『天使』にも『悪魔』の顔がある

双葉 陽菜

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文化祭と潰しと演劇と

香月亜衣Said

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先生「…~で、あるからして…」

ドガッ!「くあっ!」

亜衣「…っ!?」

翔「…!!?」ビクッ

朔「ふぁっ!?(眠)」

眠たくなるほどつまらない授業を聞いてウトウトしていると突然隣のクラスからなにかがぶつかる音と女の子の呻き声が聞こえた。

「~…うわぁぁぁぁぁぁんっ!」

亜衣・翔・朔「…っ!!!???」

先生「あ、ちょ…こら!香月、犬飼、水篠!」

次の瞬間、でっかい叫び声が聞こえて、あたしと朔と翔は居ても立ってもいられずそのまま立ち上がって先生の呼ぶ声を無視して声が聞こえたクラスに向かった。

教室のドアを開け放つとそこには、ざわざわと騒つく人達とその真ん中で一方を睨みながら腕の中にいる子を抱きしめる悠とその悠に抱きしめられてる子の背中を摩りながら悠と同じ方を睨む和音。
そして、悠に抱きしめられてるヒナ。

亜衣「なにこれ…なにがあったの?
誰かの叫び声…3組まで丸聞こえだったんだけど…」

悠「あぁ…それ多分ヒナの「ヒナ!大丈夫?」

悠「話を聞け」

私はヒナが頭を抑えて蹲っているのを見てなにかが起こったのだとすぐに察した。ヒナに近寄って声をかけるけどヒナはあまりにも打撃が強くて痛いのか言葉を発さない。
我慢できずに悠と和音になにがあったのか聞いた。

その瞬間私はヒナに怪我を負わせた下川さんって人が許せないと思った。
シックスターの中で1番かわいいヒナを…誰よりも可愛くて、自信過剰だけど、友達思いで無邪気な笑顔で癒してくれる…1番大切なあたしの親友に怪我させたことが許せなかった。
あたしがなにか言おうと思って意気込んだとき、朔が口を開いた。…けど、その言葉はあたし達が来る前にすでに和音が言ったらしくて…

和音はとにかくいますぐ病院に行った方が良いと悠に伝えた。あたしもそう思う。いくらヒナが意識があるとはいえ何せ頭だ。なにか異常が出てからでは遅い。早めに検査する方が良いだろう。悠がわかったと言ってヒナを支えながら立ち上がり和音となにかボソボソと話したあと、自分の鞄だけとってヒナと教室を出て行った。

でも、あたしはそれ以前に気になることが一つ…

この女…下川さん…だっけ?
この人さっきからずっとぼーっとしてるけど、そんなに放心状態になってる場合じゃなくて、することがあるんじゃないの?
我慢できずにあたしは彼女に言った。

亜衣「ねぇ、あなたさっきからなにぼーっとしてるの?ヒナになんか言うことあるんじゃないの?
自己的な感情の揺れでヒナに怪我させたんだから…」

だけど彼女は何のことなのかさっぱり不明のようで、でもあたしはそれが理解できなくて、ついついキャラも忘れて怒鳴ってしまった。キャラ崩壊寸前で和音が止めてくれたから良かったけど本当に意味不明。

怪我させたら謝るのは日本人として当然のはずなのになんで謝らないのか?話聞いたとこによるとヒナはなに一つ悪くない。なのになぜあそこまで大ダメージを受けなければならなかったのか。

その後和音からあたし達はとりあえず授業を最後まで受けるようにしてそのあとに病院に来いと悠に言われたらしく、あたし達も教室に戻り授業を受けた。

でもあたしも翔も朔も、授業中でもヒナのことが心配で心配で授業なんて全く頭に入らなかったことは言うまで間もない。

亜衣said END#____#
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