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25 森を抜けて
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これからの旅に不安が有るのか、クロスは凄く落ち込んでいた。
「クロスさん大丈夫ですか?」
「えっ・・あっ・・・はは」
ルルの助言がよほど気になるのか、クロスの歩く速さが異常に遅かった。
「クロスさん早くしないと森の中で一晩過ごす事になりますよ」
「それは嫌だ!」
急に走り出したクロスは石につまずき豪快に転んだ、少し呆れたカゲトラは手を差し伸べ2人は歩き出す。
「急に走るからですよ」
「ごめん、所でカバンなんて珍しいね」
「久しぶりに里へ戻るので、オラリスのお土産です」
カゲトラはカバンの中を見せてくれた、中にはオラリス特産の胡桃パンや胡桃オイルなどが入っていた。
「ん?この手紙は?」
「あ~それは・・・クロスさんには話しておきますね」
カゲトラは手紙について話し出した、書いた人は姉、鬼姫からで内容はこう記されていた。
背景、あっ間違えたわ 拝啓お日柄もよく・・どうでもいいわね、カゲトラ君、鬼門の解放おめでとう、でも制御がまだまだね、1度里へ戻って来ればいいわ、お姉ちゃんが制御の仕方おしえてあげるわ、それと旅に出る前にお姉ちゃんのお菓子食べたわね、許さないわ。
「そのお土産はお姉さんに?」
「そうなんです」
2人は森を抜けると、そこには町があり、ようやく着いたと安堵の表情を浮かべた。
「クロスさんココが忍びの里です」
「里の名前は?」
「忍びの里です」
「?」
その頃カナ達は、始まりの町ダイアスに到着しカナの家の前にいた。
「久しぶりに戻ってきたわね」
「ここがカナの家なのか?」
「そうよ、城に比べたら全然小さいけどね」
2人は家の奥にある物置へ行き、刀を探した。
「なぁ~カナよ」
「どうしたの?」
「この仮面はなんじゃ?」
「あぁ~わぁ~わぁ~」
リエリーが持っていたのは派手なバタフライマスクだった、それを見たカナは慌てて取り物置の奥へ投げ飛ばす。
「あのねリエリー今の物は見なかったよね」
「えっ?」
「見なかったよね!!」
「あっ・・うん」
2人は無言で刀探しを再開した、しばらく探し奥の木箱から刀と一冊の本が出てきた。
「あったわ」
「これが刀か~ 初めて見るのじゃ」
カナは手に取り刀全体を眺めた、鞘は黒く光の当たり具合で赤くも見え鍔は星の形をしていた、柄は銀糸と朱糸で綺麗に編み込まれていた、次に鞘から抜き刀身を眺めた、刀身は蒼白く刃紋は綺麗な直刃だった。
「な・・名前はあるのか?」
「名前は天の羽衣・・・」
刀の美しさに見惚れていると、何やら外が騒がしくなり、何か起きたのかと外を見るとそこには1人のメイドが倒れていた、リエリーは飛び出し倒れていたメイドに駆け寄り声をかける。
「おい!どうした、クリス!なぜ怪我をしておる」
「リ・・・リエリーさ・・ま」
「あなたクリスタ国のメイドさん」
「国が・・クリスタが・・敵に・・」
2人はクリスを運び傷の手当をした、しばらくし落ち着いてきたクリスは何があったのかを2人に話した。
黒の教団と言う1人の女の子が炎の神殿の秘宝を奪いにクリスタ城に攻めてきたらしく、クリスと騎士団はその女の子に挑んだが相手にされなかったのだと言う。
「王様の命令でダイアスの聖騎士団に助けを求めに来たのですがリエリー様がいて助かりました」
「クリス、足が!」
「その女の子は石化の呪いとアンデットを召喚します、私はもう呪いを受けてしまったので・・・」
「おい!クリス!しっかりしろ!」
「リエリー様もうお別れです、最後に女の子の
名前はアリス・メデューサ・・・」
「おい!クリス!」
「リエリー・・クリスさんはもう・・」
2人は駆け足で王都クリスタへ向かったが、街は炎に包まれていた。
「クロスさん大丈夫ですか?」
「えっ・・あっ・・・はは」
ルルの助言がよほど気になるのか、クロスの歩く速さが異常に遅かった。
「クロスさん早くしないと森の中で一晩過ごす事になりますよ」
「それは嫌だ!」
急に走り出したクロスは石につまずき豪快に転んだ、少し呆れたカゲトラは手を差し伸べ2人は歩き出す。
「急に走るからですよ」
「ごめん、所でカバンなんて珍しいね」
「久しぶりに里へ戻るので、オラリスのお土産です」
カゲトラはカバンの中を見せてくれた、中にはオラリス特産の胡桃パンや胡桃オイルなどが入っていた。
「ん?この手紙は?」
「あ~それは・・・クロスさんには話しておきますね」
カゲトラは手紙について話し出した、書いた人は姉、鬼姫からで内容はこう記されていた。
背景、あっ間違えたわ 拝啓お日柄もよく・・どうでもいいわね、カゲトラ君、鬼門の解放おめでとう、でも制御がまだまだね、1度里へ戻って来ればいいわ、お姉ちゃんが制御の仕方おしえてあげるわ、それと旅に出る前にお姉ちゃんのお菓子食べたわね、許さないわ。
「そのお土産はお姉さんに?」
「そうなんです」
2人は森を抜けると、そこには町があり、ようやく着いたと安堵の表情を浮かべた。
「クロスさんココが忍びの里です」
「里の名前は?」
「忍びの里です」
「?」
その頃カナ達は、始まりの町ダイアスに到着しカナの家の前にいた。
「久しぶりに戻ってきたわね」
「ここがカナの家なのか?」
「そうよ、城に比べたら全然小さいけどね」
2人は家の奥にある物置へ行き、刀を探した。
「なぁ~カナよ」
「どうしたの?」
「この仮面はなんじゃ?」
「あぁ~わぁ~わぁ~」
リエリーが持っていたのは派手なバタフライマスクだった、それを見たカナは慌てて取り物置の奥へ投げ飛ばす。
「あのねリエリー今の物は見なかったよね」
「えっ?」
「見なかったよね!!」
「あっ・・うん」
2人は無言で刀探しを再開した、しばらく探し奥の木箱から刀と一冊の本が出てきた。
「あったわ」
「これが刀か~ 初めて見るのじゃ」
カナは手に取り刀全体を眺めた、鞘は黒く光の当たり具合で赤くも見え鍔は星の形をしていた、柄は銀糸と朱糸で綺麗に編み込まれていた、次に鞘から抜き刀身を眺めた、刀身は蒼白く刃紋は綺麗な直刃だった。
「な・・名前はあるのか?」
「名前は天の羽衣・・・」
刀の美しさに見惚れていると、何やら外が騒がしくなり、何か起きたのかと外を見るとそこには1人のメイドが倒れていた、リエリーは飛び出し倒れていたメイドに駆け寄り声をかける。
「おい!どうした、クリス!なぜ怪我をしておる」
「リ・・・リエリーさ・・ま」
「あなたクリスタ国のメイドさん」
「国が・・クリスタが・・敵に・・」
2人はクリスを運び傷の手当をした、しばらくし落ち着いてきたクリスは何があったのかを2人に話した。
黒の教団と言う1人の女の子が炎の神殿の秘宝を奪いにクリスタ城に攻めてきたらしく、クリスと騎士団はその女の子に挑んだが相手にされなかったのだと言う。
「王様の命令でダイアスの聖騎士団に助けを求めに来たのですがリエリー様がいて助かりました」
「クリス、足が!」
「その女の子は石化の呪いとアンデットを召喚します、私はもう呪いを受けてしまったので・・・」
「おい!クリス!しっかりしろ!」
「リエリー様もうお別れです、最後に女の子の
名前はアリス・メデューサ・・・」
「おい!クリス!」
「リエリー・・クリスさんはもう・・」
2人は駆け足で王都クリスタへ向かったが、街は炎に包まれていた。
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