桜が散るまで

莉逢

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学校で意外な結果!?

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「……マジでギリギリだった……」
通学路で香澄と駄弁っていたせいか、あと1分遅れていれば遅刻する時刻までかかってしまった。
「まぁちゃんとギリギリ着いたしいいじゃん」
「まったく、一体誰のせいだと思ってるんだ?」
「時間が早く動くから悪いんじゃない?」
「どう考えてもお前のせいだろ。時間は待ってくれないから悪くない」
などと、そんなしょうもない茶番を繰り広げていると担任が教室に入ってきた。もう1ヶ月くらい顔を拝見していなかったため確認すると、いつもみたいな小じわが増えていることに気がついた。ホームルームで久しぶりに担任の声を聞き、やっぱり眠くなる声だなと確信を得て、そのまま聞き逃すのだった。
……只今授業の真っ最中、僕はどこにいるのかというと……屋上だ。
いやね?サボってるわけじゃないんだ。なんか授業は退屈しそうだったからここに来たまでだ。などと、そんなことを心の中で呟いていると……
「あれ?お前どっかで見たような気がすると思ったら榊じゃないか!」
声がした方に視線をやると、そこには同じ部活の1人が立っていた。
ちなみに僕の所属している部活は文化部だ。まぁ部活らしいことはしないしただみんな駄弁ったりバカ騒ぎしてるでけの娯楽部だ。
「お前1ヶ月間どこ行ってたんだよ。部活には来ないし学校にも来ないしで……心配したんだぞ?」
「そうだったのか?てっきりお前なら僕がいなくてもヘラヘラ笑ってそうどけどな」
「それ褒めてんのかいじってんのかどっちだよ…」
そんな感じで雑談していたら……
「お前達!そんなことろで何してるんだ?授業中だろ!」
そう怒鳴りつけられたので振り返って見ると、部長がいた。
「お前は……部員A!」
「名前忘れたんですか?」
変な名前で呼ばれたので一瞬ギョッとしたが、すぐに話を切り替える。
「生徒会長就任、おめでとうございます部長」
「なんだ知ってたのか」
廊下にデカデカと新聞記事にせれてんのに気づかないと思ったのだろうか。相変わらずうちの部長は頭のネジがゆるすぎる。
「というかこの1ヶ月何してたんだ?学校にも来ないで」
病室にいたといえば怪しまれるため、なにか言い訳を探す。
「……そうですね、言うなれば…自分探しの旅かな」
「それで?本当の自分は探し出せたか?」
「えっ?部長、こいつの言う事本気で信じてるんですか?」
「そうやって人のことを信用しないところはダメなところだそ部員B!サボった罰として生徒指導室に来てもらう!」
「そんな!あいつもサボってたじゃないですか!」
「あれはサボってなどいない!しっかりと自分を探しているんだ!」
「だからあれは嘘っだって~!」
そう悲鳴を上げながら連れ去られる伊藤。僕は空を見上げて呟く。
「……少し寝るか」
そうして僕は目を閉じ、眠りにつくのであった。
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