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5正直な気持ち(4)
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お通夜
月明かりを見ながらそこにはいない透華に話しかける。
凛「透華…今、透華の好きな景色だよ…看取られて逝ったはずなのにな…」
彩月(…凛?)
凛(すまないなぁ…家族でもない今のオレじゃ看取ることができなかったよ……それに…彩月のことを好きになってしまった…すまない…まさか透華の、オレの曾孫とは知らなかったんだ…)
彩月「凛?どぉしたの?」
凛「……⁉︎」
彩月「凛?」
凛「彩月……」
(彩月には言わないといけない。でも…彩月はどぉ思う?軽蔑するだろうか…嫌われるだろうか…)
彩月「凛?」
凛「彩月…話しが…ある……」
彩月「何?」
(凛…今まで見たことないくらい不安な顔…)
凛「実は……」
(言いたくない…でも言わないと…)
高校生の恋なんてたかが知れてる…わかってる。なのにこんなにも苦しくなるのか…そんなことを考えてしまう。
凛「灯子にも悪いな……最低だ…」
彩月「灯子って…?誰…?」
(今にも泣きそうな顔……)
凛「………オレは…前世の……記憶があって……」
彩月「…………」
凛「柚月の………彩月の…曾祖父…だったんだ……」
彩月「…………」
凛「………」
(彩月の顔を見れない………どんな顔をしてる……?こんな話し信じられないか……?)
彩月「それで?」
凛「………っえ?」
予想外のセリフに彩月をみる。
彩月「それで?」
繰り返して聞いてくる。その顔は真剣で真っ直ぐにオレの目を見ていた。
凛「信じるのか?……こんな話しを⁉︎」
彩月「信じれないわ……」
凛「………そぉだよな……」
(いきなり彩月の曾祖父なんて言われても信じれるわけがないか……)
彩月「でも、凛が真剣なのはわかるわ。」
凛「……っ⁉︎」
その言葉に彩月を見る。
彩月「凛が曾祖父だったとして、それがわかったのは病院で私と会ったからでしょ?今まで私といた時間は嘘じゃないんでしょ?」
凛「当たり前だ!……オレは彩月の事を本気で好きになった!」
彩月「…………一つ聞いてもいい?」
凛「……何…?」
彩月「灯子さんは私の曾祖母のこと?」
凛「………あぁ…」
彩月「灯子さんは、私に似ていたの?だから好きになったの?」
凛「……わからない……確かに…灯子に似ているところはある…でも…灯子と重ねたことはないんだ……」
彩月「今でも灯子さんのこと好…愛しているの?」
凛「………あぁ…愛している…」
彩月の顔が暗くなる。
彩月「そぉ……」
そぉ言って彩月は部屋へと戻った。
凛「………」
(すまない…彩月…)
オレと彩月の関係はここで終わると思った。
スーと戸が開く
彩月「凛…」
凛「…っえ?」
彩月は手にアルバムを持って戻ってきた。
彩月「曾祖母の写真はなかったけど、曾祖父の写真は残ってた…写真の曾祖父はとても優しそうに笑ってる。」
凛「………」
彩月「そんな曾祖父が愛した人なら曾祖母もとても素敵な人なんだと思う。」
凛「彩月……」
彩月「今は…曾祖母に勝てるなんて、思わないわ…でも!いつか凛の口から、愛してるって言ってもらえるよう頑張るから!」
凛「………」
彩月「だから……」
彩月は涙をこぼす。
彩月「だから……別れ…るみたいなこと……言わ……ないで……!」
凛「……彩月…⁉︎」
彩月「中…身が…曾祖父で…もっ…今は…凛じゃ…ない!凛…は…凛…だか…ら!わた…しが…好きな…のは…凛…だから!」
凛「彩月!」
オレは泣いている彩月を抱きしめた。
彩月「別…れ…たく…ない…の!凛が…好き…なの!」
凛「ごめん!ごめん彩月!」
彩月「離…さな…いで!そばに…いて…よ!」
凛「あぁ!あぁ!いるよ!彩月のそばにいる!」
彩月「好き…なの!大…好き…なの!」
凛「あぁ!わかってる!オレも彩月が好きだ!」
彩月「記…憶…とか…あっ…てもいい!」
凛「あぁ!わかった!わかったから!」
オレは強く彩月を抱きしめた。
柚月「…………」
柚月が聞いていることをオレたちは知らなかった…
月明かりを見ながらそこにはいない透華に話しかける。
凛「透華…今、透華の好きな景色だよ…看取られて逝ったはずなのにな…」
彩月(…凛?)
凛(すまないなぁ…家族でもない今のオレじゃ看取ることができなかったよ……それに…彩月のことを好きになってしまった…すまない…まさか透華の、オレの曾孫とは知らなかったんだ…)
彩月「凛?どぉしたの?」
凛「……⁉︎」
彩月「凛?」
凛「彩月……」
(彩月には言わないといけない。でも…彩月はどぉ思う?軽蔑するだろうか…嫌われるだろうか…)
彩月「凛?」
凛「彩月…話しが…ある……」
彩月「何?」
(凛…今まで見たことないくらい不安な顔…)
凛「実は……」
(言いたくない…でも言わないと…)
高校生の恋なんてたかが知れてる…わかってる。なのにこんなにも苦しくなるのか…そんなことを考えてしまう。
凛「灯子にも悪いな……最低だ…」
彩月「灯子って…?誰…?」
(今にも泣きそうな顔……)
凛「………オレは…前世の……記憶があって……」
彩月「…………」
凛「柚月の………彩月の…曾祖父…だったんだ……」
彩月「…………」
凛「………」
(彩月の顔を見れない………どんな顔をしてる……?こんな話し信じられないか……?)
彩月「それで?」
凛「………っえ?」
予想外のセリフに彩月をみる。
彩月「それで?」
繰り返して聞いてくる。その顔は真剣で真っ直ぐにオレの目を見ていた。
凛「信じるのか?……こんな話しを⁉︎」
彩月「信じれないわ……」
凛「………そぉだよな……」
(いきなり彩月の曾祖父なんて言われても信じれるわけがないか……)
彩月「でも、凛が真剣なのはわかるわ。」
凛「……っ⁉︎」
その言葉に彩月を見る。
彩月「凛が曾祖父だったとして、それがわかったのは病院で私と会ったからでしょ?今まで私といた時間は嘘じゃないんでしょ?」
凛「当たり前だ!……オレは彩月の事を本気で好きになった!」
彩月「…………一つ聞いてもいい?」
凛「……何…?」
彩月「灯子さんは私の曾祖母のこと?」
凛「………あぁ…」
彩月「灯子さんは、私に似ていたの?だから好きになったの?」
凛「……わからない……確かに…灯子に似ているところはある…でも…灯子と重ねたことはないんだ……」
彩月「今でも灯子さんのこと好…愛しているの?」
凛「………あぁ…愛している…」
彩月の顔が暗くなる。
彩月「そぉ……」
そぉ言って彩月は部屋へと戻った。
凛「………」
(すまない…彩月…)
オレと彩月の関係はここで終わると思った。
スーと戸が開く
彩月「凛…」
凛「…っえ?」
彩月は手にアルバムを持って戻ってきた。
彩月「曾祖母の写真はなかったけど、曾祖父の写真は残ってた…写真の曾祖父はとても優しそうに笑ってる。」
凛「………」
彩月「そんな曾祖父が愛した人なら曾祖母もとても素敵な人なんだと思う。」
凛「彩月……」
彩月「今は…曾祖母に勝てるなんて、思わないわ…でも!いつか凛の口から、愛してるって言ってもらえるよう頑張るから!」
凛「………」
彩月「だから……」
彩月は涙をこぼす。
彩月「だから……別れ…るみたいなこと……言わ……ないで……!」
凛「……彩月…⁉︎」
彩月「中…身が…曾祖父で…もっ…今は…凛じゃ…ない!凛…は…凛…だか…ら!わた…しが…好きな…のは…凛…だから!」
凛「彩月!」
オレは泣いている彩月を抱きしめた。
彩月「別…れ…たく…ない…の!凛が…好き…なの!」
凛「ごめん!ごめん彩月!」
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凛「あぁ!あぁ!いるよ!彩月のそばにいる!」
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