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「あまがみのみこと」第八章:戦火の足音
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救いの魔女や冷酷な魔女と呼ばれながらも「あまがみ」は「アッシュ」の支えを得てなんとか日々を乗り越えていた彼の傍らにいる時だけが彼女が背負う重圧を世界の喧噪から切り離され
ひとときの静寂の中で忘れられる唯一の瞬間だったのである夜空を覆う黒雲のごとく王都の生活は日に日に重く濁って戦火の影に覆われ恐怖が広がりつつあった
物資は不足し市場の棚からは果物も肉も空となり品物が消え石畳を行き交う市井の人々が囁き合い口にするのは悪化し続ける一方の戦況の噂ばかりだ民の歌は
すすり泣きに変わり眼差しには焦燥と諦念が交錯し口から漏れるのは笑い声ではなく絶望のため息ばかりであり笑顔は消え失せて血と鉄が支配する戦場の足音が刻一刻と近づいていた幾多の者を癒し無数の者を見送った「あまがみ」のその歌声の元へは届く声も
また変わり始め、もはや病気で伏せる者だけでなく今や彼女の歌声は戦場から帰還した兵士や戦によって家族を失った者からの胸を鎮め心を癒すために求める嘆きが混じるような声もあり
その只中に彼女はいた人々の顔には不安と疲弊の色が濃く刻まれている歌声は慰めであると同時に
その背後にある深い裂け目を告げ歌いながら、その痛みがどこから来るのかを痛感し根源は病ではなく遠雷のように遠くで轟き響く低い音は砲声だと誰もが理解し知っている隣国との国境紛争は
もはや小競り合いでは済まされなくなり炎が薪を呑み込むように拡がっていた遠くから聞こえる砲声は日ごと近づき大きくなり王都には血に濡れた戦場からの負傷兵が次々と運び込まれてくる彼らの呻き声と血の匂いは城の石壁にさえ染みついていた街路には痩せこけた顔が並び王宮からの依頼も病気の癒しよりも戦場で倒れた兵士たちの命を繋ぎ回復や士気の低下を防ぎ保つことが最優先の切迫したものへと変わっていった痛みを和らげるよりも戦うための力を与える手段と化していた「あまがみ」は歌いながらも
その依頼の背後に潜む増え続ける数知れない死者と終わりなき戦の叫びと絶望を敏感に感じ取らざるを得なかった「アッシュ」は王宮の護衛兵であり前線へも頻繁に駆り出され彼の所属する部隊は出動頻度が上がり任務の合間を縫って「あまがみ」の傍らに立ち続けていた
しかし彼は、いつも以上に険しい表情を浮かべることが増え彼の沈黙は数えきれぬ戦死者の声を代弁している瞳の奥には日に日に言葉にならない焦燥の色が宿り常に隠しきれない疲労と迫りくる危機への焦りが濃く彼の体は幾度も傷だらけで帰還していた
ある夜「あまがみ」が彼の怪我の手当てで腕に包帯を巻いていると「アッシュ」が深い吐息と、ともに低い声でぽつりと呟いた
「このままでは……国が持たないかもしれない……」
彼の口からこぼれた、その言葉は鋭い刃のように「あまがみ」の心を深く突き刺した劣勢に立たされた味方の話や増え続ける戦死者の影が重くのしかかって「あまがみ」は彼の話を聞くたびに心臓を冷たく締め付けられる思いで自らの力の限界を思い知らされる彼女の癒しの力は確かに人々の助けになった
だが戦そのものを止める力は彼女にはなかった
そして運命のその日は突然、訪れた王宮から厳重な護衛と共に緊急の勅命が下されたのだ
「戦場へ赴き兵を癒し、その心を支えよ」
それは、これまでの個別の癒しとは異なり「あまがみ」にとって
かつてない要求で彼女の心を凍りつかせ戦場へ同行させる事を命じるものだった
軍の主要部隊と共に最前線へ赴き負傷兵の治療
士気の維持そして戦場の兵士たちに安らぎと勇気を与えるという
とても危険で過酷な命令だったのだ「あまがみ」は
その言葉を聞いた瞬間、心臓が激しく脈打ち全身の血液が逆流し血の気が引くのを感じ視界が白む戦場
死と破壊が支配された地で泥と血と火と死臭が蔓延する想像を絶する場所
自分はそこで何を為せるというのだろう恐怖が彼女の全身を貫く様に駆け巡っていった「アッシュ」もまた
その厳重な印を帯びた勅命書に目を通し顔色も蒼白に変わり彼の口から低く呻いた言葉が漏れた
「まさか……行かせてはなりません!……」
アッシュが怒りを露わにし雷鳴の前触れのように震え進み出て次の瞬間
烈火のように噴き出し怒声を放った、その声は兵士ではなく一人の男として愛する者を守ろうとする叫び
「彼女は戦う者ではない!あまりにも危険すぎる!」
だがしかし彼の抗議は王命を伝える使者の冬の刃のように冷たく冷酷な言葉によって一蹴された
「これは国の存亡に関わる勅命だ貴官には彼女の護衛を命ずる」
「アッシュ」の血が滲むほどに握りしめた拳が震え彼の顔には怒りによる葛藤と抗えなくそして愛する者を守りきれない
かもしれないという無念が浮かんで歪められていた
そして守りたい者を戦場に連れ出さねば、ならないという残酷な現実が胸に押し寄せている
だが、それでも彼はすぐに顔を上げた「あまがみ」は彼の瞳の奥に決して消えぬ炎が宿り自分を守り抜くという揺るぎない決意を見た「あまがみ」は彼の姿を見つめ傍に歩み寄り
そっと彼の大きな手と重ね握りしめ静かに告げた
「……私にできることがあるなら行きます「アッシュ」……あなたと一緒なら」
彼女の言葉は震えていたが、しかし、その震えさえも決意を告げる鐘の音のように澄んでおり自らを犠牲にしてもなお人々を救おうとする覚悟が宿っていたのである「アッシュ」は彼女のその手を強く握り返しその力は運命の奔流に抗う唯一の錨のようであり二人は互いの存在が、この過酷な試練を乗り越える唯一の希望であることを知っていた戦場の足音が、すぐそこまで迫り彼の目は深い闇を見据えながらも彼女だけを照らす光であり彼は「あまがみ」を抱きしめ深く息を吸い込んだ
「俺が必ず君を守る……どんなことがあっても君の傍を離れない……」
彼の声それは決意に満ちた誓いであった血の海を越え闇に飲まれようとも彼女だけは守り抜くという「あまがみ」もまた震える腕を彼の背中に回しすがりつき強く抱きしめ返した
この人こそ、たった一人の彼だけが彼女自身を死の淵から幾度でも引き戻してくれる存在で唯一の灯火だと直感的に胸の奥で悟っていた二人は来るべき過酷であり避けられぬ運命を前に固く手を取りあい砲声に似た風のうねりの中で来るべき嵐の前に互いの鼓動を唯一の祈りとして泥の中で咲く花のように二人の絆は踏みにじられる恐怖の只中で逆にいっそう強く香り立った
王都を覆う戦火の影は刻一刻と濃さを増し遠雷のような砲声が夜を裂き
それは、もはや幻ではない確かに迫り来る戦火の足音であったのである
ひとときの静寂の中で忘れられる唯一の瞬間だったのである夜空を覆う黒雲のごとく王都の生活は日に日に重く濁って戦火の影に覆われ恐怖が広がりつつあった
物資は不足し市場の棚からは果物も肉も空となり品物が消え石畳を行き交う市井の人々が囁き合い口にするのは悪化し続ける一方の戦況の噂ばかりだ民の歌は
すすり泣きに変わり眼差しには焦燥と諦念が交錯し口から漏れるのは笑い声ではなく絶望のため息ばかりであり笑顔は消え失せて血と鉄が支配する戦場の足音が刻一刻と近づいていた幾多の者を癒し無数の者を見送った「あまがみ」のその歌声の元へは届く声も
また変わり始め、もはや病気で伏せる者だけでなく今や彼女の歌声は戦場から帰還した兵士や戦によって家族を失った者からの胸を鎮め心を癒すために求める嘆きが混じるような声もあり
その只中に彼女はいた人々の顔には不安と疲弊の色が濃く刻まれている歌声は慰めであると同時に
その背後にある深い裂け目を告げ歌いながら、その痛みがどこから来るのかを痛感し根源は病ではなく遠雷のように遠くで轟き響く低い音は砲声だと誰もが理解し知っている隣国との国境紛争は
もはや小競り合いでは済まされなくなり炎が薪を呑み込むように拡がっていた遠くから聞こえる砲声は日ごと近づき大きくなり王都には血に濡れた戦場からの負傷兵が次々と運び込まれてくる彼らの呻き声と血の匂いは城の石壁にさえ染みついていた街路には痩せこけた顔が並び王宮からの依頼も病気の癒しよりも戦場で倒れた兵士たちの命を繋ぎ回復や士気の低下を防ぎ保つことが最優先の切迫したものへと変わっていった痛みを和らげるよりも戦うための力を与える手段と化していた「あまがみ」は歌いながらも
その依頼の背後に潜む増え続ける数知れない死者と終わりなき戦の叫びと絶望を敏感に感じ取らざるを得なかった「アッシュ」は王宮の護衛兵であり前線へも頻繁に駆り出され彼の所属する部隊は出動頻度が上がり任務の合間を縫って「あまがみ」の傍らに立ち続けていた
しかし彼は、いつも以上に険しい表情を浮かべることが増え彼の沈黙は数えきれぬ戦死者の声を代弁している瞳の奥には日に日に言葉にならない焦燥の色が宿り常に隠しきれない疲労と迫りくる危機への焦りが濃く彼の体は幾度も傷だらけで帰還していた
ある夜「あまがみ」が彼の怪我の手当てで腕に包帯を巻いていると「アッシュ」が深い吐息と、ともに低い声でぽつりと呟いた
「このままでは……国が持たないかもしれない……」
彼の口からこぼれた、その言葉は鋭い刃のように「あまがみ」の心を深く突き刺した劣勢に立たされた味方の話や増え続ける戦死者の影が重くのしかかって「あまがみ」は彼の話を聞くたびに心臓を冷たく締め付けられる思いで自らの力の限界を思い知らされる彼女の癒しの力は確かに人々の助けになった
だが戦そのものを止める力は彼女にはなかった
そして運命のその日は突然、訪れた王宮から厳重な護衛と共に緊急の勅命が下されたのだ
「戦場へ赴き兵を癒し、その心を支えよ」
それは、これまでの個別の癒しとは異なり「あまがみ」にとって
かつてない要求で彼女の心を凍りつかせ戦場へ同行させる事を命じるものだった
軍の主要部隊と共に最前線へ赴き負傷兵の治療
士気の維持そして戦場の兵士たちに安らぎと勇気を与えるという
とても危険で過酷な命令だったのだ「あまがみ」は
その言葉を聞いた瞬間、心臓が激しく脈打ち全身の血液が逆流し血の気が引くのを感じ視界が白む戦場
死と破壊が支配された地で泥と血と火と死臭が蔓延する想像を絶する場所
自分はそこで何を為せるというのだろう恐怖が彼女の全身を貫く様に駆け巡っていった「アッシュ」もまた
その厳重な印を帯びた勅命書に目を通し顔色も蒼白に変わり彼の口から低く呻いた言葉が漏れた
「まさか……行かせてはなりません!……」
アッシュが怒りを露わにし雷鳴の前触れのように震え進み出て次の瞬間
烈火のように噴き出し怒声を放った、その声は兵士ではなく一人の男として愛する者を守ろうとする叫び
「彼女は戦う者ではない!あまりにも危険すぎる!」
だがしかし彼の抗議は王命を伝える使者の冬の刃のように冷たく冷酷な言葉によって一蹴された
「これは国の存亡に関わる勅命だ貴官には彼女の護衛を命ずる」
「アッシュ」の血が滲むほどに握りしめた拳が震え彼の顔には怒りによる葛藤と抗えなくそして愛する者を守りきれない
かもしれないという無念が浮かんで歪められていた
そして守りたい者を戦場に連れ出さねば、ならないという残酷な現実が胸に押し寄せている
だが、それでも彼はすぐに顔を上げた「あまがみ」は彼の瞳の奥に決して消えぬ炎が宿り自分を守り抜くという揺るぎない決意を見た「あまがみ」は彼の姿を見つめ傍に歩み寄り
そっと彼の大きな手と重ね握りしめ静かに告げた
「……私にできることがあるなら行きます「アッシュ」……あなたと一緒なら」
彼女の言葉は震えていたが、しかし、その震えさえも決意を告げる鐘の音のように澄んでおり自らを犠牲にしてもなお人々を救おうとする覚悟が宿っていたのである「アッシュ」は彼女のその手を強く握り返しその力は運命の奔流に抗う唯一の錨のようであり二人は互いの存在が、この過酷な試練を乗り越える唯一の希望であることを知っていた戦場の足音が、すぐそこまで迫り彼の目は深い闇を見据えながらも彼女だけを照らす光であり彼は「あまがみ」を抱きしめ深く息を吸い込んだ
「俺が必ず君を守る……どんなことがあっても君の傍を離れない……」
彼の声それは決意に満ちた誓いであった血の海を越え闇に飲まれようとも彼女だけは守り抜くという「あまがみ」もまた震える腕を彼の背中に回しすがりつき強く抱きしめ返した
この人こそ、たった一人の彼だけが彼女自身を死の淵から幾度でも引き戻してくれる存在で唯一の灯火だと直感的に胸の奥で悟っていた二人は来るべき過酷であり避けられぬ運命を前に固く手を取りあい砲声に似た風のうねりの中で来るべき嵐の前に互いの鼓動を唯一の祈りとして泥の中で咲く花のように二人の絆は踏みにじられる恐怖の只中で逆にいっそう強く香り立った
王都を覆う戦火の影は刻一刻と濃さを増し遠雷のような砲声が夜を裂き
それは、もはや幻ではない確かに迫り来る戦火の足音であったのである
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