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序章

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凛「あの…さ…ヒナ」

雛「ん?なーに凛」

凛「私…進学テスト…ダメだったんだよね…」

雛「えっ…?」

翔「それ…まじ?」

凛「うん…だから…」

雛「そんなっ…やだよっ…やだよ凛」

凛「私だって嫌だよ?
だけど仕方ないもん」

雛「なんで?凛頑張ってるって言ってたじゃん…勉強してるって…嘘だったの?」

凛「いや…そうじゃなくて…」

雛「だってあれ全部中学の範囲だよ?
中学の範囲わかってれば誰でも解ける問題だよ?
なんで?ねぇなんで?」

悠「ヒナ落ち着け!」

雛「やだぁっ!」

悠・和音「ヒナっ!」

凛「ヒナ…」

雛「っひっく……ひっ…ひく…うっ……ひっく…ぐすっ…
………っ……っく…ひくっ…ぐすっ…ふぇぇぇ…」

凛「ヒナ…ごめんね…」

雛「凛~~」

凛「遊びに来るから!ね?」

雛「凛…」

凛「笑って!私…最後はヒナの泣き顔じゃなくて笑顔でさよならしたいなっ♪
私はヒナの笑顔が大好きだから!ねっ!
ヒナ!笑って!」

雛「凛……うん!
凛!遊びに来てね!
私…待ってるからっ!」

凛「もちろん!

ヒナ、みんな!またね!」

雛「ばいばい!凛!」

悠「他いっても頑張れよっ!」

翔「たまには遊びに来いよー」

朔「じゃーなー」

和音「元気でやれよー」
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