ホワイトチョコは好きですか?

春山 一貴

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⑤3月14日 昼

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 いよいよホワイトデー当日となった。今は午後二時を過ぎたあたりで、十分ほど前に美咲と京香は近所の公園で落ち合った。

「いよいよだね、みさき!」

「今から緊張してきちゃったよ…」

「なにいってんの(笑)今目の前にいるのはあたしだよ(笑)」

「う、うん…!!」


 美咲の余りの緊張し具合に京香は失笑し、向かい合わせになって彼女の両肩を少し強めに掴み、彼女に告げた。

「俺も好きだよ、一年のときから!!」


 美咲は今年一番の赤面を見せた。

「き、京ちゃん?!そ、それはずるいよ…!!」

「なんで(笑)もしそうなったらどーすんの?(笑)」

「ならないよ…」

「ならないって思ったらほんとにならなくなるよ」

「…!!」

「ほんっとあんたは素直だねぇ(笑)」

「ど、どういうことー??」

「よしよしー!そのみさきがいつものみさきだよー」

「もうー…」

「おっけ、丁度温まってきたところだし、練習始めるか!」

「う、うん…!!」

「はい!どーぞーー」

「は、はい…!!」

「なんで敬語なの(笑)」


 ここから鬼の京香の特訓が始まる…!!
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