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9未来へ(6)
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数日後
柚月「わざわざ大阪から来ていただいてすみません。」
香澄「いえ、娘達のことですから。」
隆弘「初めまして、凛の父で隆弘と申します。」
彩月父「初めまして、彩月の父の拓実と申します。」
柚月「それで彩月と凛ちゃんの結婚についてなんですけど。」
香澄「大阪市ではパートナーシップ証明というのがあるんですけど。」
柚月「パートナーシップ証明?」
隆弘「はい。同性カップルに婚姻したカップルと類似の権限を与えるというものです。」
柚月「そぉいうのがあるんですね?」
隆弘「はい。後はオランダやスペインなど28カ国では同性婚を認めているんです。」
香澄「日本では認められていないにしてもこれから、もしかしたら同性婚は認められるかもしれません。」
拓実「ですがそれはいつになるか分からないですよね?」
香澄「はい、なのでパートナーシップ証明をするしかないと思いますが…ただ、その自治体がある所に住むことと20歳以上の配偶者がいないことが条件となっているんです。」
柚月「この辺だと何処が1番近いですか?」
香澄「この辺りなら福岡かと思います。」
柚月「そぉですか…」
香澄「後は本人達がどぉするかですね…」
柚月「そぉ…ですね…」
香澄「彩月ちゃんも凛も仕事が終わったらここへ来るんですよね?」
柚月「はい。ただ凛ちゃんは少し遅くなるかもしないと言ってましたよ。」
香澄「まだまだヒヨッコなんですよ…」
柚月「これからですからね。」
香澄「はい。」
柚月「後これを。」
香澄「指輪ですか?」
柚月「はい。」
それから柚月は彩月の事を香澄と隆弘に伝えた。
香澄「そんな事があるんですか?」
柚月「信じれないかもしれませんが、ホントの事なんです。」
隆弘「凛と彩月ちゃんが出会うのは運命だったんですね…」
彩月「ただいま。すみません!お待たせしました!」
香澄「いいのよ!お仕事お疲れ様。」
彩月「ありがとうございます!」
香澄「体の調子はどう?」
彩月「はい。何ともありません。」
香澄「お見舞いにも行けなくてごめんなさい。凛ったら退院してから連絡するから…」
彩月「いえ!本当に大丈夫です!ご心配おかけしました。」
隆弘「凛にも困ったものだよ…」
彩月「凛もいっぱいいっぱいだったみたいなので、許しあげてください。」
香澄「彩月ちゃんは、本当にいい子ね!」
香澄は彩月の肩をポンと叩いた。
それから時間が過ぎると
凛「お邪魔します!すみません!遅くなりました!」
彩月「お疲れ様。」
凛「ありがとう。話しはこれから?」
香澄「大体の話しはしたけど凛と彩月ちゃんにも説明するわね。」
彩月「お願いします。」
それから今できる事を説明された。
凛「正直に言うと、この町からは出たくない!って言うのが私の本音なんだ。みっちゃんと仕事をするのは楽しいし、もぉ時期純も帰ってくるから、また4人で居られる。彩月はどぉしたい?」
彩月「私もこの町から離れたくないって気持ちが大きくて、凛も言ったように純が帰ってきて私達が出て行ったら約束も守れない。」
柚月「約束?」
彩月「また4人で遊ぼうって。だからこの町にその自治体ができる事を祈って待ちたいの。」
凛「私も同じ気持ち、確かにパートナーシップ証明がある事で色々なメリットはあるかもしれない。もしまた大きな事故や病気になった時に家族と同等の扱いとされるんだよね。でも遺言状が無ければできない事もある。なら急いで取る必要もないんじゃないかって思うんだ。」
香澄「凛も調べていたのね。」
凛「一応ね…彩月とも話した事があるから。」
彩月「はい。私達はこの町で暮らしたいと思ってます。」
香澄「そぉ…」
隆弘「なら話した通りにするかい?」
香澄「そぉね。」
凛「?何を話したの?」
香澄「私達もこっちに住もうと思うの。」
凛「えっ⁉︎そぉなの⁉︎」
香澄「その方が何かと都合が良いでしょ?」
柚月「私達もさっき話しを聞いてね、驚いたけど確かに何かあった時に近くにいた方が助けになると思うの。」
彩月「でもお仕事とか大丈夫なんですか?」
隆弘「仕事ならこっちにもあるからね。大丈夫だよ。」
香澄「私は先生は難しいかもしれないけど色々やりようはあるから。」
凛「一緒に…住めるの?」
香澄「もちろんよ!」
私は母さんに抱きつき嬉しくて涙を流した。
彩月「良かったわね。」
凛「うん…うん!」
香澄「そぉと決まったら引っ越しの準備をしないとね。」
隆弘「そぉだね。」
凛「ねぇ、形だけでも結婚式をあげれないかな?」
彩月「どぉ言う事?」
凛「家で結婚式の真似事をするとか?」
柚月「そぉね…娘の晴れ姿は見たいわね。」
香澄「なら、衣装替えは2回はしたいわね。」
凛「2回?」
香澄「凛はタキシードを着るんでしょ?」
凛「もちろん。」
香澄「でもね、凛のドレス姿も見たいの。」
凛「母さん…」
彩月「なら、私もタキシードを着ないとね。」
凛「彩月まで!」
彩月「私も凛のドレス姿を見たいわ。」
隆弘「僕だって見たいよ!」
拓実「じゃあ式の内容も決めようか。」
香澄「そぉですね。みんなの予定を聞いて日日も決めましょう。」
そして結婚式の内容を話し合った。
香澄「今日はありがとうございました。」
柚月「いえ!また引っ越したらお話ししましょう!」
香澄「はい!是非そうさせていただきます!」
凛「またね。」
彩月「えぇ。また!」
凛「母さんと父さんは今日どぉするの?」
隆弘「ホテルに泊まるよ。凛も来るかい?」
凛「いいの?」
香澄「えぇ、明日は学校もお休みでしょ?」
凛「うん。」
香澄「久しぶりに家族で過ごしましょう。」
凛「うん!」
母さんから家族で過ごそうと言ってもらえた事が凄く嬉しかった。
柚月「わざわざ大阪から来ていただいてすみません。」
香澄「いえ、娘達のことですから。」
隆弘「初めまして、凛の父で隆弘と申します。」
彩月父「初めまして、彩月の父の拓実と申します。」
柚月「それで彩月と凛ちゃんの結婚についてなんですけど。」
香澄「大阪市ではパートナーシップ証明というのがあるんですけど。」
柚月「パートナーシップ証明?」
隆弘「はい。同性カップルに婚姻したカップルと類似の権限を与えるというものです。」
柚月「そぉいうのがあるんですね?」
隆弘「はい。後はオランダやスペインなど28カ国では同性婚を認めているんです。」
香澄「日本では認められていないにしてもこれから、もしかしたら同性婚は認められるかもしれません。」
拓実「ですがそれはいつになるか分からないですよね?」
香澄「はい、なのでパートナーシップ証明をするしかないと思いますが…ただ、その自治体がある所に住むことと20歳以上の配偶者がいないことが条件となっているんです。」
柚月「この辺だと何処が1番近いですか?」
香澄「この辺りなら福岡かと思います。」
柚月「そぉですか…」
香澄「後は本人達がどぉするかですね…」
柚月「そぉ…ですね…」
香澄「彩月ちゃんも凛も仕事が終わったらここへ来るんですよね?」
柚月「はい。ただ凛ちゃんは少し遅くなるかもしないと言ってましたよ。」
香澄「まだまだヒヨッコなんですよ…」
柚月「これからですからね。」
香澄「はい。」
柚月「後これを。」
香澄「指輪ですか?」
柚月「はい。」
それから柚月は彩月の事を香澄と隆弘に伝えた。
香澄「そんな事があるんですか?」
柚月「信じれないかもしれませんが、ホントの事なんです。」
隆弘「凛と彩月ちゃんが出会うのは運命だったんですね…」
彩月「ただいま。すみません!お待たせしました!」
香澄「いいのよ!お仕事お疲れ様。」
彩月「ありがとうございます!」
香澄「体の調子はどう?」
彩月「はい。何ともありません。」
香澄「お見舞いにも行けなくてごめんなさい。凛ったら退院してから連絡するから…」
彩月「いえ!本当に大丈夫です!ご心配おかけしました。」
隆弘「凛にも困ったものだよ…」
彩月「凛もいっぱいいっぱいだったみたいなので、許しあげてください。」
香澄「彩月ちゃんは、本当にいい子ね!」
香澄は彩月の肩をポンと叩いた。
それから時間が過ぎると
凛「お邪魔します!すみません!遅くなりました!」
彩月「お疲れ様。」
凛「ありがとう。話しはこれから?」
香澄「大体の話しはしたけど凛と彩月ちゃんにも説明するわね。」
彩月「お願いします。」
それから今できる事を説明された。
凛「正直に言うと、この町からは出たくない!って言うのが私の本音なんだ。みっちゃんと仕事をするのは楽しいし、もぉ時期純も帰ってくるから、また4人で居られる。彩月はどぉしたい?」
彩月「私もこの町から離れたくないって気持ちが大きくて、凛も言ったように純が帰ってきて私達が出て行ったら約束も守れない。」
柚月「約束?」
彩月「また4人で遊ぼうって。だからこの町にその自治体ができる事を祈って待ちたいの。」
凛「私も同じ気持ち、確かにパートナーシップ証明がある事で色々なメリットはあるかもしれない。もしまた大きな事故や病気になった時に家族と同等の扱いとされるんだよね。でも遺言状が無ければできない事もある。なら急いで取る必要もないんじゃないかって思うんだ。」
香澄「凛も調べていたのね。」
凛「一応ね…彩月とも話した事があるから。」
彩月「はい。私達はこの町で暮らしたいと思ってます。」
香澄「そぉ…」
隆弘「なら話した通りにするかい?」
香澄「そぉね。」
凛「?何を話したの?」
香澄「私達もこっちに住もうと思うの。」
凛「えっ⁉︎そぉなの⁉︎」
香澄「その方が何かと都合が良いでしょ?」
柚月「私達もさっき話しを聞いてね、驚いたけど確かに何かあった時に近くにいた方が助けになると思うの。」
彩月「でもお仕事とか大丈夫なんですか?」
隆弘「仕事ならこっちにもあるからね。大丈夫だよ。」
香澄「私は先生は難しいかもしれないけど色々やりようはあるから。」
凛「一緒に…住めるの?」
香澄「もちろんよ!」
私は母さんに抱きつき嬉しくて涙を流した。
彩月「良かったわね。」
凛「うん…うん!」
香澄「そぉと決まったら引っ越しの準備をしないとね。」
隆弘「そぉだね。」
凛「ねぇ、形だけでも結婚式をあげれないかな?」
彩月「どぉ言う事?」
凛「家で結婚式の真似事をするとか?」
柚月「そぉね…娘の晴れ姿は見たいわね。」
香澄「なら、衣装替えは2回はしたいわね。」
凛「2回?」
香澄「凛はタキシードを着るんでしょ?」
凛「もちろん。」
香澄「でもね、凛のドレス姿も見たいの。」
凛「母さん…」
彩月「なら、私もタキシードを着ないとね。」
凛「彩月まで!」
彩月「私も凛のドレス姿を見たいわ。」
隆弘「僕だって見たいよ!」
拓実「じゃあ式の内容も決めようか。」
香澄「そぉですね。みんなの予定を聞いて日日も決めましょう。」
そして結婚式の内容を話し合った。
香澄「今日はありがとうございました。」
柚月「いえ!また引っ越したらお話ししましょう!」
香澄「はい!是非そうさせていただきます!」
凛「またね。」
彩月「えぇ。また!」
凛「母さんと父さんは今日どぉするの?」
隆弘「ホテルに泊まるよ。凛も来るかい?」
凛「いいの?」
香澄「えぇ、明日は学校もお休みでしょ?」
凛「うん。」
香澄「久しぶりに家族で過ごしましょう。」
凛「うん!」
母さんから家族で過ごそうと言ってもらえた事が凄く嬉しかった。
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