30 / 50
27 伝説の戦士?
しおりを挟む
クロスは里の中をウロウロしていた。
里って割には結構広いな、カゲトラは修行に行っちゃったし暇だな。
「おい!そこの若いの」
「ん?」
「お前じゃ」
老人はクロスに頼み事があったようだ、クロスは「話は聞くけど無理ならやらないよ」と言い老人の話を聞いた。
「実はな森の奥にいるワシの友人を助けてほしいんじゃ」
「助ける?」
「大事な武器を落としたみたいでの」
「そうなんだ、モンスターと戦わないんだったらそのお願い引き受けますよ」
「助かるわい」
老人の話では森の奥の小さな家に落とし主が住んでいるとの話だった、クロスは森に入り家を探した。
あの爺さんの話だとココをまっすぐって言ったよな、しかしこんな所にクー・フー・リンがいるなんて。
クロスは伝説の槍戦士に会えると思いワクワクしていた。
どんな人かな、怖い感じかな、もしかしてスッッッゴイ美少女かも、緊張してきた~~~~。
しばらく歩き少し広めの草原に出た、真ん中には小さな家があった。
家がある、コレかな?でも人の気配がない、留守?
ドアノブに手をかけると鍵が開いていた、ゆっくりドアを開け中を確認した。
「すいませ~~ん 誰かいますか~」
反応が無い、でも人が住んでる感じがするから留守なのか、中にいたらそのうち帰ってくるかな。
家の中に入り、帰りを待つことにしたクロスは机の上に写真立てがあるのを見つけ、中の写真を見た。
「うっわー、この子がクー・フー・リンか?」
写真に写っていたのは、小柄の女の子で美少女だった。
「我が家に無断で入るのは誰だ!!」
玄関から声がして、クロスは振り返る。
「貴様、泥棒だな」
「えっ・・いや・・違いますよ」
里の老人からのお願いで来たことを話し、誤解が解けた所で本題の落とし物の話をした。
「落とし物って?」
「大切な槍なんだブー」
「ブー?」
何だ?ブー?小柄だけど仮面をしてるから顔が見れないな。
「あの、槍の特徴とかは?」
「全体的に赤だブー」
「ブー?」
2人は外に出て、家の周りから探し始めたが見つからなかった。
「ありませんね~」
「無いブー」
他の場所を探そうとした時、突風が吹き外に干していた洗濯物が2人の顔に覆いかぶさった。
「うわっ!」
「ブー!」
洗濯物を顔から取り2人の眼に映ったのは、真っ赤な物干し竿、よく見ると槍だった。
「あったブーよかったブー」
槍が見つかった喜びで仮面を外した小柄の人、それを見たクロスは驚きで声を失った。
「どうしたんだ?」
「あっ・・あのぉ~・・クー・フー・リンさん?」
「違うブー、我が名はブー・ブー・リン、イノブタの獣人だブー」
「その槍は?」
「ケイポロクだブー」
ブー・ブー・リンは男の子だった、写真に写っていた女の子だと思ったクロスは肩を落とした。
「写真の子は?」
「あの子はこの前まで里に来てた子だブー、名前は・・・忘れたブー」
お願いを終えたクロスは里の戻り老人に報告した。
「おぉ~見つかったのか、よかった、これは御礼じゃ」
「えっ・・あっ・・ありがとうございます」
「あれっ?お兄さん、あの老人と知り合いかい?」
「違いますよ」
「そうなんだ、あの人クー・フー・リンだよ」
「????」
クロスは振り返って見たが老人の姿は見えなかった。
里って割には結構広いな、カゲトラは修行に行っちゃったし暇だな。
「おい!そこの若いの」
「ん?」
「お前じゃ」
老人はクロスに頼み事があったようだ、クロスは「話は聞くけど無理ならやらないよ」と言い老人の話を聞いた。
「実はな森の奥にいるワシの友人を助けてほしいんじゃ」
「助ける?」
「大事な武器を落としたみたいでの」
「そうなんだ、モンスターと戦わないんだったらそのお願い引き受けますよ」
「助かるわい」
老人の話では森の奥の小さな家に落とし主が住んでいるとの話だった、クロスは森に入り家を探した。
あの爺さんの話だとココをまっすぐって言ったよな、しかしこんな所にクー・フー・リンがいるなんて。
クロスは伝説の槍戦士に会えると思いワクワクしていた。
どんな人かな、怖い感じかな、もしかしてスッッッゴイ美少女かも、緊張してきた~~~~。
しばらく歩き少し広めの草原に出た、真ん中には小さな家があった。
家がある、コレかな?でも人の気配がない、留守?
ドアノブに手をかけると鍵が開いていた、ゆっくりドアを開け中を確認した。
「すいませ~~ん 誰かいますか~」
反応が無い、でも人が住んでる感じがするから留守なのか、中にいたらそのうち帰ってくるかな。
家の中に入り、帰りを待つことにしたクロスは机の上に写真立てがあるのを見つけ、中の写真を見た。
「うっわー、この子がクー・フー・リンか?」
写真に写っていたのは、小柄の女の子で美少女だった。
「我が家に無断で入るのは誰だ!!」
玄関から声がして、クロスは振り返る。
「貴様、泥棒だな」
「えっ・・いや・・違いますよ」
里の老人からのお願いで来たことを話し、誤解が解けた所で本題の落とし物の話をした。
「落とし物って?」
「大切な槍なんだブー」
「ブー?」
何だ?ブー?小柄だけど仮面をしてるから顔が見れないな。
「あの、槍の特徴とかは?」
「全体的に赤だブー」
「ブー?」
2人は外に出て、家の周りから探し始めたが見つからなかった。
「ありませんね~」
「無いブー」
他の場所を探そうとした時、突風が吹き外に干していた洗濯物が2人の顔に覆いかぶさった。
「うわっ!」
「ブー!」
洗濯物を顔から取り2人の眼に映ったのは、真っ赤な物干し竿、よく見ると槍だった。
「あったブーよかったブー」
槍が見つかった喜びで仮面を外した小柄の人、それを見たクロスは驚きで声を失った。
「どうしたんだ?」
「あっ・・あのぉ~・・クー・フー・リンさん?」
「違うブー、我が名はブー・ブー・リン、イノブタの獣人だブー」
「その槍は?」
「ケイポロクだブー」
ブー・ブー・リンは男の子だった、写真に写っていた女の子だと思ったクロスは肩を落とした。
「写真の子は?」
「あの子はこの前まで里に来てた子だブー、名前は・・・忘れたブー」
お願いを終えたクロスは里の戻り老人に報告した。
「おぉ~見つかったのか、よかった、これは御礼じゃ」
「えっ・・あっ・・ありがとうございます」
「あれっ?お兄さん、あの老人と知り合いかい?」
「違いますよ」
「そうなんだ、あの人クー・フー・リンだよ」
「????」
クロスは振り返って見たが老人の姿は見えなかった。
0
あなたにおすすめの小説
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
クゥクーの娘
章槻雅希
ファンタジー
コシュマール侯爵家3男のブリュイアンは夜会にて高らかに宣言した。
愛しいメプリを愛人の子と蔑み醜い嫉妬で苛め抜く、傲慢なフィエリテへの婚約破棄を。
しかし、彼も彼の腕にしがみつくメプリも気づいていない。周りの冷たい視線に。
フィエリテのクゥクー公爵家がどんな家なのか、彼は何も知らなかった。貴族の常識であるのに。
そして、この夜会が一体何の夜会なのかを。
何も知らない愚かな恋人とその母は、その報いを受けることになる。知らないことは罪なのだ。
本編全24話、予約投稿済み。
『小説家になろう』『pixiv』にも投稿。
異世界で大往生した私、現代日本に帰還して中学生からやり直す。~最強の補助魔法で、冴えないおっさんと最強美女を操って大金持ちになります~
タカノ
ファンタジー
異世界へ転移し、聖女として崇められ、愛する家族に囲まれて88歳で大往生した……はずだった。 目が覚めると、そこは現代日本。 孤児の中学2年生、小金沢ヒナ(14)に戻っていた。
時間は1秒も進んでおらず、待っていたのは明日のご飯にも困る極貧生活。 けれど、ヒナの中身は酸いも甘いも噛み分けたおばあちゃん(88歳)のまま!
「もう一度、あの豊かで安らかな老後(スローライフ)を手に入れてみせる!」
ヒナは決意する。異世界で極めた国宝級の【補助魔法】と【回復魔法】をフル活用して、現代社会で大金を稼ぐことを。 ただし、魔法は自分自身には使えないし、中学生が目立つと色々面倒くさい。 そこでヒナがビジネスパートナー(手駒)に選んだのは――
公園で絶望していた「リストラされた冴えないおっさん」と、 借金取りに追われる「ワケあり最強美女」!?
おっさんを裏から魔法で強化して『カリスマ社長』に仕立て上げ、 美女をフルバフで『人間兵器』に変えてトラブルを物理的に粉砕。 表向きはニコニコ笑う美少女中学生、裏では彼らを操るフィクサー。
「さあ善さん、リオちゃん。稼ぎますよ。すべては私の平穏な老後のために!」
精神年齢おばあちゃんの少女が、金と魔法と年の功で無双する、痛快マネー・コメディ開幕!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる