23 / 45
第五話 嵐の《ヴァーン》島で微笑んで
02.嵐が始まる時
しおりを挟む
ヴァーン島は前にヒヨリが上陸した小島よりも何倍も大きく、故郷の飛芽島の半分ぐらいの広さだと感じた。小高い山に原生の森林が生い茂っており、西端の方には岸壁が見えた。
ヨルムンガンド号は堂々と島の入り江へ進入する。
海岸や砂浜に居た人たちが船の姿を見るや、「おーい、ヨルムンガンド号だ! ヴァイル様たちが帰ってきたぞー!」と大声で叫び、家屋が集まっている村へと駆けていった。
すると、ぞろぞろと村中の人々が海岸へとやってきては、
「ヴァイル様、ご無事でなによりです」
「きゃあーおかえりなさい、ヴァイル様ーー! ガウディ様ーー!」
港へと接岸したヨルムンガンド号から上陸してくるヴァイルたちを迎い入れた。
百人以上が集まった老若男女からの歓迎をヴァイルたちが受け入れる傍ら、ヒヨリは戸惑いつつ見つめていた。
てっきり、海賊の本拠地というからには人気の無い洞窟で、海賊なので島に住む民から疎まれているものとイメージしていたからだ。
しかし、ヒヨリの先祖は海賊。故郷の飛芽島も海賊(正しくは水軍)の領有地であり、島民とは良い関係を築いていたという。
「ここも、そうゆうのかな」
ヒヨリの中で自己完結していると、村人たちが見慣れない人物(ヒヨリやシュイット)に気付きだす。
何者かと訊ねようとした時、村の方向から華麗にして荘厳な女性がやってくるが見えた。
その女性は腰まである長い紫色の髪をなびかせ、他の村人と比べて上等な衣服をまとっていた。女性にしては背が高く、見目麗しい顔立ちは、男性ならず女性までも魅了していた。あと、肩には羽が生えた爬虫類のような生き物が乗っかっていたのが特徴だった。
真っ直ぐヴァイルたちの方へと進んでくる。
群衆たちは進行の邪魔にならないように自ずと退き、通り道を作った。
「今回の成果はどうだった?」
女性はヴァイルと向かい合い、単刀直入にごう然と訊ねてきた。
「まずまず、と言いたい所だがそんなに思わしくないな。アーステイムはガンダリアと本格的にやろうとしているからなのか、報酬を渋っている節がある」
「なるほどね。それで、その渋られた報酬の代わりにアーステイム王国の王子様を差し出されたのかい?」
目ざとくシュイットに気付いており、一国の王子である彼(シュイット)が、なぜこの場に居るか疑問に持つのは言うまでもない。
「ダーグバッド討伐の協力をセシルから頼まれた。それで討つまで預かることになった」
「ダーグバッドを!?」
女性は眉をひそめ、右手を頭に置いては、軽く息を吐いた。
「なるほどね……そりゃまた、面倒事を頼まれたもんだね」
「こちらも頭を悩ませてはいるが、汚点(ダーグパッド)を片付ける良い機会だ」
「……まあ、そうだけどね」
ヴァイルと女性が話しを続ける中、離れた場所に居るヒヨリはそっと隣のラトフに耳打ちをする。
「ねえねえ、あの女の人は何者なの?」
海賊の頭目であるヴァイルに対して、上からの口ぶりに只者ではないと察してはいる。
「ああ。あの方は俺たちヴァーンの民の頭領であり、ヴァイル様の姉でもある、サリサ様だよ」
「え? 頭領? え? 姉?」
ヴァイルに姉が居るというのは、当然初耳であった。
そう知れば、サリサの凛々しい目つきがヴァイルに似ている気がした。
「ヨルムンガンド海賊団としては今はヴァイル様が長ではあるが、俺たちや、このヴァーン島や民の全体を治める長が、あのサリサ様なんだよ」
頭目のヴァイル。
頭領のサリサ。
格付けの理由は解ったが、新たな疑問が生まれる。
ヴァイルもだが、サリサの見た目は若く、二十代ぐらいだろう。若い年頃にも関わらず、組織のトップに立ち統べている。海賊だけの限られた集団・組織ならば、ヴァイルのような若い人物がリーダーになってもおかしくはない。
しかし、村などの大勢の人たちを統治するとなると、よほどの権威……理由が必要だ。
その疑問にラトフが答えを述べる。
「サリサ様とヴァイル様は、ヴァーン国という国の王族なんだよ」
「……王族? えっ? 王族!? 王族ということは、ヴァイルって王子様ってこと?」
「そうゆうことになるね」
「えっーーーーーーーー!」
ヒヨリが、この世界に来てから二番目の驚きだった。
「あれ? 言ってなかったかな」
言葉が上手く出ず、コクコクと頷くヒヨリ。
だけど、ヴァイルたちが王族ならば、またまた疑問が生まれる。
「あっ、こんな島暮らしなのに王族を謳っているのが変だと思ったでしょう。それについては詳しく話せば長くなるけど……ヴァイル様たちヴァーンの民の国は、ガンダリア帝国に滅ぼされたんだ。それで、生き残ったヴァーンの民がアーステイム王国の庇護を受け、この島を借りて暮らしているんだよ」
ラトフは淡々と語ったが、衝撃的な内容だけにヒヨリは驚きを隠せず、口をあんぐりと開けたままになっていた。
ヴァイルは滅ぼされた国の王族であり、元王子の身分。だから、アーステイム王国の王子であるシュイットと親しい……というより、同格な立場で話していた理由に合点がいった。
「で、シュイットの件は解ったが、あの黒髪の娘はなんなんだい?」
サリサは、あ然としている見慣れない人物(ヒヨリ)の方に視線を移す。黒髪で、着ている服も上等なもので、何処かの貴人とも伺えた。
ヴァイルの額に汗が浮かぶ。
「……あの娘は、漂流しているところを助けました。それで、俺の嫁に迎え入れる為に、ここに連れてきまし……っ!」
一瞬だった。
――バッキィーン!
重い衝撃音が響いた。
サリサが殴りかかり――ヴァイルは咄嗟に左腕でガードをしたが、とてつもなく強い一撃。ヴァイルは後方にぶっ飛ばされたのだ。
「えっ!」
飛ばされたヴァイルは、ヒヨリの横を通り過ぎていき、海へと落ちて、ドッボーンと海柱が立ち上がった。
海に沈んだヴァイルの元へと向かいつつ、サリサが叫ぶ。
「ヴァイル! 何、ふざけたことを言っているのよ! 人攫いをするような子に育てた訳じゃないわよ!」
ガウディが「サリサ様、落ち着いてください!」と静止するようにサリサの前へと立ちはだかるもサリサは歩みを止めないので、後退りしてしまう。
「ガウディ! あんたが付いていながら、なにヴァイルの不徳を見逃しているんだい。あんたたちも連帯責任だからね!」
「お話しを聞いてください。あのお嬢さんは、どうやら記憶を喪失しているらしく、故郷が何処なのか解らないのです。それでヴァイル様が彼女の故郷を探しているのです」
サリサはヒヨリが居る付近に辿り着いており、ヴァイルと似ている目つきをヒヨリに向けた。
女がてら男をぶっ飛ばしてしまえる腕力の持ち主(サリサ)から睨まれ、背中が凍りつくような威圧感に恐怖してしまう。
「本当なのかい?」
当人(ヒヨリ)に訊ねた。
「……えっと、ほ、本当です!」
「脅されてとか、無理強いで連れてこられた訳じゃなくて?」
「は、はい。漂流していたところをヴァイルたちに助けて貰って、私の国を探して貰っています!」
「ふーん。だけど、嫁とかなんとか言ってけど、それは?」
「それは交換条件で、一年間以内に私の国を見つけてくれたのなら嫁になると、仕方なく……」
「ほー」
サリサの身体がふるふると震え、表情に怒りが露わになっていく。
「ヴァイル! 無理強いしているじゃないか! 弱みを握って、なに要求しているんだい!」
海中に沈んでいるヴァイルは腕組みをして構えており、ビリビリとサリサの怒声と怒気が伝わってくるのを感じた。
(やっぱり、こうなったか……。姉上は人の話しを聞かないから……)
少しでもガウディたちが理由を説明をしてサリサが落ち着いてくれればと、息が続く限り潜っていようと心に決めて、嵐が過ぎるのを待ったのであった。
ヨルムンガンド号は堂々と島の入り江へ進入する。
海岸や砂浜に居た人たちが船の姿を見るや、「おーい、ヨルムンガンド号だ! ヴァイル様たちが帰ってきたぞー!」と大声で叫び、家屋が集まっている村へと駆けていった。
すると、ぞろぞろと村中の人々が海岸へとやってきては、
「ヴァイル様、ご無事でなによりです」
「きゃあーおかえりなさい、ヴァイル様ーー! ガウディ様ーー!」
港へと接岸したヨルムンガンド号から上陸してくるヴァイルたちを迎い入れた。
百人以上が集まった老若男女からの歓迎をヴァイルたちが受け入れる傍ら、ヒヨリは戸惑いつつ見つめていた。
てっきり、海賊の本拠地というからには人気の無い洞窟で、海賊なので島に住む民から疎まれているものとイメージしていたからだ。
しかし、ヒヨリの先祖は海賊。故郷の飛芽島も海賊(正しくは水軍)の領有地であり、島民とは良い関係を築いていたという。
「ここも、そうゆうのかな」
ヒヨリの中で自己完結していると、村人たちが見慣れない人物(ヒヨリやシュイット)に気付きだす。
何者かと訊ねようとした時、村の方向から華麗にして荘厳な女性がやってくるが見えた。
その女性は腰まである長い紫色の髪をなびかせ、他の村人と比べて上等な衣服をまとっていた。女性にしては背が高く、見目麗しい顔立ちは、男性ならず女性までも魅了していた。あと、肩には羽が生えた爬虫類のような生き物が乗っかっていたのが特徴だった。
真っ直ぐヴァイルたちの方へと進んでくる。
群衆たちは進行の邪魔にならないように自ずと退き、通り道を作った。
「今回の成果はどうだった?」
女性はヴァイルと向かい合い、単刀直入にごう然と訊ねてきた。
「まずまず、と言いたい所だがそんなに思わしくないな。アーステイムはガンダリアと本格的にやろうとしているからなのか、報酬を渋っている節がある」
「なるほどね。それで、その渋られた報酬の代わりにアーステイム王国の王子様を差し出されたのかい?」
目ざとくシュイットに気付いており、一国の王子である彼(シュイット)が、なぜこの場に居るか疑問に持つのは言うまでもない。
「ダーグバッド討伐の協力をセシルから頼まれた。それで討つまで預かることになった」
「ダーグバッドを!?」
女性は眉をひそめ、右手を頭に置いては、軽く息を吐いた。
「なるほどね……そりゃまた、面倒事を頼まれたもんだね」
「こちらも頭を悩ませてはいるが、汚点(ダーグパッド)を片付ける良い機会だ」
「……まあ、そうだけどね」
ヴァイルと女性が話しを続ける中、離れた場所に居るヒヨリはそっと隣のラトフに耳打ちをする。
「ねえねえ、あの女の人は何者なの?」
海賊の頭目であるヴァイルに対して、上からの口ぶりに只者ではないと察してはいる。
「ああ。あの方は俺たちヴァーンの民の頭領であり、ヴァイル様の姉でもある、サリサ様だよ」
「え? 頭領? え? 姉?」
ヴァイルに姉が居るというのは、当然初耳であった。
そう知れば、サリサの凛々しい目つきがヴァイルに似ている気がした。
「ヨルムンガンド海賊団としては今はヴァイル様が長ではあるが、俺たちや、このヴァーン島や民の全体を治める長が、あのサリサ様なんだよ」
頭目のヴァイル。
頭領のサリサ。
格付けの理由は解ったが、新たな疑問が生まれる。
ヴァイルもだが、サリサの見た目は若く、二十代ぐらいだろう。若い年頃にも関わらず、組織のトップに立ち統べている。海賊だけの限られた集団・組織ならば、ヴァイルのような若い人物がリーダーになってもおかしくはない。
しかし、村などの大勢の人たちを統治するとなると、よほどの権威……理由が必要だ。
その疑問にラトフが答えを述べる。
「サリサ様とヴァイル様は、ヴァーン国という国の王族なんだよ」
「……王族? えっ? 王族!? 王族ということは、ヴァイルって王子様ってこと?」
「そうゆうことになるね」
「えっーーーーーーーー!」
ヒヨリが、この世界に来てから二番目の驚きだった。
「あれ? 言ってなかったかな」
言葉が上手く出ず、コクコクと頷くヒヨリ。
だけど、ヴァイルたちが王族ならば、またまた疑問が生まれる。
「あっ、こんな島暮らしなのに王族を謳っているのが変だと思ったでしょう。それについては詳しく話せば長くなるけど……ヴァイル様たちヴァーンの民の国は、ガンダリア帝国に滅ぼされたんだ。それで、生き残ったヴァーンの民がアーステイム王国の庇護を受け、この島を借りて暮らしているんだよ」
ラトフは淡々と語ったが、衝撃的な内容だけにヒヨリは驚きを隠せず、口をあんぐりと開けたままになっていた。
ヴァイルは滅ぼされた国の王族であり、元王子の身分。だから、アーステイム王国の王子であるシュイットと親しい……というより、同格な立場で話していた理由に合点がいった。
「で、シュイットの件は解ったが、あの黒髪の娘はなんなんだい?」
サリサは、あ然としている見慣れない人物(ヒヨリ)の方に視線を移す。黒髪で、着ている服も上等なもので、何処かの貴人とも伺えた。
ヴァイルの額に汗が浮かぶ。
「……あの娘は、漂流しているところを助けました。それで、俺の嫁に迎え入れる為に、ここに連れてきまし……っ!」
一瞬だった。
――バッキィーン!
重い衝撃音が響いた。
サリサが殴りかかり――ヴァイルは咄嗟に左腕でガードをしたが、とてつもなく強い一撃。ヴァイルは後方にぶっ飛ばされたのだ。
「えっ!」
飛ばされたヴァイルは、ヒヨリの横を通り過ぎていき、海へと落ちて、ドッボーンと海柱が立ち上がった。
海に沈んだヴァイルの元へと向かいつつ、サリサが叫ぶ。
「ヴァイル! 何、ふざけたことを言っているのよ! 人攫いをするような子に育てた訳じゃないわよ!」
ガウディが「サリサ様、落ち着いてください!」と静止するようにサリサの前へと立ちはだかるもサリサは歩みを止めないので、後退りしてしまう。
「ガウディ! あんたが付いていながら、なにヴァイルの不徳を見逃しているんだい。あんたたちも連帯責任だからね!」
「お話しを聞いてください。あのお嬢さんは、どうやら記憶を喪失しているらしく、故郷が何処なのか解らないのです。それでヴァイル様が彼女の故郷を探しているのです」
サリサはヒヨリが居る付近に辿り着いており、ヴァイルと似ている目つきをヒヨリに向けた。
女がてら男をぶっ飛ばしてしまえる腕力の持ち主(サリサ)から睨まれ、背中が凍りつくような威圧感に恐怖してしまう。
「本当なのかい?」
当人(ヒヨリ)に訊ねた。
「……えっと、ほ、本当です!」
「脅されてとか、無理強いで連れてこられた訳じゃなくて?」
「は、はい。漂流していたところをヴァイルたちに助けて貰って、私の国を探して貰っています!」
「ふーん。だけど、嫁とかなんとか言ってけど、それは?」
「それは交換条件で、一年間以内に私の国を見つけてくれたのなら嫁になると、仕方なく……」
「ほー」
サリサの身体がふるふると震え、表情に怒りが露わになっていく。
「ヴァイル! 無理強いしているじゃないか! 弱みを握って、なに要求しているんだい!」
海中に沈んでいるヴァイルは腕組みをして構えており、ビリビリとサリサの怒声と怒気が伝わってくるのを感じた。
(やっぱり、こうなったか……。姉上は人の話しを聞かないから……)
少しでもガウディたちが理由を説明をしてサリサが落ち着いてくれればと、息が続く限り潜っていようと心に決めて、嵐が過ぎるのを待ったのであった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる