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20 手柄(ディートハルト視点)
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ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう!
昨夜のことを思い出すたびに、顔から火が出そうになる。ケヴィンのやつめ、俺を誰だと思っているのだ。かりにも俺は主人だぞ。あんなふうにあつかっていいはずがないことくらい、考えればわかるだろう。
あいつめ、皇宮に戻ったあとも繰り返し俺の身体を求めたあげく、ベッドの中ではあれこれ命令をする始末だ。あいつの声に逆らえなくて、素直に従った俺も俺だが…。
いや、本当に━━自分で自分が嫌になる。あれはない。あの反応はないだろう、俺。
ケヴィンにあちこちまさぐられて、自分の喉からあんな声が出ることをはじめて知った。ちくしょう、昨日に戻って自分を絞め殺してやりたい。
「殿下、もう放課後ですが」
クラスメイトに声をかけられて、はっと気づく。おかしい、今日1日の記憶がない。気恥ずかしくてケヴィンを避けていたのは確かだが、授業を受けたおぼえがない。…仕方がない、ケヴィンにみつからないように、皇宮に帰るとしよう。俺がかばんを手に立ち上がったときだ。
「ひょっとして、ハンナ・フォン・グレッツナーですか?」
唐突に言われて、背後のクラスメイトの顔をかえりみると、声の主は端正な顔立ちの男だった。たしか━━ラングハイム家の嫡男だ。アルフォンスといったか。
「なぜハンナのことを?」
「近ごろ、殿下がハンナに執心していることは有名ですから。それよりも、いったい何があったというのですか」
「なに、とは…」
「今日1日、殿下のご様子があからさまにおかしかった。ハンナとなにかあったのでしょう」
「べつに━━あの女とはなんでもない」
ゲスな勘ぐりか。皇子という立場上、よくあることだが。俺はうんざりして立ち去ろうとする。その俺の背中に、アルフォンスは言った。
「殿下、あの女は危険です。近づくのはおやめください」
俺は振り返らざるをえなかった。
「貴様、なにを知っている」
「知っていますとも、ええ、ハンナのことでしたら、なんでも」
場所を変えましょう━━アルフォンスはそう言って、俺を空き教室に案内した。奇しくもそこは、きのうケヴィンと俺がはじめて結ばれた場所だった。思わず顔が熱くなった。咳払いをして、さっそく本題にきりこむ。
「それで、貴様はなにを知っている」
きのうのハンナの様子から、あれが尋常な女でないことはわかっている。アルフォンスがそばにあった机をコツコツと指で叩いた。
「殿下は数ヶ月前の宮中でおこった事件をご存知でしょうか」
「数ヶ月前?」
思い返すと、そういえば騒動があった。
「帝国宰相がパーティーの席で発狂したという━━ああ、そういえば貴様は」
「ええ、発狂した帝国宰相とは私の父です。あのとき、父のそばには私がいました。そして、グレッツナー伯爵とその妹も」
「ハンナがあの場にいたというのか!」
「いた、どころの話ではありません。父を狂気の沼に沈めた張本人こそ、ハンナ・フォン・グレッツナーなのですよ」
馬鹿な、と言いかけて俺ははたと気づく。きのうのハンナの在りようだ。あの女なら、なにかあったとしても不思議はない。だが、アルフォンスの口ぶりが気にかかる…。
「逆恨みではあるまいな?」
「…ある意味ではそうかもしれません。私の父は、グレッツナー家を陥れて破産に追い込もうとしていたのですから」
「なにっ」
「その結果、父はハンナに強かな逆撃をくらったのです。そして屈辱を与えられ、パーティーの席で発狂した…」
「馬鹿な、ラングハイム公は当時の帝国宰相だぞ。逆撃はともかく、15歳の小娘に、屈辱を与えられるなどということが━━」
「ハンナを15歳の少女だと考えるのはもうおやめください。あれはもっとおぞましい何かです」
言ってから、アルフォンスはその身を震わせた。この男はなにかを恐れている。それがあのハンナだというのか。
「殿下はこんな噂をご存知でしょうか。帝国はいま、ある人物に裏から支配されており、ラングハイム公を追い落としたのは、その黒幕なのだという…」
「カーマクゥラの御前か」
噂に聞いたことはある。正体不明の闇の黒幕。政財界の影の支配者。その名を『カーマクゥラの御前』というのだ。
「だが、あれは陰謀論ではないのか?」
「父もそう考えていました。あの女に叩き潰されるまでは」
「まさか…」
「はい。ハンナの正体こそ、帝国の黒幕、カーマクゥラの御前なのですよ」
一笑にふすには、あまりにも説得力があった。それは俺がきのう、ハンナの態度を目の当たりにしたからだ。皇子である俺を恐れる様子もない、傲然とした在りよう。そして尋常ならざる威圧感。
「するとあの金、あの黒き衣の獣人は…」
「…っ。見たのですか、獣人の男を」
「ああ。あの獣人はいったい…」
「帝国のあらゆる情報をつかんでいるという━━その男の名は、カーマクゥラ四天王『全知』のフリッツというのですよ」
アルフォンスの言うことがすべて事実だとすると、これは由々しき事態だ。帝国がひとりの少女に支配されているとは。放置しておけば国家の秩序が保たれない。しかし…。
「それが真実だという確証がなければ、俺としても動きようがない。まずは帝国諜報部に問い合わせてみよう」
「帝国諜報部は、すでにカーマクゥラに絡め取られております」
「馬鹿なっ」
「それに殿下、動くとおっしゃいましたが、それはおやめください。たとえ皇族といえど、カーマクゥラに手出しして無事で済むとは思えません。いったいどれだけの貴族がカーマクゥラの傘下にあると思っているのですか。だから私はご忠告申し上げているのです。あの女に近づかないほうがよろしいと。あの女の赤い髪は、血で染めあげてあるのですよ」
アルフォンスはこう言うが、それが事実とするならば皇帝陛下の耳に入れないわけにはいかない。いかに権力者といえど、ラングハイム公爵は皇帝に任命された帝国宰相だった。だが、皇帝に認められたわけでもない者が、強大な権力を持つことは許されない。放置すれば国家が乱れる…。
そのとき、俺の背筋に電流が走った。
「…アルフォンス、帝国諜報部が籠絡されているということは、陛下はカーマクゥラの情報をご存知ないのか?」
「それは…むろん、ある程度はご存知あるかと拝察しますが━━カーマクゥラの御前の正体まではご存知ないのではありますまいか。私自身、独自に調査してカーマクゥラ周辺の情報は知り得ました。しかしカーマクゥラの御前の正体がハンナであることを知ったのは、たまたまなのです」
すると陛下すらご存知ないカーマクゥラの首魁を特定したことは、俺にとって大きな手柄になる。俺は━━自分自身の立場を強化しなければならないのだ。そうしなければ、俺はいつかケヴィンとの仲を引き裂かれることになるかもしれない。
皇子である俺が、同性愛者であっていいはずがないのだから。
それでも俺はケヴィンとの仲を誰にも邪魔されたくない。そしてケヴィンに対して誠実でありたい。妻を娶りたくないのだ。当然エリーゼと結婚したくない。
ここで手柄をたてておけば、俺のわがままを押し通せるかもしれない。理由はなくともエリーゼとの婚約を破棄し、生涯独身でいることが認められるかもしれない。
いずれにせよカーマクゥラなどという組織があることを、皇族である俺は許容できない。少なくとも陛下の判断を仰ぐ必要はある。だから━━俺は皇帝陛下に謁見する決意を固めた。
昨夜のことを思い出すたびに、顔から火が出そうになる。ケヴィンのやつめ、俺を誰だと思っているのだ。かりにも俺は主人だぞ。あんなふうにあつかっていいはずがないことくらい、考えればわかるだろう。
あいつめ、皇宮に戻ったあとも繰り返し俺の身体を求めたあげく、ベッドの中ではあれこれ命令をする始末だ。あいつの声に逆らえなくて、素直に従った俺も俺だが…。
いや、本当に━━自分で自分が嫌になる。あれはない。あの反応はないだろう、俺。
ケヴィンにあちこちまさぐられて、自分の喉からあんな声が出ることをはじめて知った。ちくしょう、昨日に戻って自分を絞め殺してやりたい。
「殿下、もう放課後ですが」
クラスメイトに声をかけられて、はっと気づく。おかしい、今日1日の記憶がない。気恥ずかしくてケヴィンを避けていたのは確かだが、授業を受けたおぼえがない。…仕方がない、ケヴィンにみつからないように、皇宮に帰るとしよう。俺がかばんを手に立ち上がったときだ。
「ひょっとして、ハンナ・フォン・グレッツナーですか?」
唐突に言われて、背後のクラスメイトの顔をかえりみると、声の主は端正な顔立ちの男だった。たしか━━ラングハイム家の嫡男だ。アルフォンスといったか。
「なぜハンナのことを?」
「近ごろ、殿下がハンナに執心していることは有名ですから。それよりも、いったい何があったというのですか」
「なに、とは…」
「今日1日、殿下のご様子があからさまにおかしかった。ハンナとなにかあったのでしょう」
「べつに━━あの女とはなんでもない」
ゲスな勘ぐりか。皇子という立場上、よくあることだが。俺はうんざりして立ち去ろうとする。その俺の背中に、アルフォンスは言った。
「殿下、あの女は危険です。近づくのはおやめください」
俺は振り返らざるをえなかった。
「貴様、なにを知っている」
「知っていますとも、ええ、ハンナのことでしたら、なんでも」
場所を変えましょう━━アルフォンスはそう言って、俺を空き教室に案内した。奇しくもそこは、きのうケヴィンと俺がはじめて結ばれた場所だった。思わず顔が熱くなった。咳払いをして、さっそく本題にきりこむ。
「それで、貴様はなにを知っている」
きのうのハンナの様子から、あれが尋常な女でないことはわかっている。アルフォンスがそばにあった机をコツコツと指で叩いた。
「殿下は数ヶ月前の宮中でおこった事件をご存知でしょうか」
「数ヶ月前?」
思い返すと、そういえば騒動があった。
「帝国宰相がパーティーの席で発狂したという━━ああ、そういえば貴様は」
「ええ、発狂した帝国宰相とは私の父です。あのとき、父のそばには私がいました。そして、グレッツナー伯爵とその妹も」
「ハンナがあの場にいたというのか!」
「いた、どころの話ではありません。父を狂気の沼に沈めた張本人こそ、ハンナ・フォン・グレッツナーなのですよ」
馬鹿な、と言いかけて俺ははたと気づく。きのうのハンナの在りようだ。あの女なら、なにかあったとしても不思議はない。だが、アルフォンスの口ぶりが気にかかる…。
「逆恨みではあるまいな?」
「…ある意味ではそうかもしれません。私の父は、グレッツナー家を陥れて破産に追い込もうとしていたのですから」
「なにっ」
「その結果、父はハンナに強かな逆撃をくらったのです。そして屈辱を与えられ、パーティーの席で発狂した…」
「馬鹿な、ラングハイム公は当時の帝国宰相だぞ。逆撃はともかく、15歳の小娘に、屈辱を与えられるなどということが━━」
「ハンナを15歳の少女だと考えるのはもうおやめください。あれはもっとおぞましい何かです」
言ってから、アルフォンスはその身を震わせた。この男はなにかを恐れている。それがあのハンナだというのか。
「殿下はこんな噂をご存知でしょうか。帝国はいま、ある人物に裏から支配されており、ラングハイム公を追い落としたのは、その黒幕なのだという…」
「カーマクゥラの御前か」
噂に聞いたことはある。正体不明の闇の黒幕。政財界の影の支配者。その名を『カーマクゥラの御前』というのだ。
「だが、あれは陰謀論ではないのか?」
「父もそう考えていました。あの女に叩き潰されるまでは」
「まさか…」
「はい。ハンナの正体こそ、帝国の黒幕、カーマクゥラの御前なのですよ」
一笑にふすには、あまりにも説得力があった。それは俺がきのう、ハンナの態度を目の当たりにしたからだ。皇子である俺を恐れる様子もない、傲然とした在りよう。そして尋常ならざる威圧感。
「するとあの金、あの黒き衣の獣人は…」
「…っ。見たのですか、獣人の男を」
「ああ。あの獣人はいったい…」
「帝国のあらゆる情報をつかんでいるという━━その男の名は、カーマクゥラ四天王『全知』のフリッツというのですよ」
アルフォンスの言うことがすべて事実だとすると、これは由々しき事態だ。帝国がひとりの少女に支配されているとは。放置しておけば国家の秩序が保たれない。しかし…。
「それが真実だという確証がなければ、俺としても動きようがない。まずは帝国諜報部に問い合わせてみよう」
「帝国諜報部は、すでにカーマクゥラに絡め取られております」
「馬鹿なっ」
「それに殿下、動くとおっしゃいましたが、それはおやめください。たとえ皇族といえど、カーマクゥラに手出しして無事で済むとは思えません。いったいどれだけの貴族がカーマクゥラの傘下にあると思っているのですか。だから私はご忠告申し上げているのです。あの女に近づかないほうがよろしいと。あの女の赤い髪は、血で染めあげてあるのですよ」
アルフォンスはこう言うが、それが事実とするならば皇帝陛下の耳に入れないわけにはいかない。いかに権力者といえど、ラングハイム公爵は皇帝に任命された帝国宰相だった。だが、皇帝に認められたわけでもない者が、強大な権力を持つことは許されない。放置すれば国家が乱れる…。
そのとき、俺の背筋に電流が走った。
「…アルフォンス、帝国諜報部が籠絡されているということは、陛下はカーマクゥラの情報をご存知ないのか?」
「それは…むろん、ある程度はご存知あるかと拝察しますが━━カーマクゥラの御前の正体まではご存知ないのではありますまいか。私自身、独自に調査してカーマクゥラ周辺の情報は知り得ました。しかしカーマクゥラの御前の正体がハンナであることを知ったのは、たまたまなのです」
すると陛下すらご存知ないカーマクゥラの首魁を特定したことは、俺にとって大きな手柄になる。俺は━━自分自身の立場を強化しなければならないのだ。そうしなければ、俺はいつかケヴィンとの仲を引き裂かれることになるかもしれない。
皇子である俺が、同性愛者であっていいはずがないのだから。
それでも俺はケヴィンとの仲を誰にも邪魔されたくない。そしてケヴィンに対して誠実でありたい。妻を娶りたくないのだ。当然エリーゼと結婚したくない。
ここで手柄をたてておけば、俺のわがままを押し通せるかもしれない。理由はなくともエリーゼとの婚約を破棄し、生涯独身でいることが認められるかもしれない。
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