5 / 7
⑤3月14日 昼
しおりを挟む
いよいよホワイトデー当日となった。今は午後二時を過ぎたあたりで、十分ほど前に美咲と京香は近所の公園で落ち合った。
「いよいよだね、みさき!」
「今から緊張してきちゃったよ…」
「なにいってんの(笑)今目の前にいるのはあたしだよ(笑)」
「う、うん…!!」
美咲の余りの緊張し具合に京香は失笑し、向かい合わせになって彼女の両肩を少し強めに掴み、彼女に告げた。
「俺も好きだよ、一年のときから!!」
美咲は今年一番の赤面を見せた。
「き、京ちゃん?!そ、それはずるいよ…!!」
「なんで(笑)もしそうなったらどーすんの?(笑)」
「ならないよ…」
「ならないって思ったらほんとにならなくなるよ」
「…!!」
「ほんっとあんたは素直だねぇ(笑)」
「ど、どういうことー??」
「よしよしー!そのみさきがいつものみさきだよー」
「もうー…」
「おっけ、丁度温まってきたところだし、練習始めるか!」
「う、うん…!!」
「はい!どーぞーー」
「は、はい…!!」
「なんで敬語なの(笑)」
ここから鬼の京香の特訓が始まる…!!
「いよいよだね、みさき!」
「今から緊張してきちゃったよ…」
「なにいってんの(笑)今目の前にいるのはあたしだよ(笑)」
「う、うん…!!」
美咲の余りの緊張し具合に京香は失笑し、向かい合わせになって彼女の両肩を少し強めに掴み、彼女に告げた。
「俺も好きだよ、一年のときから!!」
美咲は今年一番の赤面を見せた。
「き、京ちゃん?!そ、それはずるいよ…!!」
「なんで(笑)もしそうなったらどーすんの?(笑)」
「ならないよ…」
「ならないって思ったらほんとにならなくなるよ」
「…!!」
「ほんっとあんたは素直だねぇ(笑)」
「ど、どういうことー??」
「よしよしー!そのみさきがいつものみさきだよー」
「もうー…」
「おっけ、丁度温まってきたところだし、練習始めるか!」
「う、うん…!!」
「はい!どーぞーー」
「は、はい…!!」
「なんで敬語なの(笑)」
ここから鬼の京香の特訓が始まる…!!
0
あなたにおすすめの小説
見捨ててくれてありがとうございます。あとはご勝手に。
有賀冬馬
恋愛
「君のような女は俺の格を下げる」――そう言って、侯爵家嫡男の婚約者は、わたしを社交界で公然と捨てた。
選んだのは、華やかで高慢な伯爵令嬢。
涙に暮れるわたしを慰めてくれたのは、王国最強の騎士団副団長だった。
彼に守られ、真実の愛を知ったとき、地味で陰気だったわたしは、もういなかった。
やがて、彼は新妻の悪行によって失脚。復縁を求めて縋りつく元婚約者に、わたしは冷たく告げる。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
とめどなく波が打ち寄せるように
月山 歩
恋愛
男爵令嬢のセシルは、従者と秘密の恋をしていた。彼が従者長になったら、父に打ち明けて、交際を認めてもらうつもりだった。けれども、それを知った父は嘘の罪を被せて、二人の仲を割く。数年後再会した二人は、富豪の侯爵と貧困にあえぐ男爵令嬢になっていた。そして、彼は冷たい瞳で私を見下した。
貴方の幸せの為ならば
缶詰め精霊王
恋愛
主人公たちは幸せだった……あんなことが起きるまでは。
いつも通りに待ち合わせ場所にしていた所に行かなければ……彼を迎えに行ってれば。
後悔しても遅い。だって、もう過ぎたこと……
記憶を無くした、悪役令嬢マリーの奇跡の愛
三色団子
恋愛
豪奢な天蓋付きベッドの中だった。薬品の匂いと、微かに薔薇の香りが混ざり合う、慣れない空間。
「……ここは?」
か細く漏れた声は、まるで他人のもののようだった。喉が渇いてたまらない。
顔を上げようとすると、ずきりとした痛みが後頭部を襲い、思わず呻く。その拍子に、自分の指先に視線が落ちた。驚くほどきめ細やかで、手入れの行き届いた指。まるで象牙細工のように完璧だが、酷く見覚えがない。
私は一体、誰なのだろう?
侯爵様の懺悔
宇野 肇
恋愛
女好きの侯爵様は一年ごとにうら若き貴族の女性を妻に迎えている。
そのどれもが困窮した家へ援助する条件で迫るという手法で、実際に縁づいてから領地経営も上手く回っていくため誰も苦言を呈せない。
侯爵様は一年ごとにとっかえひっかえするだけで、侯爵様は決して貴族法に違反する行為はしていないからだ。
その上、離縁をする際にも夫人となった女性の希望を可能な限り聞いたうえで、新たな縁を取り持ったり、寄付金とともに修道院へ出家させたりするそうなのだ。
おかげで不気味がっているのは娘を差し出さねばならない困窮した貴族の家々ばかりで、平民たちは呑気にも次に来る奥さんは何を希望して次の場所へ行くのか賭けるほどだった。
――では、侯爵様の次の奥様は一体誰になるのだろうか。
今さら遅いと言われる側になったのは、あなたです
有賀冬馬
恋愛
夜会で婚約破棄された私は、すべてを失った――はずだった。
けれど、人生は思いもよらない方向へ転がる。
助けた騎士は、王の右腕。
見下されてきた私の中にある価値を、彼だけが見抜いた。
王城で評価され、居場所を得ていく私。
その頃、私を捨てた元婚約者は、転落の一途をたどる。
「間違いだった」と言われても、もう心は揺れない。
選ばれるのを待つ時代は、終わった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる