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21話
しおりを挟むパジャマを準備してもらう間に別に必要な物を見に向かった。
日本から持ってきた服はパンツが多いからギブスだと履けないので、ワンピースを調達しようと思っていた。
リオナ「あのショーケースのワンピース可愛い!」
ヨンジュン「リオナに似合いそうだね!」
ヨンジュンさん、背高いしイケメンだからサングラスしてても注目されてるなぁ。すれ違う人が振り返ってるし。すごい。
なんか、一緒にいていいのかな?
ヨンジュン「あの店行ってみようか?」
リオナ「はっはい!」
ギブスでも履きやすいようにワンピースと同じ店にあったペタンコのパンプスも買った。
試し履きの時にヨンジュンさんがパンプスを履かせてくれた。
ヨンジュンさんが膝まっいて履かせてくれたので、シンデレラになったような…。とっても恥ずかしかった。
この店も準備に時間がかかるとのことで、先に他のところに向かった。
リオナ「今度はヨンジュンさんの物を見に行きましょ!」
ヨンジュン「リオナが選んでくれるの?」
リオナ「私でいいなら、喜んで!」ニコッ
ヨンジュン「じゃあの店行ってもいいかな?」
リオナ「はい!もちろんです。」
移動しようとすると、松葉杖で歩くのに疲れて、よろけてしまった。
ヨンジュン「リオナ!大丈夫??」
ヨンジュンさんが抱き止めてくれた。
今日2回目だぁ……申し訳ないなぁ…
しかもなんか、すごくドキドキしてる。
あれ?私…まさかね…。
リオナ「ありがとうございます…」
ヨンジュン「疲れたんじゃない?車椅子とってくるから、このベンチに座って待ってて!」
リオナ「ヨンジュンさん?!」
そうゆうと、ヨンジュンさんは走っていってしまった。
ヨンジュンさん行ってしばらくしてから、肩を叩かれた。
ヨンジュンさん?振り向くと知らない男2人組がいた。いかにもチャラい感じだ。
男1「お姉さん、1人?怪我して大変でしょ?俺たちが一緒に遊んであげるよ!」ニヤ韓国語
リオナ「…」
なんて言ってるんだ?でもなんか感じ悪いなぁ。
男2「無視しないで、一緒に行こう!ほら支えてあげるから」韓国語
身体に触れてきたので、
リオナ「きゃっ!やめてください!」
男の手を払いのけた。
男1「日本人か?こいつ俺たちがなんて言ってるかわかってないんだ!都合のいいじゃん。連れてっちまおう。」韓国語
ちょうど、人気のないベンチだったのが余計にまずかった。
もう一度、男が触ろうとしてきた時に、
パシっ
ヨンジュン「汚い手で触るな!」韓国語
ヨンジュンさんが来てくれた。
男2「なっなんだよ!そんなに怖い顔するなよ。連れがいたのか。すまなかったな。心配してやったんだよ!」韓国語
男2人は慌てて走って逃げていった。
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