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36 綿花相場
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帝都のはずれにかまえたばかりの屋敷は、まだ新築だ。黒い瓦屋根がひときわ目を引く、木と土と紙で出来たその屋敷の名前を『鎌倉』という。
レンガをひとつも使っていないこの屋敷を、カリーナは前衛的だと言い、クラウスは風変わりだと言った。まあ本心はわかりゃしないけどね。玩具の家だとでも思っていそうだ。
だけどこの日本屋敷が玩具なもんかね。しっかりとした建築材をみつくろったから、地震の少ない帝都じゃ、数百年はじゅうぶんに保つだろ。戦乱や火災に巻き込まれなかったら、の話だが。
屋敷の大半は、鎌倉に勤めるスタッフが働く職場になっている。そうさ、優秀なスタッフたちさね。身分階級にこだわらず、帝国中からかき集めたんだから。ここでも裏影の調査能力がものを言った。
だからこそフリッツは、鎌倉の幹部の中でもっとも高い席次を与えられている。この席次に、二番手のクラウスが噛みついたことがあったっけ。曰く「私に獣人の風下に立てとおっしゃいますか!」だっけ。アタシゃ即座に反論してやったよ。「鎌倉の席次は身分じゃなく成果で決まる。悔しかったらフリッツ以上に鎌倉に貢献してみな」
あのセリフをいま蒸し返してやったら、クラウスは恥ずかしさで顔を真っ赤にするだろう。この1年間、一帯一路構想実現のために働いて、フリッツの凄さが嫌というほどわかっただろうから。クラウスもかなり奮闘したんだが、それ以上にフリッツが凄かった。
なにごとも情報がなければはじまらない━━クラウスに限らず幹部3人は、なにを成すにもフリッツの握る情報をもとに行動ぜざるをえない。
誰もがフリッツの頼もしさを認めざるをえなかった。少なくとも幹部の中から、獣人差別の感覚は消え去ったみたいで、そこのところはひと安心さ。
もちろん、4人の幹部たちは、誰もが充分に優秀な働きをみせたんだよ。クラウスは港湾整備の段取りと交渉。フーゴは人事差配。カリーナは街道や港を作るために必要な資金を、あっと言う間に稼ぎ出した。
天才の面目躍如さね。相場師としてのカリーナは、まるで未来が見えているかのようだった。「時の女神に祝福された存在」なんて言うやつもいたもんだ。カリーナはというと、謙遜して「裏影のもたらす全知に等しい情報があったら、誰でも同じことができますわ」なんて言ってたけどね。
玉石混交な情報の中から、有益なものを見出して━━あるいは無意味に思える情報をいくつか組み合わせて、相場の変動を予測するなんざ、常人の業じゃない。的中率が十割となると、神様あつかいも納得ってもんさ。転生前のコンピュータが発達した世界でさえ、そんな人間は存在しなかったんだから。
そのカリーナの価値を、なにひとつ理解しないまま、獣欲のおもむくままに欲しがっているやつがいる。
今日の会議は、その対応策について論じるために開かれた。座敷に4人の幹部を集め、アタシはその上座に座る。
「あのヒヒ爺ィ、まだ諦めてなかったのが驚きだよ。どうやら身の程ってモンがわかってないらしいねぇ」
このあいだラングハイムの爺ィが開いたパーティーで、やつが発言した内容は、裏影によって鎌倉にもたらされた。さすがはフリッツだ。
クラウスが苦笑する。
「無理もありますまい、カーマクゥラの情報は基本的に秘匿されておりますから。よしんばノイマイヤー侯のように御前さまの存在まで行き着いたとして、その正体がグレッツナー家のご令嬢であることまでは突き止められないでしょう」
なるほど、そうかもしれないね。アタシが鎌倉のドンだって知らなきゃ、分不相応にもグレッツナー家に喧嘩をふっかける神経になるのかもしれない。いや、そもそも━━
「フリッツ、ラングハイムの爺ィは鎌倉の存在を知ってるのかい?」
「ラングハイム公はまだ知りません、この国を真に支配している方が誰であるかを。情報統制していますから、それなりに優秀でなければ、存在を認識することさえ難しいはずです。それを考えればノイマイヤー侯はあれで聡明な人物でした。ラングハイム公とてそれに見劣りしない人物ではありますが、近頃はずいぶん驕り高ぶって、脇があまくなっておりますようで…」
ラングハイムの爺ィは、宮廷から政敵をことごとく追放して南部と西部の大貴族をまとめあげた。頂上に登りつめたと勘違いするのも無理はないか。まして伯爵家のことなんざ、歯牙にもかけちゃいないんだろう。
「それよりも、息子の方です」
「息子?」
フリッツはうなずく。
「ラングハイム家の嫡男は、父親にもまして優秀なようで。領内の物価の急変動から、黒幕の存在を意識しているようです。帝国諜報部を動かして探りを入れてきました」
「ほう、そいつは中々のモンだ」
「ですがまだまだ子どもです。諜報部の線からカーマクゥラを捕捉するのは不可能ですから」
帝国諜報部の現場は獣人によって構成されている。同じ獣人の集団である裏影は、すでに現場の諜報部員を抱き込んでしまっているのさ。
「ふーん、それじゃぼちぼち鎌倉についての情報を解禁しようかね」
「…よろしいのですか?」
フリッツが緊張を走らせる。だけど何の問題もないさ。
「鎌倉の存在を認識したところで、対処可能な段階はとっくに過ぎただろ。もはや誰がどうあがいたって、手も足も出せやしないよ」
むしろいま、情報を解禁することに意味がある。
「鎌倉の存在を認識させたうえで、ラングハイム家を血祭りにあげ、鎌倉に逆らったものがどういう末路をたどるのか、見せしめにするのさ」
「さ、さすがでございます」
フーゴが大げさにかしこまった。クラウスは重々しくうなずき、フリッツは不敵な笑みを浮かべている。ものを言ったのはカリーナだけだった。
「でしたら今回、私の出番はなさそうですわね」
「ほう、どうしてそう思う?」
「御前さまは、正面からラングハイム家を撃砕して、力の差を見せつけるお考えでしょう?でしたら相場師の腕はむしろ邪魔になりますわ。小細工で勝ったと思われては、力の差が明らかになりづらい…」
「相場」
クラウスが理解できない様子でカリーナを見つめている。フリッツやフーゴもそうだ。アタシはため息をついて、カリーナに忠告した。
「カリーナ、あんたは頭が良すぎるのに、それを自覚していないところが欠点だよ。わからない人間のことを考慮して喋らなきゃ、人を使えるようにはなれないよ」
「私は使われる立場だから良いのです。御前さまさえ、私を理解してくだされば」
「…前々から言っているだろ、あんたはいずれ、この鎌倉を継ぐべき立場なんだ。グレッツナー伯爵夫人のあんたじゃなきゃ、鎌倉は任せられないんだよ」
鎌倉はコンラートを守るための組織だ。だから鎌倉のトップは、コンラートを愛して裏切ることのない人間でなけりゃならない。
「わかったら、ちゃんと説明してやんな。ラングハイムの爺ィがなにをやろうとしているのか、あんたにゃわかったんだろ?」
「…そうですね、ラングハイム公の策は、綿花相場を操作してグレッツナー家を破産させることだと思います」
3人の幹部が驚愕したのが、はたから見ていてわかった。クラウスが声を震わせる。
「か、カリーナさまは、どうしてそうお考えなのですか?」
「予備役まで含めると三百万人ともいわれる国軍の制服をグレッツナー家に納品させる、ということは、材料の木綿が大量に必要になります。そしてラングハイム家が地盤としている南部地方は、綿花の一大産地ですわ」
「フーム」
フーゴが唸ったのをみて、カリーナが言葉を足すべきか迷っている。クラウスはさすがに察しがついたらしいけど、フーゴはまだまだだねえ。結局カリーナは言葉を継ぎ足した。
「つまり、その、ラングハイム公は南部をおさえて綿花を売りに出さず、むしろ市場の綿花を買いに出て、価格を高騰させるつもりなのです。それでもグレッツナー家は、勅命を受けていますから、高いと承知で木綿を仕入れるしかありません。ところが、制服を納品したあと政府から支払われる金額は、市場の適正価格なのです。その差額はそっくりそのまま、グレッツナー家が損益をこうむることになります」
「なるほど、カーマクゥラの存在がなければ、うまくいったかもしれませんな」
クラウスが腕を組んでため息をつく。かつての貧乏所帯だったグレッツナー家を切り盛りしていたのが家宰のクラウスだ。ラングハイム公に目をつけられるということの恐ろしさが、まざまざとよみがえってきたんだろう。
ふつうの伯爵家なら、それで破産することになる。皇帝の勅命ともなれば、借金をしてでも制服を納品しなきゃならない。夏冬用に式典用、予備役軍人のぶんまで含めると1000万着ほども用意する必要があるんだ。その損益といったら、目玉が飛び出るような額になるだろう。
「ま、相場師のカリーナがいれば、いくらでも小細工で勝てる勝負なんだが、この仕手戦、真っ向から受けてやろうじゃないか」
アタシゃ思わず忍び笑いをもらしてしまったねぇ。今日まで当たり前に立っていた足元の地面が、いきなり崩れ落ちたとき、支配者気取りの道化がどんな顔をするのか、こいつぁ見ものってモンさ。
あるいはその結果次第じゃ、アタシの本当の望みも叶うかもしれない。
誰にも理解できないだろう、真実の叫びが。
レンガをひとつも使っていないこの屋敷を、カリーナは前衛的だと言い、クラウスは風変わりだと言った。まあ本心はわかりゃしないけどね。玩具の家だとでも思っていそうだ。
だけどこの日本屋敷が玩具なもんかね。しっかりとした建築材をみつくろったから、地震の少ない帝都じゃ、数百年はじゅうぶんに保つだろ。戦乱や火災に巻き込まれなかったら、の話だが。
屋敷の大半は、鎌倉に勤めるスタッフが働く職場になっている。そうさ、優秀なスタッフたちさね。身分階級にこだわらず、帝国中からかき集めたんだから。ここでも裏影の調査能力がものを言った。
だからこそフリッツは、鎌倉の幹部の中でもっとも高い席次を与えられている。この席次に、二番手のクラウスが噛みついたことがあったっけ。曰く「私に獣人の風下に立てとおっしゃいますか!」だっけ。アタシゃ即座に反論してやったよ。「鎌倉の席次は身分じゃなく成果で決まる。悔しかったらフリッツ以上に鎌倉に貢献してみな」
あのセリフをいま蒸し返してやったら、クラウスは恥ずかしさで顔を真っ赤にするだろう。この1年間、一帯一路構想実現のために働いて、フリッツの凄さが嫌というほどわかっただろうから。クラウスもかなり奮闘したんだが、それ以上にフリッツが凄かった。
なにごとも情報がなければはじまらない━━クラウスに限らず幹部3人は、なにを成すにもフリッツの握る情報をもとに行動ぜざるをえない。
誰もがフリッツの頼もしさを認めざるをえなかった。少なくとも幹部の中から、獣人差別の感覚は消え去ったみたいで、そこのところはひと安心さ。
もちろん、4人の幹部たちは、誰もが充分に優秀な働きをみせたんだよ。クラウスは港湾整備の段取りと交渉。フーゴは人事差配。カリーナは街道や港を作るために必要な資金を、あっと言う間に稼ぎ出した。
天才の面目躍如さね。相場師としてのカリーナは、まるで未来が見えているかのようだった。「時の女神に祝福された存在」なんて言うやつもいたもんだ。カリーナはというと、謙遜して「裏影のもたらす全知に等しい情報があったら、誰でも同じことができますわ」なんて言ってたけどね。
玉石混交な情報の中から、有益なものを見出して━━あるいは無意味に思える情報をいくつか組み合わせて、相場の変動を予測するなんざ、常人の業じゃない。的中率が十割となると、神様あつかいも納得ってもんさ。転生前のコンピュータが発達した世界でさえ、そんな人間は存在しなかったんだから。
そのカリーナの価値を、なにひとつ理解しないまま、獣欲のおもむくままに欲しがっているやつがいる。
今日の会議は、その対応策について論じるために開かれた。座敷に4人の幹部を集め、アタシはその上座に座る。
「あのヒヒ爺ィ、まだ諦めてなかったのが驚きだよ。どうやら身の程ってモンがわかってないらしいねぇ」
このあいだラングハイムの爺ィが開いたパーティーで、やつが発言した内容は、裏影によって鎌倉にもたらされた。さすがはフリッツだ。
クラウスが苦笑する。
「無理もありますまい、カーマクゥラの情報は基本的に秘匿されておりますから。よしんばノイマイヤー侯のように御前さまの存在まで行き着いたとして、その正体がグレッツナー家のご令嬢であることまでは突き止められないでしょう」
なるほど、そうかもしれないね。アタシが鎌倉のドンだって知らなきゃ、分不相応にもグレッツナー家に喧嘩をふっかける神経になるのかもしれない。いや、そもそも━━
「フリッツ、ラングハイムの爺ィは鎌倉の存在を知ってるのかい?」
「ラングハイム公はまだ知りません、この国を真に支配している方が誰であるかを。情報統制していますから、それなりに優秀でなければ、存在を認識することさえ難しいはずです。それを考えればノイマイヤー侯はあれで聡明な人物でした。ラングハイム公とてそれに見劣りしない人物ではありますが、近頃はずいぶん驕り高ぶって、脇があまくなっておりますようで…」
ラングハイムの爺ィは、宮廷から政敵をことごとく追放して南部と西部の大貴族をまとめあげた。頂上に登りつめたと勘違いするのも無理はないか。まして伯爵家のことなんざ、歯牙にもかけちゃいないんだろう。
「それよりも、息子の方です」
「息子?」
フリッツはうなずく。
「ラングハイム家の嫡男は、父親にもまして優秀なようで。領内の物価の急変動から、黒幕の存在を意識しているようです。帝国諜報部を動かして探りを入れてきました」
「ほう、そいつは中々のモンだ」
「ですがまだまだ子どもです。諜報部の線からカーマクゥラを捕捉するのは不可能ですから」
帝国諜報部の現場は獣人によって構成されている。同じ獣人の集団である裏影は、すでに現場の諜報部員を抱き込んでしまっているのさ。
「ふーん、それじゃぼちぼち鎌倉についての情報を解禁しようかね」
「…よろしいのですか?」
フリッツが緊張を走らせる。だけど何の問題もないさ。
「鎌倉の存在を認識したところで、対処可能な段階はとっくに過ぎただろ。もはや誰がどうあがいたって、手も足も出せやしないよ」
むしろいま、情報を解禁することに意味がある。
「鎌倉の存在を認識させたうえで、ラングハイム家を血祭りにあげ、鎌倉に逆らったものがどういう末路をたどるのか、見せしめにするのさ」
「さ、さすがでございます」
フーゴが大げさにかしこまった。クラウスは重々しくうなずき、フリッツは不敵な笑みを浮かべている。ものを言ったのはカリーナだけだった。
「でしたら今回、私の出番はなさそうですわね」
「ほう、どうしてそう思う?」
「御前さまは、正面からラングハイム家を撃砕して、力の差を見せつけるお考えでしょう?でしたら相場師の腕はむしろ邪魔になりますわ。小細工で勝ったと思われては、力の差が明らかになりづらい…」
「相場」
クラウスが理解できない様子でカリーナを見つめている。フリッツやフーゴもそうだ。アタシはため息をついて、カリーナに忠告した。
「カリーナ、あんたは頭が良すぎるのに、それを自覚していないところが欠点だよ。わからない人間のことを考慮して喋らなきゃ、人を使えるようにはなれないよ」
「私は使われる立場だから良いのです。御前さまさえ、私を理解してくだされば」
「…前々から言っているだろ、あんたはいずれ、この鎌倉を継ぐべき立場なんだ。グレッツナー伯爵夫人のあんたじゃなきゃ、鎌倉は任せられないんだよ」
鎌倉はコンラートを守るための組織だ。だから鎌倉のトップは、コンラートを愛して裏切ることのない人間でなけりゃならない。
「わかったら、ちゃんと説明してやんな。ラングハイムの爺ィがなにをやろうとしているのか、あんたにゃわかったんだろ?」
「…そうですね、ラングハイム公の策は、綿花相場を操作してグレッツナー家を破産させることだと思います」
3人の幹部が驚愕したのが、はたから見ていてわかった。クラウスが声を震わせる。
「か、カリーナさまは、どうしてそうお考えなのですか?」
「予備役まで含めると三百万人ともいわれる国軍の制服をグレッツナー家に納品させる、ということは、材料の木綿が大量に必要になります。そしてラングハイム家が地盤としている南部地方は、綿花の一大産地ですわ」
「フーム」
フーゴが唸ったのをみて、カリーナが言葉を足すべきか迷っている。クラウスはさすがに察しがついたらしいけど、フーゴはまだまだだねえ。結局カリーナは言葉を継ぎ足した。
「つまり、その、ラングハイム公は南部をおさえて綿花を売りに出さず、むしろ市場の綿花を買いに出て、価格を高騰させるつもりなのです。それでもグレッツナー家は、勅命を受けていますから、高いと承知で木綿を仕入れるしかありません。ところが、制服を納品したあと政府から支払われる金額は、市場の適正価格なのです。その差額はそっくりそのまま、グレッツナー家が損益をこうむることになります」
「なるほど、カーマクゥラの存在がなければ、うまくいったかもしれませんな」
クラウスが腕を組んでため息をつく。かつての貧乏所帯だったグレッツナー家を切り盛りしていたのが家宰のクラウスだ。ラングハイム公に目をつけられるということの恐ろしさが、まざまざとよみがえってきたんだろう。
ふつうの伯爵家なら、それで破産することになる。皇帝の勅命ともなれば、借金をしてでも制服を納品しなきゃならない。夏冬用に式典用、予備役軍人のぶんまで含めると1000万着ほども用意する必要があるんだ。その損益といったら、目玉が飛び出るような額になるだろう。
「ま、相場師のカリーナがいれば、いくらでも小細工で勝てる勝負なんだが、この仕手戦、真っ向から受けてやろうじゃないか」
アタシゃ思わず忍び笑いをもらしてしまったねぇ。今日まで当たり前に立っていた足元の地面が、いきなり崩れ落ちたとき、支配者気取りの道化がどんな顔をするのか、こいつぁ見ものってモンさ。
あるいはその結果次第じゃ、アタシの本当の望みも叶うかもしれない。
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