金曜の業務がなんとか済んだ。金曜はだいたい誠くんの家に帰るのだけど忙しそうだしとりあえず今日は自分のアパートに帰ろうと思いラインだけいれた。
【今日は自分の家に帰ります】すぐに既読になって【了解】とだけ来る。
(距離をまず取ろう、距離をとりつつ話し合いだな)
とにかく私の脳みそと言葉では誠くんを言いくるめることはなかなか容易ではないのでしっかりと練って掛け合わないといけない、そう思いつつアパートへと足を早めたのだった。
―――
話の通じない相手との会話は労力を使う。こちらの言い分は置いておかれて、都合のいいことばかり言って結局丸投げされると気持ちのやり場がなくなる。そもそも噛み合わないということが一番辛い。
(苛つくわー)
余計な仕事が増えた分しないといけないことが後回しになるのも苛つくし、その分時間も費やすからまた苛ついて。最近の俺は明らかにイラついているオーラが出てるのだと周りの空気でわかる。
「カルシウムもう少し取れよ」
デスクにコーヒーを置かれて見上げた。佐藤だ。
「うるせー」
「はい、これ頼まれてたデータ」
「お、サンキュー。後で見るわ」
「森山にも聞いたわ、部長がなんか必死になってまわり振り回してるみたいじゃん。災難だな」
他人事のように笑うからムカついてくる。佐藤も耳にしだしているならそのうち火の粉が飛ぶんじゃないか、そんなことをなんとなく思うけど、そうなる前に巻き込んでやりたい気にもなる。
「マジ迷惑なんだけど。現場もその顔色ばっかり伺ってるからまともに話出来ないし。苛つく」
「見てたらわかる、お前めっちゃ怖いし感じ悪いよ」
(佐藤こそ口開いたら普通に感じ悪いからな)
「そんな時悪いんだけどさぁ、アルカリの測定頼みたいんだけど。高含有のナトリウム、火曜か水曜くらい最速で出せない?」
アルカリ関連の仕事は基本高田さんに任せている。依頼書を差し出されて受け取るものの聞いただけで答えは出ていた。
「……火曜ぉ……無理だわ、高田さん月曜休み取ってる」
「えぇ、マジかぁ。まぁいきなり言ってるからなぁ……ええ~無理ー?」
(別に千夏でも問題なく出来るけど)
パソコンでメンバーの業務予定表を開けて千夏の予定を確認する。月曜からする仕事はそこまで忙しい試験じゃないし、空き時間も取れる。最悪これを優先させてもいい。
「……これ引き受けたら事業部のやつちょっと手貸せる?」
「……えー、お前汚ねぇよ。内容次第な」
巻き込みたい俺の気持ちを察して嫌そうな佐藤の顔に笑みを返した。
家についてから千夏がいないのだと思いだしてガッカリしていた。
(まぁ帰宅が二十二時前って時点で待たしてもどうだって話なんだけど)
ベッドに千夏が寝てるだけで癒されるけど、千夏には千夏のプライベートな時間が必要なのは当たり前で、それを全て俺が支配出来ないのはわかっていた。
けれど――。
一緒にいればいるほどその時間を奪っていく気がしていて止められない自分がだんだん怖くなってきていた。千夏を手放せない、普段も仕事も、目の届くところにいて手が伸ばせない位置に行かれたらたまらなくなる。
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