33 / 62
6前へ(1)
しおりを挟む
6前へ
夏休みが終わり二度目の体育祭
純「今年はクラス別れたからな!勝たせてもらうぜ!凛!」
凛「それはこっちのセリフ!」
菜奈「2人とも燃えてるねぇ!」
彩月「そぉね。熱苦しいから離れていましょ。」
菜奈「そぉだね…苦笑」
彩月「あれから純とはどぉなの?」
菜奈「ん~なんかいつも通りなんだよね。思い過ごしだったのかな?」
彩月「そぉ。」
(決心したわりには動かないのね。凛はどぉするのかしら。)
障害物、パン食い競争、玉入れなど、午前の競技が終わってお昼を食べた後、純は彩月に話があると言って教室に向かった。
菜奈「あれ純ちゃんと彩月ちゃんは?」
凛「トイレかなんかじゃないかな?」
少し前
純「凛、彩月に謝ろうと思う。」
凛「おぉ…急だね。体育祭終わってからでも良かったんじゃない?」
純「まぁな。でもちゃんと謝って体育祭勝って勢いに乗りたいから。」
凛「そっか。わかった!でも手加減しないから負けて勢いに乗れるかわからないよ!笑」
純「⁉︎…上等!」
教室
彩月「何話って?」
純「そのなんだ……ごめん!」
彩月「⁉︎」
(びっくりした…昔の事とは思ってたけど…)
純「その、オレ…菜奈の事が…す…好きに…なって…同性なんてって思ってたのに、自分が同性を…いや好きな人が出来て、昔彩月に言ったこと思い返して…彩月の事傷つけたって分かって…」
彩月「………」
純「最初から否定して、ちゃんと聞いてあげなくてごめん…」
彩月は頭を深く下げる純を見て
彩月「………あれは友達として好きって意味よ。」
純「えっ⁉︎」
彩月「私が純の事好きと思ってたの?とんだ自惚れね…」
純「えっだって、あの後から彩月は」
彩月「友達ですらないのかってショックだっただけよ…」
純「……えっ…そぉ…なの…?」
彩月「……… 」
彩月は机に手を当て
彩月「嘘よ…ちょっと意地悪したかっただけ…」
純「えっ?」
彩月「あの時は純の事が好きだった…他の男の子よりカッコよくてヒーローみたいだって。」
純「………」
彩月「でもその想い全部を否定されてショックで仕方なかった…だから意地悪してみたの。」
純「彩月……」
彩月「もぉいいわ。吹っ切れてるから。凛のおかげでね。」
純「そっか…凛は凄いな…」
彩月「菜奈に告白するんでしょ。盛大に振られるといいわ!」
純「えっ⁉︎」
チラッと純を見て
彩月「はぁ…冗談よ。成功してもしなくても私たちは友達でしょ?今まで通りでいられるわよ。」
純「⁉︎あぁ頑張るよ!」
凛「おかえり!」
彩月「ただいま。」
菜奈「どこ行ってたの?」
彩月「タオルを取りに行ってたの。」
菜奈「純ちゃんも?」
純「オレはジュースを買いに!」
菜奈「そぉなんだ?」
そして午後の競技が始まった。
純「負けねぇよ!」
凛「それはこっちのセリフだって言ったでしょ!」
純「菜奈!」
凛「彩月!」
パシンとバトンを受け取り全力で走る。
パァン
夏休みが終わり二度目の体育祭
純「今年はクラス別れたからな!勝たせてもらうぜ!凛!」
凛「それはこっちのセリフ!」
菜奈「2人とも燃えてるねぇ!」
彩月「そぉね。熱苦しいから離れていましょ。」
菜奈「そぉだね…苦笑」
彩月「あれから純とはどぉなの?」
菜奈「ん~なんかいつも通りなんだよね。思い過ごしだったのかな?」
彩月「そぉ。」
(決心したわりには動かないのね。凛はどぉするのかしら。)
障害物、パン食い競争、玉入れなど、午前の競技が終わってお昼を食べた後、純は彩月に話があると言って教室に向かった。
菜奈「あれ純ちゃんと彩月ちゃんは?」
凛「トイレかなんかじゃないかな?」
少し前
純「凛、彩月に謝ろうと思う。」
凛「おぉ…急だね。体育祭終わってからでも良かったんじゃない?」
純「まぁな。でもちゃんと謝って体育祭勝って勢いに乗りたいから。」
凛「そっか。わかった!でも手加減しないから負けて勢いに乗れるかわからないよ!笑」
純「⁉︎…上等!」
教室
彩月「何話って?」
純「そのなんだ……ごめん!」
彩月「⁉︎」
(びっくりした…昔の事とは思ってたけど…)
純「その、オレ…菜奈の事が…す…好きに…なって…同性なんてって思ってたのに、自分が同性を…いや好きな人が出来て、昔彩月に言ったこと思い返して…彩月の事傷つけたって分かって…」
彩月「………」
純「最初から否定して、ちゃんと聞いてあげなくてごめん…」
彩月は頭を深く下げる純を見て
彩月「………あれは友達として好きって意味よ。」
純「えっ⁉︎」
彩月「私が純の事好きと思ってたの?とんだ自惚れね…」
純「えっだって、あの後から彩月は」
彩月「友達ですらないのかってショックだっただけよ…」
純「……えっ…そぉ…なの…?」
彩月「……… 」
彩月は机に手を当て
彩月「嘘よ…ちょっと意地悪したかっただけ…」
純「えっ?」
彩月「あの時は純の事が好きだった…他の男の子よりカッコよくてヒーローみたいだって。」
純「………」
彩月「でもその想い全部を否定されてショックで仕方なかった…だから意地悪してみたの。」
純「彩月……」
彩月「もぉいいわ。吹っ切れてるから。凛のおかげでね。」
純「そっか…凛は凄いな…」
彩月「菜奈に告白するんでしょ。盛大に振られるといいわ!」
純「えっ⁉︎」
チラッと純を見て
彩月「はぁ…冗談よ。成功してもしなくても私たちは友達でしょ?今まで通りでいられるわよ。」
純「⁉︎あぁ頑張るよ!」
凛「おかえり!」
彩月「ただいま。」
菜奈「どこ行ってたの?」
彩月「タオルを取りに行ってたの。」
菜奈「純ちゃんも?」
純「オレはジュースを買いに!」
菜奈「そぉなんだ?」
そして午後の競技が始まった。
純「負けねぇよ!」
凛「それはこっちのセリフだって言ったでしょ!」
純「菜奈!」
凛「彩月!」
パシンとバトンを受け取り全力で走る。
パァン
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる