『天使』にも『悪魔』の顔がある

双葉 陽菜

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日常

双葉 雛と田隈 昴

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その時まではごく普通の生活だった。
ヒナが小6に飛び級した時に俺とヒナと朔のクラスではヒナが田隈の事が好きだという話が広がっていた。
もちろん雛が田隈を好きだという事はホントのことだし、シックスターも知っていた。

そして、雛と田隈もお互い好きでいたが1人の女の子に邪魔され亀裂が入った。その邪魔をしたのが当時雛が凛意外の仲良しだった宮本  絵理(Miyamoto Eri)という女の子だった。

雛「…え…?」

絵理「だからね、あたし…昴に告られたの」

雛「……」

絵理「まだ返事はしてないよ?
だってヒナの好きな人だもん。
ヒナはどうしてほしい?もしあたしが嫌なら…「いいんじゃない?」…え?」

雛 フルフル
「いいんじゃない?別に。
すーくん…田隈は…頭悪くないし、運動神経いいし、何よりシックスターのメンバーだから悪いとこはないからいいんじゃない?私のことは気にしないでいいよ。じゃ、田隈とお幸せにね~」

悠「ヒナー!
帰るよー!」

雛「はぁい!
じゃね、絵理!」

絵理「…ふぅん…」

雛「田隈…」

昴「…あ…双葉…」

雛「絵理に告ったんだ?」

昴「……」

悠「え?」

朔「は?」

翔「まじで?」

凛「嘘でしょ?」

雛「…間違いないんじゃない?田隈も否定しないし私は絵理から直で聞いたもん。
ま、あんたがだれと付き合おうが自由だけどさ。

じゃーねー、田隈!」

川尻公園ー

雛「……」

翔「我慢すんなよ」

雛「え…?」

朔「ホントは泣きたいんだろ?
俺らの前にいるときくらい我慢すんなよ」

悠「いいよ。
俺らの前では本音ぶちまけてよ。
ヒナが今思ってること全部言ってみ?」

雛「私…けっこうすごいひどいこと言うよ?」

悠「上等だよ」

雛「…なんで…なんで絵理なの?
…なんで私じゃなくて田隈は絵理を選んだの?
絵理より私の方が可愛いのにっ!絵理より私の方が賢いのにっ!意味わかんないっ!
しかも絵理は私が田隈のこと好きなの知ってたじゃん!気ぃあるって知ってて付き合うとか…ほんっと最低っ!絵理がそんな最低な人だとは思わなかった!しかも私にわざわざ告られたって言いに来るなんてただの嫌味にしか聞こえないし!告られたからなんなの?
なんでわざわざ私に言ったの?
私、なんか絵理の気に触ることした?絵理に嫌味言われなきゃいけないようなことしたのっ!?
好きなら好きで勝手に付き合えばいいじゃん!いちいち言いに来るとか意味不明!
もうやだぁっ!なんで?なんで…私がっ…ひっく…」

朔「よしよし…
ったく…ちっせぇ体でこんだけ溜め込みやがって…」

翔「体壊すよ」

悠「泣け泣け。
思う存分泣いとけ」


宮本  絵理Said─────────────────

ヒナに昴に告られたことを言ったとき正直ヒナは混乱もしくはパニくるかと思った。
けど、ヒナはパニくるどころか笑顔でお幸せにね~と言った。
ホントのところあたしはヒナがあまり好きじゃない。
いつも悠くんたちといるけど…周りからシックスターってちやほやされてるけど、あたしは男子をキープしてるようにしか見えなくて。

あー…ほんとにさいこー
あのヒナの好きな人を奪えたことまじで快感やばい。はぁ…これでヒナが少しはしぼんでくれたらいいのにな…ま、昴好きなのは事実だし…いっか♪

宮本  絵理said END──────────────

ー小等部卒業式ー

雛「すーk…田隈…」

昴「双葉…」

雛「絵理と幸せにね!」

昴「ちょ…まっ…」

悠「ヒナー!」

朔「早くおいで!」

凛「写真撮ろっ!」

翔「母さんたち待ってるから早くっ!」

雛「うんっ!」

それから田隈のことは知らない。
中学と同時に和音が入って、新たなシックスターになってからは平穏な日々を送ってた。
田隈のことなんて考えずに暮らせてたのに…
なんで今更ここにきたのか?
いったい何しに来たの?
絵理はどうしたの?


小等部時代story END
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