君と君…オレと私…君と私

SINRA

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夜(家)

部屋で音楽を聴きながら蒼崎さんの事を思い返す。

凛(あの時、どこか懐かしいと思った…でもなんでだろう。それに蒼崎さんを見た時のダメと思った訳も分からない…)
(別にまだ話した事ないし嫌いってわけじゃない。つぅかむしろ可愛いし!ドストレートだし‼︎‼︎)
「はっ!」
(いやいや。今はそぉゆうことじゃなくて…)


『純「昔同じクラスの男子にからかわれたんだよ。」』

『菜奈「彩月ちゃんはただ友達として純ちゃんに好きって言っただけなのに、それを男子がからかって。女同士で告白してるぅ!って、すごく恥ずかしかったんだと思う」』

凛「関わらない方がいいと思ったんだけどなぁ…」
(ほっとけない…よな。うん可愛いから尚更‼︎‼︎)
「よし!」

朝校門前

生徒A「おはよぉ~」

生徒B「おはよう!昨日のドラマみたぁ?」

生徒A「観た観た!ちょー泣けたぁ!」

生徒C「今日も寝不足ぅ~」

生徒D「またゲームで夜更かししたんでしょ!」

生徒C「だってキリのいいとこまでってしてたら止まらなくてぇ…」

凛(来ない…もぉHR始まるぞ…)

純「やべぇ寝坊したぁ!汗
って凛おはよ!何してんだ?」

凛「純。おはよう!いやちょっとね。」

純「なんだよ?誰か待ってんのか?菜奈ならもぉ来てると思うぞ?」

凛「あぁさっき会ったよ!」

純「そっか。えっじゃあオレを待ってた?」

凛「えっあぁうん。」

純「嘘だろ。誰待ってたんだよ⁉︎」

凛「バレた?いや蒼崎さんをね…」

純「彩月?彩月なら教室じゃね?いつも朝早くに行って本読んでる事多いし。」

凛「マジで!」
(結構早く来たつもりだけど…もっと早いのかよ…)

純「とりあえずオレたちも教室行こうぜ!遅刻しちまう!」

凛「あっ、あぁそぉだね!急ごう!」


教室 ガラッ扉を開ける。

純「セーフ!ってまだ時間あるし!」

菜奈「いつもギリギリだもんねぇ。」
呆れながら菜奈は言う。

純「早朝はランニングしてるからギリギリになるんだよ…」

菜奈「もぉ少し早く起きたら?」

純「これ以上早く起きたら死ねる…汗」

蒼崎さんの席を見る。

凛(ホントに本読んでるよ…)

菜奈「凛ちゃんも純ちゃん待ってたら遅刻しちゃうよ!」

凛「あははは…」

純「オレじゃなくて彩月待ってたんだと。」

菜奈「彩月ちゃん?なんで。何か用事でもあった?」
少し驚いたように聞く

純「ホントだぜ。まさか昨日の話しでからかう気か⁉︎もしそうなら…」

菜奈「凛ちゃんはそんな人じゃないよ!ねっ凛ちゃん?」


凛「あははは…まぁ、そんなんじゃないけど。ただなんとなくこのままじゃ寂しいなって思って…」

菜奈「そっか…そぉだよね。優しいんだ、凛ちゃん。」

純「でもどぉするんだ?」

菜奈「私たちもたまにしか話さなくなってて…」

純「話しかけるなオーラみたいなもんだしてるからな…」

凛「そこはほら!グイグイ行くしかないでしょ~よ!」

純「それは無理じゃね?睨まれるぜぇ多分。」

凛「大丈夫だって!相手が手強ければ手強いほど萌える!いや、燃える!」

純・菜奈「ん?」

凛「いや、気にしないで!」

昼休み

早速蒼崎さんに話しかけてみる。


凛「あっおざっきさん!何読んでるの?」

蒼崎「・・・」

凛「蒼崎さん?おーい?」

蒼崎「・・・」

凛(普通にスルー…)苦

凛「蒼崎さん?」

パンと本を閉じ蒼崎さんはその場を離れていった。
それを目で追いながら、
凛「あれぇ」
と首を傾げる。

純「ほらなぁ!」

菜奈「ちょっと軽く話しかけすぎたかもね。」

凛「いや、最初はこれでいいんだよ。」

純「?どぉゆことだ?」

凛「まぁ任せとけって!」

純と菜奈は大丈夫か?って感じの顔をしていた。

凛(まだまだこれから!)


休憩時間

凛「蒼崎さん!」
結果 そのまま教室を出ていく…

お昼休み

凛「あっおざっきさぁん!」
結果 扉を開けて教室から出ていく…

放課後

凛「蒼崎さん帰ろぉぉ…ってもぉ居ないし!」

結果 すでに帰った後…

次の日

凛「蒼崎さんおはよぉ!何読んでるの?」
(カバーついてるからわかんねぇ…)

先生「席につけぇ!授業始めるぞ!」

凛「ねぇねぇ?なんの本~?」

パンっと本を閉じ鞄にしまう蒼崎さん

凛「あれ?もぉ読まないの?」

ゴンっ‼︎

凛「☆\%♪☆$☆」

先生「いい度胸だなぁ涼川ぁ。怒」

凛「しぇんしぇい…いだい…」

先生「いいから早く席に着きなさい!怒」

結果 時間切れ

放課後

凛「蒼崎さん!」

結果 すでに帰宅…

了解「ちくしょ~!」

純「あそこまでシカトされてよくやるよな…」

菜奈「うん、逆にすごいね…」

凛のそばに来て

純「凛いつまでやるんだよ?」

凛「いや、まだ2日だし!」

純「まぁ凛が頑張るのは良いけどもぉちょっとやり方変えたら?」

菜奈「そぉねぇ。普通に話しかけるとか?」

凛「いや!普通だし!」

純「なんつーの?馴れ馴れしい感じが出てるからかな?」

凛「それでいーんだよ!」

純「それでいいって…」 

菜奈「どぉゆうこと?」

凛「こぉゆぅのは引いたら負け!
先に私が諦めるか、蒼崎さんが耐えきれなくてつっかかるか。とにかく話しかけてきたら私の勝ち!かな。」

菜奈「どぉゆこと?」

凛「本を読む邪魔してたら普通イライラして怒るでしょ!とにかく会話するところから始めないとね!」

机に肘をたてて頭をかかえて。
凛「ただちょっと展開が早いかな…」
と呟いた…

純「?よくわかんねぇけど、大丈夫なのか?」

凛「あぁまぁなんとかなるさ。笑」
(できたら小説読み終わるまでに話かけたいんだよなぁ)

そして翌日

凛「おはよう!純!菜奈!」

純「おはよう!」

菜奈「おはよう!」

凛「蒼崎さんおはよう。」

オレは授業の準備をしてチャイムが鳴るのを待った。

純「今日は大人しくねぇ?」

菜奈「うん。どうしたんだろぅ?」

純「昨日大丈夫とか言ってたのにな。」

菜奈「うん…諦めたのかな?」

純「まさかぁ…」

昼休み、蒼崎さんはいつものように教室を出て行った。

凛(いつもどこで食べてるんだ?)
(まぁとにかく蒼崎さんがいないうちに放課後に見失う訳をさがすか。)

オレは下駄箱に向かった。

凛(昨日も一昨日も教室を出てから追いかけてもここに来る頃には見当たらなかった…)

凛(つまりオレが校舎を出る頃まだ学校にいるってことだな…)

オレは下駄箱を後にして、静かになれる場所を探した。


(放課後は部活体験とかであちこち人がいるからなぁ…
図書室かトイレか屋上か…)

トイレで本を読む蒼崎さんを想像して。

凛「それは嫌だぁぁあ」
ハッ声に出てた…汗
窓から外を見てどこに居そうか考える。

凛(あれ?…)

そろそろ昼休みが終わる。

教室に戻り教科書を用意していると、蒼崎さんが戻ってきた。

凛(あれ?机に本を入れた?いつも鞄に直すのに。)

そして放課後

オレは蒼崎さんが教室を出ていくのを見て追いかけた。

純「結局今日はおはようしか話しかけてなかったな。」

菜奈「うん。でも彩月ちゃん追いかけていったね。」

純「どぉゆうことだ?」

菜奈「さぁ?」

オレは蒼崎さんを追いかけたが途中で先生に捕まった。

先生「涼川いいところにこれ運ぶの手伝ってくれ!」

凛「えぇ!今忙しいのに!」

先生「ほほぅ。断ると…」

凛「わかりましたよぉ…」

結局蒼崎さんとは会えずじまい。



凛「あぁ、また見失ったなぁ。ってことはあそこに居たんだろうな…」

(昼休みに蒼崎さんは本を机に入れて授業が終わったら続きを読み出した。
つまり今続きが気になるほど良いところって事だろう。)

凛「仕掛けるとしたら明日か…それ逃したらしばらく難しいかもな…」
(本の進み具合と運次第だな。)
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