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三章
三章⑧ 無法魔術師と報告会 その1
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「勢いではじめちゃったけど、こういう場合ってどうすんの?」
「先鋒は譲ろう。わたしは……な、舐めてもらってもいいだろうか……?」
「ええっ!? そ、そういう感じ……!?」
「あっ……やだ、すご……」
「ちょ、勝手にはじめてんじゃないわよ! ……あ、あとで変わってよね」
※
安っぽい造りなので三人も乗って潰れやしないかと心配だったが、仮眠室のベッドは僕が思っているよりずっと頑丈だった。
どちらかというと大変なのは僕のほうで、終わってからも二人がまったく僕の上からどく気配を見せないため、そろそろその重さで息をするのも辛い。
鈴音さんは意外と筋肉質なせいか見た目のわりに重いし、ライラは女性にしては上背のあるほうなので自然と目方も増えてくる。
「三人でというのも、存外、悪くないものだな」
「マジで言ってる?」
しかし、比喩ではなく現実として重圧に苦しむ僕に気づいた様子もなく、腹の上あたりに頭を並べたライラと鈴音さんがよく分からない会話に花を咲かせている。
「あたしはやっぱり二人のほうがいいわ。あたしだけのモノって感じがしないもの」
「むう。やはりそのあたりは過ごした時間の長さゆえの積み重なった想いがあるのかもしれんな」
「あっ……ち、違うし! そ、そういうんじゃないんだからね!? べ、別に、アテナくんなんて、たまたま他にいい男がいないから相手してあげてるだけなんだから!」
まあ、僕よりいい男はなかなかいないと思うよ。
「逆にわたしは、今回の営みでますますアテナへの想いが強くなったぞ。目の前で愛しい人が別の女を抱いているのを見るたびに、わたしの中に熱い情動が湧き上がってくるのだ」
「は? 何言ってんのこの子……」
「そして、他の女の匂いのするソレを自分の中に収め、自ら体液で上塗りしていくときのあの征服感ときたら、これまでに感じたことのない圧倒的な充足感だった……」
「ど、どうすんのよコレ……」
何やらウットリとした目つきで天井のあたりを見つめるライラの様子に、鈴音さんがドン引きした顔つきで僕のほうを見やってくる。
変なやつだとは思っていたが、色々と極まってるな。
確かに今回のライラはいつになく興奮している様子だったが、まさか裏でそんな性癖に目覚めていたなんて思いもよらなかった。
まあ、これで僕の奔放さが少しでもライラに容認されるようになるなら、僕にとってはむしろ喜ばしいところではあるが……。
「それで、けっきょく報告会はどうすんのよ」
ドン引きしていくらか冷静になったのか、急に鈴音さんが言った。
「む。そうだな。もう面倒だし、このままはじめてしまおうか」
「さっきは部外者に捜査情報がウンタラカンタラとか言ってたくせに?」
「ときには臨機応変さも必要だ」
「……あんた、ちょっとアテナくんに似てない?」
「ば、バカなことを言うな! そんなことがあってたまるものか!」
とりあえず、僕の上で喧嘩するのはやめてほしい。
無理やり上体を起こして今にも暴れだしそうな二人を体の上から追い払うと、僕はベッドから抜け出していそいそと衣服を身に着けはじめる。
ここ最近は消費が生産のペースをはるかに上回っているので、何かの弾みで延長戦なんかがはじまってしまったら、いよいよ次は血を見ることになるかもしれない。
「しかし、アテナからの報告を聞いている分には三人とも怪しく感じるし、一方で三人とも無関係なのではないかという気もしてくるな」
各々に着替えを済ませて詰所のほうに戻ってきた僕たちは、そのまま本当に報告会をはじめることになった。
着替えをしている最中に僕が見聞きしてきたことはひととおり説明したが、面白かったのは最初こそまったく無関心だった鈴音さんが少しずつ事件に興味を持ちはじめたことだ。
「やっぱりアレスとかいう魔術の教師が一番怪しいんじゃないの? 動機もあるわけだし」
椅子に座っていつぞやのように机の上に足を投げ出しながら、さっそく鈴音さんが口を挟んでくる。
「それは……」
やはり何処かでアレスに対する憧れを捨てきれないのか、ライラは少し不服そうだ。
フラットな目線で見れば鈴音さんの意見はごもっともなのだが、少し思うところもあって今回は助け舟を出すことにした。
「逆にさ、最初からアレスさんを犯人にしたいって意図が見えるような気もするんだよね」
「どういうことよ?」
「だからさ、この殺人が実は綿密に計画されたもので、最初からアレスさんを犯人にしたてあげるためのものだとしたら納得できる点もあるなって」
「そんなことして、何のメリットがあるのよ」
鈴音さんが露骨に訝しげな目で僕を睨んでくる。
一方、それまで壁にもたれかかって難しい顔をしていたライラは、僕の言葉にピンときたように丸く目を見開いた。
「……もしや、反魔術思想か?」
言葉には出さず、僕はライラにウィンクしてみせる。
「……どういうことよ?」
そのアイコンタクトが気に障ったのか、露骨に不機嫌そうに唇を尖らせながら鈴音さんが唸った。
僕は机の反対側から手を伸ばしてなだめるようにスネのあたりを撫でるが、逆に蹴飛ばされてしまう。
まあ、僕だって義務感で反省したふりをしているだけで、そもそもこの程度で彼女の機嫌がなおれば苦労はしない。
一方、ライラはそんな僕たちを気にした様子もなく鈴音さんに説明をはじめた。
「市長選だ。《地上の人々》の代表であるセオドール・ボルジアという男が立候補しているのだが、彼はどうやら公約で魔術師養成学校の設営に反対しているようだった」
「つまり、アレスって人が犯人だったら世論が反魔術思想に傾いて有利ってこと?」
「そうだ。ボルジアにはもともと黒い噂がいくつもあるし、今回の事件だってあの男が裏で手を引いていた可能性があるかもしれない」
「でも、それってただの想像でしょ? 可能性だけじゃ誰も捕まえられないわよ」
鈴音さんのにべもない発言に、ライラがぐっと言葉を詰まらせる。
遠慮のない言いかたではあるが、確かに現時点でボルジアと今回の事件を結びつける決定的な何かがあるわけではない。
とはいえ、今回の事件がボルジアの活動にとって結果的に追い風になっていることは純然たる事実だ。
「ていうか、今さら《異界の門》の分校に関して市長ごときがゴチャゴチャ言ったところで変えられるわけないでしょ」
――と、不意に鈴音さんが奇妙なことを口走った。
「先鋒は譲ろう。わたしは……な、舐めてもらってもいいだろうか……?」
「ええっ!? そ、そういう感じ……!?」
「あっ……やだ、すご……」
「ちょ、勝手にはじめてんじゃないわよ! ……あ、あとで変わってよね」
※
安っぽい造りなので三人も乗って潰れやしないかと心配だったが、仮眠室のベッドは僕が思っているよりずっと頑丈だった。
どちらかというと大変なのは僕のほうで、終わってからも二人がまったく僕の上からどく気配を見せないため、そろそろその重さで息をするのも辛い。
鈴音さんは意外と筋肉質なせいか見た目のわりに重いし、ライラは女性にしては上背のあるほうなので自然と目方も増えてくる。
「三人でというのも、存外、悪くないものだな」
「マジで言ってる?」
しかし、比喩ではなく現実として重圧に苦しむ僕に気づいた様子もなく、腹の上あたりに頭を並べたライラと鈴音さんがよく分からない会話に花を咲かせている。
「あたしはやっぱり二人のほうがいいわ。あたしだけのモノって感じがしないもの」
「むう。やはりそのあたりは過ごした時間の長さゆえの積み重なった想いがあるのかもしれんな」
「あっ……ち、違うし! そ、そういうんじゃないんだからね!? べ、別に、アテナくんなんて、たまたま他にいい男がいないから相手してあげてるだけなんだから!」
まあ、僕よりいい男はなかなかいないと思うよ。
「逆にわたしは、今回の営みでますますアテナへの想いが強くなったぞ。目の前で愛しい人が別の女を抱いているのを見るたびに、わたしの中に熱い情動が湧き上がってくるのだ」
「は? 何言ってんのこの子……」
「そして、他の女の匂いのするソレを自分の中に収め、自ら体液で上塗りしていくときのあの征服感ときたら、これまでに感じたことのない圧倒的な充足感だった……」
「ど、どうすんのよコレ……」
何やらウットリとした目つきで天井のあたりを見つめるライラの様子に、鈴音さんがドン引きした顔つきで僕のほうを見やってくる。
変なやつだとは思っていたが、色々と極まってるな。
確かに今回のライラはいつになく興奮している様子だったが、まさか裏でそんな性癖に目覚めていたなんて思いもよらなかった。
まあ、これで僕の奔放さが少しでもライラに容認されるようになるなら、僕にとってはむしろ喜ばしいところではあるが……。
「それで、けっきょく報告会はどうすんのよ」
ドン引きしていくらか冷静になったのか、急に鈴音さんが言った。
「む。そうだな。もう面倒だし、このままはじめてしまおうか」
「さっきは部外者に捜査情報がウンタラカンタラとか言ってたくせに?」
「ときには臨機応変さも必要だ」
「……あんた、ちょっとアテナくんに似てない?」
「ば、バカなことを言うな! そんなことがあってたまるものか!」
とりあえず、僕の上で喧嘩するのはやめてほしい。
無理やり上体を起こして今にも暴れだしそうな二人を体の上から追い払うと、僕はベッドから抜け出していそいそと衣服を身に着けはじめる。
ここ最近は消費が生産のペースをはるかに上回っているので、何かの弾みで延長戦なんかがはじまってしまったら、いよいよ次は血を見ることになるかもしれない。
「しかし、アテナからの報告を聞いている分には三人とも怪しく感じるし、一方で三人とも無関係なのではないかという気もしてくるな」
各々に着替えを済ませて詰所のほうに戻ってきた僕たちは、そのまま本当に報告会をはじめることになった。
着替えをしている最中に僕が見聞きしてきたことはひととおり説明したが、面白かったのは最初こそまったく無関心だった鈴音さんが少しずつ事件に興味を持ちはじめたことだ。
「やっぱりアレスとかいう魔術の教師が一番怪しいんじゃないの? 動機もあるわけだし」
椅子に座っていつぞやのように机の上に足を投げ出しながら、さっそく鈴音さんが口を挟んでくる。
「それは……」
やはり何処かでアレスに対する憧れを捨てきれないのか、ライラは少し不服そうだ。
フラットな目線で見れば鈴音さんの意見はごもっともなのだが、少し思うところもあって今回は助け舟を出すことにした。
「逆にさ、最初からアレスさんを犯人にしたいって意図が見えるような気もするんだよね」
「どういうことよ?」
「だからさ、この殺人が実は綿密に計画されたもので、最初からアレスさんを犯人にしたてあげるためのものだとしたら納得できる点もあるなって」
「そんなことして、何のメリットがあるのよ」
鈴音さんが露骨に訝しげな目で僕を睨んでくる。
一方、それまで壁にもたれかかって難しい顔をしていたライラは、僕の言葉にピンときたように丸く目を見開いた。
「……もしや、反魔術思想か?」
言葉には出さず、僕はライラにウィンクしてみせる。
「……どういうことよ?」
そのアイコンタクトが気に障ったのか、露骨に不機嫌そうに唇を尖らせながら鈴音さんが唸った。
僕は机の反対側から手を伸ばしてなだめるようにスネのあたりを撫でるが、逆に蹴飛ばされてしまう。
まあ、僕だって義務感で反省したふりをしているだけで、そもそもこの程度で彼女の機嫌がなおれば苦労はしない。
一方、ライラはそんな僕たちを気にした様子もなく鈴音さんに説明をはじめた。
「市長選だ。《地上の人々》の代表であるセオドール・ボルジアという男が立候補しているのだが、彼はどうやら公約で魔術師養成学校の設営に反対しているようだった」
「つまり、アレスって人が犯人だったら世論が反魔術思想に傾いて有利ってこと?」
「そうだ。ボルジアにはもともと黒い噂がいくつもあるし、今回の事件だってあの男が裏で手を引いていた可能性があるかもしれない」
「でも、それってただの想像でしょ? 可能性だけじゃ誰も捕まえられないわよ」
鈴音さんのにべもない発言に、ライラがぐっと言葉を詰まらせる。
遠慮のない言いかたではあるが、確かに現時点でボルジアと今回の事件を結びつける決定的な何かがあるわけではない。
とはいえ、今回の事件がボルジアの活動にとって結果的に追い風になっていることは純然たる事実だ。
「ていうか、今さら《異界の門》の分校に関して市長ごときがゴチャゴチャ言ったところで変えられるわけないでしょ」
――と、不意に鈴音さんが奇妙なことを口走った。
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